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直木賞作家の澤田瞳子さんのお母様ですよね。澤田ふじ子さん。1946年生まれだそうなんで、すごくお年を召しているって訳でもないよね。母娘二代で時代小説作家って他にもいるかな?多分、お母様の方は初めて読んだと思う。なかなか重厚な語り口。事件解決、勧善懲悪、必殺仕事人的な、、、人の言葉がわかる犬と生臭坊主と同心の裏稼業みたいな関係の仲間達で悪徳商人など、社会的に弱い立場の人達をいじめたり搾取したりする輩を退治するっていうお話なんで、テレビドラマを見るがごとく軽快に進むかと思いきやなかな
こちらも、初めての作家さん美濃大垣藩の表祐筆・魚住伝十郎の妻子が根尾谷で猪神と呼ばれる大猪に惨殺された伝十郎は役職を辞し猪神にくわえ去られた娘の遺骸探索に執念を燃やし、山中に分け入る一方足軽横目の古藤田平八は猪害防止のため根尾谷全村を頑強な石垣で囲う難事業に挑む田畑の豊穣を襲う猪群猪神退治で目的を同じくした二人の男の友情その結末は・・・百合が原公園の温室からきょうも、皆さまとともに”いい日”でありますようにcor
こちらも、初めての作家さん尾張国知多の常滑城主・水野監物は常滑のやきものがもたらす利益で実質、十万石大名茶匠武野紹鴎や蓮歌師里村紹巴と親交を結んだしかし全国平定をめざす信長は自領瀬戸のやきもの保護のため禁窯令を出したこれが監物の運命を狂わせた戦国の非情さ、過酷さを背景に転変の生涯をたどった武将の姿を鮮やかに描く著者渾身の長編小説ガクアジサイ・アナベル乾燥してみましたきょうも、皆さまとともに”いい日”でありますようにcorin
澤田ふじ子「天空の橋」京都の焼物のお話し粟田焼が京都の主流だった時代(多分江戸時代末期?)清水焼を京焼で一番にする野望を持った焼物問屋陶工を粟田焼から引き抜き15歳の八十松を見習いに品質は向上しやがて両者は拮抗するリアリティがありこれが今の清水焼に繋がるのかと面白く読めた一冊★★★★☆楽天お買い物マラソン開催!11月4日~11日まで!【中古】天空の橋/澤田ふじ子/徳間書店[文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応
2004年澤田ふじ子中公文庫(1985年に講談社文庫より刊行)高橋克彦氏の「火怨」を読んで以来、なぜか阿弖流為の話が気になっていろいろと読んでいます。陸奥甲冑記は、朝廷側の情勢や考え方なども史料をたっぷり使い丁寧に書かれている印象を受けます。例えば、朝廷は養蚕などの産業を陸奥に起こしたとか、俘囚や柵戸などの扱い。本来禁止されていた物品のやりとりが民間レベルでは行われていたとか。何よりもびっくりしたのが、蝦夷にも仏の道を志し、僧侶になった人たちがいたということですね。そんな蝦夷
◎。花篝小説日本女流画人伝澤田ふじ子『若冲』を書かれた澤田瞳子さんのお母様の作品お母様も作家さんだったんですね!⇑クリックお願いいたします<(__*)>
火怨上北の燿星アテルイ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)1〜4,200円火怨下北の燿星アテルイ(講談社文庫)Amazon(アマゾン)1〜4,342円平将門は蝦夷(俘囚)との混血だった、という仮説を立てた時点で、蝦夷についても調べる必要を感じ、とりあえず小説を読むならこれだな、と思って確保していた本。ようやく読了しました。高橋克彦の小説を読むのは、実に久しぶり。昔は『総門谷』や『竜の柩』などの伝奇SFばかり読んでいたっけ。歴史小説はお初でした。
【真夏じゃなくてもおすすめ!】日本の歴史ある家屋で食べられる和風かき氷-DAILYMOREDailyMORE(株式会社集英社)歴史感じる空間のカフェみやけ.【みやけ旧鴻池邸表屋】.奈良みやけ.住所...12月12日羽島市歴史民俗資料館・映画資料館で,「竹鼻線開通100周年~軌跡をたどり-鉄道ファン鉄道ファン羽島市歴史民俗資料館・映画資料館では,令和3年度第3回企画展「竹鼻線開通100周年~軌跡をたどり、そして未来へ~」を,2021(令和3)年10月2
澤田ふじ子の本~📗「無頼の絵師」公事宿事件書留帳公事宿の居候・菊太郞の活躍を描く
朝から曇りがちだったが午後一降りあって明るくなったので急いで図書館へ~🚲借りたのは八冊全部時代小説~🤗澤田ふじ子「無頼の絵師」宇江佐真理「あやめ横丁の人々」(読んだかも?)千野隆司おれは一万石「大奥の縁」「出女の影」辻堂魁花川戸自身番日記1「神の子」2「女房を娶らば」浅黄斑「衣紋坂の時雨」今井絵美子「優しい嘘」帰りは雨に降られた~☔
お名前はもちろん存じておりますが、澤田瞳子さんの著書に触れたのは、実は初めてです(^0^;)直木賞受賞作を読ませていただきました。江戸時代から明治にかけて活躍した日本画家河鍋暁斎、そのお嬢さんで同じく画家の河鍋暁翠こととよのことを小説にされています。「星落ちて、なお」澤田瞳子著2021年5月発行文藝春秋出版ときは、明治22年、暁斎が亡くなったときから始まりました。偉大なお父さんの娘として生きることがいかに難しかったのかとよの葛藤が細やかに描か
【今日は誰のお誕生日?】7月17日がお誕生日の声優さんは?エキサイトニュース今日7月17日は「東京の日」。1868年のこの日、明治天皇の詔勅により「江戸」が「東亰(とうけい)」に改称されたことにちなんでいます。また、...砂川事件国賠訴訟、最高裁判決を米公文書に基づき論証「日米合作の政治判決」だYahoo!ニュース安保条約改定協議をひそかに進めていた日米両政府は同判決に危機感を抱き、敗戦後日本の針路をめぐる世論への影響を恐れていた。【最高裁判決の...そら見たことか厚木
暑いけど今日が返済日なので図書館へ~借りたのは全部で7冊~✌️料理本~米村圭吾の本二冊~📘沖田正午の本も二冊~📕澤田ふじ子の本と坂木司の本~
お正月に家族が集まらないから、お節はどうしようかなって思ったけれど、クール宅急便っていう便利なものがあるじゃん。長男と長女のところにそれぞれ送ってやろうか知らんなんてたまには母親らしいことを考えて30日に発送できるように作り出したり、買い物等準備をしているのでございます。まあ、そんなこともありますが、生活としてはそれほど年末らしいということもなく、昨日までにゲットした図書館の本をしこしこと読もうと思うのであります。よくもまあ、女性の書いた
*このシリーズの趣旨については、プロフィールを参照してください。前回「二著物語:森乱丸(その1)」では、「乱丸は信長の寵童ではなかった」と主張する澤田ふじ子『森蘭丸』、徳間文庫、1990年を紹介した。これに対抗して“乱丸寵童説”を改めて打ち出したのが、八尋舜右(やひろしゅんすけ)『森乱丸・若き秘書官の人生』、PHP研究所、1996年である。*乱丸寵童説「あとがき」に列挙されている参考文献リスト(405頁)に前掲澤田書が含まれていること、更に以下のような分
*このシリーズの趣旨については、プロフィールを参照してください。森蘭丸(“乱丸”とも。以下、煩雑を避けるため、澤田書のタイトル・引用文を除いて“乱丸”で統一する)は織田信長の小姓の一人で、実際の諱名は“成利”であったとする説が有力だが定かではない。確かなのは、織田信長に仕えて浅井・朝倉との合戦で討ち死にした森可成(よしなり)の子息の一人で、後に長久手の戦いで戦死する森長可(ながよし)の弟だったことである。(なお、今年の大河ドラマ『麒麟がくる』で登場するのか否かは、未だに不明)ドラマや
年末なのに全く楽しくない。鬱だな。働き過ぎ。全休が無いからね。毎年恒例の「テレビブロス増刊号買って観たい番組に赤丸付けるヤーツ」すら忘れて本業バイトに没頭していました。筋トレの方も、仕事と酒で疲れてるからナカナカ乗れなてないです😥唯一、娘との共通話題の鬼滅の刃が現在のオレの救いだ。つか娘との会話が楽しいのかな?あの漫画は時代小説だよな。泣けるんだ。澤田ふじ子がベースにあるような気がする。藤沢とか周五郎ではないんだよな。明日は娘の誕生日だ。そして「男はつらいよ」の新作が上映
言わずと知れた豊臣秀吉の甥である。秀吉の姉ともと弥助(後に三好吉房と改名)との間に生まれ、その後三度養子となる。養父は、一回目は浅井長政の家臣であった宮部継潤、二度目は三好長慶の叔父である三好康長、そして三度目が関白となった豊臣秀吉である。実子がなかった秀吉の後継者として関白の位を継ぐが、秀頼が誕生してから秀吉との関係がギクシャクし始め、最後には謀反の疑いをかけられ、切腹させられる。この秀次については、古来「摂政関白」を文字って「殺生関白」と呼ぶ向きがあるが、これは多分に江戸時代に成
耄碌寸前(大人の本棚)2,808円Amazon(2010年10月15日発行)きょうは音読会でした。きちんと用意もせずに、にわかに用意した「耄碌寸前」~森於菟~の短編の一部を紹介しました。森於菟は、森鴎外の長男で、解剖学の学者、医学博士です。死というものと向かい合っているせいか生きるということにも淡々とした覚めた見方をしています。妹は、長女、「森茉莉」、二女は、「小堀杏奴」二男は、「森類」二男二女の生き方も興味深いものです。今年の花粉
本のハナシ『室町無頼(上・下)』垣根涼介(新潮文庫)出た当初の販促も凄かったし、帯の煽りも凄いです。こんなハードル上がった状態で大丈夫か?主人公は才蔵クン。生まれはともかく、天涯孤独になったしまった少年が、それなりに頑張って生きてたら個人戦闘力が高くなってて、変な奴らに見込まれて、天下劇の片隅で大活躍する羽目になります。変な奴らとは、骨川道賢と蓮田兵衛の2名。二人とも教科書に載ってるのかしら?如何せんワタシは義務教育以外で日本史を習ってない(高校での履修はアリバイ作り程度の量)なの
新撰組を知ったキッカケは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう新選組の前身「壬生組」が結成された日だそうです。新選組を扱ったものって小説やアニメなどたくさんあるので判らないですね思いつくので小説ではこれが良かったですね冬のつばめ新選組外伝・京都町奉行所同心日記(中公文庫)Amazonアニメだと銀魂かな
うー寒い。こりゃまた強い寒気が入ってきて、昨日は普段雪が振らない私の地元でも雪が降ってきましたよ。こういう時は体調に気を使って風邪なんぞひかないように気をつけなくちゃいけませんね。風邪といえば、今インフルエンザが猛威を振るっていて自分の職場でも何人かがかかってしまい戦力ダウンで大変!東京では駅のホームから転落し電車にひかれた女性がインフルエンザの患者さんだったとか。かわいそうですねぇ。責任感で出勤したのか?それとも会社側が無理矢理こさせたのか?判りませんが、風邪にしろインフルにし
澤田ふじ子「花僧(かそう)」池坊専応の生涯澤田ふじ子さんの本は初めて生け花もしたことない私が池坊を隆盛に導いた祖「専応」の生涯読み応えのある本でしたやはり史実の人物の話は面白いお坊さんが祖だとは思わなかった宗教に関係する物なんだね立花って★★★★☆
《公事宿事件書留帳澤田ふじ子》【NeufLesMilleetUneNuits=ヌフレミレユンヌニュイ=ニュー千夜一夜物語No.594】此れは此れはようこそお越し下されました❗手前は浅草は御籾倉に店を構えます〔赤札付き〕の結城屋滉衛門と申します❗江戸時代の変わった職業第23位「人宿=ひとやど」の続きです❗知ったか昨日から「手配師=てはいし」と言う呼び名の胡散臭さを書きましたが、「請負師=うけおいし」と言う呼び名も有り、負けず劣らず胡散臭さが
時代は文化・文政時代か?一年ぶりにこの「公事宿事件書留帳シリーズ」を読みました。ま、いわゆる連作ものです。小説としてのアラを探せばきりはないのですが、「それを言っちゃおしまいでしょ。」アラを含めて一定の時間で定番のフォーマットを楽しむのが「粋」というもんでしょうか。この第五巻では、主人公の俳句の話に絡んで、このシリーズの時代がわかりました。「蕪村の死去した天明3年から30数年後」と出ていますので、1783年プラス30年、となると1813年以降、となると文化文政時代ということになりますか。ま
一人で長距離運転をするときに、図書館から朗読のCDを借りる。時代物が好きで、宇江佐真理深川恋物語「がたくり橋は渡らない」澤田ふじ子「師走狐」は繰り返し聴いた。それがきっかけで、宇江佐真理の本はよく読むようになった。ひとつのタイトルで検索しても、単品では書籍化されていない話も多い。この朗読CDは、横浜録音図書株式会社が作成している、「横浜CD文庫」というが、この会社を検索すると、「すべての販売を終了し、終業しました」となってしまう。図書館には置
「天空の橋」澤田ふじ子の本~
この間の朗読会をキッカケに、最近は「澤田ふじ子」を読んでいる。今まで、この作家の本はおろか、人物さえ知らなかった。「嵐山殺景」は、地蔵寺の住職をしている宗徳が主人公。この人物、隠岐島で10年、流刑者として過ごしてきたが、島では、貧困から犯罪を犯してしまう事が多々あると考え、流刑者たちに読み書きそろばんを教えてきた。島から帰って来てからは、兄の計らいで、寺の住職に収まっているものの、実はこの寺には、裏の稼業がある❗️兄の配下の同心や、手下、女絵師、あげくには犬まで仲間にして、“足引き”をして
この間、「ベルトゥリー」という喫茶店で、ハーモニカ演奏と、朗読の会があったので行って来た。その時朗読されたのが、澤田ふじ子著「花暦」という短編集の中の、「寒椿」というお話だった。妙齢の娘ふきは、母亡き後、父親も不具の身になってしまったので、弟の面倒をみ、仕立物の仕事で家計を支えながらも、明るく生きていた。仕立物を仕上げる際、ふきは寺にある寒椿の花を拾って、草木染めで白布を染め、着物の裏地に使っていた。仕立ての良さと、裏地の染めの美しさで、ふきの縫う着物は好評を得ている。ひょんなキッカケで
札幌で、京言葉を習える機会に恵まれた。京の芸妓さん達が今でも使っているらしい、趣きのある京言葉。読みたい作品の中に、京言葉での会話があるものがあり、習ってみようと思ったのがきっかけ。📚京都出身の先生は、ご自身で京言葉を使ったエッセイを書かれ、それを教材に一年以上習い、雰囲気が大分出せるように。🎶今は個人レッスンで澤田ふじ子さんの短編に出てくる京言葉の部分を教わっている。1年に一度は、京言葉の朗読を発表しようと決めました。😊