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最初に健康診断で肺の影がわかってから5年後、確定診断に至りました。周りはアラフォーとがんの世界では若いことがら、遠隔転移や進行う具合をEBMに沿って予想。しかし、予想に反して遠隔転移などなく手術となってんですが、日本屈指の化学療法の名医は私の手術予定を入れるのを忘れ、いつまでたって連絡がこない・・・電話しました。『ありえない病院の対応』手術の前の、当時の主治医に”リンパ廓清をしないで、残してほしい”とお願いしたところ、「OK!」との回答。やったーと思いながら病室に帰りましたが、すぐに主
皆様こんばんは。帰宅したら、長女がダイニングで勉強中。ほら、と私に教科書を見せてくれました。見せてくれたのは、成人看護学のテキストのネフローゼ症候群のページでした。そこに気になる表が。糸球体腎炎患者の生存曲線。『透析移行例は腎死として計算』とありますので、リアルな生死というか、腎機能の生死?正直、よくわかりませんが、半月体形成性糸球体腎炎が一番予後不良、微小変化型は比較的予後良好ということがわかりますね。どなかたにこの表の意味するところを解説して欲しいですね。私も便乗して、看
こんにちはいかがお過ごしですか今日は、『「余命3ヶ月」のウソ』(近藤誠著ベスト新書)からシェアさせていただきます●医者が、データを見せない理由医者が余命を短く言いたがる背景には、さまざまな事情があります。がんが進行してくると、患者さんと家族の心を離れないのは「あとどれだけ生きられるのか」「なんとかして、少しでも命を延ばせないか」という問題です。不安
抗がん剤の効果や、生存曲線について、一流論文のデータであっても鵜呑みにできないことと、注意すべき点について説明したいと思います。がん患者の治療成績については、カプランマイヤー法という手法で、生存率をグラフで示したものがよく用いられます。代表的な指標としては、生存率(Survival)を試験開始時を1として、亡くなった方が出てくると、それぞれの時点で生存率を計算しプロットしていく方法です。カプラン・マイヤー法の基本的な説明は、下記ページを参考としてください。http://www