ブログ記事57件
4月2日火曜日〜その2えびホマレを摘みて、2時に休眠。3時45分、目が覚める。ねじめびわ茶、キリンのやわらか天然水、のむヨーグルトで喉を潤す。4時15分から6時25分まで二度寝。大岡昇平著『成城だより付・作家の日記』を読む。P107〜109には、S55年5月13日、斎藤正二氏より招待を受けての蔵前国技館での相撲見物について、琴風が若乃花を破ったと記されている。(写真)菊水丸コレクションの大関琴風関の手形色紙。(写真)こちらは、引退後に書かれた二枚。
序盤から連日上位陣に土がつくたびに踊る「荒れる春場所」。使い古された見出しに、別に春でなくとも令和になって荒れっぱなしだろうと、淡々と受け止めていたが、あれよあれよといううちに未曾有の展開が待ち受けていた。荒れるどころか、もはや大津波。本命、対抗となるべき照ノ富士、霧島がまさかの黒星先行。新入幕尊富士と2場所目の大の里が優勝争いを引っ張り、2敗で3大関が追って折り返し。それでも上位に当てられれば吸収されるものと見ていたら、三役常連の若元春、阿炎をも鎧袖一触。10日目の直接対決は全勝の新入
佐渡ヶ嶽部屋所属二所ノ関創設昭和30年現師匠琴ノ若前師匠琴櫻開祖琴錦勢力A実績A伝統B■概略「琴」の字で有名な佐渡ヶ嶽部屋。戦後の創設ながら、常に大所帯を抱えて幕内力士が途絶えない名門。三代目を迎え、長らく途絶えていた大関が立て続けに誕生、さらに当代の息子で先代の孫の琴ノ若が大関に。■主な力士(赤は現役。優は優勝、三は三賞、金は金星)横綱琴櫻(優5)大関琴ヶ濱、琴風(優2)、琴欧州(優1)、琴光喜(優1)、琴奨菊(優1)、琴
かつて大晦日のテレビ特番と言えば格闘技……という時代がありました。ピークだったのが、今から20年前の2003年12月31日。TBS『K-1PREMIUM2003Dynamite!!』フジテレビ『PRIDE男祭り2003』日本テレビ『INOKIBOM-BA-YE2003馬鹿になれ夢を持て』3つの大会が開催され、“打倒!NHK紅白歌合戦”とばかりに同時間帯に放送されました。TBSの『K-1PREMIUM』は、愛知県ナゴヤドームで開催。「曙vsボブ・サップ」「中
右差し得意の栃赤城に、十両天剛山が左おっつけ。横を向かせて手繰らせず押し出した。最高位に。十両5枚目が終わった天剛山だが、幕入り後に登場した取組は2戦2勝。幻の幕内勝率10割?力士。連日十両の負け越し力士と当たる王湖。この日は榛名富士に張り差しもらって左四つに組まれるが、右上手。なかなか出られなかったが、体をぶつけるように寄り切ってようやく2勝目。蔵玉錦が左上手取って攻勢をかけるが、命綱の右下手を掴んでいた栃光。堅牢なる右半身で構え、下手投げで逆転。天ノ山の突き押し食った佐田の
タイミング良く叩き込んだ佐ノ藤が、幕下付出3場所目の市ノ渡を破って幕下優勝。翌場所新十両昇進を果たす。市ノ渡は翌年新十両となるが、両者とも十両止まりだった。十両6枚目で既に10敗と幕下転落の危機なのに幕内に呼ばれた青葉山。大きく飛んで王湖を転がした。連敗下に畳みかけるように変化されるのも気の毒だが、さすがに連日変化に落ちるのもどうかしている。十両3枚目で8勝板井は、12枚目6−6の東洋相手では入替戦にもならない中途半端な取組。これまた東洋が大きく飛んで叩き込み。蔵玉錦の突き押し
幕内全取組未だ1勝の王湖には十両5枚目で未だ2勝の天剛山が当てられたが、注文相撲に全く足が送れずダイブ。土俵を叩いて悔しがる。最高位十両5枚目に終わった天剛山は、初の幕入り後の土俵。絶不調相手に思いっきり変化した。おっつけ、突き放しと飄々たる斉須、栃赤城はあっけなく土俵を飛び出して負け越した。関脇常連が急激に衰退、3場所連続の金星を挙げた初場所から4場所連続負け越しで、十両陥落必至。後がない佐田の海が左変化。向き直った舛田山を寄り切った。麒麟児の突っ張りに、初顔の栃剣はリ
中盤戦(六日目〜中日)六日目若獅子がおっつけて組み合わず、玉龍が焦れて叩いたところを付け込んだが、右へかわしばな上手を掴んでの投げ。今日も荒技が飛び出した。徹底して右差しで攻めた佐田の海、王湖を土俵下まで吹き飛ばした。高望山も右差しを狙いつつの前進。圧力で勝って神幸を押し出した。大潮、左覗かせしゃにむに前へ、大寿山腰から落ちて1敗。突っ張りから左差した若の富士。右上手投げで栃光を潰した。少し動いて右前みつ狙いの東洋だが、左差しで走る大錦は力強い。一方的だった。
三日目麒麟児が舛田山に、栃光は多賀竜に、それぞれ突き押し、四つ相撲で一日の長あり。熟練の技を見せつけて勝つ。上手取って振り回そうという北天佑に、大寿山冷静な外掛けを合わせて重ね餅。富士櫻、栃光の抵抗に遭うも、叩いて3連勝。高見山は若の富士を良く見て迫力の突き押しで土俵下へ。高砂部屋のベテラン両前頭筆頭好調。朝潮は巨砲との、いなし、いなされ合いの末に左四つ。太い腕を返して寄り、またもや土俵際左へ回り込まれたが、のめりながらも右肘を突きつけて許さず。がんばれ、がんばれの大声
前場所からの流れ先場所途中休場した北の湖が初の全休。初の連覇を果たした千代の富士が抜け出すか。一番の懸念は大関隆の里に負け続けていること。復調してきた若乃花とのタッグで、二子山勢が奪回するか。直近4場所で決定戦進出2回の朝汐にも期待がかかるが、なかなか好調が続かないのが気ががり。直近3場所30勝の出羽の花共々、好成績なら大関の声が掛かりそうだが、果たして。初日幕入り、荒技対決は半身になりたがる変則的な流れ、櫓、掛け投げ、色々飛び出した末、最後は上手を引かされた玉龍が出るのを栃赤城逆転右
ザンバラ髪の幕下長岡、立ってすぐ左四つ右上手。下手を取らずとも腕の返しで相手が浮き上がり、吊り出しの勝ち。デビュー13連勝、2場所連続優勝での十両昇進に王手。左四つは魁輝の形。左右から黒瀬川を揺さぶって、最後は左からの捻りも効いた上手投げ。両前ミツ狙いの出羽の花、吊り寄りで攻め立てたが、大觥捨て身の下手投げで縺れ、逆転負け。麒麟児、突っ張りで一方的に谷嵐を弾き出して勝ち越し。未だ1勝の若獅子、十両大登に四つに組まれて為す術もなし。長身のこの十両力士、のち大飛の大山親方であ
私の亡父は高校野球が大好きでその反面、プロ野球が嫌いでした。中でも◯ャイアンツには相当嫌悪感を抱いてた(大阪の人間ですし、ね…お許しを)プロは緊迫感がない、ダラダラしとると言っていた記憶が。(すみません。46年前に亡くなった人のセリフです)…そういえば相撲、父は北の海を、私は無邪気に父と対抗したくて、輪島を応援してた(*^_^*)(同世代以上の人じゃないと通じない話やな)そんなわけでウチでテレビのスポーツ観戦といえば高校野球(と相撲)でした。父とテレビ観戦した高校野
“マスターケンヂの『木もれびカフェ』”へ、ようこそ!こんばんは。いつもお越しいただいて、ありがとうございます。(^^)いやね、今晩ではないんですが、「クイズ脳ベルSHOW」で先週また問題が出たんです。それはそれは久しぶりに聴いたんですが、メロディがスーッと出てきて我ながら驚いて。この曲です。琴風豪規「まわり道」この顔に見覚えありませんか?そう!尾車親方です。定年になられましたが、ずっと相撲の解説をされていました。童顔の愛らしいさで人気が
琴ノ若が初日から3大関を撃破した。188センチ、165キロの大きな体での圧力と懐の深さ、柔軟な体が生きた一番。もろ手で突いて右からの肩透かしで御嶽海の動きを止めた。顎を引いて脇を固めながら慎重に攻めていた御嶽海が慌てて出ようとしたところを絶妙なタイミングで突き落とした。2日目の正代との一番もそうだった。自分から動いて相手を慌てさせた結果が白星につながった。“相撲力”がついてきた印象を受けるが、上を目指すにはさらなる地力が必要だ。初日、貴景勝を押し出した相撲を続ければ確実に地力はつく。勢
水曜日の夜にときどき大相撲の話題をアップしています。今夜は、<大相撲20世紀名勝負>#1/3〜2nd(FullTime)をお届けします。様々なエピソードも紹介されながら、名勝負の数々が綴られています。千代の富士時代を中心とながら、高見山、魁傑、長谷川、琴風、朝潮、霧島といった名大関・名関脇の活躍も盛り込まれています。当時の大相撲の相撲内容の充実と土俵の活気が伝わってきます。
日本陸軍、チャリでシンガポールへ!日本版電撃戦“マレー作戦”の立役者「銀輪部隊」疾走1100km乗りものニュース戦車や軍用車両で進撃するドイツ軍の電撃戦はよく知られています。しかし実は、同様な戦いを旧日本軍も太平洋戦争初期に行っています。戦争から世界を守る神様オオクニヌシ-ダイヤモンド・オンラインダイヤモンド・オンライン御成敗式目は、鎌倉幕府の第3代執権・北条泰時が中心になってまとめた日本初の武家政権による法令です。武士にも一般庶民にも大きく影響を与えたこの法令は、...
今日のNHK大相撲中継の正面放送席の解説は、元大関琴風の尾車親方でした。尾車親方は、今場所が定年前最後の場所になるとのことで、親方の現役時代の映像や、親方になってからのエピソードを交えながらの番組進行でした。元大関琴風・・・。私が一番好きだった力士です。これまで、たくさんの力士を見てきましたが、今でも一番好きなのは「琴風」です。小学生の頃、同級生たちと自分の好きな力士の四股名を自分に付けて相撲大会を開いていました。もちろん私は琴風です。左を差して一気のがぶり寄り!濃紺
4月に定年退職を迎える尾車親方、大相撲中継の解説は今日がラスト。優しい口調で、わかりやすい解説が好きでした。日本相撲協会は退職しても、ゲスト解説者として出て欲しいなぁ。
やっと休みになりました!…と、お気楽なことを言っていますが、宮城県、福島県をはじめ東北地区の皆様、地震のその後、いかがですか?お見舞い申し上げます。震災も3月だったし、こちら瀬戸内地方でも、2001年の3月末に地震があったのを思い出します。3月って、地震が多いんでしょうか?その点はよく分かりませんが…早く元の日常が戻るといいです。その影響で、福島競馬の一週目は開催中止になりました。残念でなりませんが、日常の復興の方が大切。仕方ないです。グリニッジシチーの出走、そしてフルールボ
以前、元大関琴風の尾車親方が来年4月に定年退職を迎えることを書いた。そして、弟子で現在尾車部屋で部屋付き親方として後進力士の指導と育成を手伝っている元関脇豪風の押尾川親方が、独立して部屋を興すと書いた。尾車親方は、弟子でもう一人の部屋付き親方である元関脇嘉風の中村親方にも独立させ、尾車親方は部屋を来年の大阪場所後閉鎖することを示唆したなお、押尾川部屋、中村部屋は共に再興部屋となる。押尾川部屋は、元大関大麒麟の17代押尾川親方(故人)が2005年定年退職に伴って部屋を閉鎖して以降途絶えてい
昨日、元横綱稀勢の里の荒磯親方が元大関若嶋津の二所ノ関親方と二所ノ関の名跡を交換して二所ノ関一門の長となる足掛かりとすることをネタにした。二所ノ関一門は、来年もう一つ大きい変化が生ずる。元大関琴風の尾車親方が、定年退職を迎えるのだ尾車部屋は、今二人の部屋付き親方を抱えている。元関脇豪風の押尾川親方、元関脇嘉風の中村親方の二人だ。その内、押尾川親方は尾車部屋から独立して部屋を興すことが決まっているとなれば、尾車部屋を継承するのは中村親方となろう。中村親方は、新型コロナウイルス蔓延でま
波乱の6日目、さらに混戦に6日目に波乱。無傷で序盤を乗り切った大関若嶋津、横綱千代の富士が相次いで敗れ、全勝は大関琴風と、平幕多賀竜の2人に。若嶋津は大乃国の下手投げで入れ替えられた。終始攻め続けながら、これが体格差の怖いところ。多賀竜は、この日1敗小錦の突き手をうまく引いて回り込む辛勝だったが、これが値千金の白星になるとは思いもよらず。敗れた小錦も好調は止まらず、中位どころを圧倒して翌7日目には隆の里が佐田の海の速攻に屈し、朝潮は陣岳に押し倒されてそれぞれ2敗に後退。琴風にも土がつき、この
トピックス北の湖が連覇相星決戦制す千代の富士綱取りへ3場所連続で王者と楽日決戦優勝北の湖2場所連続22回目横綱14勝1敗楽日本割(相星決戦)記録歴史的観点3場所連続で北の湖ー千代の富士の楽日決戦大関候補の停滞、二強との格差拡大見どころウルフの足技懐かしの御前掛かり土俵入り麒麟児ー富士櫻突っ張り合戦巨漢弓取り江戸の華春日野理事長挨拶前場所からの流れ先場所中に輪島、増位山が引退し2横綱1大関に上位陣が縮小。大関が東西に揃わないため、若乃花は、西の横綱大関
ちょっと土俵の話題を離れましょうか。(カバー写真は『歴代大関大全』ベースボール・マガジン社58ページより)最近では、今年引退した勢が美声で甚句の名手として知られるが、昔から力士には歌の上手い人も多い。竜虎(勢朋)の著書に書いてあったが、力士から歌手になった最初の人は「栃若」という、幕下まで行った人だという。村の元気を歌に、栃若さんが新曲|ニュース|伊那谷ねっと伊那谷から長野県南部からニュースや地域情報をお届け!伊那谷発信地域ポータルサイトです。ina-dani.net
大相撲の話題をしばしば取り上げている水曜日夜の記事です。今回から暫く、大相撲20世紀名勝負シリーズの動画をリンクしていきましょう。今日リンクするvol.1では、千代の富士・高見山・魁傑・琴風・朝潮・霧島といった昭和の名力士達の活躍を振り返ります。
亡くなった私のお母さんがよく言ってたな。「若島津はカッコ良かった。」「朝潮は愛嬌があった」「北天祐は強かった。」私のお母さんは子供の頃からの相撲好きだったな。琴風に関するコメントがお母さんらしかったな。「琴風は、NHKの解説の時に舌がチロチロしてて可愛かったわ。」確かに、解説の時に舌がチロチロするんよ。尾車親方(琴風)のチロチロ。本当に相撲好きだったんだな。またお母さんと相撲が見たいよ。
5月9日(日)から両国国技館にて大相撲五月場所が始まっています。最近は、テレビ観戦のみとなりましたが、これまでの贔屓力士について、書いていきます。記憶の残っている範囲で、5歳くらいの頃から大相撲が好きになり、通常の漢字はわからないのに、力士の名前は読めたようです。母親が駅前でたばこ店を営んでいたこともあり、お客さんを驚かせていたというエピソードもあったように聞いていました。その頃から、贔屓の力士は「大鵬」。なぜか、負けると泣いていたとも聞きました。中学1年生の時に、父親に名古
トップの2敗2人を1差で8人が追う混戦で終盤戦に入る。(前半)岩波、頭から低く当たったが、十両琴千歳が右へ動いて上手出し投げを決めた。岩波、幕尻で7敗目、後がなくなった。7人いる3敗同士。下位のベテラン直接対決。大錦はやや左に動いて上手狙い。これを果たすと、ぶちかました勢いで構わず出てくる荒勢を、左回りに動いて上手投げを決めた。右、左と差して寄る黒瀬川。飛騨ノ花も左上手を引きつけて踏ん張り、右四つに持ち込む。さらに黒瀬川が右差しで出て行くところ、のけぞりながら上手投げ。両者同
十両の青葉城いきなり叩いて呼び込みかけたが回り込み、突き押しで岩波を追い詰めてとったりで粘るのを押し出した。十両琴千歳、激しい突っ張りから左差して寄りと猛攻を仕掛けたが、土俵際飛騨ノ花が掬って堪え、さらに反対から突き落とした。好調大錦、立ち合いでいい角度で当たって左前ミツ。引きつけて一気の寄りで黒瀬川を電車道に運んだ。好調同士。荒勢の突進を土俵際素早く回り込んだ鷲羽山が間一髪叩き込んだかと思いきや、右足が蛇の目を掃いていた。3敗に後退。黒姫山がぶちかましから突っ