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3月下旬、ロングドライブの帰りにみつけた宇佐市の三島神社。狛犬さんは俺の玉を触るんじゃねーぞ的な怖い顔で睨みつけて来ます。いやいや、盗るではなく撮らせていただくだけですから。吽形さんは、それならまあいいでしょうと言ってくれてる気がする。昭和九年十月生まれ。今年90歳ですね。ちょっと傾いている?のではなく、彼方のカメラが傾いていただけです。日本昔話に出てきそうな拝殿。拝殿の中に掲げられていた絵画。モンサンミッシェル??おうちがびっくりしてるみたいな不思議な絵で
前回(と言ってもずいぶん間が開いてしまいました)、到津八幡神社をご紹介しましたが、この日次に訪問したのが蒲生八幡神社。早咲きの桜が綺麗でした。一の鳥居と、ちょっと黒く映っていますが一対目の狛犬さん。駐車場へはこの鳥居の下を車で入り、さらに奥の楼門の中を通りました。なので、一旦奥の駐車場に停めて戻って撮影です。お尻の持ち上げ方が凄いww構え型と呼ばれる狛犬さんですが、今すぐにでも飛びかかってきそうです。駐車場入る車は楼門の中を、出る車は楼門の右(出る側から見ると左)を通行する
今回の狛犬鑑賞は到津八幡神社。3月中旬、北九州市の到津の森公園で動物たちの写真を撮った後に立ち寄りました。まずは駐車場入口付近にいた狛犬吽形。狛犬さんの背景がビル群というのは初めてかも。大都会の中の神社でした。田舎者め....と、彼方を笑っているかのような阿形さん。神社自体は山の斜面に築かれているため参道を登っていく感じになります。お手水舎の手前に狛犬さんが見えています。全体的に丸みを帯びたスタイル、特に頭の丸み、唇の丸い厚みが特徴的ですね。たてがみから尾が美しく流れていま
3月上旬の狛犬巡りはこれがラストの6社目。柳川市の風浪神社です。立派な鳥居、長い参道の先に二対の狛犬さんがいました。一対目はこの日見たなかで一番新しい昭和四十三年十月生まれの岡崎型狛犬。彼方より少しだけ若い狛犬さん、その台座には明治百年と刻まれていました。昭和生まれの彼方としては、ああもうすぐ昭和百年かと思ってしまいます。そんな気持ちで明治生まれの方が奉献したのでしょうかね。この日見てきた狛犬さんはこのように口の大きなものが多かったですね。このあたりの狛犬さんの地域性のひと
3月上旬の狛犬巡り5社目は柳川市の若宮八幡神社。参道脇の狛犬さんは一対。大きなお鼻と口がさらにデカいですね。ちょっとギャグ漫画から飛び出してきたような極端なお顔立ち。前足のつき方も少し不自然な場所から飛び出しています。拝殿前には狛犬さんはいませんでしたが。境内の右端の方、高い位置にいました。これまた大きな口の吽形さん。小さな狛犬ですがしっかり作り込まれている感じ。奥側、さらに小型の吽形さん。参道脇の狛犬さんより、むしろこの二対(どちらも吽形なので対とは言えないかも)の方
3月上旬の狛犬巡り4社目は柳川市の二宮神社。集落の一角にある普通の神社でしたが、ここはまるで石材加工の展示場のようでした。参道右側。参道左側。よく見る筑後型とも佐賀県の砥川・塩田型とも違う狛犬さん。吽形の顔はまるで意図的に削られたみたいに損耗していました。恐らく明治の兵隊さん。日露戦争に出兵した人達を記念したものと思いますが、素晴らしいリアルさでした。亀の上に石碑が乗っている亀趺というのは見たことがありますが、ここでは石碑ではなく人が乗っています。手には珠手箱?ど
3月上旬の柳川市での狛犬巡りこの日3社目は吉富八幡神社。鳥居の先に随神門があり、その中にワクワクするものがおりました。そこは最後にご案内するとして、参道を進みます。彫りの深い顔立ちの狛犬さん。柳川市から南の大牟田市や熊本県北部でよく見かけるように思います。落ち着いた雰囲気の社殿。由緒書きそして、随神門の中を見ていきます。何やら語りかけてくるような随神様。青い木製狛犬吽形。赤い木製狛犬阿形。阿形木製狛犬さんの隣にいますね。いたいた~肥前狛犬。アーモンド型の
3月上旬の狛犬巡り、ここから5社連続で柳川市の神社となります。まずは宮地嶽神社。柳川市の神社で最も大きく有名な神社は三柱神社というのがありますが、ここ宮地嶽神社はその三柱神社のすぐお隣に位置しています。せっかくの由緒書きなのになんで斜めから撮ったのだろうかなり立派な鳥居と社殿が見えています。一対目の狛犬さんは植木の陰に隠れそうな位置。ずんぐりした岩狛さん。時々この顔立ちの狛犬さんは見かけます。吽形さんは極端なクラウチングスタイル。顎が地面と一体化している作り。お尻が
3月上旬、福岡県南部のみやま市と柳川市で6社を巡りました。最初の訪問はみやま市の濃施熊野神社。なんだか普通とは違う雰囲気の狛犬さんがいますよ。台座がコンクリートブロックを積み上げで作られており、石造の随神とお伴の犬という感じです。狛犬さんは顔の風化が進んでいて、表情は伺えません。逆サイドにも同じく随神と狛犬さんがいます。狛犬さんは、マニアの間では“はじめ狛犬”と呼ばれているような狛犬初期のもののようです。表情はわからないのに、ユーモアたっぷりな顔立ちだったようにしか思えない。と
2月下旬、糸島市での狛犬巡りもこれが最後となります。花掛神社。扁額には花掛大明神とありますがグーグル・マップでは道祖神社として掲載されていました。拝殿前でカクッと曲がる参道。狛犬さんも見えています。これは、前々回ご紹介した鎮懐石神社でであった狛犬さんと同系統。あちらでは怪獣ブースカに似ていると表現しましたが、ここの狛犬さんはさほど似ているとは感じません。微妙な違いが似ている似ていないという感覚に響くのでしょうね。「明治四十一年十一月」「日露戦後記念」日露戦争の時代の一般の人の思いはち
2月下旬、糸島市での狛犬巡りのつづきは深江神社。この日訪問した糸島市の神社の中では一番大きな神社でした。一直線の長い参道。この灯籠がなんとも素敵な雰囲気を作っているように感じました。立派な拝殿の前に狛犬さんが一対。鼻先がぺちゃっと潰れたような笑顔の阿形さん。吽形さんも同じ顔立ち。どう表現したら良いのでしょう。狛犬さんなんですが、なんとも人間的な情感がこもっているように感じます。制作は天保九年九月。1838年らしいから、約200歳ですか。狛犬さん以外を見ていきますと。阿
2月下旬の糸島市での狛犬巡りの続き。鎮懐石八幡宮です。お社に行くには鳥居の奥の石段を登る必要がありそうでしたが....。二股に分かれておりまして。何のアトラクションやねんwww左にチャレンジしたい気持ちもありますが、膝を痛めたり、バランス崩してカメラを壊すリスクを考えて、一瞬で右ルートに決定しました安全ルートと危険ルートとの合流地点に小さな社がありました。こういう山の斜面の神社に来ると、いつも思うのですが、よくこんな傾斜地に社を建築したものだ。資材を運び上げるだけでも大変だと思
2月25日、唐津市から糸島市へ向かいました。本日ご紹介する神社は白山宮。県道脇に鳥居、急な石段が続いています。由緒書き登ってみましょう。おーっと、いきなり睨まれましたwwwこの眼力はなかなか凄いですね。金色の目に黒ぐろとした瞳がインパクト大。ちょっとアニメチックにも見えますが。台座を見ていただくとわかりますまが、大正十五年四月の作約100年前の作とは思えない程、現代的な雰囲気を感じてしまいました。神牛さんは青銅製かな。穏やかな表情ですが、首から上だけというのはちょっと
昨日からのつづき。トラ型狛犬というか、狛虎を堪能した唐津市の鏡神社。あと、二対の狛犬さんがこの鳥居の前後を護っています。鳥居の手前側の狛犬さんは岩狛ですが、直立に近い姿勢。どことなく漫画チックな顔立ちにも見えますが、固い石を彫り抜いて表現する技術って凄い。玉を掴む指先の角度が絶妙。もう一対は顎を引いて睨みつけてきます。サイズは大きくありませんが、力強さが半端ない。この姿は唐津型狛犬の一種と言って間違いないと思います。藤山正純さんという方のサイトで佐賀県の狛犬さんを解説されて
2月下旬の日曜日、唐津市をスタートに糸島市方面まで5社を巡りました。スタートは唐津市の鏡神社。これほど大きな神社は久しぶり。ていうか、まだ行けてなかったんだな。行けてなかったという気持ちが、まだ行ってなくて良かったと思えるまでそう時間はかかりませんでした。だってこんな珍しい狛犬さんがいたのですから。足の間から顔を出す子犬。こっちは乳を吸っているみたいです。ていうか、これって狛犬?犬というより、大型猫科動物に見えますけど。どちらも口を閉じていますので、阿吽という言い方が相応しい
1月7日の武雄市での狛犬巡りもここが最後となりました。今回は社名非公開とさせていただきます。拝殿前に狛犬さんの姿がなく、これでは取り上げようがない感じでしたが、後ろに回ってみると素敵なのがいました。これぞ肥前狛犬という感じ。右側の阿形?は風化が激しくて、補修された結果、ちょっと元の印象はわからなくなっています。石が崩壊しないよう、何かを塗られているのでしょうかね。左の吽形は、自然に風化してきたことを感じられてとても良いと思いました。これからまた何百年とかけて土に還っていくのでしょうね。
1月7日の武雄市での狛犬巡りの続きは樋口神社。鳥居の奥の石段がキツそうですが...。頑張って登ることにしましょう。実は二年くらい前、左膝が痛くてヒアルロン酸を打ったりしていましたが、その後、セルフリハビリを頑張ってきて痛みが消えています。さらに、筋トレを継続する形になった分、階段登りが幾分か楽になりました。よし、到着です。どっしりした感じの拝殿、狛犬さんが一対。台座がとても立派ですね。それだけ狛犬さんも大切なものとして扱われてきたのでしょう。高く祭り上げられているため写真撮るの
武雄市での狛犬巡りが続きます。大崎八幡宮。なかなか大きな社殿、石灯籠と狛犬さんが一対という、ザ・神社な佇まい。この狛犬さんは、このあたりでは珍しいですよ。お隣り福岡県南部の筑後地域に一台生息地を持つ築後型狛犬さん。ずんぐりした体型とエラを貼ったような口周りの髭が特徴的。福岡県久留米市の神社ではほとんどかこのタイプの狛犬さんですが、筑後川を挟んで西側の佐賀県では、その数はかなり少ないと思います。おそらく、佐賀県内には砥川石工・塩田石工等、石材加工が盛んだったため、久留
1月上旬の狛犬巡り4社目、杉岡神社。社殿のところが一段高くなっており、その前に高い台座に乗った狛犬さんが一対。この一段違いの狛犬さん配置ってちょっと良いな。狛犬さんの誕生は大正三年。大正時代って、皆さんどんなイメージがありますかねぇ。彼方の中では明治以降ではちょっと影が薄いかな...期間が短いというのもあると思うけど。祖父母が明治生まれだったのですが、父母は昭和生まれ。叔父叔母など、親戚関係人たちも大正生まれの人って、いなかったような...。ちょっと余談でしたけど。狛犬
先月、ELLEさんと山口市で開催された『山口市南部の水の歴史ラリー』に参加したRieruです『山口市『水の歴史ラリー』(この日最後の地)『名田島新開作南蛮樋』へ☆』先月、ELLEさんと山口市で開催された『山口市南部の水の歴史ラリー』に参加したRieruですこの日の最後の地になる、『名田島新開作南蛮樋(なたじましんかいさく…ameblo.jp⋯の、最後の記事!になりますね。今回最後の地は、『新開作三神社』⋯三神社?リーフレットには、このように紹介されていました。三神社(新開作三神社)安
今回は大事な狛犬さんへの防犯の観点から神社の社名・場所は非公開とします。なかなか、難しい位置に石の祠がありました。石積みなどを破損させたりしないよう十分に気をつけて近づきます。なんとも可愛らしい肥前狛犬さんがちょこんと座っています。風化が進んでいますが、優しく笑っているような阿形さん。ほとんど人間の表情みたいな吽形さん。数百年前に作られたであろう小さな狛犬さんと、それをこのような環境で静かに護ってきた人たちのことなど...。一言では語れない時の流れがあったはず。これからも
前回の天満宮から10分程でこの英彦山神社へ到着。田んぼの中に開けた境内とこちらも小さな社殿。社殿よりもこちらが主なのかも知れません、灯籠や狛犬さんのある祠。こちらも元気いっぱいな岩狛。顔立ちはちょっとこちらを睨む威圧感がありますね。神様に悪さしようとする奴は絶対許さんぞ的な護り方なのでしょうか。吽形も眼差しがちよっと怖いくらい。そんなに怒らないで、写真撮るだけですからね。ちょっと読みづらいですが、明治三十六年九月吉日と書かれているようです。社殿の中には本尊について書かれ
今月、ELLEさんと山口市で開催された『山口市南部の水の歴史ラリー』に参加したRieruですということで、山口市にある厳島神社に参りました。『山口の神社仏閣☆厳島神社(山口市)編』今月、ELLEさんと山口市で開催された『山口市南部の水の歴史ラリー』に参加したRieruです長沢池(鋳銭司郷土館)を後にした私たちは、腹が減っては戦ができぬと…ameblo.jpかなり内陸まで海だったのですね。この厳島神社には鐘楼がありました。厳島神社だけど、鐘⋯神仏習合の名残りですが、鐘には『子孫繁栄』の文
ここからの狛犬巡りは1月上旬の三連休中のもの。午後の2時間半で小城市・武雄市で7社を巡りました。一社目は小城市牛津町の天満宮。周囲は昔からの住宅街という感じ。開けた境内と大きな楠木の奥の小さな社殿。茅葺き屋根の社殿ってこれまであったかな。すごく珍しい。狛犬さんは岩に体を預けたような姿勢。いわゆる岩狛。ここ小城市、隣接する佐賀市では最も普通に見られるタイプでした。制作は明治三十一年。元気良く駆け回りそうな狛犬さんで、見ているこちらも元気を貰えそうです。小城市牛津町といえば、石工の
昨年12月ですが、長崎市の梅園身代天満宮へ行ってきました。長崎の花街として栄えた丸山町にあります。この路地といい坂道がいかにも長崎市内という雰囲気。後に登場する狛犬さんに会いたくて調べて行ってみたのですが、後悔したことがひとつ。長崎市内を運転していくもんじゃなかったあ、別に事故を起こしたりしてませんよ。ただね、あの路面電車が次々にやってくる中、よそ者を寄せ付けないような意味不明な交差点の数々ね。全くもって右折のタイミングがわかりません。どうにか目的地に設定していた駐車場まで
11月の天草狛犬巡り、5社中のラストは永目神社。真新しく見える鳥居と狛犬さんが目を引きますね。平成5年奉納の新しい狛犬さん。この年代の狛犬さんの多くが工業製品化された岡崎型狛犬さんで、規格品を見ているようで、職人さんの手作りを楽しむことはできません。そういう意味で、こちらも規格品のような感じではありますが...。ちょっと丸っこくて、アニメ系な雰囲気が楽しめると感じました。とはいえ、この神社を訪れた真の目的はこの巨木を見るため。なんか、凄いと思いません?続けてご紹介しようかとも
11月、天草市での狛犬巡り4社目は宮田八幡宮。早速一対の狛犬さんが見えています。彫りの深い顔立ちの狛犬さん。このタイプは天草市では何度か見た気がします。天草市ではありませんが、高千穂神社で見た凄い迫力の狛犬さんも同型な気がします。『狛犬その265【高千穂神社・高千穂町】』今回の狛犬巡りは彼方としては初の宮崎県。それも、神社の中の神社と言っても良いでしょう高千穂町の高千穂神社。鳥居をくぐった先は、神々が宿る環境というのはこういう…ameblo.jp職人の技量の高さが溢れ出ている感じ
天草市での狛犬巡り三社目は荊神社。社殿がない??いやいや、右90度の方向にちゃんとありますよ。扁額。荊神社、荊??何と読んだら良いのやら....。その答えは。荊神社(いげじんじゃ)と読みます。では、“いげ”とは??その答えを書こうとして、すっかり狛犬さんのことを忘れていたことに気づきましたwwおいおい、ちゃんと紹介しろよ!!と、怒ってそうな顔してますね。古そうにも見えますが、平成元年作の狛犬さん。さて、“いげ”とは??に戻ります。九州の人ならわかるかな、いや
天草市での狛犬巡り二社目は佐伊津神社。まっすぐな参道の脇に狛犬さんが一対。カメラの設定をミスったようで狛犬さんが白飛びしてしまいました令和二年十月生まれという、まさに現代の狛犬さん。体全体がとてもなめらかな曲線になっていますね。製造工程とか、技術?道具や機械が違うのでしょうか。現代の狛犬さんと言えば、岡崎型が大半ですが、これは違っていて、さらに彼方はあまり見たことのない姿だったので狛犬鑑賞的に新鮮な感じがしました。おみくじも現代風でほっこりしました(*^^*)