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歌舞伎座錦秋十月大歌舞伎義経千本桜木の実・小金吾討死・すし屋第二部Bプログラムまとめないまま感想久し振りの地上席満員御礼の第二部開場待機に劇場前に溢れるご見物少し会話して「仁左衛門さんおめでとう」のお話木の実・小金吾討死降りそそぐ拍手が熱く厚くあたたかい心地良いご見物に応えるように孝太郎さんも仁左衛門さんも役ともひとつになって嬉しそうな雰囲気で登場この空気、善き千之助さんが舞台に居ないのは少しさみしいけれどきっと吸収してくれているだろうと思う第二部全体には孝太
平成三年(1991年)十一月南座新装開場記念當る申歳吉例顔見世興行三代目中村鴈治郎襲名披露昼の部梶原平三誉石切梶原平三景時片岡孝夫梢中村松江俣野五郎景久中村智太郎奴菊平片岡孝太郎剣菱呑助坂東吉弥山口誠信市川新車川島近重松本錦吾森村宗連片岡千代丸初岡修理亮尾上佳緑二階堂五郎松本幸太郎辻井兵馬片岡松之助光村左衛門片岡當十郎牢役人加賀屋歌蔵足軽中村福次足軽坂東橘太郎足軽坂
二月大歌舞伎令和二年(2020年)二月二日初日二十六日千穐楽歌舞伎座夜の部『八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう』作中村魚岸佐川藤太配役佐藤正清五代目片岡我當斑鳩平次初代片岡進之介正木大介初代中村萬太郎忍びの侍二代目片岡千次郎掬川玄蕃四代目片岡松之助轟軍次四代目片岡亀蔵雛衣二代目中村魁春◎片岡秀公→五代目片岡我當佐藤正清は幼君春若丸の名代として勅使饗応の席に出た。北畠春雄の陰謀を感じつつ、春雄が用意
歌舞伎座夜の部彦山権現誓助剣杉坂墓所・毛谷村仁左衛門=六助の日でした型のちがいなど見比べの機会ですがおすけは現在力尽きておりますれば無力でゴザイマスデスネ時代劇テレビドラマはこの作品がDNAに組み込まれてるんじゃないかって感じがしますがどうなのか秀之介さんが羨ましくなるやつです松之助さんかわいいし仁左衛門さんに抱きしめられたいお膝枕したいひゃっほうです孝太郎さんが漲ってます東蔵さんが色っぽつよめに感じました歌昇とーちゃんもいるぜお父さん大好きな孝太郎さんが大好きで
歌舞伎座での「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言は、六段目の悲劇の後に七段目です。まずは、浪士で松江、男女蔵、亀鶴が、しっかり堅物。受ける仲居の京妙、嶋之亟、千壽がやんわりで、いけず。これで、祇園一力茶屋の雰囲気がきまる。そこに、どっと繰り出す、大勢の仲居と太鼓持。現れた由良之助の酩酊ぶり。とらまえて酒のまそ、うーい。目隠しを取ると、愛之助だぁ。動きも口跡も以前のまま。まずは、復帰おめでとうございます。独特の色気と愛嬌も、以前のまま。しばらく、しばらくと、いきり立つ
歌舞伎座の三月大歌舞伎に、昼、夜、通しで行きました。演目は、歌舞伎座では12年ぶりとなる、「仮名手本忠臣蔵」の(九段目以外)の通し狂言です。ここぞとばかりに役者が勢揃い。ベテランの「まことの花」、若手の「時分の花」が見もの、とは松竹さん。最近はやりの、A・Bダブルキャストですが、両方いけないのがつらいところ。ぶえぇーふぇん、と、口上人形が出演者全員を紹介したところで、「大序」。天王立ち下がり羽の鳴物の中、ゆっくりと厳かに幕が開くところから、既に観客全員がタイムスリッパー。
『義経千本桜』「木の実」「小金吾討死」「すし屋」令和六年(2024年)七月二十一日大阪松竹座三階左列十一番関西・歌舞伎を愛する会結成四十五周年記念七月大歌舞伎夜の部作竹田出雲三好松洛並木千柳いがみの権太十五代目片岡仁左衛門弥助実は平維盛初代中村萬壽若葉の内侍初代片岡孝太郎娘お里初代中村壱太郎主馬小金吾武里四代目中村歌昇六代君五代目中村種太郎権太伜善太郎初代中村秀之介開帳参り伊八二代目中村又之助開帳参り喜助
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます三月大歌舞伎通し狂言仮名手本忠臣蔵Aプロ三段目足利館門前進物の場足利館松の間刃傷の場「進物の場」加古川本蔵=嵐橘三郎(AプロBプロ共通)鷺坂伴内=Aプロ片岡松之助中間たち=山左衛門、梅蔵、玉雪、荒五郎、菊伸、梅秋(AプロBプロ共通)チャリ場は5日に見たBプロとはちがう笑わせ方でした★Bプロは加古川本蔵襲撃練習でなにもかも捨てて襲え!という指示に中間たちが武器なども地面に放り投げだして見せたのですがAプロはそれは
こんばんは歌舞伎座三月大歌舞伎通し狂言仮名手本忠臣蔵夜の部五段目山崎街道鉄砲渡しの場同二つ玉の場六段目与市兵衛内勘平腹切の場夜の部はいつもの三階席での芝居見物でした昼夜通しはやはり体力が必要寒暖差でウトウトもしてしまったのでざっくりとなります。。。ふぬぬぬ。。。花道の演技は七三視線に背の高い方がいらしてほぼ見えずなのであまり感想かけませんぐぬぬぬぬ。。。「五段目」勘九郎=勘平、本舞台中央、やはり左足動かしながらお顔見せ巳之助の声が三津五郎さんそっくりに思えた
さっきの幕見は不覚にもウトウトしてしまった。歌舞伎座昼寝の部。。。反省。ただ生演奏の清元節に合わせて眠るって贅沢だ。おかげで元気になった。客席が総入れ替え。雰囲気の違いが観られるのは面白い。そして、あのヤンキーファミリーは居ない。代わって奴らより品のあるマダムたちがやってきた。五段目中村勘九郎の勘平は初めて観る。カッコイイ。そして定九郎は中村隼人!待ちに待った親父殺し。素敵。上手下手とかそういうのはどーでも良い。麗しい役者が屈指
新国立劇場での、歌舞伎名作入門に行ってきました。演目は「夏祭浪花鑑」だけですが、始めに解説が付いたりして楽しい演出です。団七九郎兵衛には彦三郎、一寸徳兵衛は坂東亀蔵、三河屋義平次は片岡亀蔵とはアグレッシブ。既に幕が開いていて、住吉鳥居前がセットアップ(撮影可)。短くても花道があるのが、中劇場の工夫。花道から、今日も暑いですねと、うちわぱたぱたで、片岡亀蔵が登場。ここは、普段通りのしゃべり方。そこに、登場キャラを書いた大うちわを持って、名題下の役者さんたちが次々と登場。団
大阪松竹座での立春歌舞伎特別公演。昼の部の「源平布引滝」の続きは、「竹生島遊覧」の場です。戦後の上演記録がない珍しい場で、舞台は琵琶湖のほとり。この芝居は、近江の情景がたっぷりと楽しめます。小万の詮索にやって来た、平家方家臣は吉太朗。今度は、半道敵での剽軽さで、役の幅が広がっています。小万の壱太郎は、立廻りの後、白旗を咥え琵琶湖に飛び込む。ああっ、ちょっと危ない動きで、大丈夫か。場面が変わって、琵琶湖湖上での宗盛の御座船。おお、これは立派な大道具。そこに、やってくる実
大阪府と大阪市主催による、大阪松竹座での立春歌舞伎特別公演に、昼、夜通しで行ってきました。昼の部は、「源平布引滝」から。全5段のうち、「義賢最期」と「実盛物語」が主に演じられる、重厚な義太夫狂言です。「義賢最期」の後、九郎助一家はどうなるのか。奇抜な設定の「実盛物語」で、その背景はどうなっているのか。単発で十分楽しめても、長年の疑問がクリアになるのが、今回演じられた「竹生島遊覧」の場なんです。では、まずは「義賢最期」。義賢には、時代物に松嶋屋独特の味わいがある、愛之助です。
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます昨日は久しぶりに椅子ではなくお布団で横になれて一日の大半をグッスリ寝てしまっていました🌸京都南座吉例顔見世興行市川團十郎白猿襲名披露市川新之助初舞台夜の部仮名手本忠臣蔵祇園一力茶屋の場感想です実際の一力亭の近くで味わう祇園一力茶屋の場今もお店やっているなんてすごいことですよね。こうして続いているということに夢や希望を持つことが出来るように思います。近くには行きましたが(写真は撮らなかった)中どんなだろう
少し風が冷たいと感じた朝、名古屋へ。名古屋駅も地下鉄も、人、人、人。欧米系、色々な外国の方。お昼はやはり味噌煮込みうどん。😋東海道四谷怪談幕が開くと伊右衛門(仁左衛門)が傘を張り、門口側に按摩宅悦がいる。御園座、間口がちょうど良く浪宅らしく見えます。(歌舞伎座だとお屋敷に見えてしまいますね。)傘張りの慣れた手つき、話しているのは小仏小平のこと、お岩のこと。赤子が泣いての「やーれやれ」まで自然。でも今回は玉三郎のお岩さん。壊れて行くお岩さんが自然でいながら、怖くて見事と思いました。障子が
仁左衛門・玉三郎ということで早々に完売、たしかに空席は見当たりませんでした。私は下手後方の端っこ。壁は赤、照明は白、猥雑さは皆無の名古屋的な小屋。どこかの市民会館に来ているみたい。建て替え前が懐かしいです。今回は「隠亡堀」は無く、最後は「神田祭」で賑やかにお開きという構成。お歯黒つけと髪漉きを実際に見たのは初めて、とても勉強になりました。玉三郎さんは歌舞伎公演からの引退を表明されているのですが、お声もセリフ捌きも何も変わらず、まだまだおやりになれるのにと思いました。
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます歌舞伎座新開場10周年六月大歌舞伎義経千本桜木の実・小金吾討死・すし屋幕見感想ですこの日は千之助さんと仁左衛門さんが一緒の車で楽屋入りした日だったそうです(千之助さんがご自身のTwitterでそうお話してました)(孝太郎パパにヤキモチ妬かせたいのかな〜🤭なんて思ったりして♪ごめんなさいm(__;)m)だからか、仁左衛門さんなんとなし、なんとなし、上機嫌ぽくみえました二回目ですがお芝居を観た充実感はやはり大きく心地よか
おはようございますいつもお読みくださりありがとうございます歌舞伎座新開場十周年六月大歌舞伎夜の部義経千本桜木の実・小金吾討死・すし屋感想です🌸↑仁左衛門さんの権太はほくろをつけないのですねそんな感じで詳しい予習はせずになってしまいましたが【木の実】で描かれる仁左衛門さん権太の魅力とその場面があってひきたつ【すし屋】の魅力に感動でした。ワルぶりはもちろん妻や子に見せる夫として父親としての姿の仁左衛門=権太のその家族としての様子が、もう、どう言葉にしていいのかわからないくらい
歌舞伎座での、鳳凰祭四月大歌舞伎の夜の部、「与話情浮名横櫛」の続きです。前回が、お富の玉三郎と、与三郎の仁左衛門の話題だったので、今回はそれ以外の俳優さんを。まずは、蝙蝠安。悪そうに見えない歌六、ちょっと怖い彌十郎、何だかかわいい菊五郎など。個性派ぞろいのお役に、ここは何回も演じている市蔵。仁左衛門とは初共演ながら、これがぴったり。だらりと引っかけた女の浴衣、へらへらしながら弱い奴には声を荒げる。ああ、嫌味なちんぴら。と思わせるのが、市蔵の技。国崩しもいいけれど、こうい
東京での仕事の合間、歌舞伎座の鳳凰祭四月大歌舞伎に行ってきました。今月から、昼夜の二部制になった歌舞伎座。行ったのは、少し休演があってから再開された、夜の部です。その夜の部は、18年ぶりの玉三郎と仁左衛門の共演がうれしい、「与話情浮名横櫛」です。木更津海岸に現れたのは、玉三郎のお富。元・芸者らしく、ふわりとした色気で、声が軽やか。一方の、与三郎の仁左衛門。休演明けで、少しほっそりしたよう。それでも、品のある若旦那に、風情あり。鳶頭と二人で客席に降りてきて、海岸散歩とは、
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます赤字追記です映像配信サービスミレール歌舞伎オンデマンドにて歌舞伎座新開場十周年壽初春大歌舞伎弁天娘女男白浪視聴しました★配役↓上方の愛之助さんが挑む弁天小僧!というわけで最初はなんとなく不思議な心地。せっかくなら【上方の弁天小僧】に物語をがらりと新しく書き換えてやったら楽しそう☆というような気分で見始めました。私が女方な(弁天小僧は女裝ですが)愛之助さんをこうしてガッツリ見るのははじめてなくらいだと思います。骨格しっかり
シネマ歌舞伎『女殺油地獄』シネマ歌舞伎公開日:2019年11月8日歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するシリーズの一作。油屋を営む河内屋の次男・与兵衛は、放蕩三昧で借金を抱え、母おさわから勘当を迫られる。家を出たものの途方に暮れる与兵衛は、同業の油屋・豊嶋屋の女房お吉のもとへと向かう。あらすじ油屋を営む河内屋の次男・与兵衛は、放蕩三昧で喧嘩沙汰を起こしてばかり。そんななか、借金返済に困った与兵衛は、金を巻き上げようと継父・徳兵衛や妹にまで手をあげる始末。見かね
歌舞伎座での秀山祭九月大歌舞伎は、「仮名手本忠臣蔵」から、七段目です。由良之助に仁左衛門、平右衛門に海老蔵、おかるに雀右衛門と、播磨屋のいない演目でした。まずは、海老蔵(海老蔵としては、これが見納め)。橋之助、鷹之資、吉之丞の、塩治浪士3人に続いて、現れる。おお、この圧倒的な存在感。足軽らしく体を小さくして、声をか細く高めに取る、演じ方。それでも、目力がすごすぎる。ひーらーにぃ~の、飛び方が大きい。まぁず、まぁずの、説得力が強い。これが海老蔵。おかるとの、悲喜こも
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございます歌舞伎座秀山祭九月大歌舞伎第三部仮名手本忠臣蔵七段目感想ですつい撮影してしまうこれ↓「由良之助の中では『七段目』が柔剛を備え、一番難しいと思います。父(十三代目片岡仁左衛門)から伝えられたことを大事にしながら、またさらに役を追求したいと思います」と筋書の片岡仁左衛門さんの嬉しいお言葉。そのときは繰り返し観たいから幕見席よ復活しておくれ…(切実)釣灯篭が白木?だったり斧九太夫の存在を確かめる手段が違ったりするんだなあとワクワ
8月の南座、坂東玉三郎の特別公演に行ってきました。演目は、昨年9月の歌舞伎座に続いて、「東海道四谷怪談」です。伊右衛門は、仁左衛門に替わって愛之助。そこに、6月の「ふるあめりか」と同様、緑郎や雪之丞などの新派が参加。(これは、今後も続きそう。)さては、新しい四谷怪談が観られると、思ったら、浪宅と喜兵衛内の3場のみ、90分。歌舞伎座から、「隠亡堀」を抜いた、超短縮版でした。玉三郎のお岩は、内面を強調した演技。玉三郎独自のオーラで、舞台を支配します。共演者は、そこから弾
こんばんはいつもお読みくださりありがとうございますシネマ歌舞伎桜姫東文章上の巻観に行きました★映画としてはやはり長時間の作品になると思うのですがあっという間に過ぎていく夢中になれるひとときとなりました。劇場で観るシネマ歌舞伎はもちろんシネマ歌舞伎らしい豪華なカメラワークの細やかな役者さんたちの演技を捉えてくれているところも嬉しいですがやはり音響が抜群でしあわせを感じます。揚幕のチャリンの響きその距離感仁左衛門さんの権助の初登場のときの熱い熱い拍手上の巻改めて見ると、大勢
10月20日水曜日、とてもよく晴れた一日、体調もよかったので、歌舞伎オンデマンドで、9月歌舞伎座第三部の『東海道四谷怪談』を観ました。東海道四谷怪談-松竹公式動画配信サービス歌舞伎オンデマンド|いつでも、どこでも、楽しめるお岩/お花=坂東玉三郎直助権兵衛=尾上松緑小仏小平/佐藤与茂七=中村橋之助お梅=片岡千之助按摩宅悦=片岡松之助乳母おまき=中村歌女之丞伊藤喜兵衛=片2021年10月11日(月)~2021年10月31日(日)7日間(購入時から7
今月二度目の観劇。前回は月初だった。先日見た「孤狼の血Level2」の鈴木亮平といい、この民谷伊右衛門といい、極悪の魅力に快感を覚える。怪談とは怨霊による恐怖ではなく、登場人物による悪意や憎悪を描いているものだ。今宵はお岩の迫力に注目した。伊右衛門や伊藤家に対する憎しみ。毒薬とは知らずにそれに礼を述べていた悔しさ。わが子の行く末に覚える不安や切なさ。父の仇を打てぬ苛立ち。そして我が身への哀れ。全てが邪悪な料簡に転化され、そして醜い姿のままに死を迎える。圧倒的な悪
第四十五回記念吉例顔見世『通し狂言仮名手本忠臣蔵』夜の部平成二十一年(2009年)十月十九日御園座にて鑑賞早野勘平片岡仁左衛門女房お軽片岡孝太郎斧定九郎片岡愛之助千崎彌五郎坂東彌十郎百姓与市兵衛市川寿猿判人源六片岡松之助母おかや坂東竹三郎一文字屋お才片岡秀太郎不破数右衛門市川左團次☆平成二十一年十一月九日の記事を勘平・お才の物語を軸にして再編して
歌舞伎座の三月大歌舞伎に、行くことができました。まずは、吉右衛門、白鸚、故・團十郎、芝翫、そうして仁左衛門と、何度も観てきた「熊谷陣屋」です。直実は仁左衛門、相模は孝太郎、藤の方は門之助、義経は錦之助、宗清は歌六。なんとこれは、12月の南座と同じ。3ヵ月たって、より練られた舞台を、観ることができました。広い歌舞伎座の3階から、オペラグラスもなく遠目で観ていても、間近に感情が迫ってきます。陣屋への戻り道、背筋を伸ばした仁左衛門が、ゆっくりと歩く。感情を押し殺し、何かを悟っ