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【第437場恵比寿周辺】(12月半ば)(つくもがハルと引越しをしている)ハル:「大方終わったか?」つくも:「うん、荷物のほとんどは買い替えたから、それの搬入は住んでるし。」ハル:「しかしコンシェルジュ付きのマンションとはなぁ。」つくも:「芸能人ぶってて嫌だけど、セキュリティ上、仕方ない選択。」ハル:「うちに住めば俺がいるのに。」つくも:「それこそハルさん巻き込めないよ。」ハル:「俺はつくもの為ならいくらでも巻き込まれてやるぞ?」つくも:「はいはい、ありがとう。でも海外出張
(六本木のBARCROWN)カラーンマスター:「いらっしゃいませ。」やくざえもん:「一見なんだがいいか?」マスター:「もちろん、どうぞ。」やくざえもん:「ほら、大輔も早く入るぞ。」大輔:「はい…。」やくざえもん:「っさっみーな。早く飲んで暖まろうぜ。」大輔:「マッカランですか?」やくざえもん:「ばぁか。なんで河岸変えたと思ってんだ。マスター、山崎の18年あるか?」マスター:「ございますよ。」やくざえもん:「じゃ、それロックで3つ。」マスター:「はい。」大輔:「3つ
【第436場BARラウンジCamel】(12月中旬深夜)カラーンマスター:「いらっしゃい。」やくざえもん:「よぉ、大輔じゃねぇか。」大輔:「赤左衛門さん。」やくざえもん:「どうした?珍しいな。」大輔:「あの…仁は来てないですか?」やくざえもん:「仁は今日はいねーよ。と言うよりしばらく来てねぇな。」大輔:「ホストの12月ってそんなに忙しいんでしょうか?」やくざえもん:「んぁ?ま、立ち話もなんだし、座れよ。」マスター:「はいよ。」コン大輔:「マッカラン…。」やくざ
【第435場新宿駅前】(11月30日20:00頃)エレア:「あれ?かお?」かお:「エレア!」エレア:「こんな時間にこんなとこになんでかおがいるんだ?」かお:「太一君と待ち合わせしてて。モデルの仕事があるから、それ終わってから会おうって約束してるんだ。エレアは?今日お店お休みだよね?」エレア:「幹部ミーティングの帰り。」(太一がやって来る)太一:「かおさ…」エレア:「スーツなんか着て、まだ就職前だろ?」かお:「うん。でも今日は内定者だけの説明会があって。」エレア:「あ
(カーディーラー)店員1:「いらっしゃいませ。」つくも:「先程お電話した坂田ですけど。」店員1:「お…ま…お待ちしておりました!奥のお部屋にご案内致します!少々お待ち下さい!」ハル:「奥の部屋?普通はこのロビーのテーブルで商談だよな。やっぱり九十九って気づかれたのか。」つくも:「んー、こんくらいの変装じゃダメか。」ハル:「それはこれだけ大きいポスター貼ってあって、毎日見てたらな。」店員2:「坂田様、九十九様、お待たせ致しました。私、店長の田中と申します。奥のお部屋へどうぞ
【第430場ハルの家】(11月19日16:00頃)ピンポンガチャつくも:「Hi!」ハル:「いつもピンポン鳴らさくていいのに。オートロックで開けてるんだし。」つくも:「んーなんとなく気分?」ハル:「律儀だな。」つくも:「そう?お邪魔します。」ハル:「どうぞ(笑)」つくも:「この時間なら、まだビール飲んでないよね?」ハル:「ははっ。いくら長期休暇だとは言え、この時間からは飲んでないよ。」つくも:「なら、いいか。例の物、準備できた?」ハル:「例の物?」つくも:「車
【第429場BARラウンジCamel】(11月25日深夜)(やくざえもんと仁が飲んでいる)やくざえもん:「なるほどな。それで?お前はどうするつもりなんだ?」仁:「俺は…物理的に距離置こうと思ってる。精神的に付かず離れずって言っても、俺と一緒にいたら、嫌でも過去に触れることになる。」やくざえもん:「じゃあ、大輔の気持ちは?大輔の気持ちを考えたことはあるのか?」仁:「もちろん考えたさ。でも大輔の性格的に、自分の肉体的に負担がかかっても、一緒にいたいって言ってくれるだろう。」
【第428場病院】(11月19日大輔が救急車で運ばれた夜)仁:「先生!」医者:「御家族の方かな?」仁:「いえ…。」医者:「ご友人かな。御家族は?」仁:「連絡入れたので、もうすぐ来られると思います。あの!大輔は!」医者:「詳しく調べてみないと分かりませんが、今はただ眠っているだけの状態だと思われます。倒れられた時のことを詳しく教えていただけますか?」仁:「はい。少し前から時々頭痛がするようになったって言ってました。今日も2回くらいあって。それで、アルバムを見ていたら急
【第427場渋谷駅近く】(11月19日17:00頃)(仁と大輔が歩いている)大輔:「渋谷もだいぶ変わったね。」仁:「そうだな。ヒカリエができてから、駅の地下や周辺がかなり変わったな。」大輔:「渋谷にも2人でよく来てたんだよね?」仁:「ああ。新宿から近いこともあって、俺の仕事前や後に、待ち合わせてたな。」大輔:「確かハチ公口の喫煙所で…うっ…。」仁:「どうしたんだ?」大輔:「ちょっと頭が痛くて。」仁:「おい、大丈夫か?帰るか?」大輔:「最近時々あるんだ。でもすぐ治るから大
【第425場誰かのまどろみの中】子供:「…さん、もうこんなことやめようよ。」?:「うるさい!お前は黙って言うこと聞いてればいいんだ!」子供:「…せめて学校に行かせて。」?:「学校なんて義務教育で無料に見せかけて、給食費や教材代を取ろうって押し売りだ。それよりこれをしないと食べていけないんだ。飢え死にしたいのか?」子供:「…。」(11月18日つくもの事務所刹那)コンコンガチャつくも:「津田さん。時間なので迎えに来ました。」やくざえもん:「お!そうだな。ジジイんとこにお礼
【第424場成田空港】(11月17日16:00頃)(ハルの帰国の日)つくも:「ハルさん!」ハル:「つくも!本当に来てくれたのか。」つくも:「当たり前じゃん。来るって言ったし。」ハル:「大学とかは大丈夫なのか?」つくも:「時差ボケ?(笑)今日は土曜日だから、大学は休み。」ハル:「あ、そうか。来てくれてありがとうな。」つくも:「どういたしまして。おかえり。」ハル:「ただいま。」ぽんぽんつくも:「まだ子ども扱い(笑)?」ハル:「いや、シスコにも来てくれたが、やっぱり顔
【第423場エレアの家】(11月15日13:00頃)ピンポンガチャエレア:「早かったな。」怜:「もう午前授業だから。」エレア:「そこじゃ話せないし、あがれよ。」怜:「…お邪魔します。」バタン怜:「…。」エレア:「そんな葬式みたいな顔すんなよ。ほい、これ。」(サランラップに包まれた指輪を渡す)怜:「これ…。」エレア:「割れたのは偶然…じゃないな。怜のこと考えながら握ってたら、割れた。そのまま処分しようかと思ったけど、言葉だけじゃ伝わらないかなって思ってさ。それ
【第422場Nirvana】(11月14日19:00頃)(エレアがバックヤードで怜に電話している)ブツッエレア:「また切られたか…。この指輪なー。処分出来なかった俺が悪い、か。」ぐっパキンッエレア:「あ、やべ!割れた!どーすっかなぁ。このまま捨ててもいいけど、怜が信じるかな?」つくも:「堂々と仕事サボって私用電話に、女々しい独り言かよ。」エレア:「つくも!」つくも:「オーナー兼代表そして、お前の雇い主のつくもさんだ。」エレア:「わりっ!すぐ仕事戻ります!」つくも
【第421場エレアの家】(11月13日昼頃)(伊豆から帰宅したところ)エレア:「2日目も大量に連れたし、遠足みたいで楽しかったなー。おっと、ポスト見てなかった。」カパッエレア:「ん?封筒?」(エレアの家の中)エレア:「差出人は、あ、この前オークションで落札してくれた人か!」ポトっエレア:「ガラスの指輪…。」『せっかくなのですが、指輪はサイズが合わなかったのでお返しします。代金の返金は結構です。』エレア:「そっか。指輪はサイズがあるもんな。お前だけ戻って来たか…。か
青藍:「…傷つけるのが怖いんだと思います。」隆平:「嫌なら断っていいんだよ?」青藍:「いや、まだ断るとか受け入れるとか決めてないのに、逃げるような真似して傷つけたくないんです。」隆平:「どうしてそう思うの?」青藍:「高校の頃の話なんですけど…。すごい仲良い男友達がいたんです。いつも一緒に行動する親友というか。」隆平:「うん。」青藍:「でもある日、そいつが俺のこと恋愛として好きって噂が流れて。当時は同性愛とかに免疫なかったし、無意識に怖いって思って、避けるようになってしまって。」
【第420場伊豆の民宿】(11月12日23:00頃)(広間)エレア:「ふぁー、ねむ。」青藍:「早起きで大物釣ったから、疲れたんですかね。おかげで美味しい夕食にありつけました(笑)」葵:「じゃ、そろそろお開きにしますか?俺はエレアさんと同室なので、エレアさんが部屋に行かれるなら一緒に行きます。」やくざえもん:「俺はまだ飲み足りねぇなぁ。」つくも:「俺は明日も運転なんでそこまで遅くまでは付き合えませんが、まだ飲めますよ。部屋で飲みますか?」やくざえもん:「おぅ。そうだな。」
【第418場旅行当日】(11月12日午前)(青藍が隆平の家に車で迎えに来たところ)隆平:「ほんとに来てくれたんだ。」青藍:「はい。約束しましたし。これから葵さん迎えに行こうと思うんですけど、芸能リポーターとか大丈夫そうですね。」隆平:「うん、あの発砲騒ぎ以来、全く寄り付かなくなったよ。御大って方によくお礼しないとだね。」青藍:「逮捕される必要があった人とは言ってましたけど、逮捕者も出ましたからね。」隆平:「こうやって旅行に行けるのもそのおかげだから、足向けて寝られないよ。」
【第417場Nirvana】(11月9日営業後)青藍:「葵さん。」葵:「青藍、どうした?」青藍:「葵さんって車持ってます?」葵:「俺は持ってないけど、免許あるし、恋人が車持ってるから。12日の話だよね?」青藍:「お願いなんですけど、迎えに行かせて貰えませんか?」葵:「それは有難いけど、どうしたの?」青藍:「隆平さん免許持ってないんで迎えに行きたいんですけど、2人だと噂になるといけないんで、葵さんにも同乗して貰えたらと思って。」葵:「そういうことならお安い御用。俺でいいの
ハル:「それだ!郵便届いた!手違いで届くのが遅れたが、さっき受け取って、見た!かっこよくて1回目は言葉が出てこなかった!何回見てもかっこよくてかっこよくて…。」つくも:「それはどーも。映像の撮影は初めてだったから、自分的には不満足だったんだけど、代理店の人が上手く編集してくれたんだ。」ハル:「つくもはアテンザ買ったのか?」つくも:「車持ってないって話したら、一台貰えた。」ハル:「そっか。じゃあ俺も帰ったら買い換えよう。」つくも:「え?まさかの車でオソロ?」ハル:「色違いにする
【第415場つくもの家】(11月4日営業後)つくも:「ふぅ。久しぶりに結構飲んだな。あれだけ飲んで津田さん結局潰れなかったって、ほんとにすごいな。」♪ピロリンつくも:「LINE?ハルさん!」『ハル:今、電話かSkypeできるか?』『つくも:どっちでもできるよ。』『ハル:じゃ顔見たいから、Skypeにしよう。準備できたら呼び出してくれ。』『つくも:OKだよ』♪~~~つくも:「Hi!」ハル:「Skypeで話すのは久しぶりだな!痩せてもないし、元気そうだ。ちょっと顔が
(居間)ヒロママ:「今帰りました。」父親:「ヒロシか!ずいぶん大きくなったな!」ヒロママ:「おかげさまで。父さんも元気そうだね。」父親:「定年してから草野球を初めてな、なかなかいい体力作りになるぞ!ヒロもやるか?」母親:「お父さん、ヒロシは何か話があったから、帰ってきたんじゃないの?」父親:「そうだな。数十年も留守にして帰ってくるのには、なにかあったんだな。借金でもできたか?」ヒロママ:「そんなんじゃないよ。驚くと思うから、覚悟して。」母親:「覚悟?」父親:「うむ。」沙知
【第410場直哉の家】(11月5日営業後)ガチャ直哉:「おかえり。お疲れ様。」ヒロママ:「ただいま帰りました。」直哉:「ヒロのただいまも日常になったね。」ヒロママ:「ごめんなさい。お付き合いしてすぐ上がり込むように同棲しちゃって。」直哉:「謝ることはないよ。寧ろ嬉しい。ヒロ、改まって話があるんだけど。」ヒロママ:「なあに?」直哉:「付き合ってまだ1ヶ月なのに急過ぎるのはわかってる。でも、俺との結婚を考えてみてくれないかな?」ヒロママ:「え…それって…プロポーズ?」直
【第409場青藍の家】(11月5日12:00頃)青藍:「今から電話するから、リッツは少し大人しくしててな。」ワン青藍:「うん。いいお返事だ。」(青藍、電話をかける)女性:『はい、民宿えびすです。』青藍:「もしもし、藍ですけど、叔母さん?」女性:『あら、藍くん!久しぶりね。』青藍:「ご無沙汰でごめん。突然なんだけど、ちょっとお願いがあって。」女性:『藍くんのお願いなんて珍しいわね。どうしたの?』青藍:「来週の11日、貸切で泊まれないかな?」女性:『うーん、11日はこ
【第408場青藍の家】(11月4日営業後)(青藍が携帯を見ている)『山田隆平ゲイだって!気持ち悪い!』『ゲイじゃなくてバイだろ?』『気持ち悪いのは変わらない件』『開き直ったよね!ある意味潔い!』『わかる!下手に嘘つかないとこに好感持てる』『今の好きな人は男なのかな?』『隠すってことは男じゃね?』『どっちにしろその人のことには全く触れるなってバリアが凄かった』『ホントに好きなんだね。応援したい。』『ゲイでもバイでも山田隆平の演技は秀逸』『そうだよね。プライベートはとも
【第407場山田隆平のマンション】(11月1日23:00頃)(エントランスに隆平が帰ってくる)男:「隆平!」隆平:「元義!」元義:「他人行儀だな。昔みたいにモトって呼んでくれよ。」隆平:「何しに来たの?」元義:「なぁ、ヨリ戻さないか?」隆平:「今さらそんな話?」元義:「俺たち上手くいってたじゃん。」隆平:「誰かさんが浮気するまではね。」元義:「それは出来心で!謝っただろ?」隆平:「謝られて許せることと許せないことがある。」元義:「もう浮気はしないって誓う!隆平だけ
【第406場新宿のカフェ】(10月4日13:00頃)エレア:「悪い、遅くなった。」かお:「大丈夫だよ。朝が遅いの苦手だからお昼からにしたんだけど、早かった?」エレア:「帰るのが深夜だから、どうしても起きるのは辛くてさ。ずっと寝てたいくらいだ。」かお:「エレアらしいね。」エレア:「話があるって?」かお:「うん。あのね、太一君に告白されたの。」エレア:「そうなの?!」かお:「うん、それで付き合おうと思う。」エレア:「太一は真っ直ぐで良い奴だから、いいと思うぜ。」かお:「
【第405場新宿駅】(11月3日12:00頃)太一:「今日はいい天気ですね!」かお:「うん。今日はどこへ行くの?」太一:「予報では曇りだったから、かおさんが寒いといけないと思って、サンシャイン水族館に行こうと思ってました!」かお:「水族館か…。」太一:「どうかしました?あ!もしかしてエレアさんとの思い出ですか?!」かお:「うん、昔、一緒に水族館に行ったことがあるんだ。」太一:「じゃあ水族館はやめましょう!かおさんが新宿駅まで出てきてくれたから、どこでも移動できますし!天
【第404場新幹線の中】(11月3日15:30頃)(武尊と一平が浜松に向かっている)一平:「お互いバイト休めて良かったな!」武尊:「うん…。」一平:「駅弁じゃなくて菓子パンってとこが侘しいけど、貧乏学生には上等だよな?」武尊:「うん…。」一平:「そんなに不安か?」武尊:「うん…。」一平:「なら、こうしようぜ!武尊の家のダイニングにテーブルあるか?」武尊:「変わってなければ。」一平:「だったら、テーブルの下で手繋いでてやるよ!」武尊:「え?!」一平:「不安だったら力
【第402場上野公園】(11月1日12:00頃)(仁と大輔が散歩している)仁:「昨日の今日で誘って悪かったな。」大輔:「いえ、嬉しいです。」仁:「この上野公園にもよく来てたんだ。不忍池って名前が好きだって。」大輔:「忍ばず、つまり隠さないで堂々としていられるからって俺が言ってましたよね。」仁:「覚えているんだな。」大輔:「はい、昨日帰ってから、手に残った温もりを思い返していたら、断片的になんとなく。まだモヤがかかっていますが。」仁:「そうか。焦ることは無い。こうしてま
【第401場仁の家】(10月30日23:00頃)(仁の家に大輔が来ている)大輔:「深夜にお邪魔して迷惑じゃなかったですか?」仁:「仕事がホストとBAR経営だから、この時間は深夜にならねーよ。それに、元は大輔の家だ。覚えてるか?」大輔:「はい。家具の配置も変えてないんですね。」仁:「覚えてるんだな。」大輔:「写真では見せて貰いましたけど、実際に来ると、ここに住んでたって実感があります。」仁:「そうか…。」大輔:「あの!仁さんと俺は結婚の約束してたんですよね?」仁:「あ