ブログ記事374件
久々に‥‥‥本当に久々に穏やかな週末を過ごせました。何事も滞りがないという幸せを噛みしめております気が付けば―、手を入れているお庭も一気にエリアが広くなり、どこから手をつけて良いのかわからなくなっております。左側の"開かずの温室”の前の部分と―修繕した橋の奥のエリア。(頭の中に、色々プランはあるんですけど、まだ準備が整いません)※さてさて―、先週は2回にわたりまして「孤鷹の天」の上下巻をご紹介いたしました。重厚な内容でしたがきちんとエンタメして
先日は、NHKカルチャーのオンライン講座で、光る君への時代考証を担当されている倉本一宏さんと直木賞作家の澤田瞳子さんの対談「平安時代を問い直す」を受講しました。色々と幅広いお話を聞けて勉強になりました。しかし、当時の記録というものは、立場立場で主観的という以上に熾烈な宣伝戦を繰り広げていたような……。殺し合いが無い分、情報戦や宣伝戦が凄まじいですね。光る君へで秋山竜次(あきやまりゅうじ)さんが好演されている藤原実資(ふじわらのさねすけ)さんが書いた全61巻の『小右記』(しょうゆうき)です
夏至JuneMyM(マイム―)の、『ASOBOZE』(アソボーゼ)のダンスMV。MyMとは、森三中の大島美幸さんとガンバレルーヤのよしこさん・まひるさんのアーティストユニットMyM/ASOBOZE-DANCEPRACTICE-MyM–ASOBOZE各種配信サービスhttps://lnk.to/ASOBOZE「ASOBOZE」ダンスコレオはBE:FIRSTなど多くの振り付けをしてきたKAITAが担当。今回のDANCEPRACTICEは一発撮り。中毒性のある「ASOB
様変わりした朝廷とそれに抗う男達―。そしてー「孤鷹の天下」澤田瞳子著徳間文庫(355頁)そんな時代を生きる女達―。※上巻のレビューでは後半をだいぶ端折りましたので、どうやって繋げていけばよいのかわかりませんただ下巻では、大納言・藤原永手(ナガテ)を伯父に持つ、広子(ヒロコ)が割とフィーチャーされています。なお、主人公で彼女の元従者・高向斐麻呂(タカムクノイマロ)は、政変後の要人暗殺未遂事件に絡み行方不明になっています。上巻の冒頭では
2020年代の新聞切抜の3回目。今回は澤田瞳子、森岡正博、青木新、東畑開人、平田オリザ、山口雅俊、渡辺京二の各氏に関する記事を掲載する。
我が県が誇ります中山義秀文学賞を、最年少で受賞した作品でございます。「孤鷹の天上」澤田瞳子著徳間文庫(470頁)優れた歴史時代小説に送られる中山義秀文学賞。著者である澤田瞳子先生は近年、西條奈加先生と共に同賞の選考委員も務められております※それで―、時代小説と言えば、大半の方は江戸時代を思い浮かべるのでしょうね。他には源平、もしくは幕末~明治維新というのも人気ですね。今年の大河ドラマは平安時代ですが、本作の舞台はさらに遡りまして奈良時代
歴屍物語集成畏怖(単行本)Amazon(アマゾン)歴史小説家たちが紡ぐ時代の違う五つの物語が、あるひとつの「怪異」で繋がる。読後に訪れるこの震えは、恐怖か、驚愕か――?異端にして傑作の歴史小説集、ここに誕生。矢野隆「有我」――鎌倉時代、壱岐。元寇に抗う男に訪れたある異常。蒙古軍を退却させたのは神風ではなくゾンビだった?わらわらとゾンビが出てきて冒頭からびっくり。この「日本史×ゾンビ」企画への本気度が伝わりました。天野純希「死霊の山」――室町時代、近江比叡山。霊
久々に、《あつ森》の私の島をちょっぴり改造する事にしました。思えば、この区画は青色や金色のバラを生み出す為の品種改良の場でした。願わくば、もっと他の住民が憩える場所にしようと―こんな感じに仕上げたのですが‥‥‥どうも私にはその辺のセンスが無いようですおおっ!!!取り敢えず、お勉強方々応募しまして―、彼の地へ向かう為、レトロなバス停にてしばし車を待つそんなこんで降り立ちましたのは、これまた雰囲気のある場所でした。周囲の
ご訪問ありがとうございます。読みたい本があると図書館に予約を入れています。続々と順番が来て読むのが間に合わない韓ドラ・華ドラを見る時間がありません。『月ぞ流るる』面白くて、先が知りたくてがんがん読み進みました。この本の印税は全て「能登地震の義援金」に寄付されるんですって。借りずに購入するべきでしたか。そして、英国を舞台にした話も面白くて一気読み『コンサバター』美術館のバッグヤードって好きなんですよ。読んでいく中でストンと心に落ちた言葉「世界に
公民館の図書室で本は借りて読んでますが、たまに予約待ちで、読みそこなってた本に出会えます…もちろん、読んでない本も多いのですがね❶『海の見える理髪店』荻原浩著集英社海の見える理髪店(集英社文庫(日本))[荻原浩]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}直木賞受賞作待望の文庫化!人生に訪れる喪失と、ささやかな希望の光──心に染みる儚く愛おしい家族の小説集。店主の腕に惚れて、有名俳優や政財界の大物が通いつめたという伝説の理髪店。僕
たまたま、なんですが明治、大正、昭和初期にかけての近代日本において画家として生きた女性の物語を2作続けて読みました「星落ちて、なお」澤田瞳子(文春文庫)川鍋暁翠(慶応3年~昭和10年、1868年~1935年)幕末から明治期にかけて活躍した浮世絵師川鍋暁斎ーーの娘幼いころから絵師である父の元で修行してそのまま家業を継ぐように自身も絵師となる家庭を持ち、母となり現実的な生活感覚を持つ1人の女性でもありつつプロの絵師として生活をしながら古い日本画が廃れてい
牛乳に合う食べもの教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【牛乳の日】だそうです。牛乳に合う食べもの教えて!あんぱん。冷たい牛乳は苦手なのでレンジで温めてお砂糖を少し入れて飲みます。お仕事お休みでした。今日から6月かー。早い。もう6月。先月お当番のお仕事が終わった途端に謎の左腕の痛みに耐えられず数日有休+公休で1週間ほとお休みしたので報告書を作成できたのがギリギリ。その後違うお当番のお仕事が………。期限と人員数限られていて(ホン
澤田瞳子さん4冊目読了星落ちて、なお澤田瞳子著第165回直木賞受賞作巨星・河鍋暁斎の娘として明治大正の動乱を真っ直ぐに生き抜いた女絵師・暁翠の一生不世出の絵師河鍋暁斎の娘とよは暁翠の画号をもつ女絵師父亡き後腹違いの兄・周三郎(暁雲)と共に明治維新文明開化舶来かぶれ洋画旋風の中時代遅れにされた狩野派由来の父の画風を守ろうとする明治大正の激動の時代稀代の天才の子たちの苦悩家族の生活を担いつつ絵師として母として愚直に己の生を全うし
気が付けばもう、5月も下旬でございます。巷では、まだまだ江崎グリコさんが大変なようでございます。以前、私の勤務先でも―、某大企業の《基幹システム移行⇒大混乱》の余波を受けまして、大変難儀いたしました。大きな企業であるばあるほど、一筋縄ではいかないんですよね江崎グリコさんのような大企業ですと、その影響は自社だけにとどまりませんので、本当になかなか由々しき事態だと思っております。‥‥‥なんて事を考えておりましたら、私の身近なところでも再び※※※※
『月人壮士つきひとおとこ』澤田瞳子読みました螺旋プロジェクト古代聖武天皇の時代「海族」藤原「山族」皇族の対立感想澤田瞳子さんの作品は初めて読みましたかつて日本史の教科書で暗記したことのある登場人物たち漢字が多く歴史も得意じゃないので最初は読むのに時間がかかりました最近は『光る君へ』を見ているので子どものころにはわからなかった宮中の権力争いドロドロの人間関係や仏教と政治の関係や権力を持
澤田瞳子さんの若冲安部龍太郎さんの等伯西條奈加さんのごんたくれ宮尾登美子さんの序の舞朝井まかてさんの眩そして朝井まかてさんの白光眩で大好きになった朝井まかてさん大好きな画家が主人公のお話途中何度ももう少ししなやかにもう少し譲ってもう少し上手いこと…とハラハラしたりこだわりが羨ましかったり読み終わってみれば全ては必要な経験で何一つ間違えてはいないし道を違えてはいなかったんだなって思ったたぶんみんなそういつか糧になる何かの糧になる糧になった時忘
中央公論新社2019年6月初版発行302頁あるルールのもと、古代から未来までの日本を舞台に、ふたつの族が対立する歴史を描いた競作企画、螺旋プロジェクト作品のうち『古代』8世紀前半、首(聖武天皇)の時代を描きます東大寺大仏の開眼供養から4年仏教政策を推進した帝の宝算は尽きる道祖王(ふなどおう)を皇太子にとの遺詔が残されるも、その言に疑いを持つ、前左大臣・橘諸兄(たちばなのもろえ)の命を受けた中臣継麻呂と道鏡は密かに亡き先帝の真意を探ることになりますタイト
5月3日読書の時間〜【澤田瞳子】星落ちて、なお〜2021年上半期165回直木賞受賞作"画鬼"と呼ばれた、河鍋暁斎の娘、暁翠の一代記早逝した父、暁斎と紛れもなく父の画風を継ぐ兄、暁雲ふたつの大きく高い壁、そして時代とともに変遷する絵画の評価明治〜大正と激変する世の中で絵師として、母として、暁翠はもがき、そして前に進む2年ほど前に地元の美術館で「河鍋暁翠展−父・暁斎から娘へ、受け継がれた伝統−」が開催されていたらしいが本作を読み、諸々調べる中で初めて知った埼玉県蕨市に"河鍋暁
╲こんにちは/いつもお付き合いいただきありがとうございます。今日は読書の記録です。『のち更に咲く』澤田瞳子新潮社2024年2月15日発行今年の大河ドラマ「光る君へ」に合わせて、平安時代の小説をいくつか読んでいるのですが、この本は「歴史小説」だと思って読み始めると「あれ?ちょっと違う」と思わせられます。まずは帯の紹介文を引用させてください。わたくしの花は、千年先までも咲き誇る。道長邸の女房が追う、『源氏物語』に隠されたある夜の出来事。歴史を揺るがす宮廷の
どんな旅をしてみたい?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう今日は【地図の日】だそうです。どんな旅をしてみたい?夜行電車の旅をしてみたいです。夜行電車乗ってみたいです。お仕事お休みでした。朝起きてごはんを食べて服薬した後ちょっとだけHDDレコーダーの整理をしたあと睡魔に襲われ抵抗することなくすやーっとねました。起きたらとんでもなく寝ていてびっくりしました。もはやお昼寝というかわいいものではない。どんだけ寝るねん!ワタシ………。起きて見逃しちゃっ
建仁寺に行って知った海北友松、その人が主人公の小説を教えてもらいました表紙にはその時の記事で1つだけ貼った雲龍図というのも記事にしたときに海北友松のことは一通り調べたのですが、やっぱりこうして小説で読むと自分の中でその人が活き活きとしてきます。作品を観る目も変わります実は友松以上に登場するのが安国寺恵瓊。友松、建仁寺との関わりよく分かりました。先月京都でバスに乗り損ねといて良かったただ、私の読解力のなさのためか物語としては平坦な感じ、、、でしたが、最後に澤田瞳子さん
第153回直木賞ノミネート作品でございます。「若冲」澤田瞳子著文春文庫(385頁)他に親鸞賞と歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞されております。ちなみに読後に私の脳裏に真っ先に浮かんだのは―、『これ、直木賞取れんかったの?』でした。そのくらい私には面白かったです。それで、よせばいいのにネットで第153回直木賞の講評を見ちゃいまして―大半の選考委員さんがこの作品に関して厳しめの事を仰ってました(宮部みゆき先生と宮城谷昌光先生はベタ褒め
今日の天気は雨模様です。家🏠の窓から見える桜🌸が寒そうに風に震えています。さて今、澤田瞳子(とうこ)著『月ぞ流るる』📖を読んでいます。現在、NHKの大河ドラマ📺では『光る君へ』という紫式部を主人公にしたドラマが放映されていますが、『月ぞ流るる』の舞台とドラマの舞台が重なるので、ドラマのあの人がこの作品のこの人か、などと俳優さんの顔と本📗の登場人物の顔をついつい重ねてしまいながら読んでいます。読みながら思ったのですが、人権意識がまったくない世界では、権力者が平気で毒薬を盛っ
今日の一冊「のち更に咲く」著者澤田瞳子新潮社2024年2月15日発行のち更に咲くAmazon(アマゾン)“これ花の中に偏に菊を愛するにあらずこの花開けてのち更に花のなければなり”「菊花」和漢朗詠集より藤原道長の私邸土御門第で働く下臈女房・小紅。道長の四天王の一人、武勇に優れた肥後守・藤原保昌。ふたりの祖父、藤原元方は天皇の外戚になる夢破れ悶死した公卿父、藤原致忠は、酒席で人を殺めて佐渡へ遠流となり。兄弟の保輔は、郎党を率いて盗みを働き
『月ぞ流るる』澤田瞳子著読みました。〈紹介〉平安時代中期の女性歌人に、赤染衛門(あかぞめえもん)がいる。歴史物語『栄花物語』の作者ともいわれている。本書は、その赤染衛門を主人公にした、重厚な歴史絵巻だ。長年連れ添った夫を亡くした56歳の朝児(あさこ=赤染衛門)は、静かな解放感に浸っていた。それぞれ不満はあるが、3人の子供も育て、後は余生を過ごすだけである。ところが権僧正の慶円から、頼賢(らいけん)という若者に和漢の手ほどきをしてほしいと頼まれたことから、彼女の周囲は騒
先日の春彼岸の墓参のあとの女子会の折、祥子さんが再度面白かったからと本を持ってきて下さっていた。以前読んだ「楽園の犬」も「同志少女よ敵を撃て」も祥子さんが面白かったからと貸して下さったものだ。澤田瞳子さんの「月ぞ流るる」という本で、TVの「光る君へ」藤原道長の妻、源倫子に仕えた才女赤染衛門の物語。この本は、衛門のその後の物語だった。登場人物の名前の読みは始めはルビが振られているが、ずっと付いているわけではないので、忘れて読めなくなる。
2024年3月27日(水曜日)KIN159青い嵐、赤い地球、音3第4の城、熟成の期間。撒いた種を刈り入れる時期今日は赤い地球の13日間の3日目です。青い嵐・嵐のような変容のエネルギー・火の力・かまどの神赤い地球の13日間・舵取り・発展させる・共時性・シンクロニシティ・心の連帯お互い調和しながら進むことによって、可能性が広がっていくことでしょう音3○未知体験…子ども心のような好奇心で行動しよう・未知なものに対して関心をもつ・体験したことがすべて役に立ちます・
図書館棚を巡っていた時に見つけたこの本。『平家物語』を読んだ後ということもあり余計に切なさを感じてしまいました。龍華記Amazon(アマゾン)平清盛の命により息子の平重衡らが興福寺、東大寺などの奈良の仏教寺院を焼き討ちにした事件があったのは教科書などで知ってましたがその後、寺院の復興に向けた努力があったんだろうな~とは想像してましたが庶民の苦しみまでは思いが至ってませんでした。主人公は藤原頼長の息子、範長で南都焼き討ちにより平氏への恨みを持ちつつもきっ
寒がりの猫にとって、通常、こたつは大好物のはず。そう信じていたわたしにとって、ふわふわの猫ベッドも温かなこたつも拒み、真冬でも椅子やソファの隅で丸まるばかりの我が家の猫はいささかハードボイルドに映る。(澤田瞳子「こたつ」「究2月号」ミネルヴァ書房)
このところ、めっきり春めいて参りましたね。すっかり雪も溶け、春の草花(雑草)が顔を出しております。‥‥‥と言うのは、"あつ森”内の私の島のお話―。実生活では、先週、二回降雪がありまして、それぞれおよそ1時間半かけて通勤いたしましたまぁ、それらも湿った重たい雪でございましたので、確かに春はすぐそこまで来ているのでしょう※それで―、3月に入りましたので文庫本を何冊か買おうと書店へ行きました。‥‥‥そう、文庫なんです私は―主にスペースの都