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世田谷パブリックシアターで瀬戸山美咲作、栗山民也演出、瀬戸康史主演の新作舞台「彼女を笑う人がいても」を観た。タイトルの「彼女」とは、1960年の安保闘争で国会議事堂前での全学連と機動隊の衝突により若い命を落とした東大生、樺美智子のことだと思われる。芝居はその1960年に安保反対運動に参加している学生たちを取材している新聞記者高木吾郎(瀬戸)、そして彼の孫で同じく新聞記者の伊知哉(瀬戸が一人二役)の暮らす2021年を交互に行き来しながら進んでいく。伊知哉は福島の原発事故で家から避
世田谷パブリックシアター『彼女を笑う人がいても』【東京公演】2021年12月4日(土)〜18日(土)世田谷パブリックシアター作:瀬戸山美咲演出:栗山民也美術:松井るみ照明:服部基音響:井上正弘映像:上田大樹衣裳:前田文子ヘアメイク:鎌田直樹音楽:国広和毅演出助手:須藤黄英舞台監督:加藤高、松嵜耕治宣伝美術:相澤千晶宣伝写真:MaciejKucia(AVGVST)宣伝スタイリスト:高木阿友子宣伝ヘアメイク:大城祐樹(AVGVST)宣伝メイク:有
昨日は埼玉県東松山市民文化センターまで行ってきたのなんで?そんな遠く??実はコロナ始まりの時ここで、私は「枇杷の家」という舞台に立つはずでした。緊急事態宣言で、無観客となってしまった思い出の劇場です。劇場の皆さんそして演出家の瀬戸山美咲さんにお会いしたいそんな気持ちもあって、行ってきましたこの作品ね犬の殺処分のリーディング劇これはショックでした。私は動物を飼ったことがなかったので飼い主が、自ら保健所に預ける方もいる~~~
こんにちは「染、色」観劇してまいりましたグローブ座へ行く前に「紀伊国屋書店」に寄り、お願いしておいた伊集院先生の「旅だから出逢えた言葉Ⅱ」を取りに行きましたチラッとアートのコーナーにも寄り、「植物図鑑」を偵察…少しずつ集めようかなこのペースで行くと、グローブ座に着くのが余裕過ぎるので…DEAN&DELUCAで、軽く腹ごしらえしましたこのピスタチオのマリトッツォ↑恐ろしいくらい美味しくて、又、食べたいです小腹を満たし、グローブ座へ着くとあの大きな看板が入口の掲示板の写真もパチ
12月9日(水)、神奈川芸術劇場ホールで、『オレステスとピュラデス』を、見ました。瀬戸山美咲の作。演出は、杉原邦生。杉原邦生は、これまでに、神奈川芸術劇場で、『オイディプスREXXX』(2018)、『グリークス』(2019)の、2本のギリシャ悲劇を上演しています。この『オレステスとピュラデス』が、3作目で、最終章(杉原邦生の言葉)。プログラムのなかで、彼は、「ギリシャ悲劇こそ〈演劇〉の原点であるという確信とともに僕は、〈演劇〉そのものの魅力、豊かさ、可能性と同時に、その無力さ、恐ろし
世田谷パブリックシアター主催現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より2020年11月29日(日)~12月20日(日)シアタートラム作:長田育恵(弐「隅田川」)・瀬戸山美咲(壱「道成寺」)演出:瀬戸山美咲監修:野村萬斎(世田谷パブリックシアター芸術監督)美術:堀尾幸男照明:齋藤茂男音響:小笠原康雅衣装:髙木阿友子ヘアメイク:宮内宏明演出助手:須藤黄英舞台監督:田中直明プロダクションマネージャー:福田純平技術監督:熊谷明人プロデュー
(c)ShinjiHosono世田谷パブリックシアターの名物企画、現代能楽集シリーズの最新作「幸福論」を観た。今回は気鋭の女性劇作家2人、瀬戸山美咲と長田育惠がそれぞれ能楽「道成寺」「隅田川」に着想を得た現代能楽戯曲、現代人、特に女性が抱える問題を女性ならではという視線で描いた新作を執筆、その2作品の演出を瀬戸山が担った舞台。同じ6人の役者が2つの作品それぞれに出ていて、それを見比べるのも企画として楽しめる点だ。瀬戸山作の「道成寺」では手っ取り早い利潤を追求する現代人、他
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『オレステスとピュラデス』2020年11月28日(土)~12月13日(日)神奈川芸術劇場〈ホール〉作:瀬戸山美咲演出:杉原邦生美術:松井るみ音楽:TaichiKaneko振付:北尾亘ラップ作詞・指導:板橋駿谷照明:高田政義[RYU]音響:稲住祐平衣裳:藤谷香子[FAIFAI]ヘアメイク:国府田圭殺陣:六本木康弘舞台監督:藤田有紀彦アドヴァイザー:山形治江(ギリシャ悲劇研究家・翻訳家)公演プロデュー
つくだ煮で“ありがとう”松阪の「かね万」が敬老ギフト販売47NEWS祖父母へメッセージを添えて贈るつくだ煮セット「つくまるありがとうギフト」=松阪市駅部田町の伊勢の国佃煮かね万本店で...「神社仏閣カード」願ってもない人気8寺で計24種類販売初版50枚売り切れ/岡山毎日新聞西大寺のほか、餘慶寺(瀬戸内市)▽正楽寺(備前市)▽誕生寺(久米南町)▽木山寺(真庭市)▽法界院(岡山市北区)▽蓮台寺(倉敷市)▽円通...大好きな兄「名誉の戦死」なぜ戦争か歴史学ぶべき
鈴木忠志さん率いる劇団SCOTが、富山県利賀村(現南砺市)に拠点を移し、今年で44年目になります。去年はシアターオリンピックスで、1カ月にわたり国内外の劇団が集いましたが、今年はコロナもあって規模は縮小。でも越中八尾の名物、おわら風の盆含め全国的にお祭りやイベントが中止になる中、三密を避ける野外劇で、丁寧なコロナ対応をしていました。リポートは後日、記事にしますが、SCOTの代名詞のような「世界の果てからこんにちは」が今回は新花火劇「世界の果てからこんにちはⅡ」として上演されました。イプ
こんばんは!!3月は別れの季節ですね。。コロナウイルスに振り回されてそんなことも忘れそうです。。最近は、"別れ"とは無縁だったのですが今年は職場の同僚との別れがあります。あと2週間ですね。。約3年間、一緒に毎日仕事をしてきました。とっても仕事のできる、頼りになる人なんです。人間的にも、誰にでも優しく公平で。仕事をしていれば、理不尽なことを上司や患者さんから言われることもありますが。そんなことも、2人で励まし合って乗り越えてきた仲だったので。かなり、寂しいです😔さて!!
新国立劇場ことぜんシリーズ、三作の演出家のトークイベントがありました。「どん底」の五戸真理枝さん、「あの出来事」の瀬戸山美咲さん、「タージマハルの衛兵」の演出家であり、新国立劇場の芸術監督でもある小川絵梨子さん、が、「個と全」について、なぜこの作品を選んだか、とか、作品についてや、稽古場でのエピソードなどを語ってくれました。皆さんの柔らかい雰囲気が伝わってきて、わかりやすく、親しみやすく、和やかなトークイベントでした。「あの出来事」については、演出家の瀬戸山美咲さんが
<出演>五戸真理枝(『どん底』演出)瀬戸山美咲(『あの出来事』演出)小川絵梨子(『タージマハルの衛兵』演出、演劇芸術監督)小川氏の司会でことぜんシリーズ三作品の演出家のトーク。ことぜんというテーマだけ指定されて、戯曲はそれぞれの演出家が決めたこのシリーズについてのトークでした。三人の発言をまとめたので、お互いの発言を受けての流れがわかりにくいですが、覚書ってことで。五戸氏2016年に演出を初めてプロの俳優さんの演出はこれが3作品目で、この企画に声をかけていただいて、大抜
11月18日(月)、新国立劇場の小劇場で、『あの出来事』を、見ました。原題は、『TheEVENTS』。作者は、デイヴィッド・グレッグ。それを、谷岡健彦が翻訳し、瀬戸山美咲が演出。日本、初演。この作品は、演劇芸術監督小川絵梨子の唱える、「ことぜん」シリーズの、第2弾。で、そもそも、「ことぜん」というのは、小川絵梨子の言葉を引用すると、「『ことぜん』は、『個と全』の意味で、一人の個人とそれに対する全体(国家、民族、団体、集団など)との関係性について考えてみようという企画です。」さら
スタッフよりレポートですおかげさまで「あの出来事」千秋楽を無事に迎えることが出来ましたお客様より「クレアが本当に凄かった」「みんな繋がっている。もう一回観たい」「たくさん考えるエッセンスをくれる戯曲」「とても良質な舞台」感激のコメントをお寄せ頂いています魂が身体から離れる程の心の傷で、もがき苦しみ、少年と対峙し、葛藤するクレア。ラストシーンでのクレアの問いかけに客席でも『大丈夫』と頷いていたお客様もいらっしゃいました楽屋前果歩さんの台本Smile舞
♦️新国立劇場小劇場14時~*満席⭕️演劇『あの出来事』☆スタッフ作:デイヴィッド・グレッグ翻訳:谷岡健彦演出:瀬戸山美咲音楽:ジョン・ブラウン美術:原田愛照明:服部基音響:井上正弘衣裳:半田悦子ヘアメイク:林みゆき合唱指導:菅原さおり演出助手:城田美樹舞台監督:川除学☆キャスト南果歩小久保寿人・以下チケットぴあhpより・・☆シリーズ「ことぜん」第二弾は、デイヴィッド・グレッグ作『あの出来事』。今年3月日本でも公開された映画『ウトヤ島、7月
スタッフよりレポートです19日の上演後、熱気冷めやらぬ中、シアター・トークが行われました出演:南果歩、小久保寿人さん演出家瀬戸山美咲さん司会:中井美穂さん―瀬戸山さんと演劇との関わりをお話ください。瀬戸山さん「ミナモザという自分の劇団を持っていて、作風として今回の作品は繋がるところが多く、社会で起きた出来事をどう受け止めていくかということを取材し作品にしたものが多い、地域の方と演劇をつくるということもやっています。」―戯曲『あの出来事』との出会い、どうしてこれを選択
「あの出来事」前半戦終了終演後の演出の瀬戸山美咲さん、キャストの南果歩さん、小久保寿人さんによるシアタートークでは、初めて聞くお話もあり楽屋で真剣にモニターを見つめて聞いていたわたし達にとっても良い時間となりました。一回観ただけでは分かりにくいという事もあるかもしれませんが、こう観てくださいと決めつけ過ぎずにその人その人の感じ方に委ねる、その余白があるこの舞台。前半戦だけでも色々な思いや感想を聞くことが出来、自分自身も感じたり見えたりするものが日々違い、本当に濃厚な日々を過ごしてお
作デイヴィッド・グレッグ演出瀬戸山美咲出演南果歩/小久保寿人2011年7月ノルウェーのウトヤ島で銃乱射事件が起きました。当時32歳の犯人の男は、極右思想をもつキリスト教原理主義者。反移民など極端な排外主義を掲げ、特に欧米の多文化主義に反対していた。そして「イスラムによる乗っ取りから西欧を守るため」に(移民受入れを推進している)ノルウェー労働党青年部の集会の参加者に銃を向けました。死者69名😭本作はこの事件をモチーフにして書かれたもの。舞台はスコットランド。女性牧師クレア
スタッフのレポートですいよいよ明日13日が初日おかげさまで初日は予約で満席舞台「あの出来事」作:デイヴィッド・グレッグ翻訳谷岡健彦演出:瀬戸山美咲出演:南果歩小久保寿人『あの出来事』合唱団会場:新国立劇場小劇場上演期間:11月13日(水)~26日(火)稽古場の様子と演出家瀬戸山美咲さんのコメント動画です本日行われたゲネプロ!!登場人物はたった二人。銃乱射事件で生き残った合唱団の女性指導者クレアに果歩さん犯人の少年と、その他の様々な役に小久保寿人さん
スタッフよりお知らせです現在、果歩さんが稽古中の舞台「あの出来事」熱い意気込みを語ったインタビューがアップされました南果歩、小久保寿人インタビュー果歩さん「想像を絶ずる人を演じるには自分の中に眠るDNAを呼び覚ますことが大事」(「新国立劇場演劇公演ニュース」新国立劇場)「あの出来事」シリーズ「ことぜん」Vol.2作:デイヴィッド・グレッグ翻訳:谷岡健彦演出:瀬戸山美咲出演:南果歩小久保寿人○新国立劇場小劇場2019年11月13日(水)~26日
多摩ニュータウン×演劇プロジェクト第二弾『まちまち』2017年8月に多摩ニュータウンを題材に制作した演劇公演『たまたま』。その第二弾作品『まちまち』を8月11日(日)にパルテノン多摩小ホールで上演公演は12:00開演回と16:00開演回の計2回。※16時の回終演後アフタートークあり。手話通訳あり。※16時の回は聴覚障害の方向け字幕サポート予定。【進行役・脚本・演出】瀬戸山美咲(劇作家・演出家・ミナモザ主宰)多摩ニュータウンのイメージって何?子育てがしやすい街?高齢化が
初台にある、新国立劇場に、行きました。今日は、観劇ではなく、チケットの購入。シリーズ「ことぜん」3作品の通し券。それだと、少し、割引になるのです。で、10月が、『どん底』。マクシム・ゴーリキーの作品。演出は、五戸真理枝。11月が、『あの出来事』。ディヴィッド・グレッグの作品。日本初演です。演出は、瀬戸山美咲。12月が、『タージマハルの衛兵』。ラジヴ・ジョセフの作品。日本初演です。演出は、小川絵梨子。ロビーに、舞台装置やら、衣装が展示されていました。オペラ『アイーダ』。
12月1日(土)、下北沢にある、ザ・スズナリで、青年座による『残り火』を、見ました。青年座の、第234回公演。瀬戸山美咲の作。演出は、黒岩亮。瀬戸山は、この作品が、青年座への、初めての新作書き下ろし。瀬戸山美咲は、1977年生まれ。2001年に、ミナモザを旗揚げ。現代社会の、さまざまな問題に、鋭いメスで、切り込んでいく姿勢に、好感を抱いています。最近では、今年の10月に、流山児★事務所の『わたし、と戦争』を、作・演出で、同じく、このザ・スズナリで上演しています。この『残り火』は、交通事
ViewthispostonInstagram昨日はタコ焼き屋に、瀬戸山美咲さん、そして林田麻里さんご来店。更にはトラッシュ制作のハルちゃん、そして星野卓誠さんも。豪華な1日だけれど、写真撮り忘れたので、こないだ平塚直隆さんから教えて貰って観てきた国宝の犬山城。キレイだった~。(匠)TRASHMASTERSさん(@trashmasters.instgrm)がシェアした投稿-2018年Dec月2日pm5時33分PST
10月19日(金)、下北沢にある、ザ・スズナリで、流山児★事務所による『わたし、と戦争』を見ました。作、演出は、瀬戸山美咲。瀬戸山は、流山児★事務所とは、この作品が、初コラボ。まず、題名である、『わたし、と戦争』。作品の入り口である、この題名を考えました。なぜ、「わたしと戦争」ではないのか?そもそも、この「と」とは?助詞に分類されている、この「と」。格助詞、接続助詞、並列助詞の「と」。この場合は、並列助詞てすが。「わたしと戦争」は、「わたし」と「戦争」が、「単純に」並列してい
7月15日(日)。桜木町駅から、紅葉坂を上って、神奈川県立青少年センター。そのホール、新しく紅葉坂ホールと命名されました。その紅葉坂ホールで、神奈川県主催、後援神奈川県教育委員会のもと、青年劇場による「オールライト」の公演がありました。瀬戸山美咲の作。藤井ごうの演出。この「オールライト」は、2015年に、初演。その初演を見て、主人公が高校生であるだけに、高校生に見せたい芝居だ、と思いました。逆を言うならば、作品の味付けが、「人工的」コッテリ味となっていて、少々、胃にもたれたのですが。
6月27日(水)、彩の国さいたま芸術劇場、そのNINAGAWASTUDIO(大稽古場)で、「ジハード」を、見ました。「世界最前線の演劇1」として、今回、取り上げられたのは、イスマニエル・サイディの作品。彼は、1976年、モロッコ系移民の子供として、ベルギーに生まれました。移民の、第二世代です。扱われている内容は、「テロに参加する移民2世のムスリムの現実」。なぜ、彼らは、「ジハード(聖戦)」へ向かうのか。演出は、瀬戸山美咲。さいたまネクストシアター0のメンバーが、出演しています。
3月31日(土)駒場東大前にある、こまばアゴラ劇場で、瀬戸山美咲作、演出の、「TenCommandments」を、見ました。副題?として、「私と原子力、その近さと遠さについて」。「TenCommandments」の「Commandment」とは、命令、戒律という意味。「TheTenCommandments」というと、モーセの十戒ということになります。この場合は、レオ・シラードの「十戒」。冒頭、客入れをしていた山森大輔が、作者の瀬戸山美咲から、次の文章を読み上げて