朝鮮戦争ではゲリラ活動も特徴的だった。日本の植民地の時代に活動した抗日ゲリラは、大戦終結とともに祖国に戻り、アメリカからの解放を目的とした。これらの人々が韓国北部に住みつき、朝鮮戦争勃発によってゲリラ戦を展開した。警察警備軍と米韓軍によってゲリラ掃討作戦が開始され、1951年の夏までにゲリラの死者は1.7万人、投降者4.4万人、警察・軍の戦死者9000人という激しい戦いだった。38カ月の戦争中に韓国軍が射殺あるいは捕虜としたゲリラの数は約20万人にのぼった。韓国国民の共産ゲリラに対する憎しみは頂