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中田喜直と畑中良輔の交流を綴る、上野は奏楽堂の企画展。これまで私がリサイタルで取り上げてきた曲の直筆譜や、選曲に使われた詩集の展示を前に、再び演奏意欲が湧き上がるのを覚える。直筆譜には訂正以前の音符の跡や出版時には消えている演奏記号等も垣間見え、発見や共感に頷くこと度々。川端康成をはじめとする当時の文化人との交流も興味深い。本展で私の心に響いた一節を。『僕は歌ふ。けれどそれは行動にすぎない。僕はそこに「魂」を欲している』二人の熱い交流に、私は学生の様な気持ちに返っては向学心を刺激さ
湖の春好きな曲です。晩春を歌った歌ですが。過ぎ行くものを憂いを持って見つめる視線が日本的だなぁと思います。作詞:野上彰作曲:畑中良輔
さてラストは…✨Soprano宮地江奈さん宮地江奈みやちえなソプラノ国立音楽大学を経て、同大学院修了。二期会オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所修了。ANAスカラシップにて、スカラ座研修所、バイエルン州立歌劇場付属研修所にて短期研修。第16回東京音楽コンクール入選、令和4年度奏楽堂日本歌曲コンクールにて奨励賞を受賞。宮本亞門演出『フィガロの結婚』スザンナ役など多数のオペラに出演。文化庁海外研修制度でハンガリーにて研鑽を積む。二期会会員。ハンガリーにて研鑽を積まれ、
それでは次は‥Soprano盛田麻央さん盛田麻央もりたまおソプラノ国立音楽大学を経て、同大学院フランス歌曲コース修了。二期会オペラ研修所修了。パリ・エコールノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院修士課程を満場一致の最優秀にて修了。第8回エレーナ・オブラスツォワ国際ヤングオペラコンクール第3位、第17回日仏声楽コンクール第1位及び竹村賞。二期会創立60周年記念『ドン・ジョヴァンニ』ツェルリーナ役など多数出演。二期会会員。最近第二子を出産されたばかりの盛田さん、子育てされながらも以前同
コンサートも明日に迫り、出演者のご紹介も残すはソプラノのお三方それでは参りましょうSoprano佐々木美歌さん佐々木美歌ささきはるかソプラノ東京藝術大学声楽科を経て、電通育英会奨学生として同大学大学院修士課程、博士後期課程を修了。藝大メサイアにてソプラノソロを務める。英語詩を持つ歌曲を中心に演奏・研究、アカンサス賞並びに同声会賞受賞。第24回奏楽堂日本歌曲コンクール入選。2016~2019年長野羊奈子賞、並びに毛利準賞受賞。2018年三菱地所賞受賞。オペラや宗教曲など多数出演。
さて、次は賛助出演してくださいます、唯一の男声歌手賛助出演Bariton小林昭裕さん小林昭裕さんより:今回、私が歌わせて頂く曲たちの共通テーマは、「かそか」「ひそか」「しめやか」です。いつもは「いてまえ打線」の音楽を奏でてしまう私が、畑中先生の繊細なこれらの作品を、如何に繊細に奏でるか、いや奏でられるのか?ご期待下さい!小林昭裕(賛助出演)こばやしあきひろバリトン慶應義塾大学卒業。東京藝術大学声楽科を経て同大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラスでは中村健氏の
次にご紹介致しますのは、本コンサート出演者唯一のメゾソプラノ歌手でらっしゃいますMezzosoprano小野綾香さん小野綾香さんより:今回、〈『秘帖》より「天の夕顔による四つの歌」〉(歌・中河與一)を演奏します、メゾソプラノの小野綾香です。この作品は畑中良輔が東京音楽学校声楽科3年在学時に書いた歌曲集で、詩集『秘帖』の中から同作家のベストセラー小説『天の夕顔』のイメージに沿って4首を選び取って作曲しています。後年、作曲家はこの歌曲集のことを「ロマンティックな曲」であり、「青春の記
さて、次にご紹介致しますのはイタリアから一時帰国中のSoprano原璃菜子さん原璃菜子さんより:皆さん、こんにちは。ソプラノ歌手の原璃菜子です。この度は、声泉会コンサートシリーズⅡ『畑中良輔芸術作品の夕べ』に出演できることを光栄に思っております。私の演奏する「超える影に」は、水、光、海、山、其々にテーマ「影」が現れます。余計なものが一切ない、洗練された四曲です。畑中先生の文学的才能と、響きを計算し尽くされた三善先生の音楽の融合は圧巻です。演奏に於いては、ピアニストの花
皆様、昨日の投稿もご覧いただけましたでしょうか小泉先生のコメントにもご登場いただきましたが、次にご紹介させていただきますのは、本コンサート、すべての曲を演奏してくださいます特別出演花岡千春先生花岡千春先生より:この度は、老体の僕をピアノに使ってくださり、ありがとういございます。世代交代、ということを最近感じることが多くて、僕などはさっさと幕引きして引っ込んでいたほうが良いのですが、こうして若い方とご一緒させていただくのは、なんとも嬉しいことです。皆さんのお邪魔にならないように励み
皆様、お待たせしております以前もお話させていただきましたが、コンサートで素敵な演奏をご披露くださいます出演者の皆様をご紹介致します出演者のコメントもあわせて、是非ご一読くださいませまずは、声泉会主宰、本コンサート企画・構成小泉惠子先生小泉惠子先生より:声泉会コンサートシリーズⅡも、いよいよ1週間後となってまいりました。出演者スタッフ一丸となって心に残る演奏会となるよう頑張って準備をしております。先日は、プログラムが完成致しました。特別出演くださいます花岡先生からも、畑中良
皆様、こんばんは前回の投稿からまたしてもずいぶんと経ってしまいました…さて、本日はコンサートのプログラム内容をご紹介と言いましても、実はプログラム内容はチラシにも掲載されておりますので、プログラム順と、併せてどなたがどの曲を演奏されるのかを一挙公開致します2022/11/24(木)声泉会コンサートシリーズⅡ畑中良輔の作品をめぐる夕べ~生誕100年・没後10年を迎えてProgram一、歌曲連集『和泉式部抄』和泉式部歌畑中良輔作曲♪佐々木美歌二、『古代感愛集』より二
皆様おはようございます声泉会のブログ更新としては少しご無沙汰してしまいましたが、本日は皆様へ演奏会のご案内がございます。2014年に行われました声泉会コンサートシリーズvol.1から8年...今秋11/24(木)、シリーズⅡの開催が決定致しました!チケットは本日8/6(土)10時~一般発売を開始致します!以下、詳細。--------------------声泉会コンサートシリーズⅡ「畑中良輔の作品をめぐる夕べ」2022年11月24日(木)18:30開場19:00開演と
2022/06/18追加投稿「合唱団お江戸コラリアーず」による男声合唱の動画を追加しました。髙田三郎作曲の合唱組曲「水のいのち」ですが、手持ちのLPレコード、CDのライブラリー9種類の演奏について、感想等を投稿する前に、YouTubeから小林研一郎氏が指揮した男声合唱版の演奏を前回紹介しましたが、あらたにYouTubeから同じ男声合唱版で畑中良輔氏が指揮した慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団(ピアノ:三浦洋一氏)の演奏を見つけました。この演奏の動画は
⑤卒業後畑中は昭和19年2月に約4ヶ月の教育召集の後,東京音楽学校の研究科に復帰した。数ヶ月後に再び召集され,博多から大連に向かい列車で中国大陸を南下した。後に慶應.ワグネルを指揮し,多田武彦の「草野心平の詩から」を初演した際,パンフレットに書いた「すぎしものへ」はこのときのことを綴っている。多田武彦の「石家荘にて」が畑中の「失われた日々を感動的に喚び起こしてくれた」としているが,私はこの文章を石家荘とは実際には関係ないと理解していた。音と詩によりイメージが喚起されたものだろうと。
③東京音楽学校時代畑中の話に戻る。入学後はクラス担任の澤崎定之から「トーマス合唱教本(WienerChorschule)」でソルフェージュの授業を受けた。澤崎は木下保の先生でもあり,昭和27年にこの教本を翻訳し音楽之友社から出版しているが,このときは原書の授業だった*。トーマスというと,私の世代はクルト・トーマスの「合唱指揮教本」を思い浮かべるが,こちらはKurtThomas”LehrbuchderChorleitung”。合唱教本の著者はユージン・トーマスEugenThom
楽譜は初演の翌年,音楽之友社から「合唱名曲コレクションB15」として昭和43年8月30日付けで出版された*。東西四大学の演奏会は昭和44年6月のことだから,関西学院グリークラブはこの楽譜で演奏したことになる。演奏会のあと,北村協一と関西学院は昭和44年の8月20日に豊中市民会館でLPのために録音,翌年早々ビクターから「現代日本合唱曲選第5集多田武彦作品集」として発売された。多田の作品集をだす企画はかなり前から進んでいたようで,カップリングの男声合唱組曲「柳河風俗詩」は昭和42年9月15日の
(前書き)昨年末に第1回をアップし,次を上げるまでに3ヶ月近くかかるとは思わなかった。理由の一つは,新型コロナ禍における事情のため,時間が取りにくくなったこと。さらには,第3波にともない東京の図書館での資料調べができなくなったこと。実質的には別の理由があるのだけれど,それはこの投稿の最後に述べる。Ⅰ.畑中良輔と合唱①初めての合唱経験畑中が東京音楽学校を受験した理由は,「試験に数学がない学校を探した結果」だとしている。数学が算数のレベルで苦手だというエピソードは私もちらほら聞いた
東京コラリアーズがどのように創立されたのか,約1年前に「東京コラリアーズの研究第一章誕生編」で考察した。多分に想像を含むが,藤原歌劇団合唱部の「内紛」と関係するという仮説はそれなりの自信がある。その後,福永が書いた「東京コラリアーズ縁起」を2020年10月に入手できたのは僥倖だった。これは昭和30年12月の大阪労音PM演奏会「東京コラリアーズとダークダックスによるポピュラーソングアルバム」のパンフレットに掲載された,3枚の写真を含む4ページの解説記事。一部は既に「初期のダークダ
関連年表(一部修正し再掲)昭和29年3月にゲタさんは卒業,スタジオ(ゾーさんのお父さんの会社)に勤めていたが,それ以外のメンバーは学生。既に「味の素」の番組や東京コラリアーズの関西演奏会に出演しており,ゾーさんはこの時代をセミプロ時代と表現している。ダークダックスがセミプロを脱し,本格的にプロとして活動したのは昭和30年の4-5月(後述)。その前にプロとしてやっていくか小島正雄に相談している。その時期をこう述べている「ぼく,喜早哲は,その年に大学を出て小さなスタジオに就職していまし
②セカンドテノールセカンドテノールについてもトップと同様の傾向がある。判明している延べ人数は25人,人数的にもトップと同程度である。セカンドテノールからは北村協一を取り上げるべきだろう。東京コラリアーズの参画は,自身で「第3回の東京演奏会のとき」と述べており昭和29年3月2日のこと(パンフレットA)。福永陽一郎に誘われての入団だったが,北村が指揮した関西学院グリークラブのリサイタルが昭和29年1月23日・24日,グリークラブ送別会が3月7日ということなので,3月2日の演奏会に出演した
(ヴォイストレーナーについての続き)東西四大学の部史を調べたところ,もっとも早い時期に指導を受け始めているのは早稲田大学グリークラブで,「輝く太陽早稲田大学グリークラブ100年史」(以後「100年史」)に,闘病生活から復帰された磯部俶が昭和29年に城須美子を「発声の訓練が大事である」として招聘したことが記されている。城は東洋音楽学校卒業のソプラノ歌手で藤原歌劇団を中心に活躍された方。「100年史」の昭和43年の項に「16年間もの長い間」という「送別の辞」が収録されているが,これは1
東京コラリアーズの研究(10)第II章活動記録昭和31年この年から東京労音でも演奏会が始まる。変化を持たすためかプティ・アンサンブルの女声ステージもいれ,演奏曲は世界の歌,映画音楽,月光とピエロ,山田耕筰,黒人霊歌と得意の曲が並んでいる。AプロとBプロで4月から6月まで25回演奏会があり,計39,341名,一演奏会あたり1,574名を集めている。東京の会場は感覚がわからないけど,2,000名近く収容できる大ホールでの演奏会か。会費(入場料)は100円だったので,一演奏会あ
今日6月9日は、イタリアのチェリストであり作曲家でもあったガエターノ・ブラーガ(1829~1907)の誕生日です。ガエターノ・ブラーガは、イタリア(イタリア共和国)の中部で東に位置するアブルッツォ州のアドリア海沿いの町ジュリアノーヴァに生まれ、ナポリ音楽院で学びました。その後、チェロ奏者として、ヨーロッパやアメリカで演奏活動を行いました。作品には、歌劇、チェロ協奏曲、教会音楽、室内楽曲、声楽曲などを残しましたが、現在は、本曲「天使のセレナード」でのみで知られるようです。(『イ
この前、小松菜のスープのことを書いてから、宮本美智子さんの著書『世にも美しいダイエット』のことを何度か思い出していました。宮本さんが脳出血で急死されたとき、元の職場の先輩から電話がかかってきて「宮本さん亡くなったね・・・」としばらく話していた時のことをありありと思い浮かべます。自然塩と水と◎◎◎◎油を大量に摂取し、小松菜を主食とするような食事療法・・・いろいろ細かいことを覚えていますが、書くのはここまで。興味おありの方はご自身で調べてみてください。なお、私は◎◎◎◎油はどうも受け付けず、どの