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2013年11月クウェートセミナーにて正義を守り、貫くためには力が必要です。その力の行使が、悪性にならないためには、善悪を判別する倫理観と自分自身が常に善の側にいるという強い意志が必要です。極真カラテのみならず、すべての武道は、身心の鍛錬の意味は力と正義の会得にあります。身心の「身」は力を、「心」には正義を意味します。極真会館若獅子寮の教育方針は、精神教育です。厳しい修業を通じて、己の精神構造を改革し、肉体を鍛え上げていきます。力をつけていきます。その過程で社会のルール、規範と
2007年5月インドネシアセミナーにて青春時代はムダにしてはいけないと、大山総裁は、おっしゃいます。その時には、わからないけれど、その青春時代に何かに打ち込んだことのある人と、そうでない人では、それ以後の人生は、まるっきり違うことになる。と。青春時代は、とても多感で、生きよう、成長しようというエネルギーの塊の中にいます。その時に何かに夢中になったり、何か理想に燃えたり、目標に向かっていこうとすれば、そのたくましい生命力で、何かを成すことが出来ます。どんな環境においても、どんな状況に
2019年9月南アフリカ(ヨハネスブルグ)セミナーにて大山倍逹総裁は、本来の心とは、私念を取り除いたところにあると考えられておりました。心の本性を明らかにするということは、非常に尊く大切なことであると。私念を捨てれば、私念が捨て去り、清く明らかな本心が自然に浮かび上がってくるものだと。そうすれば、心の本質に目覚めることができ、心の本質に目覚めたことが悟りの境地である。もし清明な本心が隠されて、私念が心を支配するような場合は、人は惑いに陥る。不忠、不孝、不仁、不義といった武道の訓
2019年8月ルーマニアキャンプでの300人がこのTシャツを着てビーチセミナーに参加しました大山倍逹総裁は、人と人との付き合いにおいて「武道家は常に人を助ける立場にいなくてはならない。義を見てせざるは勇なきなりである」と。「自分より弱い者や立場の者を食い物にするような者は、男として、ましてや武道家として風上にも置けぬ人間である。自分に勝つとは、他人に優しくなれるということであり、武人とは己に厳しく、他人に優しい者を言う。強さも同様である。真に強い人間とは、自
1982年3月内弟子卒寮式竹山晴友さんと二人だけの卒寮でした大山倍逹総裁は「良き出会いは、自己実現を促進して、一生の幸福をもたらし、悪しき出会いは自己実現を阻害して一生の不幸を招く」と、おっしゃられています。「良き人との「出会い」に恵まれれば性格も運命も、良き方向へ転機するし、悪しき者との「出会い」に災いされれば、性格も運命も悪しき方向へと転落する。」と。「自己実現するにあたって、いかに「出会い」というものが重要な鍵を握っているかをすべての皆様に伝えたい。」と。出会えた
2020年10月7日県本部道場にて1994年4月に大山倍逹総裁が逝去されました。翌1995年、極真カラテの分裂が起こり、その後、日本全国にフルコンタクトカラテ道場が数多く乱立していきました。又、小さい大会から県大会、地方大会、各権利大会、全日本大会と大会の数も星の数ほどあります。1985年10月5日に極真会館田畑道場を設立して、35年の年月が経ちました。皆様のご支援のおかげをもちまして、この道一途に歩むことができました。ありがとうございます、ここに感謝を申し上げます。今ここ
2019年8月19日ルーマニアセミナーにて大山総裁の円転掌は、とても有名ですが、かねてから息吹、呼吸法については厳しく指導していただきました。特に息吹は、その強い息吹により、霊肉一致と丹田力の強化について教えていただきました。息吹は丹田から息を吐き、最後に残った息を「カッ」と吐き切るのですが、何度か息吹を行うことで、完全呼吸法を激しくし、活動的にしたもので、一瞬のうちに疲労を取る効果と、渾身の力を発揮するための訓練として、とても効果的と言われています。又、息吹を行う際に丹田強化につ
2019年9月ヨーロッパ(オランダ)セミナーにて大山総裁は、こう言われました。「田畑君、君ぃ、人間磁石になりなさい。運もお金も、人も物も引きつける人間磁石になりなさい」と。「覇気と思いやりの心、信頼と感謝は、豊かなる収穫を得ることを忘れてはいけない」と。また、いつの日かは、「私はねぇ、私に関わった全ての人が幸せになってもらいたいという思いで、人と接しているし、人間関係を作っているんだよ。だから君も、自分のことばかりを考えないようにして、人にために何が出来るかを考えなさい」と。
2019年9月南アフリカ(ヨハネスブルク)セミナーにてよく大山総裁は稽古の時にこのようなことをおっしゃいます。「立ち方三年、歩き方三年、握り方三年、九年かかって初心を終わることが出来る」と。立ち方三年とは、弟子は、師や先輩の稽古をじっと立ったままで見る。ぼんやり眺めているだけでは稽古にならないから、しっかり立っていなくてはならない。三年経って、立ち方が定まってきたら、歩き方を習う。その他の事は一切させなない。それから三年して歩き方が定まってきたら、正拳の握り方を三年間教えた。
仕事が終わって家に帰ると中国から怪しい宅配便が…注文した記憶も無いのでもしや、「すわ、ついに例の(植物の)種が届いたか?」とも思いましたがよく見てみると送り主は台湾。恐る恐る開けると↓↓いつの間にか妻が注文していたようです。早速明日の稽古から使って見ましょう。(びっくりさせんなよ)明日から新しいミットのお目見えですが古くなったミットを引き取って頂ける方を募集します。限定8個です。お古ですが欲しい方は稽古やLINEでお知らせください。↓↓先週のブログでは貼れな
先ほど、一般部のキックミットを発注しました。少年部用のキックミット、ビックミットは時々注文しておりましたが、一般部用となると本当に久々になります。どれくらい久しぶりになるのか?前回はなんと、電話注文だったと思います。(ネット全盛期以前ということ)もう何年前か思い出せません。おそらく今でもイサミには自宅の電話番号が登録されていることでしょう。イサミへ電話し、電話番号と何を何個と伝えると。「山形県〇〇町の柴田様ですね。いつもありがとうございます」という昔ながらのスタイルそして昔はキ
2019年8月ルーマニアセミナーにて未だに収束の兆しのない、新型コロナウイルス感染、異常気象による大雨、洪水、ゲリラ豪雨による甚大な被害、まさに天変地異が起こっているかのようです。新型コロナウイルス感染により、日常生活がまるっきり変ってしまいました。カラテの稽古、合宿、県選手会稽古、審査会、各県大会、地方大会、今年6月のグラチャン、11月の第51回全日本大会、そして来年4月の横浜の新武道館での第5回世界大会も全てが中止または延期となってしまいました。全国大会を目指していた選
続いて中型スイカへチャレンジ割れるかな?中型スイカも遂に成功!残るは大型スイカこれは流石に難しいか?歯が立たない?↓スゴい躍動感、ヒビが成功↓一般部に回すことなくキレイに割れました。生産者の鎌田先生曰く「スイカは手で割るより、包丁で切ったほうが美味い」と。今日の割れようだと美味しく頂ける範囲内でしょう。鎌田先生改めてありがとうございました。また子供達だけで全部のスイカを割ったのはおそらくはじめて空手の技量も体力も身体も成長しているんだろうな〜当支部は「新庄市武道
7月8日水曜稽古本日の稽古は、子供たちの小さな小さな成長が随所に見られとても楽しいものでした。先週は玄関で靴を揃えられなかったが今日は揃えてたY。道場生ではない、ほかの大人に「こんばんは」と自分から挨拶したH。コロナ自粛が長すぎて、学校も疲れる。稽古も疲れる。初めのうちは休んでおりましたが。毎回少しずつ「今日は基本まで」「次の週は移動まで」「その次は型まで」と稽古時間を更新していくE。今日は「元気だけどお腹痛い」と泣き言を言わなかった。偉いぞ。カメムシが
2018年5月山形国際セミナーにて大山倍逹総裁がおっしゃられるには「空手を数ヶ月稽古して、突きや蹴りが強くなれば、にわかに自信を持つ。街を歩いて、スキだらけの人を見て、技が通用するように思うけれど、道場では手も足も出ない人に限り、人を威嚇したり、自分を強く見せようとするものだ。本当に強い武道家は、一般の人々にその力を誇示したりする必要はない。威嚇している人を見て恥ずかしくなるものだ。武道家の粗暴の振る舞いは、本人が考えている以上に他人に圧迫感を与え、憎しみの感情を誘発する。人に
6月24日水曜稽古※保存していたデータが飛び、更新が遅くなりました。稽古再開後、少年部は全員参加となりました。ようやくここまで戻りました。とは言え、稽古前は手の消毒とマスク着用稽古開始後は間隔をあけ稽古しマスクは取ってもOK。指導者は向かい合う形になるので常に着用しています。↓こんな感じの逆インベーダー▼△△△△△△△△△△△△△△△△△
【2004年Chile】7ヶ国目大山総裁は、朝礼でよく「君たちは奉仕の精神が足りない」とおっしゃってました。国に対する忠誠心、親に対する孝行、そして他人や社会に尽くす奉仕の精神。滅私奉公、己を捨て、人に尽くし、世に尽くすことは東洋の道徳だが、現代に必要なことだと。個人主義も行き過ぎれば、利己主義になり、自分さえ良ければ、他はどうでもよい。迷惑をかけても顧みないという醜いエゴイズムが隠れていて、それを顧みなければ人間はお終
6月10日水曜稽古再開から2度目の稽古まだ皆さんの出席は叶いませんがだいぶ参加してくれるようになりました。今回の稽古から復帰したAは今年から小学生お母さんの話によると、長すぎた休みのせいで少しグズっていたようですが稽古前の時間は元気にみんなと遊び基本を稽古していきました。聞けば次の審査会で赤帯になるのが目標とのこと赤帯という目標がAを頑張らせた。小1で目標を持てるなんてスゴイぞA次の審査会はいつになるのか見通しも立ちませんがはやく安心して審査会が行われるのを祈るばかり
【2004年11月Australia】6ヶ国目極真の型に「臥龍」という型があります。これは三段位の受審をするためにある型です。大山倍逹総裁から、この型を黒帯研究会で解説していただいたことがありました。臥龍の型の中で地を這うようなポーズがあります。この時に大山総裁は「龍は天に昇って行くために空に雲が来るチャンスを湖の底から狙っている。雲に乗るのにただ待っていてもだめだ。爪をいつも研いで、磨いていなくてはならない(地を這うポーズから、飛び二段蹴りのポーズに移ります)。そして雲が来た時に雲を
【2004年5月Nepal】5ヶ国目大山総裁は、肉体と精神をつなぐのは呼吸法であることを話されています。精神統一する場合も、呼吸法はなくてはならないものであり、呼吸法により、丹田強化され、瞑想黙想や、祈りや礼というものも精神統一をする上で、密接な関係があるものだと。丹田は肉体の中心でもあるが精神の中心でもあり、呼吸法により肉体と精神が合致して、霊肉一致の力が湧き上がってくるのだと。これを潜在力とか潜在勢力と呼び
【2004年4月HongKong】4ヶ国目大山総裁は「私が強くなりたいと思ったのは、自分自身が気が小さく、弱いからです。ライオンは何もしなくても強い。ゴリラも鍛えることなく、そのままでも強い、しかし人間は、そうではない。弱い自分を認めて、そこから向上していこうとする意志がなくてはならない。ただ自分の弱さを認めて嘆いていたり、実力もないのに空威張りをしていてもしょうがない。自分の弱さを認め、そのことをエネルギーに転嫁し、進歩・向上・発展・勝利に結び
【2003年3月Russia】大山総裁が、中国の弓の達人のお話をされました。弓の道を極めようと、毎夜、山に踏み込んで木々に矢を放って、それは厳しい修業をしている人がおり、ある月の出ている夜に、背中に気配を感じ、振り返ると虎がまさに背を低め、襲い掛かる瞬間に出くわしてしまった。その刹那、矢をつかみ間髪入れずに弓を引き放ち、虎の眉間を貫いた。夜が遅かったので、そのまま山を下り家に帰ったが、次の日の朝に矢で射抜いた虎のことを思い出し、確か
【2000年8月ニューヨークキャンプにて】大山総裁は「らくして強くなる方法があれば、私もそれを習いたいよ。しかし、らくして強くなれる訳がない。早く強くなった奴は、早く弱くなるものだ。地味な稽古を地道に積み重ねていくものだけが、真の強さを得ることが出来る。カラテの稽古は平凡で、特別な稽古などはない。修練、修業という名の方が合っている。勝負や試合は一瞬で決まるかもしれないが、その勝敗を決するには、途方もない毎日毎日の修練が、修業がある。そこには忍耐、克己
【2008年6月ヨーロッパキャンプ(ベルギー)にて】大山総裁は「誰でもが、新しいことには挑戦せず、現状維持とぬるま湯に浸かっていた方が楽でよいに決まっている。しかし、それでは、万物の霊長と言われている人間の本当の生き方であろうか。朝になったら目を覚まし、腹が減ったらメシを食べ、トイレに行きたくなったから用を足し、夜になったから寝るというくらいでは、あまりにも安易すぎないだろうか。私は、せっかく人間として生まれたのだから、私にしか出来ないことをやり
【1985年8月第1回世界遠征(ハワイ)にて】大山総裁は、苦しいこと、楽なことがあれば必ず苦しい道を選ぶようにおっしゃっていました。そして、苦しみから逃げていけば、苦しみは君の後からいつまでも追いかけてくる。反対に苦しみを追えば、苦しみが逃げていくよ。と。「苦中に楽有り」。楽の中に楽はない。本当の苦しみの中にこそ、楽があるのです。「死中に活有り」。生きよう生きようとするがために、右往左往して、自分自身を見失ってしまいます。一度、ここで死んでも構
田畑道場HPに「STOPザイジメ」をアップしたところ、反響が大きかったので、ブログにアップしました。イジメの中でも最も質の悪いイジメは、弱いものイジメ。これは卑怯者中の卑怯者がすることだ。次に仲間を作って自分は手を出さず人にさせるイジメ。もし、自分自身に自信があり、プライドがあり、人からリスペクトされるような人がイジメをするだろうか。人をイジメることによって、そこに力関係を見出し、自分を有利にしようという、小狡い考えをしている人は人をイジメる。そいつは強い者に対しては、
【2019年10月ワールドカップ演武(ロシア)にて】【2019年10月ロシア国際昇段審査会にて】大山総裁が提唱されています型の三原則は①力の強弱②技の緩急③息の調整を指します。この三原則の前に6つの大事な要素があります。①立ち方を定める②姿勢を正し、軸を定め、重心を定める③技のスピード・力・締めと決めをしっかりする④引き手の位置を定める⑤覇気のある気合を入れる
【2012年7月ベルギーセミナーにて】大山総裁がおっしゃるには「日本の武道は、単に勝敗を争うだけの闘争の道ではない。勝敗の世界にありながら、勝敗を超える道であり、武の下に道という字が付くということは、これは人の道であり、天への道である。天の理法を体現するために大道である」と。拳禅一如とは、人生の究極を知ることが、カラテを学ぶ者の根本の目的で生死を解脱する道。自分の生死などにとらわれず、生死を解脱して信じる正義のた
先週のお話し※一度投稿しましたがアプリのエラーで消えたブログを最小限に復元バージョンです。道場生最年少のA太が話があるとのこと。「A太、先生に話ってなに?」「6歳!誕生日!」と誇らしげに話してくれました。「誕生日なのに稽古に来てくれて偉いねー」「押忍!」このまま真っ直ぐに育って欲しいですね〜。以下、画像で↓↓当支部は「新庄市武道館」(東山)にて水曜日19:00~稽古しております。少年部は、勇気、我慢、行儀作法をモットーに、いじめなどに負けない強い子ども空手家を目指し日々稽古
【2019年9月ヨーロッパキャンプ(オランダ)にて】大山総裁の座右の銘の二ヶ条に「武の道の探求は断崖をよじ登るがごとし、休むことなく精進すべし」とあります。カラテの稽古は、毎回毎回、地道な稽古を積み重ねていきます。強くなるのに特別な稽古はありません。試合では、その集大成として戦い抜きますが、毎日試合があるわけではありません。来る日も来る日も地味な稽古を地道に積み重ねて行かなくてはなりません。カラテの稽古、修練は、毎日毎日、自分の限界への挑戦です