生贄投票

地球舎生贄投票第1巻・第2巻

二度にわたって自分が悪いわけでは無いのに生贄投票に関わってしまった災難な人。彼女自身はともかく、父親が「兵庫連続通り魔事件」の犯人で母方の姓を名乗って越してきたという過去がある。それゆえか、最初は入山環奈のグループで従者的な地位に甘んじていたが、入山環奈の死と犠牲者が増えたことを切っ掛けに持ち前の気の強さと揺るぎない正義感をもって生贄投票に立ち向かうことになる。二階堂ありさの自宅に行ったり、毛利裕美に脅されたり玉森修太が殺されて心神喪失状態になったり、残ったクラスメイトに生贄にされかけられ

ここにはネタバレが含まれています。富隆博・緒川洋平・その他学校の今の現状に絶望して、7年前に私立柳沢高校で起こった集団ヒステリー事件を参考に、新たなる生贄投票を始める。メンバーは富隆博、緒川洋平、伊賀大裕他旧１－Cの有志。全員で分担して教師たちの社会的死を掴み、２－Ⅽが狙われているように見せかけ、服巻正臣をまず初めに血祭りに上げる。続いて田畑正雄も血祭りに上げるが、ここで第一の誤算が生じる。伊賀大裕が暴走して瀬戸淳子を脅していた

夢ノ代高等学校の理科教師で２－Ⅽの担任。彼の秘密はネットでマジックミラー号シリーズを全部見たこと。消極的ながら、生贄投票の生贄が自分たち教師であることを見抜き、解決策を色々と出すが、ことごとく却下される。その後は今治美奈都に協力して犯人捜しに出る。その動きを生贄投票側に察知され、色々と仕掛けられるが彼らの思惑に乗ることはなかったため、逆ギレした生贄投票側が最後の手段に出る切っ掛けを作ることになる。実は蒼井ふみこがいた１－Ⅽの元担任で、彼女を救えなかった事が原因で今の現状に絶望してい

飯島直人富隆博とは中学校依頼の親友だが、一年前に起きたある事件を機に富隆博の方から避けられるようになる。家庭的に問題があるようだがそれについては一切語られない。元から我関せずの立場だったが、中村裕子の一件で生贄投票を叩き潰すべく動き出す。独自に調査をしていた様で、ある程度犯人の目星を付けていた。金山ありす飯島直人よりはフランクで友達も多いらしいが、その割にはそういうシーンはない。むしろ現状に諦めている感じで、団体行動が苦手と緒川洋平に言われている。それでも飯島直人や伊賀大裕、

伊賀大裕クラスのムードメーカーだが、自分の悩みを瀬戸淳子に話しているうちに、のっぴきならない中になってしまった。一見調子乗りで何も考えてないように見えるが、実はかなりの激情家。それが災いして、ある悲劇を起こしてしまう。母親は自分の息子を「大裕ちゃん」と呼んでることから、自分の所有物扱いしているのかも知れない。作品は違うが、暗殺教室に登場する潮田渚の母親、潮田広海に似ている。彼のムードメーカーぶりは元々の性格に加えて、悩みを外に出すまいとする彼なりの気遣いだったのだろう。中

野村文治夢ノ代高等学校の教頭。強権的な性格でそれが事態の悪化に一役買うことになる。生徒の事は獣と思っており、更に自身が遅刻や欠勤を繰り返すなど謎の多い人物。実は引きこもりの一人娘がおり、かなり古風な性格で家の事は妻に全部任せきりにしていた為に、妻は出て行ってしまい、それが原因で人が信じられなくなってしまった。その一方で今治美奈都の事は認めていたらしく最終的に彼女の意見を聞き届けた。市川武・笹本リエ・阿部力・阪上真・御手洗裕子田畑正雄のやり方に反発して票を入れた人達。最初は

瀬戸淳子理科教師。伊賀大裕の悩みを聞いているうちに、のっぴきならない中になってしまった人。しかも、別の生徒にそれを嗅ぎつけられ、友達になるよう迫られる。思い余って伊賀大裕に相談したら彼がその生徒をボコボコにしたため、伊賀大裕との関係がばれて懲戒免職になってしまう。伊賀大裕の母親にそのことをヒステリックに責められても年相応の態度を崩さなかった。何気に生贄くんの犠牲になる前に秘密がばれてしまった唯一の人。永田秀之最後にランダムで秘密をばらされた人。実は上手くやれば金になるら

服巻正臣夢ノ台高等学校の英語教師。突然インストールされた生贄投票のアプリに対して、無視するよう提案し、ＩＴ企業に勤める友人に削除の方法を探す様依頼するが、酒の過ちで墓穴を掘って、めでたく退場した。前半の柴田康介に相当するキャラクター。しかも変態度も同等。吉田昇夢ノ台高等学校の校長。学園モノでは校長という職業は、時に悪代官なみの存在感を示し、教頭はその腰巾着というのが定番だが、ここでは教頭の威圧感に気圧される事なかれ主義の権化。田畑正雄教頭と対立して、生贄投票を利用して追い落そ

教師になるのが夢で、夢を叶えた途端に地獄を見てしまった人。教師の仕事は勉強を教えること以外に、言ってしまえばゴブリンやトロールやオーグルなみの知能しかない生徒を人間並みにして社会に送り出すことだ。彼女の不幸はそのゴブリンやトロールやオーグルたちが想像以上に質が悪く狡猾だった言うことだろう。そして本来ならば彼女を守るべき先輩教師は何もしなかった。むしろ迷惑そうにしていた。そして、それが後半の流れに繋がっていく。＊昔の愛知県と千葉県のような徹底的な管理教育や今は亡き日生学

ここにはネタバレが含まれています。毛利裕美元々は二階堂ありさの隣に住んでいて、姉の様にしたっていた。そして紆余曲折をへて高校で再開したが、二階堂ありさがいじめの対象になり、止めさせようとするも入山環奈(同じ小学校出身、他にも菊川がその可能性がある)に小学校の時のあだ名を広めてやろうかと脅されて黙らざるをえなかった(この時、陸上部のキャプテンだった事も関係しているのかも知れない)。しかし、事態は彼女の想像以上に悪化しており、ついには二階堂あり

玉森修太は入山環奈、菊川晃司と共に二階堂ありさへのいじめに加わっていた中心人物。菊川晃司から彼女が焼身自殺したと聞かされ、遅まきながら自分達がした事の重大さに気付き、今治美奈都と共に仕掛け人の正体を暴くべく動き出すが、悪辣さと執念深さでは遥かに上の仕掛け人によって最終的に社会どころか、この世から追い出されてしまう。コンピューターの技術は高校生の範疇を超えており、彼と仕掛け人のネット上のバトルは前半の見所である。これは恐らくだが、いじめに使った小道具は彼が用意したのかもしれない。そりゃ

柴田康介はクラス委員。統率力は確かで、入山環奈の葬儀の後で生贄投票に対する対策をクラスメートに提示するが・・・めでたく生贄投票の二番目の被害者になった。クラス委員で力量も確かだった様だから、二階堂ありさに対するいじめを辞めさせる事も出来たはずだが、その場の空気を変えられなかった事から、真の意味での統率力は無かった様である。金田淳典型的な秀才タイプで教師の受けもいい。玉森修太が仕掛け人の疑いをかけられた事により、クラスのリーダーになったが玉森修太のような真の意味での天才ではなく、逆境

香川玲・菊川晃司人前で平気でイチャイチャしているカップル。一応公認の仲だったようだ。だが江留巌の多数派工作のために香川玲は秘密をばらされ、更に江留巌のせいで菊川晃司との仲を裂かれてしまう。更に菊川晃司は、別の人物に秘密を握られて、玉森修太を殺してしまいそうになる。結果的に玉森修太は助かり、それを香川玲を通して今治美奈都から知らせれ、更に江留巌が彼に見せた動画が彼の自作自演だった事を彼女から知らせられ、警察に自首するよう進められる。二人の仲が最終的に修復したかは分からない。瀬戸裕也

高橋明里今治美奈都の友達。恐らく男子を含めた２－Ⅽの面々一の長身。生贄投票から逃げ出す為にガラケーに変えたため、あえなく社会的死を与えられて退場した。電話番号さえ変えなければ大丈夫と思ったようだがダメだった。あるいは彼氏(？)の入れ知恵だったのかもしれない。何気に男の趣味は悪い。西野美姫今治美奈都の友達その２。高橋明里と同じバレー部で、彼女の盛大な自爆を目の当たりにして一次江留巌に同調するが彼の余りのドクズっぷりに付いて行けずに他のメンバーと共に裏切る。その後、今治美奈都と共に親

中村雄次郎一連の事件のあおりを喰った人。２－Ⅽの面々の中では、恐らく一番真面目でいい人。二階堂ありさに対するいじめにも積極的に加わなかったようだが、止めることもしなかった。もっとも止めたら止めたで彼が標的にされただろう。だがその場の空気を読んだことが彼の不幸につながった。その意味では仕掛け人には容赦がなく、２－Ⅽの面々に悪い意味で平等だと言える。もっとも彼には彼の生活があり、彼の下には２人の姉弟と身重の母親がおり(恐らく父親もいるだろうが、かなり遅くに帰ってきているようだ)、いじめ

新興宗教に嵌まっている少女。元々はアトピー性皮膚炎に悩んでいるところを救ってくれたということだが、アトピー性皮膚炎をどう治したかは謎。しかも教団自体がとんでもない変体宗教で、拉致監禁も平気で行っている。教団が岡本雄介の拉致に動いたのは変体宗教の実態を隠すためだろうが、結果的に詰めが甘かったといえる。また遠藤万里子自身も教団の変体性は十分承知しており、この時点で引き返せない所まで行ってしまってたのだろう。年頃の少女としての恥じらいと、アトピー性皮膚炎を治した(と彼女が思ってる)教団への感

江留巌(えどめいわお・エルゴン)スクールカースト最下位の主・・・を気取ってる馬鹿。同志を募って多数派を組織し、スクールカースト上位を追い落そうと試みるが、その先の事をまるで考えていなかった。生贄くんの「私は全員の秘密を握っていますから・・逃げられませんよ？」という言葉の意味をもっと真剣に考えていたら、もう少し頑張れたかもしれない。案の定、自分が組織した多数派に裏切られ、あえなく社会的死を与えられて退場した。何気に一人だけ、あだ名がわかってる人。岡本雄介馬鹿その2。壊されたノート

始まりはクラスの女王・入山環奈の新人教師・二階堂ありさにたいする嫉妬からだった。入山はクラス全員を抱き込んで意図的に学級崩壊をおこし、言葉責めで二階堂を追い込み、遂には自殺させてしまった。もともと入山は自殺に追い込むつもりはなく、学校に来なくなればいい位の気持ちでいたのだろうが、ここまでのことになるとは思っていなかったのだろう。しかしながらそれに対する後悔は殆どないようで、悔やんでたり反省しているシーンはない。馬鹿ね死ぬこと無いのに、位の感覚だったのだろう。そして生贄投票

レンタル落ちで格安販売してたからなんとなく手に取ったまずは生贄投票という漫画ある日主人公の高校生、今治美奈都のクラスで生贄投票というアプリが突然表示された、このアプリにはクラス全員の名前が乗っており一人の生贄を決める…そして選ばれた者は人に知られたくない恥ずかしい隠し事など社会的死が与えられる…という話しで自分が選ばれるかも…という疑心暗鬼から他人を落としいれたり社会的死どころか本当に死人でたり…学校の一つのクラスという狭い空間で繰り広げられる物語、嫌いではない話しだったしかし！けっこう

ほんの一部(笑)ちょっと、古本でも買う余裕があると買ってきてしまう(笑)

2020年3月の読書メーター読んだ本の数：26冊読んだページ数：6760ページ■テセウスの船（2）3月1日著者：東元俊哉父と子の時空を超えたコラボレーションが始まった二巻目。結託して事件を未然に防ごうと奔走していくのですが、さてどうなるのか。そもそもこの村で一体何が起きているのか。いっそうに不穏さを帯びてきており、それに比例して話がさらに面白くなってきました。『北の国から』のネタバレ場面がまた面白かったです。この善意を絵に描いたような親父さんがあの悪意を煮詰めたような

ある日、高校生・今治美奈都のスマホに突然表示された『生贄投票』をいうアプリ。候補者としてクラス全員の名前が並べられ、生贄に選ばれた者には、”社会的”死が与えられるという。何の気なしに友人の名を押してしまった美奈都だったが、この投票がクラスに大きな波紋と崩壊をもたらしていく・・・・・・。生贄投票（１）(ヤングマガジンコミックス)Amazon

今日は僕のおすすめの漫画についてこちら「生贄投票」という漫画ですざっくりなあらすじとしては、舞台は高校、急にクラス全員の元に謎のアプリがダウンロードされ、クラスで気に入らない人に投票しろというもの、誰もが悪ふざけだと思い軽い気持ちで投票すると、投票数の一番多かったひとに社会的死が訪れるというものだった。この日を境に弱みを握られスクールカーストが逆転したり、裏切り合いが発生しクラスの仲が険悪化していくのですが、人間の性格の悪さや非現実的ながらもちょっと現実にありそうな雰囲気などとっても魅力的

今日はＤＶＤを借りるためにいつものＴＳＵＴＡＹＡによって漫画コーナーを覗いてみたら発売していた漫画が｢ＴＥＲＲＡＦＯＲＭＡＲＳ｣２２巻｢生贄投票｣７巻(最終巻)◎２０１８年の漫画購入数※１１月･･･１９冊※合計･･･１１９冊

今日の帰りに買ってきた漫画は･･･「ＭＡＪＯＲ２ｎｄ」１４巻「生贄投票」６巻◎２０１８年の漫画購入数※６月･･･１３冊※合計･･･５４冊

生贄投票の続きがでましたね！ネタバレがありますのでご注意を！！ドンッ！！！！先生が生徒を選ぶスタイルになりました。でもこれって完全に意味がわからないんですよね。主人公の先生に何かしら復習したい犯人がやってるなら、生徒を狙うのは謎ですよね！！最初の犠牲者は。。。ドンッ！！！生徒の中には少し浮いているヤンキーちっくな生徒って居ますよね！今回はその生徒に選ばれました。しかし。。。やっぱり！！狙いは生徒ではない気がしていました。これは先生を潰す目的ですね！最終的には主人公に持っ

今日は今月２回目の漫画購入「ＭＡＪＯＲ２ｎｄ」１２巻「生贄投票」５巻今日はこの２冊そして今年は漫画を何冊購入したか分かるようにブログの端に数字を記入していこうかな忘れなければいいんですけどね※１月･･･４冊※合計･･･４冊