ブログ記事52件
(ミャンマー・ニャウンシュエの市場)この記録はコロナ直前です。ミャンマーでは軍クーデター前年、ミャンマー大地震6年前。日本人はノービザで1ヶ月滞在可、短期間のミャンマー(ビルマの時代は知りません)の最も幸せだった日々です。バガンのホテルの主人はいかに客を呼ぶか、ニャウンシュエのホテルと紹介し合うシステムを考えていました。ニューバガンエリアでは、高そうなロッジが建てられていました。また、モロッコのメズルーガでも沢山の砂丘観光施設が作られていました。トドラ渓谷のホテルの日本人オーナーもこちらに
(ベツレヘム・生誕教会地下生誕の場所)このブログは、ログインが出来なくなり更新が出来ていません。いずれは消えてゆくものですが、主催者の都合でいつ消されてもおかしくない現状です。インデックスが開かない場合はその様な理由です。2011年9月、80歳の母と2ヶ月のカトリック巡礼に出掛けました。バックパック旅行前には様々の状況を想定します。巡礼中母が死んだ場合は大往生です。喜ばしいことですが、遺灰にするか遺体で日本に運ばねばなりません。母の海外旅行保険加入が出発の大前提でした。年齢と期間で少し難し
兼題白浜和照切れ字「や」「かな」「けり」に限定し一句に二字使い。但しや→けり、や→かなは不可。「降る雪や明治は遠くなりにけり草田男」この句は、や→けりの構造。や→けり、や→かな、は初心の頃良くやる表現ですが、物や情景を見て触発される感慨は我々の自然な感情の動きです。草田男の句に違和感を覚える人は少ないと思います。「や」には七つの働きがあると俳句入門書で読んだ記憶があります。内容は覚えておりませんが多様な働きの内の一つにこの触発があると思います。切れ字二つ使いの禁忌は、原則十七文字でしか
このブログは公開の句会記録です。句会は「夏雲システム」で行っております。毎月17日23時に投句(5~7句)締め切り。同月24日23時に選句・選評の終了。1年後同月末、このブログに結果を掲載します。水の会では参加者を少数募集します。会員をご存知の方はその人を介してお申し込み下さい。知人の居ない方は今月の選句選評の下段の補遺をご連絡ください。投句一覧1.青梅雨やふと見る路地の深くして2.街路樹に紫の花梅雨晴間3.金山の今は昔や蕗を刈る4.それぞれの窓にともしび梅雨の星
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題出題紫苑投句一覧1.指触れて水面揺らめく春灯し2.春灯この世あの世をつなぐ道3.わたくしで系譜は終わり春灯4.薪燃えつきて春燈を消し眠る5.春灯工業地帯琥珀色6.春灯や影の揺らめく有楽窓7.紅梅の散り残る空昼近し8.朝の水のむヤマガラの口に春9.水かげろふ隠れて蛇の枝を這ひ10.句会開始の春の鐘12.一連の目刺今朝二尾夜三尾13.種浸し星満天を見開ける14.
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題、出題三空。投句一覧1.牧の郷防人の道梅真白2.白犬の背に梅散りて見上げたり3.名残の梅に夜道を行けり4.もう春ね車中に若き声光る5.黒猫と白猫の住む梅屋敷6.花時にすこし間のある魚道かな7.梅の香を金の毛並に纏わせて8.水が出るご飯が炊ける有難さ9.幕間のすれ違ふ人の懐かしく10.梅咲いて花の間に間にメジロ来る11.みかん半分こけれど誰もゐない12.城山の椿の小
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「千両」「新聞」出題、きなこ。植物の千両は勿論、褒め言葉としての千両も可。投句一覧1.武家滅び庭は残りぬ実千両2.石段の濡れて千両紅深め3.野放しを克ち得てあはれ虎落笛4.仮名の句を友と交わして冬の虹5.花びらも香りもやさし薔薇のジャム6.啄めばどこかで芽生え実千両7.天国の杏子と悦子おでん酒8.突っ張りの相撲鮮やか冬麗9.裏千家家元挿花実千両10.悔恨のしずかに湧いて
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「季重なり」「たこ焼き」出題、白浜和照。意図的に季重なりを行なった人は少ないと思います。冬の季語で一句だけでも挑戦してみましょう。たこ焼は日本食の代表の一つだとか。偉くなったものですね。俳句でも詠んであげなくちゃ。水の会に参加ご希望の方は24-06の回、選句・選評の最下段「補遺」をご覧ください。投句一覧1.漱石忌坂を上って霧の奥2.伊豆の鄙浅黄斑は旅途中3.冬麗のどこを切つても好き日かな4.立冬
句会は「夏雲システム」で行っております。このブログは公開の句会記録です。投句一覧1.魂のふはりと舞ひし秋の蝶2.派出所のがらんとしたる虫のこゑ3.やがてこの消ゆる秋灯九段下4.禱りの十字架無言館の裸婦5.碑に深く刻す縦書き野分晴れ6.水面より亀貌を出す震災忌7.喉痛み梨の汁飲む今朝の涼8.白むくげ静かなたつきかと思う9.東京や雲ほつそりと秋霞10.一日で苅田となりぬ町散歩11.秋の夜のいつまで静かかと問われ12.野分去り寝静まる夜のつづれさせ
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「半夏生」「光」、「光」の漢字、または部分に「光」が含まれる漢字、例えば「洸」「晃」「輝」、等を使った句。出題文代。投句一覧1.あなたなるコンチキチンやカーラジオ2.ぶなの森青水無月の光射し3.冷し酒さうかさうかとしか言はず4.山車を押す男たち顔は動かず5.折り返し少し迷ひて蛇消ゆる6.おじぎして笑ふ山の子夏の空7.行水を子につかはせる土不踏8.半夏生湯船に長き手足をたたむ9.湯
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。6月の兼題は、「螢」「雨の名前」しばらくお目にかかれていないのですが、螢には思い出があるのです。また雨は身近だけあって、雨を表す言葉はたくさんあります。荒梅雨、緑雨、群雨など。おもしろい名がついた雨にも挑戦を。出題半田真理。投句一覧1.五十年の物ため込んで蜘蛛もまた2.海鳴りのリズムに揺られ梅雨の月3.金輪際の蛍合戦夜が白む4.いつまでも聞いていたい声天気雨5.会はずゐて遠く郭公鳴くころか6
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。投句一覧1.夏めいてひと口の水を飲み2.女王も女優も薔薇に名を残し3.夏めいてなにごともなく第二子を4.ほたりほたり躑躅の花落つる午後5.聖五月らくに楽にぞなられしか6.香を放つ薔薇に故国の記憶かな7.山躑躅前に据え置き雲の山8.トラクターの人影小さく夏地平9.更衣そろり流るる雲一重10.葉桜の影にかくれし祠かな11.先生は我を置き去り青時雨12.詩織もう帰るよしおり青葉風
句会は夏雲システムで行っております。このブログは公開の句会記録です。兼題「無季定型句」「片足立ち」。「無季定型句」厳密には兼題とは言えないかも知れませんが是非、意識し詩として作句してみてください。作句、鑑賞と異なる立場で対峙する事で、あなたの俳句観を深めると確信します。「片足立ち」この状態は誰もご存知と思います。状態のイメージが出来れば片足立ちの語は必要ありません。出題、白浜和照。水の会に参加ご希望の方は24-06の回、選句・選評の最下段「補遺」をご覧ください。投句一覧1.たゆたう
出句一覧1.花のこゑ韋駄天のごと失せにけり2.さよならができてよかった鳥雲に3.地唄舞「椿の海」の花落つる4.行く手には友が待つのか引鴨よ5.西風の丘山茱萸に夕陽佇ち6.真砂女忌や面影白き割烹着7.大詩人来て音大に吹くしやぼん玉8.花咲くやオオタニサンは二刀流9.木蓮の下端正に座している10.「春雨だね」「うん」と言ふ二人連れ11.餌やりて馴染みし真鴨引きにけり12.コロナ去るラブゲリオカプセルという薬13.サイレンや不安不安の春の宵14.
句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。投句一覧1.戦火に祈るキーウの鶴の歌2.天神に梅綻びてフリマ立つ3.合格子広がる海は春の色4.街明かり灯りて幾つ雛明かり5.春浅き野川の水辺戦車果つ6.春浅し耳にあてたる砂時計7.春だ春だワニ亀少し嬉しかり8.懸想文売り呼ばれて枝の梅ふるえ9.イチニッサン手先冷たく春浅し10.梅咲いてどこからかメジロ早春賦11.鶯の出づる声なし春浅し12.春落葉流れゆく今ひるがへり1
句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。◎兼題1.「初鴉](「寒鴉」も可)普段は何かと邪悪視される鴉ですが、雀と同様日常の環境にいつもの奴。お正月には、季語「初鴉」の栄誉を得ております。とにかく身近な鳥です。是非、目視嘱目の句を。◎兼題2.「オノマトペ」を入れて一句。一句の成功・失敗はすべて「オノマトペ」に懸ります。通常罷り通っているものは駄目。あくまでも独創的であり且つ、成る程と思わせる説得力を要します。本来、音を持たぬものにも与える事が出来ます。
す句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。出句一覧1.今生をまづ生きてみる冬の星2.ガマズミや古き指輪のルビー色3.冬木陰古書店めぐる神保町4.古き手袋手に馴染みけり悦に入る5.短日の今日の命をいとおしむ6.凍土の底に古の鼻がある7.風吹けど網戸にとどまるクヌギの葉8.風花や風鐸揺れる影と音9.山茶花の我が喉に咲き岬に咲き10.十二月八日何の日暮れにけり11.小春かな卵ボーロを舌に置く12.りりりりり尻声
句会は夏雲システムを利用させて頂いております。このブログは公開の句会記録です。出句一覧1.自転車のカゴに二枚の落葉かな2.ひなたぼこ秋の陽ざしに猫伸びる3.冬うらら解脱参りへ行くといふ4.北風に立ち向かう民ウクライナ5.冬の日を招き入れたる喫茶店6.朝焼けの空白鳥は染まらずに7.坂道をのぼる海風石蕗の花8.キュッキュッと落葉をみんな詰め込んで9.じやんけんの子ら手袋を脱ぐきまり10.白き紙差し込みしごと山茶花11.小鳥寄るブルーベリーの葉
す句会は夏雲システムを利用させて頂きます。このブログは公開の句会記録です。兼題「新蕎麦」「声」出題、半田真理。栗島先生の歌声を聞いた方はいますか。この頃は、句会の後は懇親会つまり飲み会が多いのですが、以前はカラオケによく行っていたと、先生がおっしゃっていました。果たして、どのようなお声だったか。持ち歌はあったのか。どなたか教えてください。という思い入れの「声」です。出句一覧1.子が何か浸せる秋の流れかな2.身に沁むや化野過ぐる声明僧3.『ありがとう』感謝の声を伝えよ
出句一覧1.柱列の裏前世と萩の気配かな2.高千穂の神に感謝す収穫祭3.思うまま言えぬを言って酔芙蓉4.スポとまた時間が抜けた秋なのか5.到来の葡萄マニキュアもその色に6.雨音を聴くと虫の音遠くなり7.茶聖(ちゃせい)人守破離(しゅはり)の教え利休や8.いざよふ月あなたに言わないことがある9.曼珠沙華雄蕊とらへる天青し10.三日月の輝き三銃士のマント11.秋草を挿して小さな酒の壜12.ひとむらの中の一花や曼珠沙華13.柿の葉のすこし色づき風匂う
2022年8月23日18時迄に、6句選内特選1句と選評、質問句等をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の3分の1程を、選句選評の集計に加えさせて頂きます。出句一覧01蟬殻を脱ぎ片翅ののびきらず02炎昼や墓石に水湯気あがる03走馬灯抱へて軽き常寂光04夜鷹鳴く鎌倉七口切通05スカスカと庭木剪定風渡る06残暑続くたった一人のクーデター07網戸入れます歓待します女房どの08西瓜切る大きいものを父へ09走馬燈赤い霧雨降る世にて
2022年7月24日迄に6句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます。出句一覧01炎昼やそよぎしづもる大欅02北海道の話してゐる日陰かな03見て楽しわらべ地蔵と揚羽蝶04青年の手庇の影弘の忌05信州はさみし見舞いと寡婦を訪ふ06端居して香をたきたる弘の忌07嘘も八百かき氷は溶ける08栗島弘一周忌の水を打つ09許可嬉し一日置きの目玉焼10お端折りと肩上げ
2022年6月24日迄に6句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます。出句一覧01千筋の髪洗う夜の短かかり02麦の秋書架にヘッセの五十年03蓮見舟まづ萍へ分け入りて04暮るるまで数十分の月涼し05白に青オオミズアオ羽化したる06一葉の機嫌伺い萍に07青と黄の国旗の色や麦の秋08人や死ねば村外れには山ぼうし09菖蒲苑さはりさはりと男掃く10薫風やⅮ51よりの子の笑顔11百年
2022年5月24日迄に5句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます。出句一覧01お点前を築100年ゆったりと02新宿にテント劇場麦の秋03菫咲く飯盛女たちの墓04乗り越して終着駅は麦の秋05過ぎし影鴉と思ふ聖五月06少年は少女が好きで柿若葉07夏近し麦茶ポット作りおき08茶畑の隣の小屋の耕運機09露天佛眼下湖東の麦の秋10雨だれの向かふは晴れ間けしの花11いつの間に
2022年4月24日迄に5句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます。出句一覧01菜の花の向うの人は川の向う02行き交ひは菜の花の土手花の土手03朧なる半月さはさはと梢04春嵐さあ一人旅に出かけよう05春陰や山に霧雨きらめいて06チューリップ幸せな時児は走る07耳をすませば片栗の揺れる音08菜の花の震災から歩みし音09住職の茶のもてなしも彼岸かな10春の月さゞ波かよふ橋の下
2022年3月24日迄に5句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます。出句一覧01新人の匂ひのしたる木の芽風02蓋されて卒業証書筒の闇03日に一つ笑むこと探し桜餅04三十年実印に触れず亀鳴くや05卒業する子に紅雨のやさしかり06腥(なまぐさ)き母の寝息も花の頃07はくれんのすくすく開く白さかな08卒業すあまたノートの以下余白09春の山観音様が降りてくる10春眠ではなくて倒れて
2022年2月24日迄に5句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます。出句一覧01町内のいつもの道の木の芽かな02雨水とや五節気ぶりの散髪へ03野仏に手を合はせては梅探る04蛇穴をつつき起こして一目散05古のちち母が佇つ野焼きの向こう06鰯の頭ぞわりと冬を越しにけり07片膝をそっと立てれば春寒し08散る梅に杖をあづけし小町かな09こぬか雨古戦場めく野焼き
2022年1月24日迄に5句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます出句一覧01枯れ庭のそれはそれとて華やげり02冬眠のくちなは息を絡めをり03水鳥に定位置新参は端へ04瞑れば肩冷ゆる心つのぐむ05大枯野おそき夕日のわたりつつ06たっぷりの粕汁見知らぬ者同士07これはあれにちがいない闇夜汁08根深汁ひかりの棒てふものを切り09強風の中水鳥を見てをりぬ10大
2021年12月24日迄に5句選内特選1句と選評をコメント下さい。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます出句一覧1月のこる空の青さや社会鍋2遺書を読む月の明るき冬の夜3湖風の容赦なく来る蓮根掘4はらはらと降りては止みぬ社会鍋5女の強さ切干の噛みごたえ6喇叭の息の長くあり社会鍋7冬茜UFOぢゃネきんとーんかも8古びたる絵馬の吹かるるクリスマス9鳴く虫にのつそり冬の入日かな10冬菊や世の果てより
2021年11月24日迄に5句選内特選1句と選評をコメント下さい。また、あれば質問句を1句質問とご一緒に。ネット句会と同時進行です。句会参加人数の半数程を、選句選評の集計に加点させて頂きます。出句一覧1年取つてなにかよく見え雪蛍2てっぺんに柿を残していることも3遷されて神木若し秋の宮4天守閣紅葉に手を伸ばせば奈落5列島へ日々下りて来る寒気団6腕時計の重さ気のつく冬の星7表札の埃を払ひ文化の日8箒目を誰れ彼れ踏んで冬来る9月夜の家路砂地さくさ