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こんにちは、内科医ひとちゃんです今朝は、爽やかな朝となっていますね。スッキリしない天候が続きましたから、絶好の行楽日和と言えるのでしょうかさて、今回は久しぶりに線維筋痛症のお話をしてみようかなと思いますちょうど、1年程度前に私は、このブログで以下の記事を書いたのですーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(略・・・)線維筋痛症といえば、レディー・ガガさんが、線維筋痛症の治療と静養の為に、音楽活動を休止するという、ニュースが話題になりました線維筋痛症という病気が、世界中に
癌組織は、いろんな信号を出してNK細胞を眠らせて自分が増殖します。したがって、何かサプリを飲んでとか、少々の免疫刺激をしたところで、癌はビクともしないわけです。ですから、一度NK細胞を体外に大量に取り出し、一気に活性を上げそれをさらに大量に培養して数を増やし、体内に戻す。これをANK癌免疫療法と言います。AmplifiedNaturalKillercellです。しかし、大きな塊は、手術で取り除いた方がいいし、化学療法、放射線も一時的には癌を
癌幹細胞から分化して、色々ながん細胞が分化し塊を作ります。化学療法にて、分裂の激しい細胞から死滅していきます。分裂スピードがさほど早くなく、化学療法剤にすぐ耐性を獲得したものは、微量に生き残ることになります。そしてある日、癌幹細胞が爆発的に分化を開始し、化学療法剤に耐性を持ったがん細胞が自分のコピーを大量に作り始めた時、多くの方は、命を失います。樹木希林さんの乳がんは、非常に文化のスピードが遅かったのですが、大腿骨骨折にて、体は骨の修復のために
延命効果は、結局、死亡するということです。強い化学療法は、癌消失まで至ることがある代わりに、副作用死の確率が高くなります。膵臓癌ステージ4で、内服剤の抗がん剤のTS-1を使用すると副作用死は少なくなりますが、癌消失はまずありません。結果的に短期死亡が少ないわけですから、統計上延命効果となるわけです。実際、死亡に至る期間は、有意差がありません。癌消失、長期延命を考えるなら、今の標準治療とは、ちょっと違う視点で治療を行わなければなりません。最
NK細胞の活性を上げて、大量培養するのに3週間かかります。週に2回、6週間で12本の点滴を行います。つまりは、9週間、2ヶ月半の時間を要します。この間、癌が爆発的に増えることがなければいいのですが、癌がある日突然、大増殖を開始したら、いくらANK点滴を行なっても勢いは止まりません。大前提に、2ヶ月半の余命が十分にあるということです。しかしながら、面談時は、元気そうに見えても、この2ヶ月半の間に、癌の大増殖が始まり絶命することもありま
明日、アクロス福岡で13時からANK癌免疫療法セミナーです。入場無料です。数ある免疫療法の中でも、治療強度が強いANK癌免疫療法です。NK細胞は、癌を殺す専門の細胞です。世界で初めて、NK細胞の活性を上げながら大量増殖に成功した京都大学の研究者により始まった癌治療です。2001年から、臨床治療が開始されています。アメリカ版LAK療法大規模臨床試験を経て、京都大医学部で、安全性を高め、治療強度をさらに強くしたANK癌免疫療法が開発されました。
活性が十分に高くなった、NK細胞を、一気に点滴したアメリカLAK療法は、副作用が強く実用化になりませんでした。ただし、効率に癌消失を認めました。それを踏まえ、京都大医学部の研究者により開発された活性の高いNK細胞の数をギリギリまでに制限し、12回点滴するのがANK癌免疫療法です。副作用は、ほとんどなくアメリカLAK療法よりも治療強度が強くなりました。現在、厚生労働省届け出提携医療機関により、全国でANK癌免疫療法が受けられます。
活性を上げてNK細胞を培養すると、自爆します。これを自爆させないで、どんどん増やす培養方法でANK癌免疫療法は、成り立っています。従来の方法で細胞培養するとこうなります。T細胞が爆発的に増えて、NK細胞はあまり増えません。がん細胞は、増殖スピードが早いので、気を抜くと大変なことになります。癌治療は常に、時間との戦いです。癌に立ち直る時間を与えてはいけません。手術、化学療法、放射線に加えANK療法で、一気に壊滅に追い込むことが大事です。
癌組織の塊は、癌幹細胞(親分)と癌末梢細胞(子分)からできています。癌末梢細胞は、化学療法に弱いのですが、癌幹細胞は、びくともしません。化学療法(点滴)で叩いた後、5日くらい置いてANK細胞の点滴をすると、この癌幹細胞が攻撃されます。ANK細胞は、多くのセンサーでがん細胞を見分けます。正常細胞は襲いません。癌幹細胞を、認証して殺傷するのです。癌幹細胞を全滅させて初めて、癌治療終了なのです。
従来、活性を上げたまま培養するのは無理とされていたNK細胞ですが。京都大のこの分野では第1人者である勅使河原先生が、世界で初めて成功し、2001年から京都大をでて、臨床治療が行われています。当院は、2003年から提携クリニックとして、治療連携を組んでいます。化学療法だけでは、癌幹細胞が残存するため、進行ガンでは、再発が多いのです。ANK癌免疫療法を、加えて治療すると癌幹細胞も攻撃され、再発のリスクが低下します。ステージ2以上の再発が多い乳がんは特に
治療強度の強いANK癌免疫療法のセミナーが開催されます。厚生労働省届け出の医療機関で行われる、ANK癌免疫療法です。NK細胞を体外に取り出し、活性をあげて最大限に増殖させ、点滴で戻します。活性の高いNK細胞は、強力にがん細胞を襲います。癌治療に不安をお持ちの方、癌治療に入る方、入場無料です。
例えば、膵臓癌ステージ4ならTS-1という内服剤が第一選択です。予後が極めて悪い癌ですから、点滴の強い化学療法を行ったところで生存期間はあまり変わらないからです。TS-1は、効果があまりない代わりに副作用が少ないのです。統計的に見ると、化学療法剤の副作用死がほとんどありませんから生存期間が長くなります。これは効果がある無しでなく、化学療法の副作用死の頻度の問題です。結局ステージ4なら、積極的な治療はしないという前提です。それで良しの方は、いいの
外科医になって、手術をして化学療法を行っても外来には、再発した方が来院され、さらに化学療法、放射線療法を行っても、治療の甲斐なく旅立っていく人を看取り、不条理を感じていました。京都大の勅使河原先生に出会い、色々なことを教わりました。目から鱗が何枚剥げ落ちたかわかりません。そして、従来では助からないであろう方々が、復活していく姿を見て、癌は免疫病だということがわかりました。癌になると癌免疫がガタ落ちであるからNK細胞は体外で培養
大きな乳がんの場合、手術前に化学療法を行います。化学療法で死ぬのは、癌末梢細胞です。癌幹細胞は死にません。活性の高いNK細胞は、この癌幹細胞を殺します。化学療法の合間に、NK細胞点滴をすると癌幹細胞、末梢細胞共に死ぬので急速に縮小することが多いのです。(個人差あり)そのまま、縮小して消失することもあります。とりあえず、そこの部分の部分切除はしてもらいますが、切除した部分は病理では、壊死組織のみになっていることが多いのです。
化学療法は、盛んに増殖している細胞を殺します。中々、増殖しない癌幹細胞は生き残ります。数年して、癌幹細胞は増殖を開始します。忘れた頃にやってくるのです。乳がんの標準治療が終わったら、ANK癌免疫療法を受け、この癌幹細胞を殺しておくことが重要なのです。
標準治療である、手術、化学療法、放射線治療は、当然として受け、その弱点である癌幹細胞を殺傷することをANK癌免疫療法で対処することが大切です。活性の高いNK細胞が癌幹細胞を殺傷する論文は、多く発表されています。化学療法も3週間に1回のレジメが多く、その休薬期間にANK点滴を受けると、癌幹細胞を少しでも殺傷できると考えます。たとえて言えば、敵の軍勢の幹部を一人ずつ倒していくイメージです。そうするうちに相手の軍勢は、縮小し、消滅するイメージです。しかしな
今回も、私が、講演させて頂きます。科学的根拠、エビデンスに裏打ちされ、国際学会発表並びに厚生労働省内でプレスリリースされたANK癌免疫療法です。これからも、多くの方を救える治療法であると思います。少なくとも現行の治療に加えることにより、癌から生還される方が、増えることになると考えます。現行の先端治療の中では、抜きん出ている治療だと個人的には思います。
予後が極めて不良である成人型T細胞白血病にもANK癌免疫療法が効果があるという学術論文が発表されました。論文の中には、ANK癌免疫療法に関しての詳しい記述もあり、科学的根拠が明らかにされています。ANK癌免疫療法の科学的根拠がこの学術論文の中で明らかにされています。
癌は、増殖スピードの速いもの、薬剤耐性をすぐに獲得するもの、悪性度が極めて高いものは、すべての治療に抵抗します。しかし、初期段階では、治療が走行することが多いのです。早期発見、早期治療は鉄則です。その中で、化学療法、放射線、手術によっても再発の危険がある場合は、ANK療法の選択はいいと考えます。また化学療法で、癌の勢いが止まり、薬剤耐性を獲得した場合もANK療法は、良い選択でしょう。まだまだ、癌に関しては未知な領域もあります。化学療法、放射線、A
若い方の乳がんは、当然ながら術後も抗がん剤や分子標的薬を使用するにもかかわらず、5年以内の死亡が多いのもこのグラフから解ります。すなわち、癌幹細胞は、化学療法、放射線では死なないため、残存した癌幹細胞が、再増殖して、癌末梢細胞を増やし、再発巣を形成してしまうのです。ですから術後に活性の高いNK細胞の点滴をして癌幹細胞を攻撃することが大切だと考えます。
癌治療は、現在までも手術、化学療法、放射線療法が主です。厚生労働省も、再生医療(細胞免疫療法を含む)を推進、国民に提供するため努力をされています。ANK癌免疫療法に対しては、厚生労働省内でプレスリリースをさせて頂いております。個人的にもANK癌免疫療法が、次世代の第4の癌治療になりうる可能性は大きいのではないかと思います。がん保険も、癌と診断されたら、数百万円が無条件に降りるものが増えてきました。これも次世代の癌治療を踏まえてのものです。
ANK癌免疫療法は、下記の法律のもとに科学的知見を生かした治療として提供されています。再生医療の迅速かつ安全な研究開発及び提供並びに普及の促進に関する基本的な方針主旨再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律(平成25年法律第13号)第6条第1項の規定に基づき、再生医療の迅速かつ安全な研究開発及び提供並びに普及の促進に関する基本的な方針を定めるもの。主な内容1.再生医療の推進の基本的方向○基本理念・安全性に留意しつつ最先
NineCasesofClinicalExperiencewithAdultT-cellLeukemia/Lymphoma(ATLL)TreatedbyANK-therapy..................................................................................................................................................
図のように、T細胞や樹状細胞は癌免疫に関与しているのではなく感染免疫です。癌免疫はNK細胞です。NK細胞療法はたくさんありますが、問題は治療強度です。米国国立衛生研究所が行なった大規模臨床試験は、極端に強すぎて、癌消失は認めましたが、高カリウム血症などの問題を提起しました。現在国内では極端にスケールダウンしたNK細胞療法がたくさんあります。50mlだけ採血して培養して戻す療法が多いのです。ANK癌免疫療法は、7000mlの成分採血で、これを最大限活性を
やっと、T細胞系の従来の免疫療法は、さほど効果がないことが社会的に理解されつつあると思います。癌を殺すのはNK細胞であることは、癌免疫では当たり前なことです。ただNK細胞をちゃんと、7リットルの血液から成分採血をして活性を上げて培養する技術が、京都大の勅使河原先生と大久保先生しかお持ちでないことが、ネックになっています。勅使河原先生は、インターロイキン2のレセプターを世界で初めて発見した免疫の世界では重鎮な先生です。インターロイキン2の発見者はダートマス大のケンドールスミ
こんにちは、内科医ひとちゃんです日曜日の今日、空はイタリアのような雲ひとつない青空で、爽やかな朝となっています皆さんの体調は、いかがでしょうか?さて、ふと気がつけば、秋の気配となっていて、もう、8月下旬となっていますそして、当たり前のことですが、53歳という年齢になっています。人生を四季に例えるとすれば、秋の気配を感じる頃と言えるのでしょうね先日、久しぶりに実家に帰りまして、両親とゆっくりと話すことができました父は87歳、母は80歳ですが、認知症もなく、元気な姿を見ることができまし
これまで治療強度の弱いT細胞系(がんワクチン、樹状細胞)の免疫療法で結果が出せず、免疫療法全体がダメだという批判が噴出してきました。もともと、T細胞は感染免疫であり癌免疫はNK細胞ですので、当然の結果です。NK細胞の活性を上げたまま、増殖させる技術が、京都大の研究者二人により確立されANK癌免疫療法として、この2年間、全国の実績を厚生労働省に報告しています。化学療法、放射線療法では、再発の危険が大きいのです。癌幹細胞が、化学療法、放射線療法では
ANK癌免疫療法に関しては、多くの書籍が出ています。巻末には、参考文献の提示もあります。世界でNK細胞による治療の研究の変遷もご理解いただけると思います。科学的根拠がないと、攻撃してくる方への反論の一つです。
2003年からANK癌免疫療法提携医療機関として癌治療を行なっています。先月はソニー生命保険の勉強会にも読んで頂きました。10月は、多くの生命保険会社の勉強会に呼ばれています。当医院は、一昨年から、再生医療等安全性確保法のもと厚生労働省届出医療機関として、膨大な書類審査と倫理委員会通過などクリアーしております。また、えびのセントロクリニックの先生は第18回国際レトロウイルス研究会にも白血病治療にANK療法の効果を発表されています。決してまやか
うちの父親は、大腸ガンによる腸閉塞と膀胱癌の重複癌でした。ANK癌免疫療法のおかげで11年経った今でも、とても元気です。勅使河原先生と大久保先生に助けていただきました。2003年から、ANK癌免疫療法の提携病院として約400例の方々の治療をさせていただき、進行癌からの長期生存の方も多くいらっしゃいます。またえびのセントロクリニックの先生が第18回国際レトロウイルス学科で成人型T細胞白血病の方の治療成績を発表されています。急性型は、生存約6ヶ月