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対義語二字熟語百顆印シリーズ、第18作目は「難易」です。むずかしさとやさしさむずかしさとやさしさ。また、困難な物事と容易な物事。人生には、難しいことも簡単なこともあります。困難に直面することもあれば、意外と簡単に乗り越えられることもある。その難易度は、何によって決まるのでしょうか。地球ゲームの難易度難易度高いのはゲームだけにして欲しい(´艸`)正直な気持ちです。デジタルゲームなら、難しければ難易度を下げられる。クリアできなければ、
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第17作目は「得失」です。得ることと失うこと得ることと失うこと。とくしち。利と不利。得喪。利害。損得。私たちは日々、何かを得て、何かを失っています。お金を得て時間を失う。経験を得て若さを失う。知識を得て無知の自由を失う。人生は、得失の連続です。得失点差という言葉真っ先に思い浮かんだのは、得失点差という言葉かなぁ。スポーツでよく使われる言葉です。得点と失点の差。それによって順位が決まり、勝敗が
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第16作目は「彼此」です。あれやこれやあれとこれと。あちらとこちらと。いろいろな物事にかかわる意。とやかく。なんやかや。なんのかの。あれやこれや、様々なことを表す言葉です。日常生活の中で、私たちは常に「彼此」の中にいます。あれもしなきゃ、これもしなきゃ。あちらも気になる、こちらも気になる。すべてということはなんでもかんでもって言った感じかな。全てって事か。ん?ということは、ワンネスってことに繋がるのかな。「彼此」とい
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第15作目は「白黒」です。最も対照的な二色白い色と黒い色。白いものと黒いもの。黒白(こくびゃく)。最も対照的な二色。善悪、正誤、明暗を象徴する色でもあります。「白黒つける」「白黒はっきりさせる」という言葉があるように、曖昧さを排除し、明確に区別することを意味する言葉としても使われます。すべてはグレーでも、色々とグレーだと思う。真っ白も真っ黒もないように思う。白か黒か、善か悪か、正しいか間違って
今日は月に一度の篆刻勉強会でした。打瀬の公民館まで、いつもは大ちゃんのお母さんに送ってもらっていましたが、今日は町内会の餅搗き行事があるため大ちゃんのお母さんは、お手伝いに駆り出された為、バスと歩きで出かけました。お天気も良く、温かい幕張海浜公園を通り抜けます。朝なので人気がない。木の影がいい感じです。振り向くとメッセのビル群公民館の教室には先生始め皆さん全員集合していました。早速、1月の課題の講評を受けます。1月の課題は新年にふさわしい吉語大きさ自由。以下先生の
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第14作目は「硬軟」です。かたいとやわらかいかたいこととやわらかいこと。強硬と軟弱。物理的な硬さと柔らかさだけでなく、態度や方針についても使われる言葉です。「硬軟織り交ぜた交渉術」「硬軟両様の構え」硬いだけでも、柔らかいだけでもない。状況に応じて使い分ける。それが「硬軟」という言葉の持つ奥深さです。柔軟性の中の硬さ柔軟に対応するって、何となくやわらかそうなんだけど、硬い部分もあると思うんですよね。感覚的な
明日は篆刻勉強会なのに、2月の課題提出作品ができていない。今日は朝から獣医科に猫を引き取りにいきました。昨日オスの去勢手術とメスの避妊手術をしてもらったので引き取りです。帰りに可愛いい猫のカレンダーを頂いて来ました。さて帰って来てから篆刻の課題作品作りです。2月の課題はひらがなカタカナ、ローマ字印です。ローマ字とひらがな印を刻そうと思いひらがな印は決まったもののローマ字はオリンピックのエンブレムでも刻そうと思いましたが文字が多く時間がかかると思い、悩んでいたとこ
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第13作目は「問答」です。問いと答え問いと答え。問うことと答えること。質問と応答。また、議論すること。「人生について問答する」「問答をかわす」問いがあり、答えがある。この往復が、対話を生み、理解を深めていきます。人生は問答の連続です。日々、問いが生まれ、答えを探す。その繰り返しの中で、私たちは成長し、変化していきます。一問一答という幻想一問一答とかありましたけど結局のところ一問多答
大学の最後のレポートと卒業制作の提出が終わり、ほぼ1週間で北海道書道展の作品を書いて本部へ発送し、すこし心に余裕が出来てきたなっきょんです。そんな私、先週から市民講座に通っていまーす。内容は篆刻(全5回)1500円だったかな🙄先週は草稿を書き…↓私の雅号「恵苑」です。う〜ん…なんだかねぇ😅本当は最初に書いたやつが気に入ってたんだけど、講師の先生が手直ししてくださったので、その感じで行くことに…そして今日印材に転写↓からの〜ほりほり👀↓危うい‼️(笑)2センチ角だからまだいい
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第12作目は「送迎」です。おくりむかえ人を送ることと迎えること。おくりむかえ。物理的な移動だけでなく、より深い意味も含む言葉です。日常の送迎単純に人や物を車で搬送や運搬するとか、家に招き入れる、というのは身近な感じですよね。毎日の通勤、買い物の往復、友人を家に招くこと。日常生活の中で、私たちは常に何かを送り、何かを迎えています。あとは送迎バスとか、ホテルや旅館、幼稚園や保育園、介護施設、空港とかでよく
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第11作目は「師弟」です。教える人と学ぶ人師と弟子。先生と弟子。師匠と弟子。教員とその学生・生徒・児童。知識や技術を伝える人と、それを受け継ぐ人の関係を表します。古くから、技術や知識は師弟関係の中で伝承されてきました。師が持つものを、弟子が受け取り、次の世代へと繋いでいく。それが、文化を守り、発展させてきた仕組みでした。師と呼べる人師と呼べる人は今はいないかなぁ。篆刻においては、誰にも師事し
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第10作目は「出欠」です。記念すべき10作品目!出るか、欠けるか出席と欠席。出勤と欠勤。そこに居るか、居ないか。参加するか、しないか。シンプルだけど、人生において何度も問われる選択です。会議、飲み会、集まり、イベント。日々、様々な場所への参加を求められます。そのたびに、私たちは「出欠」を問われる。最近は欠席が多い最近欠席が多い気がする。まぁ飲み会の話ですが。昔は毎日のように居酒
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第9作目は「春秋」です。時を表す言葉春と秋。季節を表す言葉であり、同時に時の流れを表す言葉でもあります。「春秋の彼岸会」と言えば季節を、「幾春秋を経る」と言えば年月を、「春秋を重ねる」と言えば年齢を表す。一つの言葉が、複数の時間の単位を包含している。言葉の奥深さを感じます。四季の恵み夏冬も好きなんですけど、春秋も大好きです。日本に住んでいて本当に良かったと思うのは、四季があること。春夏秋冬、それぞれに異
印用にデザインした文字が太い。印の入稿用の画像だと、見た目より文字を細くしないといけないと気づきました。すでに作った文字の太さをすべて細みにしています。篆刻では、朱文(赤文字、白地)は思っているより細く彫ります。むにゅっと押して太くなるので。逆に白文(文字白抜き、赤地)は文字を太めに彫ります。押したときにむにゅっと朱肉が広がって文字が埋まって細くなるためです。入稿データなら大丈夫かなと思ったけど、脳内シュミレーションしてみると、やっばり印は印。同じことがシリコン印でも陶印でも金属
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第8作目は「往来」です。行ったり来たりすること人や事物が行ったり来たりすること。また、その人。ある場所へ、また、ある道をゆききすること。行ったり帰ったりすること。「往来」という言葉、日常ではあまり使わないかもしれません。往復は結構使うけれど、往来はちょっと古風な響きがある。道路を「往来」と呼んだり、「往来禁止」という言葉で使われたり。でも、よく考えてみると、私たちは毎日往来しています。
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第7作目は「内外」です。境界線で分けられる世界内と外。内部と外部。ものの内部と外部。特に、国内と国外。自国と外国。境界線によって分けられる、二つの領域を表す言葉です。私たちは日々、様々な「内外」を意識して生きています。家の内と外、会社の内と外、国の内と外。そして最も身近で、最も深い「内外」。それが、自分の内と外。原因はどこにあるのか何か問題があった時に、自分の外に原因
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第6作目は「玉石」です。価値とは何か玉と石。美と悪。賢と愚。価値のあるものとないもの。良いものと悪いもの。対極的な価値を表す言葉として使われます。「玉石混交」という言葉があるように、この世界には価値あるものとそうでないものが混ざり合っている。そんな認識が、この言葉の背景にはあります。でも、本当にそうでしょうか?石がなければ印は彫れない玉も石も好きだけどね。というか、篆刻をやって
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第5作目は「授受」です。与えることと受け取ることさずけることとうけること。やりとり。受渡。物や知識、思いが人から人へ、循環していくことを表す言葉です。この世界は、無数の授受によって成り立っています。誰かが与え、誰かが受け取る。そしてまた、受け取った人が次の誰かに与えていく。大きな循環の中で刀を動かしながら考えていました。循環ですよね。僕は人からもらって、人へ渡す。大自然か
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第4作目は「老若」です。時間という平等老人と若者。ろうじゃく。ろうにゃく。年齢という、誰もが通る時間軸を表す言葉です。生まれた瞬間から、私たちは時間の中を歩み続けます。若さから老いへ。それは避けられない、しかし誰にも平等に訪れる変化です。それぞれの良さ刀を動かしながら考えていました。年寄りには年寄りのいいところがあると思います。経験、知恵、落ち着き、深み。時間を重ねることでしか得
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第3作目は「濃淡」です。世界を彩る濃淡色や味などの濃いことと、うすいこと。「絵の具で濃淡をつける」というように、視覚的な表現でよく使われる言葉ですよね。絵画では、この濃淡が作品に深みを与え、立体感を生み出します。でも、濃淡があるのは色や味だけではありません。あらゆるものに存在する濃淡刀を動かしながら考えていました。色は濃いと淡いがある。人間味も濃いと薄いがある。存在感も、意識も、形も…そう考えてみ
対義語二字熟語百顆印シリーズ、第2作目は「乾湿」です。空気の表情を刻む空気のかわきと湿り気。乾燥と湿気。当たり前のように存在していて、でも意識しないと気づかない。そんな「乾湿」という言葉を、今回は印面に刻みました。私たちの身体や生活に、目に見えない形で影響を与え続けている要素。季節によって、場所によって、時間によって、その表情は刻々と変化していきます。季節と共に移ろう湿度空気って、冬場は乾燥するし、梅雨時期はものすごい湿気がありますよね
新しいシリーズを始めました。その名も「対義語二字熟語百顆印」。100個の対義語を、100個の印に刻んでいく。そんな途方もないプロジェクトのスタートです。第1作目は「可否」記念すべき第1作目に選んだのは「可否」という言葉。物事の良し悪しや許可されるかどうかを判断する際に使われる言葉です。賛成か反対か、許可か不許可か。私たちは日々、様々な場面でこの「可否」を問われ、また誰かに問いかけています。「可否」という言葉について考える制作しながら、この
今回は、国字(日本で作られた漢字)を100顆、金文風の字体で一つひとつ篆刻し、印影を並べた動画を作りました。6mm角を基本に彫り進めていますが、字によっては例外的に大きめの印材を使ったり、白文・朱文を使い分けたりと、100顆だからこその“変化のあるシリーズ”になったと思います。■国字100の選び方ネットに出ている国字一覧をベースにしていますが、辞書によっては国字扱いされていないものもあり、なかなか奥の深い世界でした。できるだけ、地名だけで使う字姓
今日は、国字「畠(はたけ)」を朱文で彫りました。「畑」も国字ですが、「畠」も同じく日本で作られた漢字。畑は“火”が加わって焼畑を連想させる構成だったのに対し、畠は「白い田」。どうしても、冬のあいだ雪が積もった田んぼの風景を思い浮かべてしまいます。白田の構造は直線が多く、篆刻に落とし込むとスッキリとした気持ちよさがあります。畠という字は、素朴だけれどもどこか凛としていて、彫っていて静かに楽しい字でした。■今回の制作裏話朱文で彫ったのですが、正直に言
𬺰(もぎき)。「枝をもいだ木」という意味を持ち、姓氏にも用いられる字だそうです。ただ、字面を見るとどうしても枝というより「根をもいだ木」にも見えてしまう。手元の辞書には載っておらず、ネットで調べるしかない字。「えだなし」と読むものもあれば、「もげき」とするものもあり、正直なところ、よくわからないまま彫ることになりました。でも、植木職人さんにとっては、毎日の仕事の中で普通に目にしている存在なのかもしれません。そう考えると、この字も急に現実味を帯びてくる気
今回彫ったのは、**「匂(におう)」**という国字。普段から「いい匂いがする」「花が匂う」など、ごく当たり前に使っている漢字ですが、調べてみると、意味はそれだけではありませんでした。におう。かおる。かおりがする。つややかで美しい。おもむき。雰囲気。そして――日本刀の刃にうっすらと見える模様。この最後の意味を知ったとき、一気にこの字の見え方が変わりました。「匂」と「錵(にえ)」はどこか似ている以前、「錵(にえ)」という字を彫りました。焼き入れによって刀
今回彫った国字は𫒼(さかほこ)。意味は「逆さになった鉾(ほこ)」です。この字を見た瞬間、どうしても思い出してしまう場所があります。それが、**高千穂峰の天逆鉾(あまのさかほこ)**です。天逆鉾を目指して登った、でも——実は以前、どうしても天逆鉾をこの目で見たくて、高千穂峰に登りました。ところがその日は悪天候。森林限界を越えたあたりから、今までに経験したことのない突風が吹き荒れました。まっすぐ立つこともできず、常に中腰で体を低くしての移動。飛ばされない
今回は国字「働(はたらく)」を篆刻しました。「人」と「動」でできているこの漢字。見た目のままですが、“人が動くと働になる”という構造になっています。改めて考えてみると、とても分かりやすくて、同時に少し不思議な漢字でもあります。■人はなぜ動くのか、そしてなぜ働くのかそもそも、人はなぜ動くのか。生まれてきたからには、何かを感じて、何かを経験するために、「動かない」という選択肢は、あまり無いような気がしています。けれど、その「動く」がそのまま「働く」に結び
今回は、国字「𦨞(かわら)」を朱文で彫りました。「かわら」と聞くと瓦屋根を思い浮かべますが、この字が指すのは、和船の底に通った一本の太い板材。船首から船尾まで、一直線に伸びる“竜骨(キール)”のような役割をもつ大事な部材です。調べていくうちに、ただの板ではなく「船の背骨」そのものだと知り、その力強さをどう印面で表現するかが今回のテーマになりました。■𦨞という字のおもしろさ「舟」に「元」で“かわら”。瓦のイメージとは全く違い、船を支える中心構造の名前になるのが面
今回の百顆印は、国字の「鞆(とも)」を白文で彫りました。「鞆」という字は、弓を射る際に左手首の内側につける、防具のような役割の道具を指します。弓を放った瞬間、弦が腕に当たらないよう守るためのものですね。私は弓道の経験があるわけではないので、実際につけたことはありませんが、名前だけは耳にしたことがありました。また「鞆の浦」という地名にも使われているので、地名由来としても身近な人には馴染みがあるかもしれません。革に「丙」で“とも”。意味を知ると、漢字として