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重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。2日ほど前からスーパーには、七草のセットが売られています。七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロですね。でもこの時期、自然界ではなかなか七草は揃いません。旧暦では今年は2月7日になります。2月7日なら、揃うでしょうね。私が小さい時から、この時期に食べてきたのは「おみ」です。今朝起きて一番に、おみに入れる水菜を採りに畑に行きました。畑一面に、霜が降りて真っ白
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。1月3日に3人の娘たち家族、11人全員我が家に集まりました。少々遅いですが、お節料理をやっと作り終えて、みんな一緒にお祝いをしました。亡き父が5年ほどかかって作った漆塗りの重箱に詰めて。孫も5人になって、一年ごとに大きくなっていくのは、楽しみではありますが、一抹の寂しさもあります。自分が反対に歳をとっていく、ということですから。でもこうやってみんな集まってくれるのは、嬉しいこ
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。明けましておめでとうございます。新しい年になって、もう3日目です。元旦は、今年始めて夫と二人だけで静かに過ごしました。頂き物のお節セットで簡単にお祝いをしました。もう50年余り、年末からお正月にかけては、毎年毎年大忙しの日々でした。父親が長男で親戚家族が集まってくる家だったので、結婚する前から、結婚してからも実家に帰って、その接待でずっと忙しかったからです。母が亡くなり、父
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。畑をサークルの形にして、無農薬無肥料で野菜を作り出してちょうど一年経ちました。今の畑の様子です。去年の今頃から、私の料理教室の生徒さんや友人に手伝ってもらいながら、今までのまっすぐな畝を、サークルにし始めました。この頃のことを書いたブログです。イヤシロノウチの畑を作る|野菜の力を活かす陰陽調和の重ね煮料理と、発酵食で健康家族(ameblo.jp)時間がある時に少しづ
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。友人が久しぶりに我が家に来たいというので、一緒にキムチを作ることにしました。今までからこの時期になると、一緒に白菜でキムチを作っていたのを思い出して。少し前に、在日韓国人のおばあちゃんにキムチを習って、いろんな所で教えている安田さんに、三日間かけてじっくり教わったところ。今までわからなかったことが、その時にわかったので、復習するのにグッドタイミング。日にちを逆算して、4日前に畑に白菜を採りに行
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。今年もあと1週間を切りました。今年最後のお仕事として、重ね煮を取り入れたお節料理の講座をしました。私が梅崎先生の元で教えていただいたお節料理の中で、長年我が家の定番として作っているものばかりです。野菜の中で大根、人参、里芋は我が家の畑で採れたもの。こんにゃくは、10日前に「畑野菜でワークショップ」で作ったこんにゃくです。お節料理を一生懸命に時間をかけて作っても、家族が食べてく
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。今朝も早朝ウオーキング。霜が下りて、真っ白になった田圃の向こうに見えるのは、龍王山。5分ほど歩くと、お日さんが三輪山の辺りから昇ってきました。冬至から二日経ちましたが、お日さんはこの頃が一番三輪山に近づいた位置から昇ってきます。これからだんだん昇る位置が、北になっていくのです。夏と冬では太陽が昇る位置がこんなに違うってことを知らなかった。地球が傾いているってことですね。歩いている
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。素敵な器を購入しました。この器に漬物を盛ろうかな。李渓窯(りけいうよう)という窯を開かれているタナカシゲヒトさんの所に、友人に誘われて行ってきました。場所は明日香の奥の奥、栢森(かやのもり)という場所で、飛鳥川の源流に近い場所です。田中さんは以前、京都府井出町に住んでおられて、私が奈良にUターンしてきた20年近く前に、奥さんが重ね煮を習いに来てくださり、その後田中さんの家で出張料理教室を
重ね煮と発酵食で命を支える。奈良の「発酵ばあちゃん」、竹村享子(きょうこ)です。三日間の東アジアの発酵イベントが終わりました。1,2日目の様子は前回のブログでお読みください。↓↓↓発酵する東アジア~台湾の発酵とキムジャン~|野菜の力を活かす陰陽調和の重ね煮料理と、発酵食で健康家族(ameblo.jp)今回の一番の目的は、在日韓国人のおばあちゃんから習われた安田さんに、キムチを教わることでした。これがキムチの材料です。塩をして重石をして三
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。12月18日から20日までの三日間、天理市の里山文庫さんでのイベント「発酵するアジア~台湾の発酵とキムジャン~」に参加、今日は2日目です。里山文庫さんについては↓↓里山文庫satoyamalibrary有機農業、自家採種、在来野菜、手仕事、里山、食や農をめぐる旅agro-ecology.blogspot.com里山文庫さんでは、10月に「発酵5日間」
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。昨日は「畑野菜のワークショップ」でこんにゃく作りをしました。まず畑に行って、スコップでこんにゃく芋を掘ります。残念ながら小さい芋しか出てこなくて、一昨日自然農をされている方に分けていただいたこんにゃく芋を使うことにしました。参加してくださった牧香奈子さんが、レポを書いてくださいました。【こんにゃく芋から作るこんにゃくは絶品!作り方レポ】|看護師が
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。地区の小学校5年生の総合授業で、「大豆プロジェクト」をしています。6月に大豆の種まきをして、来年にはお味噌作りをするというものです。今日は「豆かち」と選別作業です。民族博物館にあるような道具たちを、学校に持っていきました。と言っても、私の家では現役で今でも働いてくれている大事な道具たちです。子どもたちに道具の名前や、何にどのようにして使うかを説明しました。
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。沢庵漬けは12月1日のオンラインから始まって、今までに3回行なってきました。今日は残りの大根で、我が家の分を漬けることができました。これで一安心。木桶と上に乗せている重石がいい雰囲気でしょう。この木桶と重石について書いてみます。昨日、半年以上使わないで納屋に置いていた桶を納屋から出してみると、結構大きな隙間が空いていて、水をいれるとダダ洩れになってしまいました
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。今日は今年最後の沢庵講座でした。会場は奈良市内でしたが、今日はなんと皆さん県外の方ばかり、三重県、兵庫県、大阪府からご参加いただきました。リピーターの方もいらしゃいます。材料は大根の他には、糠、塩、昆布、干した柿や蜜柑の皮、唐辛子です。大根は、4日前に我が家で沢庵漬けをした友達が、その後で畑に行って大根を引き、洗って干すのを手伝ってくれたものです。糠は友達が
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。昨日友人たちが沢庵漬けを教えて欲しいと私の家に来て、5日前に干した大根で沢庵を漬けました。その後畑に行って、畑に残っている大根を引き、その大根を洗って、12日の沢庵講座のためにまた大根を干しました。なかなかいい風景だと思いませんか?私はこのように畑で毎年大根を何回か干しますが、大根がずらっと並んでいるこの風景が大好きです。干しているのはスラっ
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。3週間ほど前に、初めての会場alamain(アラマン)さんで重ね煮の体験講座を開催しました。閑静な住宅街の中で、ご自宅の玄関をサロン風にされたとても素敵な会場です。人と人との輪が広がる大人のお稽古サロンという言葉が印象的です。↓↓↓大人のお稽古サロン"àlamain"(アラマン)木津川市の気まぐれわがままレンタルサロン大人の習い事alamain.xsr
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」竹村享子(きょうこ)です。「たつけ」って初めて聞く方がほどんどではないでしょうか?「たつけ」とは石徹白((いとしろ)町という福井県に近い岐阜県の山奥の集落で、農作業着として作られていたズボンの名前なのです。初めて見たのは、2年前から通っている無農薬無化学肥料セミナーの講師の岡本よりたかさんが、履いておられた時です。その時に、お尻部分がガバッとして動きやすそうなズボン、ちょっと変わった形でカッコイイと思
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」竹村享子(きょうこ)です。毎年3月の恒例イベントで、私の発酵原点でもある味噌作り。そのお味噌の大事な材料の一つは大豆です。私が自分で大豆を作り始めたのは、15年程前から。大豆はほとんど世話をしなくても、収量はともかく、簡単に育てることができて、それ以後毎年作っています。自分の家で作るお味噌に、その大豆を使っていました。8年程前に、普通の大豆よりもとても大きな大豆と偶然出会って、どこで作られているのかを突
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。今日は12月1日、あと1か月で新しい年になるとは!後回しにしているうちに、前回のブログからもうすぐ2ヶ月になりそう。これはあかんと、鈴木あいさんの「毎日ブログを書く会」に参加することにしました。自分を追い込まないとなかなか書けないので、、。今日は私の古巣である、吹田市のいんやん倶楽部でのオンライン発酵食講座でした。年に5回の発酵食講座ですが、今回は「沢庵講座」です。
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。いろんな発酵食を作り続けながら、発酵だけでなくいろんなことをお互いに学んで共有して、楽しくそして中身が濃い5日間でした。Facebookに投稿しましたが、こちらにも残しておきたいと思います。椿の灰を作ることから始まった初日。火を操ることができるようになったヒトは、サルから飛躍的に発達したと言われます。メラメラする炎を見るだけで魂が揺すぶられる、それはきっと最初の
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。毎日うるさく鳴いていた蝉の声が、涼やかな虫の音に変わりました。今年の9月は雨が多くて、去年のようにいつまでも続く残暑ではないのが嬉しいです。去年の12月から手伝ってもらいながら造った、6重の半円形の畑。4月から本格的に無農薬・無肥料で、ぼちぼち野菜を育てています。夏野菜はスイカやミニトマトが、私的には結構よくできました。ミニトマトは全部片づけて、中玉と大玉のトマトを残
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。畑で野菜を収穫して保存食作りするのが楽しくて、この楽しさを他の方と分かち合いたいと思って始めた畑野菜でワークショップ。夏はいろんな野菜が食べきれないほどたくさん採れるので、いろんな保存食が作れます。でも今年から無農薬、無化学肥料で野菜を育てだしたので、ちゃんと野菜ができるか少し不安があったのですが。足りない野菜は、直売所で購入することに。今回作ったのは、トマトジュースと
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。日本各地には、先人から伝わってきたいろんな発酵食があります。私が住む奈良県のお隣の和歌山県では、金山寺味噌が有名です。7月の発酵伝送講座の講師は、和歌山市在住で、「発酵未来塾」を開講しておられる津村千賀さんにお願いしました。津村さんは、2年前にコープ自然派大阪が企画したセミナー「発酵食の世界」というイベントに講師として登壇した時に、初めてお会いしました。セミナー後、
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。岡本よりたかさんの無肥料セミナーでご一緒している藤本さんが、畑で素敵なバンダナやマスクをしておられるので、聞くと草木染めを自分でしたとのこと。また以前、私の家で醤油造りをした時、ちょうど選定したオリーブの木や葉をたくさん捨てていたのを見てもったいない、と言われてていたのです。それで私の家で草木染めを教えてもらうことにしました。染めは何回か経験したことがありますが、私の家でする
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。私は現在住んでいる奈良の田舎に2003年にUターンしてきて、丸18年になります。帰ってきたのは5月の連休でしたが、それからひと月あまり経った時に、梅の実を採れる時期となりました。畑や庭に、小梅、中梅、南高梅の他にも紅梅やしだれ梅も植わっているので、いろんな梅を使って、梅干しや梅シロップや梅酒を作りました。結婚して25年ほど大阪の便利な所でマンション暮らししていていまし
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。御所市名柄の町歩きをしてランチをした後、片上醤油さんにお伺いしました。町歩きのレポートはこちら↓↓『黒い瓦屋根と白壁の木の家が素敵【御所市名柄の町歩き】』重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。先週の土曜日の午後に、御所(ごせ)市の片上醤油さんの蔵…ameblo.jp木と漆喰の壁、黒い瓦屋根が何棟も続くこの
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。先週の土曜日の午後に、御所(ごせ)市の片上醤油さんの蔵見学を、13人でしてきました。(そのうちの5人はご家族です)3月の発酵伝承講座で、片上さんに醤油のお話をしていただき、参加していただいた方達にマイ醤油を造っていただいたので、その醤油蔵を実際に見ていただきたいと思い企画したのです。私自身は4回目なのですが。午前中は、片上醤油さんの近くの名柄(ながら)地区の町歩きをしました。
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。畑の野菜や果物を収穫して台所に持ち帰り、保存食作りなどをする『畑野菜でワークショップ』。久しぶりに開催、今回は豆板醤ときゃらぶきの佃煮を作りました。空を向いていた豆が下を向いて、ちょうど採りごろです。このそら豆は11月に種を蒔き、蒔いたまま肥料も撒かず、雑草も取らず何にもお世話せずでした。4月に花が咲き始めた時背丈が小さくて、今年はあまり実がならないのでは、と思った
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。今まで当たり前のように、家で作っていたお米や野菜を食べていたのですが、それは父が長年作っていてくれたおかげだと、父が急死した1年余りの間に何回も思わされました。お米作りと家の外の畑は夫が、家の畑の野菜は私が担当になっています。お米の方は、連休中に娘3人の家族が都合が付く日に帰って手伝ってくれて、苗代作りが無事終わりました。連休が終わり、これからはいよいよ夏野菜の定植で
重ね煮と発酵食で命を支える。畑薬膳アカデミー代表、奈良の「発酵ばあちゃん」こと竹村享子(きょうこ)です。4月23日陽調和の重ね煮体験入門講座を行なった時のレポです。体験入門講座のメニューは毎回同じです。・雑穀か古代米入り5分付きごはん・具だくさんの味噌汁・焼き魚の野菜あんかけ・切り干し大根の煮物・旬野菜の胡麻和え以上ですが、旬の野菜を使いますので、まったく同じではありません。この日の野菜はこんな感じです。魚はタラですが、梅醤番茶を刷毛で塗って