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新宿花園神社の紅テントで『泥人魚』を観ました。唐組としては、初演以来21年ぶりの公演だったとか。『泥人魚』の感想は後にして、先ごろ逝去された唐十郎さんについて、書かせてもらいます。僕が初めて唐さんの芝居を観たのは、もう51年前、高校を出た年の春、京大西部講堂の庭に設置された赤色テントで観た、状況劇場の『ベンガルの虎』(73)でした。※「ベンガルの虎」ポスター絵は合田佐和子。右下に「西武」のマーク。唐十郎以下、李麗仙、大久保鷹、不破万作、根津甚八、十貫寺梅軒など懐
唐十郎さんが亡くなった。ネットで画像を探したところ、それなりの年齢でかつカッコ良く写っていたのがこの写真だった。<朝日新聞サイトより>状況劇場の頃をリアルに知らない世代なので、80年代後半から90年代に新宿・花園神社のテント小屋で芝居を観たくらいだ。颯爽としてカッコいい男だと感じたのを覚えている。ケバケバしい衣装の看護師が登場したり、芝居はやや大袈裟で破天荒な印象だった。役者が大きな注射器を抱えていたのか、それともそれが他の芝居とごっちゃになっているのか、もうそこまではハッキリ
5月6日寺山修司と唐十郎〜5月4日唐十郎氏亡くなる〜5月4日は寺山の命日だったが今年この日、唐十郎さんが亡くなった寺山とはライバル?だったとの理解で良いのか…演劇界では"アングラ四天王"と言われたらしいが…(あとのおふたりは各自お調べくださいm(__)m)競馬から寺山を知った身としては唐十郎さんの知識はないに等しい以前、2000年生まれの新入社員と話す機会がありお薦めビジネス書の話から小説の話になった時寺山を知っていて驚いたことがあった寺山が逝ったのは1983年である
五月四日に唐十郎さんが亡くなった。奇しくも寺山修司と同じ日に亡くなるとは。ジョージ秋山原作の実写版映画とか。劇中歌のライブ盤だったり。幻のシングル『愛の床屋』も収録。近年はCD化されました。一番強烈だったのはATG映画の『任侠外伝玄界灘』。個人的にはトラウト映画だわ。
唐十郎さんが亡くなった。私にとっては、青春の記念碑的な存在であり、新宿・花園神社での紅テントは衝撃だった。2012年に転倒して頭を打ってからは、メディアで顔を見ることはなかった。納戸の奥にあるはずの、ポスターを出してみよう。『唐十郎』NHK、濃い人の出演が続きます。今日の「アナザーストーリーズ」は唐十郎。若いころは、目がキラキラした童顔の美少年だった。芥川賞は受賞したけど、紫綬褒章は…ameblo.jp『アングラとはなんだったのか?』「証言
若かりし頃、彼の芝居の世界に惹かれ、赤テントに通い詰めた時期がありました。上野の不忍の池のほとりでしたね。私は新劇やミュージカルはよく観ていましたが、唐十郎率いる状況劇場は、それとは異質な世界でした。怪しく猥雑で、聖と俗、現実と虚構が入り交じる、何とも不可思議な舞台でした。誰の物まねでもない、彼の強烈な個性とエネルギーがほとばしっていた。その熱量に惹かれ、何度も通いましたよ。そんな鬼才が旅立たれたんですね。心よりご冥福をお祈り
アングラ演劇の旗手、唐十郎さんが亡くなりました。20年くらい前にアングラ演劇の一端が知りたくて唐組の公演を観に行ったのが思い出です。糸姫の台本です。状況劇場の台本は手書きのガリ版印刷で分厚く昭和時代の小学校の卒業文集のような雰囲気です。こちらは唐版風の又三郎の台本。状況劇場のポスターは個性的で素晴らしい物ばかりです。
唐十郎さんが急性硬膜外血腫で84歳の人生を終焉されました🙏🙏🙏謹んで御逝去を悼み、御冥福をお祈りします。唐さんが亡くなられた原因の、急性硬膜下血腫というのは、例えば、硬いものなどに頭部をぶつけたりして出血する外因疾患ですが、その直後はどうも無くても、30分ぐらいしてから出血の影響で倒れたりしますので、頭を強打した時は要注意です。強打の仕方が深刻だと思った時は直ぐに救急車を呼んだほうがいいですね。ですので、この病因を聞いた時に、直ぐに、え?事故?と思いました。どうもご自宅で転倒されたよう
今朝の横浜の空、分厚い雲に覆われています。今日は雨が降る様子はないのですが、明日からは雨の日が続くようです。さて昨日は午前中からJRで出掛けてジム通い。午後の予定に合わせてMスポーツセンターに行きました。日曜日は混んでいますが、17台のトレッドミルがフル稼働しているトレーニングパーク、2〜3台は空いていましたので、すぐにランニング開始。1回の予約でMAX30分走れるのですが、昨日は体温が上がるのを感じて、20分ごとに給水しました。合計で3セット1時間11.3kmのランニングを終了して、シャワー
昨日、状況劇場を率いていた唐十郎さんの訃報を知った。私がまだ学生時代、東京で暮らしていた頃は(1980年前後)、まだまだアングラ劇団全盛時代であった。◇唐十郎さんの状況劇場◇つかこうへいさんの劇団◇野田秀樹さんの夢の遊眠社など、観に行きましたよつかこうへいさんや夢の遊眠社を、アングラと呼ぶのかどうか分からないけれど。状況劇場は、当時新宿の花園神社だったかしら?にテントを張って上演していた。真っ赤なテント、通称紅テント。靴は脱いで(ビニール袋に入れたかな?)持って、敷物の上に座っ
劇作家で俳優もされていた唐十郎(からじゅうろう)さんが今月4日、都内の病院で急性硬膜下血腫のため亡くなられたと昨日、報じられました。84歳でした。唐十郎さんといえば、状況劇場ですね。新宿・花園神社の境内で立ち上げ、神社の意向を受けて立ち退いた後は、新宿西口公園で、無許可で演劇を続行。東京都の立ち退き命令をひたすら無視し続け、最後は唐十郎さんや李麗仙さん、根津甚八さんらが現行犯逮捕されるという大騒動に発展しました。しかし、この状況劇場の「レベルの高さ」は一般観衆だけではなく、業界関係者
唐さんのご冥福をお祈り申し上げます。「紅テント」の公演アングラの旗手「状況劇場」の旗揚げそして「唐組」「佐川君からの手紙」・・・。青春時代、色々と影響を受けた方でした。
吾妻に藤井屋政右衛門を訪ねます🚶♀️北毛の菓匠の絶対王者であり、其の細かい芸とコストperformanceには呻ります👩柏餅は味噌味にいたしました😋何品もの逸品がありますが、本日は茶菓と栗大福🌰に呻ります茶菓は南牧villageのいぶしと並んで日本の田舎菓芸の極みと謂へませふぞ🙌🎣lakeNOZORI初陣☀︎何と21℃です鯉幟王国六合を楽しみます👩とほくのほふはうみのそらふろやのばばあのせんずりだぁあとみかみかんのこえがしたときにはからじゅうろふはいってしまった
文化「みんな、……正直か?」全員「正直でーす。」文化「本当に正直なのか?正直なんだな。」知らない人「本当は不正直かもしれません。」文化「君だ!君が一番正直だ!」根津甚八と小林薫の2枚看板がいて、唐十郎の状況劇場が一番ミーハー受けしていた頃に、初めて観た芝居が「蛇姫様わが心の奈蛇」。紅テントに染み込んだ昭和の猥雑な熱気は、今でも風化されずに「唐組」に引き継がれて、上演されています。文化「てめえら、死化粧を済ませないで、どこへ運ぼうってんだ⁉」青色「焼き場に
現代演劇界を創り上げた巨人、唐十郎先生が旅立たれました。私は唐先生が育てた唯一の演出家である中野敦之さんの御縁により、【風の又三郎】、【腰巻きお仙】という唐十郎作品へ参加をさせて頂く栄誉を受けましたしかも、劇場ではなく唐先生の象徴である野外テント劇場中野さんたちと実現に向けて動いた新宿中央公園でのテント劇場復活の時には本当にニコニコ喜んでお褒め頂いたことが昨日のように思い出されます役者として、唐先生の生み出した言葉をテントの中で発させて頂く事が出来たのは何にも代え難い誉れでありました。あ
銭ゲバ大行進/唐十郎東宝/東宝芸音AS-1020ジョージ秋山原作少年サンデー連載漫画の実写版映画主題歌。爽やかな唐さん(笑)この頃の東宝映画何故か簡単に観られない。これもCSの日本映画専門チャンネルで一回だけ放送されただけ。あと『混血児リカ』とか、観たいのに。でもこれは無理か?人間革命とか夜明けの旗は何度かリピートされたのにね。四角いジャングルで唄う/唐十郎愛の床屋、犬殺しの歌収録のオリジナル盤。歌詞カード代わりのガリ版刷り台本。近年ディスクユニオンからCD化され
今日は昭和の日。猥雑でエネルギッシュで、どこか哀愁を帯びた強者たちが、自分に正直に生きていた時代ですが、そんな懐かしい風景を、未だに失わずに活動しているのが唐組です。唐組は、状況劇場時代から使用している昭和の匂いが染みついた紅テントを大地にはためかせて、変わらぬスタイルで公演を継続していますが、残念な事に、座長の唐十郎は2012年に脳挫傷の怪我を追って以降新作を発表していません。1978年紅テントと若かりし唐十郎2023年唐組春公演「透明人間」の公演会場もうひとり、新
お芝居を生で観たことある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようあるに決まってんだろうが低脳。通算2,839回は、生で観たんじゃないスかねー生まれて初めて観たのが劇団四季のストレートプレイ『から騒ぎ』。子どもだったから日下武史さんしか印象に残っていないが、実はシェークスピアの喜劇。すごく面白かった♪大学受かって東京さブッこいて、直ちに観たのは末期の状況劇場『下谷万年町物語』。だってワタクシ、高校時分に唐さんの戯曲『少女仮面』ー春日野八千代先生が出てく
唐十郎劇作家、演出家、俳優唐十郎の原風景で、芝居のモチーフにもなっている戦後の焼け跡。家族は飢えに苦しみ、弟を栄養失調で亡くしたにも係わらず、あの悲惨な時代に彼の発想の原点があるのは、危機感のない時代にはニヒリズムが生まれるが、カオスの時代にはリリシズムが生まれるからだと、私は思っています。私が若い頃に、唐十郎がパーソナリティーを務めたラジオ番組「オールナイトニッポン」で、その体験を表現した言葉が今でも記憶に留まっていて、私の座右の銘になっています。「荒んでいたけど、
今日は日本の方いつもの貼り付けで失礼します。では、鑑賞しましょクマさんがイラストも描いてた事は知りませんでした。昨日、ブロ友のピートお兄さま✨から教え頂き検索しました武蔵野美大に席を置いてたみたいですしイラスト描いててもおかしくないよね❗😆昔の少年雑誌の挿絵風がいいね(≧∇≦)b謎解きゲームみたいで見たくなるわ🤔😲レトロ感がモダン💕(。☬0☬。)状況劇団の代表者↓おどろおどろしいヽ༼⁰o⁰;༽ノლ(^o^ლ)いいね(≧∇≦)
ひとつ前の当ブログで書いたように、1991年の大河ドラマ『太平記』で新田義貞を演じた萩原健一さんは病気で途中降板、根津甚八さんが代役をつとめます。ちなみにショーケンがこのとき患った右耳うしろの腫瘍は7年後に再発し、当時、監督をやるという話もあったのですが流れてしまいます。代役をつとめた根津甚八さんのことを、ショーケンは非常に高く買っていて、同時代の俳優で意識した人はいるかという質問に「根津を見たときにはちょっと意識した。いい役者が出てきたなと思った」と発言しています。ショーケンはTBSで放映し
私はこの時期に演劇を見たのはたった2回である。入場料が高いことや、映画にはまっていたことが理由として挙げられよう。1回目は1971年である。大学に入学したうれしさのあまり、それまで禁欲していた娯楽を貪欲に味わいたい欲求が生まれた。当時流行っていたアングラ演劇を見てみたいと思った。私は高校時代に郷里の映画館で「わらび座」という秋田を拠点にした劇団の演劇しか見たことがなかった。内容はほとんど忘れたが、メインの芝居の後に披露されたベトナムの踊りの中でアメリカ人政府を糾弾していたことだ
ご来訪ありがとうございます…六平直政さん…強面俳優さんですが…切っ掛けがまた違いますね…https://news.yahoo.co.jp/articles/33077247b50942302bd040836ff2681fea6a7918六平直政狭き門「状況劇場」に受かったワケ「不破万作さんが“お前、溶接の免許あるから…”って」(スポニチアネックス)-Yahoo!ニュース俳優の六平直政(68)が2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、劇団「状
『新宿泥棒日記』(監督・大島渚脚本田村猛・佐々木守・足立正生、大島渚撮影・吉岡康弘仙元誠三創造社+ATG提携作品1969年)出演・横尾忠則、横山リエ、唐十郎、田辺茂一、渡辺文雄、佐藤慶、戸浦六宏、高橋鐡、麿赤児、大久保鷹、李礼仙、松田政男、小松方正、佐藤重臣他。新宿、1968年夏、土曜日午后5時半。紀伊國屋書店で本を探している岡ノ上鳥男(横尾忠則)。混雑する客の中を数冊の本を持ったままレジを通り抜け、階段を下りて行くと手を押さえられる。鈴木ウメ子(横山リエ)は紀伊
こんにちは長年、紀伊国屋書店地下で人気を誇ったカレー店「モンスナック」が、新宿西口野村ビルで新規開店しているのを聞いていたので、行ってきました。▲店内ポスター「元祖サラサラカレー」とあります▲まだ「スープカレー」が東京にはなかったころ、サラサラと言えばモンスナックでした。好みはあるけど、大好物でした。本を買う以外にも、紀伊国屋ホールで芝居や落語を鑑賞する際によく立ち寄ったもんです。▲現在の外観半地下のような場所にあります▲以前の店舗のような色紙いっぱいなんて
ここ数ヶ月私が夢中で見ているドラマが二つあります。一つは言わずと知れた「ミステリと言う勿れ」https://www.fujitv.co.jp/mystery/mystery/-フジテレビミステリと言う勿れ-オフィシャルサイト。毎週月曜よる9時放送。主演:菅田将暉www.fujitv.co.jpそしてもう一つが日曜日の朝6時半から放送している「黄金の日々」。https://www4.nhk.or.jp/P6908/大河ドラマアンコール黄金の日日-NHKwww4.nhk.
「証言日本のアングラ演劇革命の騎手たち」西堂行人著作品社2015)(2015/10/30)この本も一気読み、さらにページを戻って何度も読み直す。1960年代後半から1970前半に活躍した「アングラ」演劇についての演劇論。「アングラ」が活躍した拠点の多くは新宿なので、まさに私が身を持って体感した時代の熱気に重なり、おもしろいことこの上ない。取り上げられているのは、唐十郎、寺山修司、鈴木忠志、別役実、佐藤信、瓜生良介、蜷川幸雄、大田省吾と演劇評論家の扇田昭彦。
根津さん命日です。で唐さんのことば。唐さんらしいですね。根津甚八Amazon(アマゾン)2,200〜19,858円※昨年の本日の日めくりからジョルジュ・バタイユさんでした。
昨日の早稲田小劇場に続けて、状況劇場紅テントの名優根津甚八さんに関することばです。根津甚八さんの紅テント芝居を私はナマでは観ておりません。残念ながら。ただヴィデオでは観て、ヴィデオなのに、画像はメチャメチャなのに、遠くにある小さいテレビ器で観たのにも関わらず、いたく感動しました。かっこ良かった。ストイックないい俳優さんでした。晩年は恵まれなかったようですが。根津甚八Amazon(アマゾン)3,435〜19,858円※一粒で二度美味しい企画泉鏡花さんの名調子
仕立て屋さんへ北九州昭和の町へ車中CDで『状況劇場劇中歌集』を聴いていると歌姫李麗仙のハスキーボイスが北九州の古びた町並みと奇妙にマッチしてなんとも極楽至福˙なり˚ʚ₍ᐢ.̫.ᐢ₎ɞ˚「柘榴が割れて〜中から飛び出す千の馬〜」なんてシュールな歌い出しの二都物語『ジャスミンの唄』カッコ良すぎて鳥肌立つわ〜୨୧ꪔ̤̮ꪔ̤̫︎︎︎(o̴̶̷̫᷄o)ꪔ̤̮ꪔ̤̫.。.:*♡状況劇場はむかし田川の炭鉱町にも公演に来たらしい時空を超えて唐一味がその辺ウロウロ