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▲毎度おなじみ"もったいない"本舗さんのおまけカレンダー付き。【中古】漱石先生ぞな、もし/半藤一利/文藝春秋[単行本]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】楽天市場318円${EVENT_LABEL_01_TEXT}いつもお世話になっておりますな"もったいない"本舗さんで、新刊1,300円→送料込み318円の古本でお買い上げ。しかも「第一刷」ときたもんだ。各ページの縁の余白が、なかなかええ感じに日焼けしている。大事にしよう。著者の半藤一利(は
なかなか、はかばかしくは進まない試験勉強の気晴らしに、過去の投稿を引っ張り出してきました。少し手を加えて再掲します。おかしな話だ。僕の自宅の書棚には、「坊っちゃん」の文庫本がもう30冊近くある。年代順に言えば、最初に読んだ中学生時分の新潮文庫定価150円のから、最新版は同じ新潮文庫で平成17年度第121刷(税込286円)まである。ほぼ年1冊平均で買い足している勘定になるが意図して揃えたんじゃなくて、結局溜まってしまったんだ。知人に貸したまんまのものや、友情の印にと無理やり誰かに贈りつ
那覇空港国内線の書籍売店。置いてあるかな?漱石先生の。あった!見〜つけ、たっ!迷わず、買った。大切に連れて帰る。自宅に戻れば、書棚の31冊目。帰りの便(ANA那覇発21時05分、羽田着23時30分予定)は、気流と低気圧の影響で、到着が30分近く遅れると離陸早々、機長アナウンスが入った。てことは、日付が変わる頃だが、最終電車に間に合うのだろうか?空港の椅子に寝かせてくれるなら、それでも我慢できるが。とっとと空港管理区域からどこへでも出てきやがれ………なんて殺生なことだけは勘弁願
松山市内、新しい建物がどんどん出来上がっています。愛媛マラソンゴールの向いに、大型ビルホテルの跡地に、松山初の⁈億ション日銀の向いに、銀行の新ビルと雰囲気が変わってきています。こちらは、安藤忠雄設計のこども本の森夏頃、完成ですね。この坂の上に春の花、ミモザが綺麗に咲いていました。人気の花✨小鳥が枝を揺らしていました。漱石先生、最初の下宿跡です。豪快に、ミモザが活けて在りました。漱石先生も庭を見つめています(~o~)ロープウェー街から登城道へ~~~夕刻
尻に火が点くつらさ痔の病を抱える者の痛み、不安、孤独。冒頭から全力直球勝負で徹底的に“痔”を書きつくした小説。それが、「明暗」。こんな小説、古今東西ない……………と、まるで世界中の文学を漁り尽したようなこと申す詐欺師の僕だが、評論家の人が皆んな述べているので、そうなんだということで、まずはご理解願おう。ストーリーはとてもシンプル。手術を要するほどに著しく悪化した痔の持ち主・津田。自己チューな年若の妻に翻弄される毎日。当然夫婦関係はどこかぎこちない。媒酌人でもあるお節介オバサンの
愛されるのがこわい随分前のことになる。夜中に地上波を点けてたら、ロック歌手・大槻ケンヂ氏が映っている。NHK・Eテレ「江戸川乱歩」特集の帯番組の司会進行役で出てる。ボンヤリ観ていたら、いきなり彼は凄い発言をしたんだ。「……乱歩って作家は、ヒトから愛されたいけどヒトを愛せない人間なんだよね、きっと。僕はそう思います。」紛れもなくコレは、オオケンのオリジナルだ。耳にした瞬間、僕の脳内に雷撃が走った。コレまんま、「それから」の主人公・代助の人格の裏返しだ。代助は、女を愛せても、愛されるこ
三四郎の分身……?今日はちょっと横道に。森鴎外が上梓した「青年」が、漱石先生の三四郎を意識して書かれたらしいことは、一応は国文学の常識ということにされている。主人公だけならキャラは180°方向だが、その三四郎の逆ベクトル青年に恋の駆け引きを絡ませ、漱石先生の先行作「草枕」の結末(→ヒロイン那美さんの物悲しい横顔に芸術モチーフを掻き立てられる主人公)でコンパクトにまとめると、「青年」が完成するというカラクリ。ここまで解体して、一体ナニが面白いんだ!僕は昔から、随分な話しだなぁ、と鴎外氏を
東京の街を歩く随分いろんな出来事があった。勿論、阿蘇市での半年間のこと。2017年に被災地・阿蘇から帰任した僕は、その翌年の暮れ近くに、雑司ヶ谷にある夏目家墓地を訪ねることにした。その年(2018年)が、漱石先生没後ちょうど100年にあたり、12月がご命日の月だったから。「そのうち秋は高くなる。食欲は進む………そうしてふわふわして諸方を歩いている…………三四郎は、ふわふわすればするほど愉快になって来た。」とにかく三四郎は歩き回る。口数は少ないが、じっとしていない。好奇心が人一倍旺
魔性の女漱石先生の作品の中で、おそらく人気投票をしたらダントツNo.1になるだろう、美禰子のこと。僕も、三四郎君同様、美禰子を愛する。無邪気か有邪気か、美禰子の言動はことごとく、三四郎の青い恋の衝動を刺激する。広田先生ら4人と菊細工見物に外出した三四郎は、一行から美禰子と2人外れ、物語前半の重要な局面に一気に至る。「のめりそうに(美禰子の)胸が前へ出る。その勢いで美禰子の両手が三四郎の両腕の上へ落ちた。『ストレイシープ』と美禰子が口の中で言った。三四郎はその呼吸を感ずることができた。」
ストックホルム症候群……………あの頃の阿蘇の様子を映し出す手短な上手い表現かもしれない。派遣で集められた僕らは、世代も性も職種も雑多だったが、災害対策本部の建物の中でフロアーを越え走り回っているうちに、不思議な連帯感が醸成され、知らずそれに包みこまれていた。各人の行動に、その連帯感は極めて歪な形で反映された。時に派遣された者同士男女の戦場の恋に発展することもあれば、派遣要員と現地人との道ならぬ関係に陥った者もいた。極端なストレスに晒され、刑法犯に近い不祥事沙汰もあったが、全ては伏せられ、
おかしな話だ。僕の自宅の書棚には、「坊っちゃん」の文庫本がもう30冊近くある。年代順に言えば、最初に読んだ中学生時分の新潮文庫定価150円のから、最新版は同じ新潮文庫で平成17年度第121刷(税込286円)まである。ほぼ年1冊平均で買い足している勘定になるが意図して揃えたんじゃなくて、結局溜まってしまったんだ。知人に貸したまんまのものや、友情の印にと無理やり誰かに贈りつけたもの、旅先に携行してその先行方不明になっちゃたのを合わせると、50冊はとうに越えるだろう。なぜそんな金の無駄遣いを
「俺と山嵐には、一銭五厘が祟った。仕舞いには、学校に出て、一銭五厘を見るのが苦になった。」坊っちゃんは、赴任早々教師部屋で席を隣にする数学担当の“山嵐”堀田と波長が合った。友情の固めに堀田からカキ氷のもてなしを受ける。が、後日自分を窮地に追い込む例の「イナゴ」事件の首魁を堀田と誤解してしまう。学生達を焚き付けて散々な目に遭わせた仇敵に、坊っちゃんは奢られた一銭五厘を叩きつける。事情を飲み込めぬ風情の堀田。彼もまたいちいち理由など質さない。そんな金受けられんと拒絶する。気性の激しい江戸っ子
「親譲りの無鉄砲で、子供の時から損ばかりしている。」一人称小説だから、主人公の名前はない。「猫」と一緒だ。僕は、昔から彼の名を“健蔵”と勝手に決めつけて、そう呼んでいた。健蔵は、ナニかのきっかけで僕の前に現れ、僕の頭を小突いたり、耳たぶを引っ張ってみたり、鼓膜が破れるほどの激しい叱咤をすることがあった。この度の熊本派遣に際しては、僕の著しい偏屈な人格を知り抜く健蔵が、僕の背中をものすごい勢いで押し続けたのだ。夏の終わりに着いた阿蘇は、至る所が物理的破壊を受け、おまけに人々の心から生気を
もうすぐ漱石先生没後110年を迎える。僕が前職で現役の頃、2016年4月に熊本が震災に見舞われた。僕は、災害支援要員として所属先から阿蘇市の中心に置かれた熊本県の出先機関に派遣された。約半年の短い期間だった。派遣直前に集中強雨による自然の猛威が再び熊本を襲い、間髪置かず阿蘇中岳が突然の噴火活動を再開したこの年の熊本は、日本で一番の不幸を背負わされた。夏の終わりに着いてみると、現地は大変な騒ぎになっていた。配属されたその日の午後から僕は、夢中になって復興支援業務の手伝いをした。宿舎
早朝、雨がパラついた日日の出の後は、スイカ色の雲あまりにも朝焼けが綺麗だったので、3分後にも、また撮影(≧▽≦)松山城が、くっきり見えるなあ11月に仕込んで置いたレモネードに、クコの実を入れて飲みます~さあ、出勤です❣お昼休み~愛松亭(あいしょうてい)の看板猫“夏目坊っちゃん”に遭遇ピンクの薔薇の木の前にいました。右前足で顔を洗おうとしているところ(≧▽≦)ツヤツヤですね。立派なイカ耳で、ご機嫌斜めかしら⁈近くの山に捨てられていた猫を保護した様で
古くからの友人と待ち合わせをしていました。自営業でいつも忙しい友人とは、音楽や舞台などのイベントに連れ立っていくことが時々あり、その時もそんな待ち合わせだったのではないかと思います。時間は守るタイプの彼女がなかなか現れず、私は手に持っていたわたを食べながら待っていました。「わたあめ」ではなく「わた」のお菓子です。コットンキャンディでなくコットンのお菓子。砂糖でできていないので、ベトベト甘くなく、手や口の周りにベタつくこともなく、口に入れるとサラッと溶けて、それはそれは美味しいわた菓子で
吾輩は犬である。名前は、まだない。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。それでもペットショップとかいうところでわんわん鳴いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。いや人間というものを記憶に留めた。あとで聞くとそれは派遣社員という人間中で一番気の毒な種族だそうだ。この派遣社員というのは時々我々を買ったがいいが、失業し稼ぐことができなくなる可能性もあるらしい。しかしその時は、別段恐しいとも思わなかった。ただ彼女の膝に載せられて、スーと撫ぜられた時何だかフワフワ
今日も素敵なエールをいただきましたコレも、、株のことですよね?なんでもこじつけてしまう時点でアカン気がする株報告ヘタクソなワタシも先月のイケイケ相場のおかげでただそれだけの理由日本製鐵プレミアグループ京セラコナミアシックスなど細かく利確する作戦が上手く行きましたとか調子乗ってますが月末にたくさん買ったから含み損が膨らんでますけどとくにショージさんたちそれでもまだ昨年の失敗(損失)をカバーできていません昨年度の損きり額はエグかったしお高いところで
先日ブックオフの110円コーナーで買った本。『やってみたかったこと実現企画』昔からずっとやってみたかったことを実現する、ある企画を1人で敢行しました(笑)企画内容はズバリ「読みたい本を好きなだけ買っちゃおう」…といっても本はなかなかの…ameblo.jp一部読んだので、忘れないうちに読書記録を。いつにもまして自己満足のブログとなりますので興味なければスルーしてください『僕の死に方エンディングダイアリー500日』金子哲雄著まだまだ大活躍の時期に若くして亡くなられた流通ジャーナリスト金
昼間の寒緋桜と松山城皆さん、お弁当を広げています。ホント、ぼんぼりの様な桜です。坂の上の雲ミュージアムは、ハクモクレンが綺麗です。(松山城の天守閣前は、よく似たコブシの花が綻んでいました)見分けが付き難いなあ~坂を登って、漱石先生下宿跡へ着きました。入口にクリスマスローズが、たくさん咲いていました名前からして、寒い時期にしか咲かない花かと思っていたら、結構長く楽しめる花なんですね。ミモザの花の蜜を吸いに、メジロが何羽もやって来て、花が揺れていました。初めて
どこも、枝垂れ梅が綺麗ですね~漱石先生、下宿跡に出来たカフェの入口です。ここ3年の間に値上がりしてま~す(>_<)テラス席はペット同伴可です❣敷地内に猫ちゃんがいますツバキカンザクラがお堀の水面に映えて綺麗です。上空には白い月今日は、ランチタイムコンサートに遭遇岡山大学、広島大学、鳥取大学、徳島大学、愛媛大学生によるジャズフェスタ(中四国大学ジャズの祭典主催:愛大軽音楽部)丁度、徳島大学の皆さんが演奏中~♪A列車で行こう♪インザムード♪ムーンライトセレナーデ
⭐⭐いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます☺⭐⭐なんて元気なんでしょう。🌿ローズマリー花目がいっぱいです。花が咲いています。球根植物達も発芽してきました。春が楽しみだわ。第一人称が変わったきっかけは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう
↑小説『straysheep』先頭へ←前話へ次話へ→階段をのぼると高槻さんは額を押さえた。むっとした空気が辺りを覆ってる。「母さんは驚くだろうな」「どうしてです?」「落合さんだけ来るのは初めてだろ。いつもは煩いのが一緒だからね」頬は自然とゆるんでいった。私たちはゆっくり歩きだした。「それで、さっきの話なんですけど」「ああ、『三四郎』のね。さっきも言ったけ
冷コーと冷やし中華の季節がやって来た(アイスコーヒーのことをレイコーといいます。)桜や他の花も美しい季節1か月半まえ、蕾だった椿もすっかり開花“青い珊瑚礁”です。ピンク~青~紫色に天候で微妙に変わる色合いが素敵!“バレー・ダンサー”は牡丹の花の様でした。NZLの椿“エレガント・ビューティー”は、もうピンクの薔薇の木ですねここで、薔薇展で有名な萬翠荘が100周年ということを思い出し、行ってみると、桜がスカイブルーの空に映えて、見事でした。鳥もとまっています(
#30.聴解訓練漱石です。毎日、自転車で通勤するときのお供は『聞く日経』会社に着くまでの20分で聞き終わるちょうど良い長さ日々の情報と言うより、聴解を鍛えてる感の方が強い(自転車をこいでいたら、ながら音楽に近い感覚である)それこそ、聴きながら運転ではあるが、耳だけで理解するのは結構難しいもんだ20分の内容で、詳細を読み上げるのは日経新聞面だけで、その他の日経系の情報は見出しの読み上げと簡単な内容紹介が多いで、今朝のこと・・・
ここは名前が出てくるくらいなので『失踪する猫』の舞台とはいえないかもしれませんが僕はこの護国寺の比較的近くに住んでるんですね(千春とカンナの住むマンションもこの近くという設定です)。ちなみに漱石先生の『夢十夜』に運慶が仁王像を彫ってる話がありましたけど、あれの舞台もこの護国寺ですよ。この山門の、――いえ、柱に隠れて見えませんが右側に少しだけ映ってる(もちろん左側にもいるわけですが)仁王様ですね。しかし、比較的近くに住んでると逆に立ち寄らないというのはよ
今日は漱石忌、ということで、漱石先生は何度かブログで取り上げたのでそれを振り返ってみます。https://ameblo.jp/mihuyu2020/entry-12658082462.html『今日は夏目漱石の日』夏目漱石の日、なんですね。では、今日は漱石先生で書きます。夏目漱石も、家族には恵まれずに、産まれてすぐに里子に出されて、戻ってまた出されて、という子ども時代だ…ameblo.jphttps://ameblo.jp/mihuyu2020/entry-12658281092.html
早いもので、もう11月も半ばすぎ。街中では、クリスマスイリュミネーションや、年末セールの準備をしていたりします。私個人は、気の張る人事会議が半分終わって、ちょっとひと息。遅れていた原稿も、一気呵成に切り詰めて、何とか提出。ようやく次の仕事はなんだろうとか、空を見上げる余裕が出てきました。もう水曜日か。とか、週の回転が非常に早く感じます。こうして、月日は過ぎて行ってしまうのですよね。やるべきことを、時宜に応じてやっておかないと、後でしまったということになる。でも、そんな切迫概念に追
■ナジャ猫カードお城みあぐればしろきつとしてあきのそらそうせき漱石先生の句見上ぐれば城屹として秋の空漱石先生の住んでいたところはお城下の街中見上げたらすぐにお城が見えるところでした。山の上のお城はお城下のどこからでも見上げることが出来ました。今日もたのしくいきまっしょいナジャ猫拝
■ナジャ猫カードふなやはじめてのふなやどまりをしぐれけりそうせき漱石先生の句です。はじめてのふなや泊りを時雨けり漱石先生の句、何ともストレートな句です。ふなやは今でも続く道後の格式のある旅館です。フツーではなかなか近寄りがたい感がありました。漱石先生もそうだったんでしょうか。今はそうでもなくなりましたが道後一の高級旅館です。今日もたのしくいきまっしょいナジャ猫拝