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妙心寺七堂伽藍の参拝を終え、塔頭寺院の代表格『退蔵院』へ向かいます臨済宗大本山妙心寺の山内は、石畳で結ばれた一つの寺町を形作っており、46もの塔頭があります。その寺院の中でも退蔵院は今から600年以上前、応永11年(1404年)に建立された山内屈指の古刹です。☟退蔵院山門新緑鮮やか☟袴腰の大玄関かの剣豪・宮本武蔵もここに居して修行に励んだと伝わる☟方丈(本堂)禅と剣の道には精神的共通点があったのね⁈白砂と石組で表現された禅庭の観念的世界観・・・狩野元信作庭の枯山水庭園☟元信の
妙心寺の塔頭退蔵院に伺いました。南の山門がすっごい人で入るのに躊躇するほど😱裏参道から入ろうと思ったら工事中🚧仕方ないから駐車場の中を突っ走りぐるっと回ってしまった💦法堂を横目にして退蔵院へ。南の山門にどっさりいたツアーの団体さん法堂に行くと思ったら。。。退蔵院にまっしぐら😱ヒィヤ〜💦追い越されてしまった😱受け付けで拝観料払い。。。お断りを入れて順路を逆回りしたいとお願いし先に団体さんのいない余香苑へ。でもこのブログを見てもろてる方にはちゃんとした順路通
4月1日(月)撮影。法金剛院と近いので寄ってみたけど、桜は咲き始め😔残念でした!塀の上から覗くサツキ?めちゃ可愛い💕人が少ないので逆にお庭を愛でつつ、ゆったりと休憩。(室町期の画家・狩野元信が作庭した枯山水庭園)本堂の風も心地よかった。誰もいなかったら畳の上に横になっていたかも💧この石畳の美しさ!本堂に国宝の『瓢鮎図』(ひょうねんず)という水墨画がある。でも「鮎」と名づくのに描かれているのは「なまず」。その訳を記した(?)書物も置かれていた
如拙は室町前期に活躍した相国寺の画僧で、我国水墨画の開拓者の一人。退蔵院に残る代表作は「瓢鮎図」と云う。足利4代将軍・義持が如拙に命じて座右の小屏として描かせたもの。「瓢箪で鮎(ナマズ)を捕える」と云う禅の公案(課題)を絵画化した水墨画で、図上にはこの難解な公案に対して大岳周崇(タイガクシュウスウ)ら31人の禅僧が賛をしたためている。尚、如拙の作品は、「瓢鮎図」の他に「王義之(オウギシ)書扇図」「三教図」などが残っている。
《積雪状況》2月5日22時40分稲城市多摩ニュータウン15cmの物差しで積雪を確認したした!舗装された道で15cm超え愛車の屋根では20cm超え!まだ小降りですが雪は降っているので明日が心配!〖本題〗「妙心寺」境内の「東林院」で(小豆粥で初春を祝う会)を楽しんでから、家内の希望する「妙心寺」境内案内したが、皆さんには29日一人で散歩した時の写真も交えご紹介しますが、1月末家内が京都へ行きたいと言った時、私は観光客が少ない時間帯の寺院を撮るのが好きでOKしたんです。でも冬夏に
…を描いた水墨画の名手は?室町初期の画僧・如拙(ジョセツ)である。足利将軍家と密接な関係を有していた京都・相国寺で活動、やはり相国寺の画僧であった周文の師と伝わる。「瓢鮎図」は如拙の代表作で、鮎は中国の漢字で本来ナマズを意味する。画面右上の序に書かれる「丸くスベスベした瓢箪で、ヌルヌルした鯰を押さえられるか」と云うテーマを、室町幕府4代将軍・足利義持が如拙に命じて「新様(新画風)」描かせた。図の中央に水中に泳ぐ鮎と瓢箪で捕え様とする男
昨日、古民家の母の所に長男一家が行ったところ、母の顔が乾燥でカピカピだとLINEが来た。顔に塗る薬は皮膚科でもらって来ているんだけれど、塗るのを忘れちゃうのかなぁ?長男が皮膚科に連れて行くって言ったら拒否されたって、LINEが続いて来た。保湿剤を持って行くから大丈夫と返事して、ありがとうって言っておいた。お婆ちゃんが欲しいって言ってた蜜柑を一箱買って届けてくれたみたい。優しいね😊で、今日お稽古に行く時、昨日の電話で欲しいと言われていた品々と保湿剤を持ってトキ孫サンタさんになって行ったよ。鏡
12月になりましたね!秋の演奏がひと段落。ご招待頂き、妙心寺の中にある退蔵院へ。日本最古の水墨画、国宝の瓢鮎図(ひょうねんず)ひょうたんでなまずを捕まえようとする、その絵。その問いかけとは…?枯山水の庭園。禅のお寺、好きだなぁ〜!ただボーっとしてるだけでも落ち着く。立て続けに演奏が続いてて、有り難く嬉しいのだけど、忙しさに心を亡くしてしまわないように…。そんな見つめる少しの時間も必要なのよね、私。サウンドコネクトしてみるうーむ、いいんだけど、やっぱり自然の音に耳を傾けた
庭先に犬と鰐ゐる秋出水尾池和夫句集『瓢鮎図(ひょうねんず)』より前書きに「アユタヤ」とあります。タイの風景ですね。なるほど、ちょっと驚きましたが納得しました。自註句集には、このように書かれています。タイのチャオプラヤ川流域で大洪水がたびたび起こる。アユタヤの遺跡を見に行ったとき、川から足下に鰐が這い上がってきたのを民家の庭先で見た。想像が追いつきませんが、川から鰐が這い上がってくるとは、なんと恐ろしい風景でしょうか。民家の庭でのことです。「ひ
Kyoto京都の妙心寺京都五山の一つ、臨済宗妙心寺派の大本山の寺院です。後醍醐天皇の先代花園天皇(当時法王)が開基のお寺は、応仁の乱などで何度か再建が必要になりましたが、現在も威風堂々の佇まいです。禅寺らしく並ぶ伽藍の配置をとりたかったのに、木が立派で奥のお寺が写っていない…。勅使門東側に並ぶ浴室、浴室、鐘楼…「浴室」と大きく掲げられているのでわかりやすいです。こちらは明智風呂明智光秀は入っていませんが、明智を思って作られた浴室中は拝見できませんでした。退蔵院を拝見しまし
…創始者の一人とされる室町前期の人物は?『瓢鮎図』の作者は、室町初期・応永年間頃に活躍した相国寺の画僧「如拙」。「瓢箪で鮎魚(鯰)を押え捕れるか」と云う室町幕府4代将軍・足利義持の問いかけに応えて如拙が描き、亰都五山の禅僧たち31人が各々思うところを漢詩にして画賛としている。かつては、参禅者への公案(禅宗に於ける問答の事)に基づき、制作されたと考えられてきたが、近年の研究では、公案風の問いかけになぞらえ、「鮎魚竹竿(チッカン)にのぼる」(不可
…『天橋立図(雪舟)』『瓢鮎図(如拙)』が描かれた時代はいつか?水墨画の全盛期は室町時代である。この時期の美術は、禅宗美術や武家の唐物趣味などに特徴がある。足利義満の山荘「北山殿(金閣寺)」に因んだ北山文化の時代には中国の宋・元の画家たちの絵画が珍重された。中でも南宋期の画家・牧谿(モッケイ)の水墨画は「観音猿鶴図(三幅対・国宝)」に義満の所有を表わす印が押されている様に重宝されて数多くもたらされた。一方、亰都五山の禅僧の間に「詩と絵を同じ掛
がん検診でした🏥あちこち回らされ、散々待たされ、実際の検査は一瞬という…😮💨帰りに、ちょっと寄り道🛕紫陽花と蓮が綺麗でした🌺きれいなお庭を眺めながら、一服🍵有名な禅問答の日本画🖼ナマズをどうやってヒョウタンで捕まえるか凡人には、まったく意味不明😅お茶請けには、なまずとひょうたんが浮かび上がる落雁🍪中には、なにやらドライフルーツが入っていて🍑なかなか美味しかったです😋この落雁「これなんぞ」という名前らしいです。なるほど…
名古屋のシンゾウです今回からの週末試験は、7月9日の第22回京都検定(3級)に対応する内容で掲載します。3級の過去問題から、ランダム抽出し、要点重視問題に修正し、記述式で掲載しています。3級本試験は、4択式問題ですので、若干敷居が高いかもしれませんが、挑戦してみてください。勿論、1級・2級受験者の方にも利用して頂けると思います。記憶固めに利用してください。「週末試験(第27回)」、楽しんでください。最後に、「週末試験(第25回)」の解答を掲載してあります。*****
オンライン俳句図書館5月の公開のご案内お待たせいたしました。新規入荷の二冊をご案内いたします。「瓢鮎図」尾池和夫2017(平成29)第二句集角川文化振興財団待望の句集、です。どうぞご覧くださいませ。まだ、この他にも掲載リクエストが届いており、ただ今、掲載可能かどうか著作権者様をお探している所です。古い句集には、公開まで時間がかかってしまう場合があります。ご理解とご協力をお願い申し上げます。オンライン俳句図
金の瓢箪絞りのひさご藤井絞正絹名古屋帯の前柄です左肩に掛けて巻けば絞りひさご右肩に掛ければ金瓢箪が出ます藤井絞正絹名古屋帯『瓢鮎図』「瓢鮎図」は室町時代に描かれた如拙の水墨画です丸い瓢箪でヌメヌメしたナマズを抑えられるか?何とも滑稽でつい笑いを誘う楽しい禅問答です「とりとめのない」意で瓢箪鯰の言葉もありますこんな洒脱な帯合わせも着物の愉しみのひとつです
【Q18790】2022年は6月10日の西武対広島戦で判定を巡り3度リクエストを要求されたが全て判定通りだった一塁塁審の長井功一など4人が受賞した、プロ親球で審判員の技術向上を目的に2016年に新設された、審判員の優れた判定を表彰する賞は何?【ファインジャッジ賞】【Q18791】インターネットで「オシャレ喫茶店」で検索し、出てきた喫茶店の中で一番素敵だったお店の名前がコンビ名となった、ツッコミの檜原(ひわら)洋平と体重180kgのボケの大鶴肥満からなるお笑いコンビは何?【ママタルト】【
…を所蔵する妙心寺塔頭は?如拙・作「瓢鮎図(国宝)」を所蔵しているのは、妙心寺の塔頭・退蔵院である。如拙は室町初期に活躍した相国寺の画僧。如拙の名は「大巧(タイコウ)は拙なるが如し」の意に由来する。代表作の「瓢鮎図」は、水辺でナマズを瓢箪で捕らまえると云う禅の公案に因む禅機画の傑作。中国ではナマズの字に「鮎」を当てる事から「瓢鮎図」と表記する。図の上には31人の禅僧の画賛があり、大岳周崇(ダイガクシュウスウ)の序文から足利義持が
妙心寺塔頭のひとつ「退蔵院」の南側に広がる庭園「余香苑」。庭園の門をくぐると、大きな紅しだれ桜があります。紅しだれ桜の手前には、白砂の庭と黒砂の庭が対をなす「陰陽の庭」があります。敷砂の色が異なる2つの庭は、人の心の二面性を表現しているそうです。南側(左側)にある「陽の庭」。白砂に7つの石が配されています。北側(右側)にあるのが「陰の庭」。こちらは、黒砂に8つの石が配されています。紅しだれ桜の先に進むと、つくばいと水琴窟があります。静けさの中に心地よい水
名古屋のシンゾウですやっと年賀状を書き終えました。女房と二人三脚の作業です。今年も年賀状じまい(終活年賀状)をしようかと考えましたが、パソコンの前に座れなくなったら止めることにしました。そんな先の話ではないのですが。今週末は、孫達が3人来てくれます。変化のない家庭に明るさが戻ってきます。本日のブログを更新します。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆本日の問題(707)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆《人物10》ヒントから人物名を答える。【451】平等院の鳳翔館を設計
「画賛」とは、完成した作品に詩文を書き入れることで、東洋絵画の特徴ともいえる。本来は文字が示すように、他の人がその作品を評して讃辞を書き入れることである。中国も日本も漢詩を入れることが一般的だが、まれに日本特有の形式として和歌や俳句を入れることもある。作者自身が自分の作品に着讃することを、「自画自賛」といっている。江戸中期頃より渡来した文人画には、自讃の様式が多くみられる。また禅画などにも道教的意味を含めた詩文が書き入れられている。室町期に招来した「詩画軸」は、詩画一致の思想の下、禅との結
…妙心寺の塔頭は?臨済宗妙心寺派大本山・妙心寺の塔頭「退蔵院」は、室町期・応永11年の創建から約600年の歴史を誇る古刹。所蔵する国宝の「瓢鮎図」は、応永22年以前の作で、禅に傾倒した将軍・足利義持が御用絵師で相国寺の画僧であった如拙に描かせた新様式の禅機画(禅の悟りの契機を象徴的に描いた図)。「新様」とは、南宋院体画を取り入れた作風。「鮎」はナマズのこと。絵はヌルヌルしたナマズを瓢箪で捕まえようとする水辺の翁の姿を描いている。
名古屋のシンゾウです本日の《覚えちゃお!》コーナーで取り上げました、5人の歌人、皆さんは完全に覚えていますか。私は、何度覚えても駄目です。どうしても覚えられない事項ってあるんですね。部屋に備え付けたホワイトボードに書くことにしました。頑張らねば!!本日のブログを更新します。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆本日の問題(613)◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆《漢字書取り》()内のヒントを参考にしてください【30521】じゅふくさん(!仲源寺の山号)【30522】あ
今日は、ひょっとして、今季最高の暑さのピークかも・・・って~中を、きちんと朝ランした・・・。今日の京都の最高気温の予報値は、38℃で、明日が37℃・・・。予報通り、朝から灼熱の日差しが照り付けてるが、ひょっとして39℃ぐらいまで近づくかも・・・。で、京都が暑さ日本イチを奪還して、なんでも一番好きな京都人が熱狂するかも・・・わしはうんざりやけど・・・(-_-;)さて、↑は土曜日の大原野神社参拝ランの帰路で、ランチした「えびのや」の「天丼ざるそばセット」である。えび
○2022年2月に、「京都ぶらり旅」で、醍醐寺、東福寺、泉涌寺、智積院、建仁寺、正伝永源院、大徳寺、金閣寺、大報恩寺、東寺、西本願寺などのお寺へお参りした。このうち、東福寺、建仁寺、正伝永源院、大徳寺、金閣寺が臨済宗のお寺である。○前々回、ブログ『五山文学』、前回、『禅林墨跡』と、五山文化の話を続けている。それに続けて、今回は『禅と水墨画』と題して、絵画について考えてみたい。○インタネットで、水墨画を検索したら、偶々、『禅と水墨画―鎌倉~室町』なるものがヒットした。東京国立博物館で、2019
前回の記事からの続きです。夕刻の退蔵院。方丈に入ります。まっすぐ差し込む西陽。趣きがあります。元信の庭。前回の記事とは反対側から撮りました。角度が変わると雰囲気も違って見えます。国宝の瓢鮎図。小さな瓢箪(ひょうたん)で大きな鯰(なまず)を捕まえるにはどうすればよいか。この禅問答に対する31人の高僧の回答が記されています。回答は漢詩で綴られていてよくわからないので、帰ってから調べましたら、結局の所、その必要はない、無駄なことだと言って、誰も捕まえる方法を答えていませんでし
4月6日に妙心寺退蔵院に行きました。妙心寺の山門です。こちらは別の場所にあった妙心寺境内図です。すごく広くてびっくりしました!今回は退蔵院の枝垂れ桜が1番のお目当てです退蔵院は2012年に1度訪れた事がありますが、その時は桜の季節ではなかった為、いつかこちらの枝垂れ桜を見に来たいとおもっいました。門をくぐると小さいながらも心落ち着くお庭を見ながら奥へ。優しいお顔の観世音菩薩様にお参りしてさらに奥への道を方丈の杉戸絵。狩野了慶作。方丈のお庭。枯山水元信の庭。左側の方
梵燈の灯りを楽しむ会より早めに行きゆっくり通年公開の退蔵院さんへ。妙心寺派の山内に46ある塔頭の中でも応永11年建立で屈指の古刹。方丈にて妙心寺派第三世の無因宗因禅師をお祀りしていらっしゃいます。見学していらっしゃる方々がおられるので、先に庭園の方へと。上に鮎の彫りがある門をくぐり陰陽の庭を左右に春には見事であろう紅枝垂れ桜を見上げ(見事すぎて写真が飛んでました)つくばいと水琴窟筒に耳をあて音色を聞きます。瓢箪池から大休庵にてお抹茶をいただきながら戻り袴腰の玄関
某「新〇の巨人」という美術系番組で紹介されていた妙心寺退蔵院の如拙筆「瓢鮎図」(じょせつひつひょうねんず)退蔵院にかけてある物はレプリカで本物はなんとトラりんちにあるという事で1度観たいと思っていたら今回の「京の国宝展」後期に出品されました嬉しいこれだけでも入場料の¥1600以上のお値打ちです恋い焦がれた人に逢えた気分でございました画像お借りしました本物は想像より大きくびっくりしました絵や文字は室町時代なのでもう少しぼんやりしていますが細か
・・・我が国水墨画の創始者の一人の代表作であるが、それは誰か?「瓢鮎図(国宝)」を描いた如拙(ジョセツ)は、室町初期に相国寺にいた優れた画僧。東福寺の明兆(ミンチョウ)などと共に日本水墨画の先駆的存在。退蔵院に伝わる「瓢鮎図」は、禅に傾倒した将軍・足利義持が如拙に描かせた新様式の公案図。如拙の名は「大巧は拙なるが如し(すぐれてたくみな人は、細工をろうしないからかえってへたにみえる)。」の意からの命名と云う。