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あじさい園をひと回りして戻る。帰りは神社からでなく、白谷地区の集落に下ります。(* ̄▽ ̄)v-ところどころにレンゲが咲き残ってました。やはり昔は田んぼがあって、田植え前に種を蒔いてレンゲ田にしてたかもですね。あじさい園を一周したところに湧き水があり、この石の下に指を入れると冷たい水が湧いてるのが分かります。ここは白砂が湧くので白山開山者の泰澄が白谷と名づけたそう。泰澄の美濃禅定道に連なる土地なんですね。なので周辺は御嶽信仰より白山信仰の影響が強いです。ここでは咲いてたアジサイはこ
神社の左手からあじさい園に向かう。少しだけ杉林の中を歩きますが、いつもここで群馬県の赤城神社の主婦失踪事件を思い出しますね。1998年5月3日に千葉県から赤城神社のツツジを見に訪れた一家の中から48歳の主婦がいなくなった事件で、小雨の中ひとりで「お賽銭をあげてくる」と言って拝殿に向かったまま。「テレビの力」などの捜索特番でも取り上げられましたが、他の参拝者が録っていたホームビデオに写っていたのは別人だったよう。車の中でまだ赤ちゃんだった孫をあやしていた娘さんが拝殿から離れた場所に立っている
次は関市の板取川。まだ台風2号の前だけど、天気は今ひとつのままでした。ここは「モネの池」で有名な根道神社がある白谷地区で、駐車場から見下ろすのはこの地区の遊泳区域です。地元の子供さんは夏休みにイイ場所があって羨ましいなぁ。駐車場の裏に橋があり、そこから見下ろすと対岸に赤い岩ツツジの花が見えました。ああ今年お初だわ?岩場に咲く小振りなツツジで、これからが盛りです。板取川は6月3日が鮎の友釣りの解禁日で、解禁した途端に台風2号の影響で釣り人が入れたもんじゃなくなってるかも。これからはあちこち
山から板取川に注ぐ流れ。あじさい園から少し離れた場所に沢があるようで、ここは集落に近いので護岸整備されてます。集落の手前でジャスミンのような香り。先日鬼岩公園や下呂富士で見た花とは違いますが、これも似た香りがします。集落に入るとすぐに着く白谷観音。正しくは大悲山圓教寺という天台宗のお寺で、開基は伝・泰澄。この辺りは白山開山者の泰澄の美濃禅定道にあたり、古くから白山信仰の影響が強かったところです。ご本尊は十一面観音で、秘仏でご開帳は七年に1度だそう。(* ̄▽ ̄)v-ただしお寺
東屋から眺める紫陽花。こちらはまだ開き始めで、小振りな緑色の花でした。確か白花だったと思う。咲き始めはこんな緑色で、ほどけるつぼみがとてもみずみずしい。雨を受けてだんだん満開になるんですね。一段下がったところには杉木立の中にガクアジサイ。離れた所から見ると少し薄暗いですが、近づくと白い花がたくさん咲いてました。そこから東屋と池を振り返るとこう。大きな紅葉の木の向こうは明るいです。他の見物客は後から上ってきて、まだ私が一番乗り。今の季節はモネの池を訪れたらここまで足を伸ばすのがお薦
ここも池と同じなのかな?白っぽい砂が多いところで、これはグミ?口に入れたくなる衝動をこらえる実がついてました。昨年はもっと紫陽花も丈高く茂ってましたが、今年は早いうちにきれいに剪定されたよう。けっこう広いので整備は大変だと思います。入り口には1年中赤い葉の紅葉とヤマボウシの木があり、赤と白と緑のコントラストがとても鮮やか。道の脇にある水路に水はなく、奥の方に池と東屋があります。(* ̄▽ ̄)v-ある所にはけっこうたくさんありますが、年中赤い葉の紅葉って不思議ですね。ここは広いので
石段の上にはすっきりした印象の拝殿と本殿。本殿はとても古い感じで、全体をコンクリートで覆って保護されてます。左右の狛犬のそばの篝火の台。こういうのを見ると鵜飼の篝火を連想します。関市も小瀬鵜飼というのをやっていて夏の風物詩。愛知県犬山市でもやってますね。拝殿は四方をガラスで覆われていて真新しい印象。本殿に続く木柵も新しく、清々しい感じです。コンクリートの屋根に覆われた本殿。欄間の装飾が細かくてかなり古い時代の細工のように見えます。綺麗ですね。そこから振り返ると夏の窓。広々とした
一の鳥居の横にある関市の観光案内板。関市は市町村合併でV字型になり、洞戸や板取地域が板取川沿いになります。武儀地域は旧武儀郡で、高澤観音や道の駅平成(へなり)があるところ。広範囲に観光資源があるので市も力を入れてます。これは池の解説板。これを見ると莫奈池という呼び名はあったみたいすね。もともとあった湧き水の池に地元の方々が睡蓮を植えたもので、大切に管理されてます。根道神社の一の鳥居。少し進むと二の鳥居があり、石段の上に本殿と拝殿があります。藤棚や紫陽花、ツツジの植え込みもあり、紅葉も合
-前の記事に戻る-モネの池から徒歩で白谷のあじさい園へ。まだ時期が早いので開いている花でもこの程度です。名前の分からない白や赤い花をつけた木々の方が存在感がありました。モネの池の駐車場へ戻ってその先の板取川に架かる橋から川面を眺めました。河原に釣り人が居てコロナとは無縁の世界のようでした。その他の画像ははてなブログのこの記事に載せました。-つづく-
もうひとつの目的地は白谷地区の「モネの池」。前の週も来ましたが、駐車場の下に遊泳区域があり、いつも混んでるのでなかなか行けないけとどうかなと思って寄りました。(* ̄▽ ̄)v-まずは駐車場で見上げる合歓の花。前回は雨で枝がかなり垂れてたので花を近くで見られましたが、この日は枝が元気を取り戻してて花も頭上に。けっこう散ってましたが、まだまだ上の方は満開でした。丈高くなるんですね、たくさん咲いてて嬉しかったです。(* ̄▽ ̄)v-せっかく来たので前回は黒鯉しか泳いでなかったモネの池(名
東屋の屋根を天然のフレームにしてパチリ。屋根の裏側の白いところがほのかに緑色に染まってました。奥の方はまだ若い紫陽花で、あまり葉が繁ってなくて花も小振り。紫陽花はすぐに育って繁るから、じきにこちらも踏み込めないくらいになるかなと。今はまだ花の間をすり抜けられます。形はスタンダードだけど小振りな白と青の花。その奥は鬱蒼とした杉木立ですが、そこはガクアジサイで埋め尽くされてます。(* ̄▽ ̄)v-ひょっとしたらこういう品種なのかな?引いて見ると白薔薇みたい。濡れてつやつやした葉に白花
規則正しく並ぶ石垣を見て、ここは昔溜め池だったんじゃないかなと思うわたくし。可児市の鳩吹山のふもとには氷を作っていた大きな池の跡地がありますが、こんな造りでした。そちらでは冬になる前に沢の水を溜めて凍らせてたけど、これは農業用水を溜めてたんじゃないかなぁ?石垣を眺めながらあじさい園の入り口に到達。それほど広大じゃないけど散策路の周りにいろんな紫陽花が植えられていて、まだ新しい花がたくさん咲いてました。ここは高賀山を通りすぎて来てるので、あれは違う山かな。高賀山は中濃地域最高峰(1224
ちょっと汚れてる根道神社の説明。旧社格は村社でこの白谷地区の氏神さまだそうです。(* ̄▽ ̄)v-創建年は不詳で、古い資料では江戸時代にはっきり出てきてます。もともとは明神社だったそうですが明治の神仏分離の際にあちこちにあった古いお社や祠が統合されて今の形になったよう。祭神の根道大神はこれも詳細がよく分からないようですが、他は伊邪那美命・大山祇神・金山彦神。大山祇神は林業、金山彦神は鉱山の神なので鍛冶で栄えた関市らしいかも。伊邪那岐・伊邪那美命は白山信仰でも祭神とされるので、かつて白山信仰