ブログ記事729件
殷は考古学的に実在が確認されている中国最古の王朝とされているが、漢民族の王朝ではなく、東夷などの影響を受けた異民族の王朝とされています。甲骨文字は「殷墟」から1899年に発見された文字で、漢字の起源とされる。つまり、甲骨文字は漢民族起源ではないということになります。そして、現在約5000くらいある甲骨文字の内、1500文字、全体の30%程度しか解読出来ていないらしいです。周代以前の「夷」とは現在の江蘇省や山東省周辺に居住していた民族を指していたとされているが、史書が編纂
昨日は一日中冷たい雨。雪かなと思うくらいの冷え込みで、猫たちも昼間っから布団と仲良しで離れませんでした。こんな日に出かける予定がなくて良かった。オーディブルを聴きながら、甲骨文字をいろいろ試し書きしました。先日とはまたレイアウトを変えて、文字のバランスもアレコレ試して一応こんな感じに落ち着いたのですがまだ今月の教室までは日にちがあるので、もうちょっと考えます。雨の日にはうってつけの書道それと、年賀状に甲骨文字を入れようと思って文字を選んでみましたが…全くサマにな
■中国の王朝(歴史順)1.夏(か)伝説的王朝。最初の王朝とされる。2.殷(いん)/商(しょう)甲骨文字を使った最古の実在王朝。3.周(しゅう)西周→東周(春秋・戦国時代)。▼統一王朝の時代4.秦(しん)始皇帝が中国を初めて統一。5.漢(かん)前漢→新→後漢。▼分裂と再統一を繰り返す時代6.三国時代魏・蜀・呉。7.晋(しん)西晋→東晋。8.南北朝宋・斉・梁・陳(南)/北魏・東魏・西魏・北斉・北周(北)。▼大帝国の時代9
甲骨文字講座11月。あまり練習する時間がなかったけど、前回見て頂いたものの書き直しともう一点文字数の少ない物を用意していきました。前回の物を手直し文字数の多い方が良かったようで、もう一点はほぼ見ないまま・・ここまでやったのなら、こっちを書きなさい、と。(笑)まだまだ自分でも納得していない習作なのですがどう表情を付けていくのかを指導していただきました。見てもらえなかった一点(笑)どちらも「武蔵野」より下部に読み下しを書いたので、その意味を良く解してそれに呼応でき
中国安陽友好❣️漢字博士コンクール誌上発表市長賞瀬口瑛菜さん夏の安陽青少年友好交流訪問で実際に中国安陽を訪ね、殷墟博物館で本物の甲骨文字を見て、地元の中学生と書道交流を行いました。その実体験から、生き生きとした感性が感じられる内容と、自らの文字の歴史に関心を向ける着眼点が評価されました。抜粋「殷墟博物館の見学後、安陽市内にある幸福中学校の書道部のみなさんと交流しました。そこで、彼らが、すらすらと美しく甲骨文字を書いている姿に驚きました。書道部だから特別なのか、それとも中国の学生はみ
中国安陽友好❣️甲骨文字書道コンクール誌上発表市長賞城田真由美さん「魚」元の絵や文字は紙に、筆・墨・岩絵具を用いて筆で描かれています。甲骨文字を“古代のデザイン”として捉え、ラスコー壁画などに見られる《願い》(ここでは魚)のイメージと重ね、古代の思いを、現代のツールであるPCを通して表現しました。
黄河下流のせまい地域殷とは、中国古代のいわゆる中原の地にあった国家名です。ただし、「殷」というのは後代の呼び名で、現在は殷後期の首都名をとって「商」と呼ばれることが多いですね。当記事でも、以後はこの名称を用います。商は、紀元前17世紀頃~紀元前11世紀まで存在していましたが、商の前期は甲骨文字もまだ生まれておらず、実態はよくわかってないというのが本当のところです。『史記』などの後代の歴史書の記述を信じるしかないんですね。さて、中国の王朝というと、現在のように広大な地域を
甲骨文字9月の作品展も終了し、次は年度末の作品展の用文字選びをしています。昨年度末は「雪月風花」先月は「壷中天」と文字数少なかったので次回は文章を書いてみたい。この歳になってから読んだ国木田独歩の「武蔵野」に感銘を受けたのでその中からいくつか拾いだして書いてみることにしました。武蔵野・・文字間違えてます「臓」今気が付いた・・・・・と思ったのですがこれがとても難しい。文章をつらつら並べるだけでは面白みに欠けるし・・どんな風にレイアウトしてどこを強調して書いたらいいのか?
秋の絵手紙展2025その8今日は線の練習しました甲骨文字甲骨文字とは、古代中国の殷王朝期に、亀の甲羅や牛の肩甲骨に刻まれた文字で、主に占いの記録として使われました。これは、亀甲や獣骨を焼いてできたひび割れを見て吉凶を占った結果や、占いの内容を記録したものです。今日の漢字の祖先であり、現存する最古の漢字の字体とされています。AIからお手本がよく見えないぞ😓正確かどうかはちょっと自信は無いがおっ孫スケ1号から電話が📱インフルで学級閉鎖とな😱しかも2号は発熱中😱😱😱今週末は
漢字ミュージアムの続きで、妖怪漢字の次は、常設展に行ってみます。漢字が学べるパネルを見ていきましょう。象形文字は見つかるかな。頭だけでなく、体も動かそう。体で漢字はつくれるかな。甲骨文字から楷書まで。書体の変化にはワケがあるって。四字熟語で遊ぶと、ロケット団の漫才がもっと良くわかるって。漢字の筆順も、その原則を学ぶと、なあるほど。漢字の色々な読み方を知ると、もっと漢字が書きたくなる。突然に、山鉾。生き物の名前は
甲骨文字9月の作品展が20日(土)から27日(土)まで開催中です。24日は通常講座の日でしたので、その日は展示会場での解説授業でした。作品展看板となる先生の大作「輪」それを見ながら筆のスピードによる強弱のつけ方、渇筆などのお話を伺いましたが私はその隣に展示されていた「夢」の方が気になります。1m四方以上ある「輪」薄墨で滲ませた「夢」の文字の下に、うっすらと浮かび上がる甲骨文字の龍のような形。輪切りにした木材に「寿」を荒く彫ったものを3か所に捺されたそうでその上に「
小田原市民交流センターで甲骨文字書道コンクール甲骨文字パネル展開催中中国河南省外事弁公室(外務省)のホームページで紹介されました10月3日まで開催どうぞご覧ください小田原の書家鴨宮の書道教室はこちら堤千恵子書道教室|小田原市鴨宮の書道教室tutumichieko.com
[書遊び]「仲間の漢字」<皿と血>⭐lightです。●ずっと、「皿」と「血」の関係は、気になっていました。こんな学習ができる機会があるなんて、ビックリのビックリです。「書」だけでは見えなかった世界を、見せてもらっています。今回の六文字(皿・盟・盛・益・血・衆)は、すべて甲骨文字が残る文字です。「皿」と「血」以外は古代後期くらいかと思っていたので、意外でした。●『皿』<音>ー<訓>さら・象形文字・・・浅く平たい皿の形。『盟』<音>メイ<訓
[書遊び]「仲間の漢字」<自・欠・丁>⭐lightです。●漢字は、今から約3300年前に作られました。はじめは、亀の腹の甲羅(こうら)や牛や鹿の肩甲骨に刻みつけられていたので、「甲骨文字(こうこつもじ)」と呼ばれていました。紙面では、赤色のペンで示しています。それから、青銅器(金属の器)に鋳(い)込まれた「金文(きんぶん)」の時代で、青色のペンで示しています。約2200年くらい前の秦(しん)の時代になると、「篆文(てんぶん)」という統一された文字が出
9月の甲骨文字作品展用の清書を提出してきました。選びきれず、一枚ずつ写真に撮って見比べ5枚を選んでみました。写真で見ると配置のバランスとかがよく判り、自分の中ではコレかな?という一枚があったのですが、後は先生にお任せするつもり。その日の朝になって、もう一度持って行くものを眺めていたら一旦はボツにしたものの、なんとなく気になる物があってそれも加えて6点持っていきます。教室では黒板に全部貼って見比べ、一枚づつ削っていきます。3枚になった段階で、先生がほかの受講生の方々にもどれ
拙ブログに的確なコメントをしていただいたazafuse0302さんに、またまた教えていただいたこと。まだまだ消化しきれてはいないので、これから学ぶことに。(1)「演」の本義は「水が長く流れる」ですが、「人前で芸をおこなう(演技)」「実習する(演習)」という意味もあるかと思います「演」字はもともと「水が長く流れる」という漢語を表すために作られた字ですが、「人前で芸をおこなう」「実習する」を表す漢語と発音が凄く似ていたために、「人前で芸をおこなう」「実習する」という漢語を表すのにも「演
感謝です。「甲骨文字」にも、個性?みんな、同じに見える。
先に宣言!今日から一日2回ブログを更新する。ネタたまりすぎ。「体調どうですか?」とコメントくれた読者の皆さん、そして個人的に連絡くれた友人の皆さん、有難うございました。現在8月19日夜7時、今は咳だけ。おとといの午後、ダンナがアトリエ近くの総合病院へ連れて行ってくれることになっていた。でも、ちょうど午前に道路のアルファルト舗装が終わった。車乗り入れ禁止=車で出られない。病院まで歩いて行ける距離ではない。ある程度歩いて、車を呼んでもよかったが、靴の裏がひどいことになる。昨日の午後、病院
講談社学術文庫より刊行された『古代中国原始・殷周・春秋戦国』を読んでみました。貝塚茂樹、伊藤道治(2000年)『古代中国原始・殷周・春秋戦国』講談社学術文庫北京原人に代表される原始時代から、秦の始皇帝による統一国家の成立前夜までの悠遠な時間。そこでは、以後の中国、そして東アジア社会を基礎づける独自の文化が形成されました。では、中国大陸の黎明期、我々の歴史観の根幹をなす「古代」はどのように形作られたのでしょうか。本書では、司馬遷『史記』などの文献資料や、考古学的発見に基づき、「社
万博でタイミング良く入れた中国館想像以上に凄かった‼️歴史の教科書に載ってるやつ!満載紀元前のものが数多く展示してあったのはさすが中国数千年の歴史甲骨文字発祥を示す3000年以上前の牛の骨教科書に載ってるやつ!秦の始皇帝が度量衡(長さ、体積、重さ)を測る為の基準を統一するという国中へのお触れの紀元前221年の銅板です。キングダム好きな方には是非他にも中国書家の中で私が最も尊敬する顔真卿の書が⁉️石板印刷されたものです。西安でも見ましたが中国が誇る書家の
夏休みワクワク大作戦!丸亀市のアイレックスで毎年開催される親子応援イベントですが、今年も習字を担当いたします。午前中10時から12時学校の夏休みの宿題一人1課題、貸出手本、半紙5枚500円午後13時〜漢字のヒミツミニ色紙に甲骨文字を書こうプリント、ミニ色紙一人500円詳しいことはチラシを見てね!漢字のヒミツ、前半は予約で埋まりそうなので後半がおすすめです。当日参加される方は、事前に時間予約してもらえると、スッと入れていいと思います。時間に来てでも、
今日も午前11時の時点で37度という気温が表示されています。相方君の病院、面会は3時から可能ですが、あまりに暑いので昼間は下手に外に出てはいけない気がします。今日は夕方から行くことにしたので、昼間の時間が使えます。甲骨文字の補習が7日にあります。書く文字は決めているのですが、落款の位置なども考えなくてはいけなくて。本来は落款の押し方にはちゃんとしたルールがあるんですよね。まあ、この講座はそこまでこだわっているわけではないのでいいのですけど。作品の書き始めに押す縦長の落款も
今回、子どもだけでなく大人の遊べる企画を用意しました。ミニ色紙に甲骨文字を書きましょう!8月11日月曜日13時以降〜アイレックス「夏休みワクワク大作戦」甲骨文字っていうには、中国大陸で発見された世界最古の漢字で、その姿かたちは、イラストみたいな記号みたいな、ちょっと面白い文字です。漢字の秘密をクイズで学んで筆でミニ色紙に書いてみましょう!面白い発見があるかも!
[書遊び]「漢字の世界」<2年生の漢字(4)>⭐lightです。●今から約1900年前に書かれた中国の『説文解字(せつもんかいじ)』という字書(じしょ)には、漢字の成り立ちが6通りに分けて解説されているそうです。今回の8文字は、そのうちの3通りに分かれています。(1)象形(しょうけい)文字物の形を写し取った形・・・「毎・番・行」(2)形声(けいせい)文字音と意味の部分を合わせた形「週・当・通」(3)会意(かいい)文字2つ以上の文字を
昨日は甲骨文字の講習日でした。ここのところ何もできていなかったので、前日に大慌てで何枚か書きました。毎年年度末に作品展があるのですが、今年は9月にも会場が取れたそうで作品展をすることになっています。8月にはもう提出なので、書く文字を決めてブラッシュアップする時期です。何を書くか迷って、候補を2点書いてみました。1枚目は「長楽未央」ちょうらくみおう”長い楽しみは尽きることがない”という永続性を心願する言葉。ですって。これは長楽、特に楽という字が書きたくて選んでみ
会社の契約しているオンライン学習プラットフォームで中国語のカリキュラムも少しあるので使っていました。でも初級のものがほとんどで、中級以上のは熟語のこれとこれの違い、みたいなのをやったらもうなくなってしまいました。あとは言語は中国語で何かを学ぶ、というのを探してやっています。これは漢字についての講義。なのですが、これを見て驚きました。網という字なのですが、甲骨文字から金文になって篆書になって。。。楷書にならずに飛ばして簡体字になっています。糸と亡は何処へ。見返したらこれまで取り上げてきた字は
今年もアイレックスで開催される「夏休み宿題大作戦!」に書道ブース担当で参加します。今年は、午前中・・・学校の宿題午後・・・甲骨文字ワークショップとなっております。いつもね、午後になるとほとんど宿題に来る人いないのでね、それならいっそのこと午前中だけ宿題にして午後は好きなことやったれ!と思って・・・自由研究のヒントにもなりますので、よかったら来てね!資料+ミニ色紙込で、一人500円です。子どもだけじゃないよ、大人も参加オッケーですよ!事前予約できるよう
首都図書館の横の小さい図書室はよく行くが、本館へ久しぶりに入った。「書道の子ども向けの本を買いたいけど、お勧めありますか」と聞かれた。うちにはない。ネットで調べても、表紙と目次しか載ってなくて、中身が分からない。それで図書館で見ることに。本館の子どもの部屋は手前は行ったことがあるが、奥まではない。これ以外のスペースもあるが、思ったより広くないと思った。なぜなら、子ども用の英語の本の部屋が別にあって、とても広かったから。過去記事はここ。英語の本たくさんあったから、読みたい
孔明先生一筋34年★文魂(あやだま)創作家の子(げんし)です。孔明先生の隆中対(天下三分の計)を剪字おえた今日この頃。原文全文剪字て思ったのは甲骨文字と金文って文字そのものに何か底知れぬ太古の力を宿しているんじゃ?ってことでした。そこで!今更ですが甲骨文字の秘密を紐解いてみたら・・・甲骨文字が秘めていたのは甲骨文字三大神秘力だったのです!その1:神々とのコミュニケーションツール甲骨文字は主に占卜(占い)に使用され
令和7年6月14,15日に、【漢字のひみつ】講座を教室で開催しました!企画した時は、みんなやりたーいって言うてすぐ満席になっちゃうって思ったけどそうでもなく…💦しかし最終的には10名の方々に参加していただきました!ありがとうございます!オリジナルのクイズが今回の見所!家族に試してみたらマアマア盛り上がったので自信あったんですけど…手応えあったので、よかった💦ろくな写真がない💦甲骨文字が見つかった場所や、書かれていた時代、使われ方などを解説しながら、なんて読むか