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鎌倉幕府(6)源実朝将軍となる・畠山重忠の乱(源実朝3代将軍となる)源実朝は建久3年(1192)8月、父は鎌倉幕府を開いた源頼朝、母は北条政子の次男として鎌倉で生まれた。幼名は千幡と建久10年(1199)頼朝が没すると兄の頼家が将軍となるが建仁3年(1203)9月、比企能員の乱後、頼家は将軍職を奪われて伊豆国修善寺に配流となった。(頼家の妻は能員の娘であり、比企一族を重用したので比企氏と頼家の母政子の北条氏と対立した)1203年9月母政子らは朝廷に頼家は亡くなったと虚偽の報告をして
(鎌倉幕府の成立(4)(第2代将軍源頼家)源頼家は寿永元年(1182)8月12日頼朝の嫡男として鎌倉比企ヶ谷の比企能員の屋敷で生まれた。父は頼朝、母は北条政子である。頼家の乳母父には頼朝の乳母であった比企尼の養子の比企能員が選ばれ、乳母には比企一族や有力御家人の妻が選ばれた。頼家の側近は頼朝が比企能員、梶原景時など有力御家人を指名した。建久4年(1193)5月から6月にかけて頼朝は多くの御家人を集めて富士の巻狩りを行ったが、この目的は狩を通じて将軍の権威を誇示すること
光秀の母・お牧の方は何者?若狭武田氏の出身や処刑された話は本当か-BUSHOO!JAPAN...BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)しかし、天正10年(1582年)に【本能寺の変】が勃発して信長が討たれると、「お家再興のチャンス!」とばかりに元明は、勢力回復を目指して光秀に味方します...プーチン大統領侵攻を改めて正当化「平和的解決は不可能だった」ウクライナ東部紛争めぐりBIGLOBEニュースロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵攻の理由とする東部での紛争をめぐり「平
昨日のブログにさらっと書いた常盤公園内の「畠山重忠公郎党恩讐慰霊塔」について。その公園は横浜国立大学そばにあり、中には、子供の遊具のある広場、サッカーのできるグラウンド、テニスコート、弓道場もあるわりと広い公園。その遊具のある広場のそばに佇む「畠山重忠公郎党恩讐慰霊塔」元々、このそばにある小学校の校庭にあった塚を慰霊して建てたものだそうです。裏に重忠公は北条時政及び後妻牧の方陰謀により元久二年六月武蔵国鶴ヶ峰に於いて一族郎党百三十四騎は各所進撃して戦死当
北条義時の死後、残された北条氏の女性たちはどのような人生を歩んだのだろうか。詳しく見て行こう。北条義時が逝去すると、妻の伊賀の方は兄の伊賀光宗や三浦義村と娘婿の一条実雅を将軍に、義時との間に生まれた北条政村を執権にしようと画策したと言われている。伊賀の方は義時を毒殺したとも言われるが、真偽のほどは謎のままである。この「伊賀氏の変」と呼ばれる事件は北条政子が首謀者の一人・三浦義村を膝詰めで説得して未遂に終わっている。伊賀の方は伊豆へ、兄の光宗は信濃へ配流された。そして数ヶ月後に伊賀の方は
2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をまとめた後編では北条義時が、時政と牧の方を追放していよいよ権力の頂点へと上り詰めていくシーンを見て行こう。源頼朝が逝去すると、まだ18歳の源頼家が鎌倉幕府第2代将軍に就任する。頼家は独断的な政治を行ったために、北条時政は他の有力御家人たちと謀って13人による合議制をスタートさせた。しかしこの「鎌倉殿の13人」と呼ばれた合議制が、新たな幕府内の権力争奪戦を巻き起こすことになるのである。まず最初に頼家の側近・梶原景時を、時政の娘・阿波局が讒言によ
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』1年の長い放送が終わりました脚本家の三谷幸喜さんは予想外の結末アガサクリスティの小説のでもあるかのようと言っていました想像もできない結末だったので空虚感だけが残り朦朧としています北条氏の野望が剥き出しになったのはこの牧の方から雅な女性ですが遠く比企尼の縁者らしく納得です義村に泰時のことを頼む場面では襟を正す仕草がなかったことに安堵後室ののえを演じた菊地凛子さんこの鬼のような形相は凄みさえ感じ恐ろしかった後の伊賀氏の変の首謀者、毒婦、悪女の貫
今回の動画です。将軍実朝暗殺計画北条時政の失墜鎌倉追放へ北条義時の独裁牧の方事件大河ドラマ「鎌倉殿の13人」歴史解㊴執権に上り詰めた北条時政だったが、畠山重忠の乱をきっかけに御家人からの信頼を失ってしまう。そこで時政は、妻・牧の方の計略により最後の手段に。自身の娘婿の平賀朝雅を将軍にすることを計画。そして将軍実朝の暗殺を企てるが…。
今回の動画です。畠山重忠の最期北条時政の執権政治権力掌握と最大の過ち大河ドラマ「鎌倉殿の13人」歴史解38比企能員を討ち、源頼家を将軍から退かせたことで、北条時政は鎌倉政権において実質的な権力を手にした。鎌倉3代将軍の実朝の後見人となり時政の執権政治が始まった。しかし時政はここで大きな過ちを犯してしまう。その原因をつくったのが、時政の妻で義時の継母・牧の方である。その過ちとは、源平合戦から苦楽をともにした畠山重忠を討つことだった。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第38話「時を継ぐ者」2022.10.2放送NHK総合,BSプレミアムこんばんは~昨日はしょうもない記事で失礼しました💦本日、最新の第39回が放送されましたが、いつものようにまだ観ていないので前回の「鎌倉殿」38回の続きを書いていきたいと思います。以下ネタバレ史実バレ実朝がガンとして起請文を書かなかったため?時政もとより牧の方こと、りくの企みは失敗。時政は出家し、おのれの館で。りくは御所で軟禁されています。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第38話「時を継ぐ者」2022.10.2放送NHK総合,BSプレミアムこんばんは~だいぶ間が空いてしまいましたが、やっと「鎌倉殿」です。以下ネタバレ史実バレまず、いつものようにオープンロールをチェック!したのですが。役名つきクレジットの役者さんが寺の若者(回想)だけだったので。失礼ながら今回は省略させていただきます新しい登場人物があまり増えないというのに、メインの登場人物がひとり、ふたりといなくなり。
歴史系図トリビアこれは楽しい!おもしろい!そう感じるような歴史上の人物の系図を紹介していきますみなさんこんばんは(´Д`)。本日は歴史好きなぶたさんの大好物!楽しい歴史系図でございます(´Д`)!ぶたさんは歴史上の人物の系図がとにかく好きなんです。本日取り上げるのは、ズバリ(´Д`)!北条時政と牧の方の子孫の系譜。牧氏事件で、源実朝に代わって娘婿の平賀朝雅を将軍に立てようとし、北条政子・義時姉弟の反撃にあって失脚したこの夫婦の子孫はどうなったのかを見ていきます。大河ド
注意●ネタバレあり◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第38回『時を継ぐ者』あらすじ&感想その7さて、北条一族さらには鎌倉幕府を引っ掻き回したお騒がせの元凶りく(牧の方)〈宮沢りえ〉もいよいよドラマから退出します義理の娘にあたる尼御台政子〈小池栄子〉と実衣(阿波局)〈宮澤エマ〉がお別れを言いにきました実衣「あの人のみすぼらしい姿見たく無い」政子「二度と会えないのかもしれないのだからきちんとお礼を言わないと」心配ご無用肝の据わったりく殿常にポジティブシンキングです
鎌倉殿の13人第38回は、今生の別れ。伊豆の少豪族に過ぎなかった男北条時政の館を包囲した、北条義時・泰時・時房、八田知家。*実朝の安否が気になる侍女に化けた、りく。*館から脱出に成功羽林*とある場所で初めて聞いた言葉。詳細は、後日。時政は、和田義盛に義時に伝言を残す。あとは託した。北条を、鎌倉を引っ張ていくのは、お前だ。承知!解放された源実朝。*無事で良かった。尼御台は、御家人に土下座で時政の命乞いをする。*御家人たちは、尼御台の土下座に驚く時政は、責任をとり…
私は一代で人気ラーメンチェーンを築き、今や全国にとどまらず、海外にも進出している。私は65歳になった。30歳で独立し、ラーメン店を開業して以来、家庭を顧みず、35年間、ほとんど休まずに働いてきた。家庭のことは妻に任せきり。妻には本当に苦労をかけた。65歳の年金支給開始年齢まで働けば、第一線から退くのが適当と判断し、私は三男に社長の座を譲ることにした。長男と二男も会社で働いているが、妻が三男を後継者に推薦した。実は、妻は後妻で、長男と二男は先妻の子である。
第38話「時を継ぐ者」伊豆小豪族に過ぎなかった男。25年かけて築いた地位が、今まさに崩れさろうとしている。その間、わずかひと月。◉三浦と和田の対立三浦党の中では三浦義村と和田義盛の対立もありますね。現在は三浦義村と和田義盛では和田義盛の方が鎌倉幕府内にては御家人としては上位になるからね。義村の言っていることに「よくわからん」と言っている義盛に義村は「わからなくっていい、俺に従っていろ」と義盛に言った後、義盛は睨んでから義村の胸をついて、そのまま時政と実朝のいる
注意●ネタバレあり◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第38回『時を継ぐ者』あらすじ&感想その3りく(牧の方)〈宮沢りえ〉世紀の悪女りく(牧の方)も今回でドラマから退出となります『りく(牧の方)』注意●ネタバレあり◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』りく(牧の方)〈宮沢りえ〉北条時政の継室牧の方(まきのかた)はたして世間ではどれくらい有名なのでしょうか?ぶっ…ameblo.jp初回安元元年(1175)秋から時政&りくはラブラブでしたよねー振り返ってみれば30年の長き歳月いろんなこ
北条時政は妻の牧の方を溺愛していた。初代執権に上り詰め、名実ともに鎌倉幕府随一の実力者になったのに、さらに欲を出し、三代将軍の実朝に出家を迫り、将軍から退くよう圧力をかけた。それ以前に、牧の方の畠山重忠が謀反を企んでいるとの讒言を信じ、畠山重忠を攻め滅ぼしている。嫡男の政範が京で病死した。政範は時政の後継者の位置にいた。牧の方は深い悲しみに包まれた。そのため、時政は牧の方を慰めようと、牧の方の言葉を信じ、牧の方が喜ぶように行動したのだと思う。実朝を排し
こんにちは。今日も来て下さり有難うございます。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第38回を観ました。左が、りく(時政の妻)、右が、実衣と政子(時政の娘)最後の別れだから、母上(りく)も、きちんとした正装の姿で、政子たちと会ったのかな・・権力を巡って、義理の母と娘、という関係ながら、互いに争っていた両者・・(政子と実衣も、争ってたけどね)しかし、最後は、互いに、雪解けの、穏やかな空気が流れる・・権力争いの時代なんで、こういう辛い別れになってしまうの
昨日は北条時政を演じる坂東彌十郎さんの素晴らしい演技に、涙が出そうになった。鎌倉殿の出演者の皆さんはインタビューなどでも時々、SNSのことにも触れていることが多いのだが坂東彌十郎さんも、感想を返信するとよくいいねをしてくれる優しいお人柄だ。その優しい坂東彌十郎さんが、歴史上では悪人とも思える北条時政を演じる。どのような時政になるのか、楽しみでもあった。ここまで観させていただいて感じることは、彼にしか演じられない優しさと芯の強さのある素晴らしい北条時政だっ
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第37話「オンベレブンビンバ」2022.9.25放送NHK総合,BSプレミアムこんばんは~今夜「鎌倉殿」第38話が放送されましたが、いつも通りまだ観ていないのでプラス先週の記事がまだ書けていないので今日は復習を兼ねて先週の回を書いていきたいと思います。以下ネタバレ史実バレまずはいつものようにオープンロールをチェック!今回の役名付き初登場は阿野時元森優作さんでした。初登場にしては初っ端からなかなか重要な役で
注意●ネタバレあり◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』源頼朝没後に起こる出来事は結局どれも同じような権力闘争なのにそれぞれの呼び方に違いがあるのがめんどくさいです(もしかしたら適当でも良いのかもw)○正治元年(1201)10月〜翌2年(1202)1月■梶原景時の変○建仁3年(1203)9月2日■比企能員の変(比企氏の乱)○元久2年(1205)6月22日■畠山重忠の乱畠山重忠〈中川大志〉三谷ワールドでは畠山討伐のきっかけを北条政範毒殺事件としましたこれは僕も昔から考え
注意●ネタバレあり◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第37回『オンベレブンビンバ』あらすじ&感想その2勿論ワタクシ『鎌倉殿の13人』の大ファンで毎週毎週めちゃめちゃ楽しんでいますからつまらんことを書く必要もないのですが、例によって気になる点は指摘しておきます■疑問点A何故、執権時政を辞めさせないのか!?ドラマ第33回『修善寺』建仁3年(1203)10月9日鎌倉殿(数え年12)を補佐するために北条時政は執権別当に就任しました執権とは政所をまとめるいわば内閣総理大臣のよう
第37話「オンベレブンビンバ」畠山粛清が招いた反発の嵐。権力を奪われた時政の反撃は。争いを勝ち抜いてきた北条家が、二つに割れる。「畠山の滅亡」という戦いは、色々な経緯があったにしても、結果(歴史)では、畠山粛清、討伐、滅亡ということになってしまうのですね。◉政子の政事と尼御台の重み(将軍に匹敵する重みを持つ)執権時政体制は、終わって義時(政子)を中心に文官も動き出している。オープニングで政子に高野山金剛峯寺から書状がきていて備後の太田庄の揉め事について手紙が来ていま
注意●ネタバレあり◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第37回『オンベレブンビンバ』あらすじ&感想その1前回「畠山重忠の乱」を描いた『武士の鑑』が素晴らしい展開でまとまっていたのに比べると今回はチンタラチンタラなかなか前に進んでいかない(僕としては)まどろこしい感じの回でした北条時政〈坂東彌十郎〉要は畠山重忠を謀反の疑いで討伐した執権・北条時政が今度は自分が謀反を企むという段です政所の文官たちから仲間はずれ実の息子・義時からも「引き際をお考え下さい」と迫られ愛妻りくは
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第36話「武士の鑑」2022.9.18放送NHK総合,BSプレミアムこんばんは~お陰様で体調は好調です!ちょっと夜更かしになりそうですが、先日の続きを書いていきたいと思います。以下ネタバレ史実バレ冒頭で。時政の命を受けた、稲毛重成に呼び出され、謀反人として捕らえられそうになる、重忠の息子・畠山重保。抵抗し、三浦義村・和田義盛らに討ち取られてしまいます何度も書きますが、この重保、時政には孫。母は時政の娘・ちえ(ドラマでの
Twitterでも相変わらず鎌倉殿の感想が沢山流れてきててそれ見て思ったこと。時政は全部分かった上で子供を失っておかしくなってるりくに付き合ったんだなーって話。いや、確かにそう思えたけど。だからってやっぱり私には時政がいい人には見えん。家族の笑顔が見たいとかもなんか他人事やしこの前だって、孫をだまして罪悪感持たせたのは時政やし自分の立場を作るため、守るために身内をどんどん討ってきたもん。私は最後、鎌倉殿を家に連れてきたらりくには内緒でもう無理やから隠居させてくれ
牧の方の暴走が止まらねえ…豆氏の暴走は視聴者的にはいいけど❗️
こんばんは~本日2回目の投稿です。1回目の投稿記事は、都合により昨日の日付でUpしております。申し訳ありませんさてはて、なんとまだ今週の「鎌倉殿」第36回を観ておりません。なんか重忠公がいなくなると思うと~観たいのだけど、観たくないような~じっくりしっかり観たくてタイミングが計れないでおります。そこで。今回の記事ではわたしの『畠山』の原点であるこちらのマンガを紹介したいと思います夢語りシリーズ第6巻第1節「砂の鏡」秋田書店ボニータコミックス平成元年(198
注意●ネタバレあり◎大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第36回『武士の鑑』あらすじ&感想その4北条時政〈坂東彌十郎〉時政の視線で今回のドラマの流れを見てみましょう畠山重忠討伐について和田義盛、三浦義村らに協力を求めた席時政にとっては娘婿の一人稲毛重成には武蔵惣検校職のポストをちらつかせています勝手な人事構想がイヤラシイそして一同にまずは重忠の息子畠山重保を人質に取るよう命じました和田「手向かいしなければ命は取らぬ」とは言ったもののそういうわけにはいかなかったみたいです