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2023年8月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、()内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★1~5で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。135(19)『658㎞、陽子の旅』★★★冬の東北の空模様のように、ずっと薄暗い画面の中で菊地凛子が繰り広げるコミュ障演技はお見事。ありったけの勇気を振り絞ったであろう陽子がサービスエリアで若い男性に話しかけたら「ゴニョゴニョ言って、何言ってるか
鑑賞の日にちも劇場も異なりますが、いずれも7月の終盤に見た日本映画の新作です。1本目の映画『658km、陽子の旅』は、『私の男』の熊切和嘉監督と『バベル』の菊地凛子が、2001年の『空の穴』以来22年ぶりにタッグを組んだ作品。東京から青森へ向かう「658km」のロードムービー。センチュリーシネマ(シニア会員1,100円)。2本目の映画『PLASTIC』は、『大和(カリフォルニア)』『TOURISM』などで国内外から注目を集める宮崎大祐監督が、幻のアーティスト「エクスネ・ケディ」による197
#マンホール映画『#マンホール』予告篇2月10日(金)全国公開#マンホール#中島裕翔#熊切和嘉【第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門正式招待作品】結婚式前夜、男は幸せの絶頂から転落した――。乗り越えろ‼2分に一度積み重なるピンチ目にしたもの全てを疑え。予測不能の99分‼この結末、つぶやき厳禁映画『#マンホール』2023年2月10日(金)全国ロード...www.youtube.com君は誰だ?熊切さんの新作はダニーボイルの『127時間』を思わせるワンスチ
お子がフォールと同じ時期に予告を観たので待望ですか時間は長くも短くもないほほ1時間40分ですね。不動産会社に勤務し、トップの営業成績を誇る川村俊介(中島裕翔君)。社長令嬢との結婚式を明日に控えた川村のためにサプライズパーティーが開かれるが、ひどく酔った彼はその帰り道にマンホールに転落してしまう。マンホールの底で目を覚ました彼は、スマートフォンのGPS機能を使って自分の居場所を特定しようとするも誤作動してしまう。知人や元恋人、警察に助けを求めるものの、状況は変わらずに時間だけが過ぎていく
皆さんは旅に、どんな思い出があるでしょうか?「658km、陽子の旅」は、自分を取り戻す旅。父親の死の報せを聞いたところから、物語は始まる。主人公の陽子は、東京で1人暮らし、決して成功してない女性だ。引き籠もり、人と関わるのを避けている。そんな彼女が、24年振りに故郷の青森に帰る決意をする。いわゆるロードムービー。ロードムービーには傑作が多い。テンポもゆっくりだし、それこそ展開も激しく変わるわけではないので、ロードムービー自体を苦手な人もいるだろう。ロードムービーの魅力は、人と人
星雅美です。熊切和嘉監督『658km、陽子の旅』舞台挨拶付きで鑑賞しました!引きこもりの陽子が父の訃報を受け20年帰っていなかった青森へヒッチハイクしながら帰ろうとするが、出棺に間に合うのか…陽子役、菊池凛子さんと熊切監督が20年ぶりにタッグを組んだ作品。陽子の20年間の挫折、不安、恐れなど様々な重い思いがヒッチハイクする中で溶け陽子が一歩踏み出していく繊細な描写が積み重なり余韻を残すとても素敵な映画です。心のシャッターを閉じている陽子の仕草、陽子と父の幻(オダ
658km、陽子の旅『私の男』などの熊切和嘉監督が『パシフィック・リム』シリーズなどの菊地凛子を主演に迎えたヒューマンドラマです。42歳のフリーターの女性が、疎遠になっていた父親の死の知らせを受け、故郷のある青森県の弘前へ向けて東京からヒッチハイクの旅をする。ヒッチハイクって、一度はやってみたいと思っているが、実際にはそう簡単にはいかないのでしょうね。そもそも知らない人の車に乗るって、冷静に考えたら超怖い。逆もそうで、知らない人を車に乗せるのも同じく超怖い
本日はまずテアトル新宿で、熊切和嘉監督「658km、陽子の旅」観賞。引きこもり生活してた陽子が、父親の死を知らしてくくれた従兄弟と車で葬儀の行われる青森に向かうが、途中のサービスエリアでのトラブルにより置き去りになり、そこからヒッチハイクで青森な向かう。引きこもりの女性がいろんな人と知り合う中で、変わっていく姿が描かれてました。
「私の男」などの熊切和嘉が「パシフィック・リム」シリーズなどの菊地凛子を主演に迎えて贈るロードムービー。東京で孤独な引きこもり生活を送る青森県弘前市出身の陽子(菊地凛子)は、42歳独身、人生を諦め、なんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター。ある日、かつて夢への挑戦を反対され、20年以上断絶していた父が突然亡くなったとの知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々車で弘前へ向かうが、その途中、サービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去り
あらすじ42歳独身青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅
「私の男」の熊切和嘉監督と「バベル」の菊地凛子が、2001年の「空の穴」以来22年ぶりにタッグを組んだロードムービーです。就職氷河期世代である42歳の独身女性・陽子はフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。ある日、20年以上疎遠になっていた父の訃報を受けた彼女は、従兄の茂やその家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうが、茂の家族は途中のサービスエリアで子どもが起こしたトラブルに気を取られ、陽子を置き去りにして行ってしまい…スマホが壊れて連絡手段もなく、手持ちのお金も2
「658km、陽子の旅」(日)監督:熊切和嘉出演:菊地凛子/竹原ピストル感想:彼女の過去と孤独が映し出す姿に現代を反映している気がします。
https://news.infoseek.co.jp/article/nikkansports_202307290000686/菊地凛子「情緒不安定に…」主演作挨拶で涙し苦笑い、オダギリジョーは「すごい好き」-記事詳細|Infoseekニュース女優菊地凛子(42)が29日、東京・テアトル新宿で、主演映画「658km、陽子の旅」(熊切和嘉監督)の公開記念舞台news.infoseek.co.jp
TSUTAYACREATOR'SPROGRAM脚本賞受賞の映画化。これまでTCRの意義については大いに賛同するものの、作品にはイマイチ乗れなかった(全部観たわけではないのですが)何かキワモノぽくってサ。…で、今作。来ました。ドンピシャこんなのを待ってました。静かに淡々と展開するストーリー。ありのままを映し出す映像。上手くいかない人生。孤独な主人公。通り過ぎる好意、悪意、無関心。ほんの少しの希望。こうして思いつくままに羅列しても、地味です。そして、主演:菊地凛子。言
42歳の独身女性の陽子。フリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきたらしい。そんな彼女は、疎遠になっていた父の訃報を受け、従兄の茂の家族とともに、東京から故郷の青森県まで車で向かうのだが、ふつうは起きないトラブルで、陽子はパーキングに置き去りにされてしまう。所持金もなく(本当は財布にはギャグみたいに二千円札と小銭)ヒッチハイクで故郷を目指すというのが話の筋だ。「TSUTAYACREATORS'PROGRAM2019」脚本部門で審査員特別賞を受賞した室井孝介の脚本を元に、女性の東北縦断
本日深夜24時(土曜日午前0時)から、僕がパーソナリティーをつとめる1時間のラジオ番組『デッキーの映画CaaaaN!!!!(通算670回)』が、ナナコライブリーFM(FM77.5)で放送されます!☆本日紹介する新作映画●ノルウェー映画『イノセンツ』●メキシコ映画『イビルアイ』●デンマーク映画『キングダム/エクソダス<脱出>』●『658㎞、陽子の旅』熊切和嘉監督インタビュー電波の入らない地域にお住まいの方でも、スマートフォンやタブレット型端末から、ラジオ
7月28日公開映画『658㎞、陽子の旅』から熊切和嘉監督にインタビューしてきました!この映画の脚本は、「デッキーの映画CaaaaN!!!!」ではお馴染みと言える企画「TSUTAYACREATORS’PROGRAM」で、脚本家・室井孝介さんが2019年に脚本部門審査員特別賞を受賞したものです。主人公・陽子が、父親の訃報を知り、東京から青森まで帰るロードムービーですが、父親の訃報を教えに来た親戚が、陽子を車に乗せてくれるものの、高速道路のSAで休憩中にトラブルが起き、置いてきぼりにされた陽子は
2010年に公開された映画だそうなー原作は著者の亡くなった後に出版されて、18の短編から5編で構成された作品だとー。著者らしい読みやすいテンポだけど、それぞれの人生は切ない、、海炭市叙景Blu-rayBOX(Blu-rayDisc)Amazon(アマゾン)6,442〜13,750円海炭市叙景(小学館文庫)Amazon(アマゾン)770円
弊社、7月のラインナップです。先ずは、熊切和嘉監督作品、菊地凛子主演「658km、陽子の旅」仕事は在宅、外界との関係を断ち生活している42歳の陽子。ある日、父親の訃報を従兄の茂から知らされ、故郷の青森県弘前へ茂の家族と車で向う事になる。20年以上、父親と疎遠だった陽子。疎遠の理由は、かつて陽子が思い描いた夢を父親が反対した事だった。658kmは、東京から青森の距離。陽子と父親の距離。移動中のサービスエリアで、茂の子供が起こしたトラブルがキッカケとなり、置いて行かれる陽子。高速道路
熊切和嘉監督、菊地凛子主演の「658km、陽子の旅」が上海国際映画祭で最優秀女優賞など3賞を受賞した。↓↓以下、ネットニュースから。菊地凛子と熊切和嘉監督が「空の穴」(01)以来のタッグを組み、ロスジェネ世代の女性の東北縦断旅を描いた「658km、陽子の旅」が、第25回上海国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞(室井孝介)の3冠に輝いた。同作は菊地扮する主人公が父の葬儀に出るためにヒッチハイクをするロードムービー。同映画祭での最優秀女優賞は、2016年の
「658km、陽子の旅」を観ました。Fan’sVoiceさんの、独占最速オンライン試写会が当たり、観せていただきました。(@fansvoicejp)ストーリーは、42歳の独身女性・陽子は、人生を諦めてフリーターとしてなんとなく日々を過ごしてきた。ある日、疎遠になっていた父の訃報を受けた彼女は、従兄の茂家族とともに、東京から故郷の青森県弘前市まで車で向かうことに。しかし、途中のサービスエリアでのトラブルにより、陽子をそこに置き去りにして分かれてしまう。ヒッチハイクで故郷を目指す
ツイート転載夢追い上京崩れ四十路独り身女が20年不通だった父の死を弔いに青森までヒッチハイクへ。怠惰な諦観・逃避で染み付いた卑屈さ不遜さ。幾つもの出会いの中で芽生えてくる「まだ間に合うかな?」。旅は父からの贈り物。カウリスマキも想起な惨めで優しい鈍色旅映画の秀作オンライン先行試写にて鑑賞
上海国際映画祭2023閉会式で、イボのダンスがあると言うことでこの映画祭の内容をすっかり忘れていました熊切和嘉監督、上海国際映画祭で作品賞含む3冠「妻に感謝」»Lmaga.jp大阪芸術大出身で、映画『海炭市叙景』(2010年)や『#マンホール』(2023年)で知られる熊切和嘉監督の最新www.lmaga.jp熊切和嘉監督の最新作『658km、陽子の旅』が、6月17日におこなわれた『上海国際映画祭』で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀女優賞を受賞。3冠を獲得した。そし
8/4(金)発売⚠️#マンホール⚠️豪華版Blu-ray&DVD特典映像として収録されるメイキングダイジェストを公開中です!!https://t.co/g7ZeairHC9BD&DVDページからもご覧いただけます👀✨https://t.co/FuPU4f7EMi—映画『#マンホール』大ヒット上映中!(@manhole_movie)June1,2023
熊切和嘉監督による・・・なんだろう、剣道映画?ん~?主演は綾野剛、村上虹郎。UAの子なのか?わっかんね~。オレにはさっぱりわかんない映画だった。不思議な魅力がある。ずっと小汚い格好だった綾野剛が最後にさっぱりした面構えになって試合をするところがいい。そこまでが長い。下段からの突きはおそらくああじゃないはずだが、まぁそこは映画だからどうのこうのいわないが、この不思議な作品を消化しきれない。物語があるのに演出がない作品で、誰かに感情移入するというより全体的にふたりが変化していく様子を
※ネタバレあり。Youtubeで結構評価高かった映画。もう終わってしまいそうなので滑り込みで間に合った。主人公ほぼほぼマンホールの中にいるので一人芝居やってるみたいな?「SAW」みたいな?こういうのをソリッド・シチュエーションというそうで、面白いんだけど日本には意外とないそうで、そういう意味でもレアかも。トップ営業マン川村俊介は社長令嬢との結婚式前夜に開かれたパーティーの帰り道、酔ってマンホールに落ちてしまう。目覚めた川村が現在地を調べると場所は神泉。片っ端から電話をして助けを求め
ひとつ前の当ブログで、黒柳徹子さんがNHKの専属テレビ女優だった頃を綴った原作を映画化した『トットチャンネル』(1987大森一樹監督)を取り上げました。ナレーターを黒柳徹子さんがつとめながら、斉藤由貴さん演じるトットが「柴柳徹子」という役名なのは、実際のエピソードに映画オリジナルの部分を加えているからでしょう。原作だけでも面白いエピソード満載ですが、さらに独自の部分も入れ「内容たっぷり」ながら上映時間が97分で、観終えたときに驚いた記憶があります。僕は、2016年3月31日に新文芸坐で大森
「#マンホール」を観てきました。不動産会社で営業成績トップ、しかも社長令嬢との結婚が決まった川村俊介(中島裕翔)。結婚式前夜のパーティーで酩酊し、気が付いたらマンホールの中。スマホを頼りに救出を求めるが、GPSも狂っているらしく助けは来ない。元カノに助けを求めながら、SNSでも「マンホール女」のアカウントを立ち上げ、場所の特定と救出を頼む…。ネタバレ厳禁らしいから詳しくは書かないが、主人公のクズっぷり、SNSの暴走…。とにかくグロテスクでもあり、それでいて目が離せない。熊
『#マンホール』TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞してきました!いやあ、熊切監督の傑作映画がまた誕生しちゃいました。以下ストーリー⬇️僕が熊切さんのファンになったのは、学生時代に京都の映画館で見た「鬼畜大宴会」を見た時からです。とにかくあんな映画見たことがないくらいの衝撃!大阪芸術大学の卒業制作で制作された「鬼畜大宴会」でしたがベルリン国際映画祭に出品されるなど評価も高く、そして何よりも熊切和嘉という才能を知らしめるためには十分な作品でした。熊切和嘉さん