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夏目漱石の名作として挙げられるのは、『坊っちゃん』『こころ』『三四郎』『それから』、そして未完の『明暗』だろう。もちろん、どれも名作である。しかし、私が最高傑作だと思うのは『道草』である。初めて読んだときは、その静かな展開に少し戸惑った。大きな事件は起こらない。派手な恋愛もない。それでも読み進めるうちに、この作品の凄さに引き込まれていった。主人公・健三の前に現れる育ての叔父。登場した当初は、「苦労してきた人なのだろう」と思わせる描写が続く。ところが、物語が進むにつれ、そ
鴎外闘う家長山崎正和新潮文庫鴎外は国語で習ったのみでほとんど読んでいない。鴎外の生き方を作品に出てくる人物から考察している。まず出てくるのは鴎外、漱石、荷風の比較だ。3人とも留学する。漱石はお役人外国人に代わって英文学の教授になることを期待された。鴎外は陸軍の医療制度を構築することが期待されている。鴎外は与えられた道をひたすら走るが漱石は悩む。そして荷風はそんな使命感なんか持っていない。家庭に対する使命感も鴎外と漱石では異なる。漱石は家庭を顧みないが、鴎外は家庭でも家長としての役割
今回はこういうお題でいきますが、はたしてどんなことが書けますでしょうか。さて、夏目漱石をご存知でない方はいないでしょう。文豪と冠される日本の小説家の一人で、『坊っちゃん』『こゝろ』『三四郎』などが代表作。その作風は理知的で「余裕派」などとも言われました。自分は、けっして漱石について詳しいわけではありませんが、オカルト研究の観点からすると、夏目漱石に対しては、「オカルトに強い興味を持ちながら、その中に本気で足を踏み入れることがなかった人」というイメージを持っています。まず、漱石の子ど
「愚陀仏庵」再建オープン夏目漱石と正岡子規が同居、松山明治時代に文豪夏目漱石と俳人正岡子規が同居した「愚陀仏庵」が松山市に再建され、24日にオープニングセレモニーが開かれた。当時のたたずまいを再現した木造2階建て。「文学のまち」の交流拠点として活用し、句会などに使えるよう一部貸し出しも行う。愚陀仏庵は教師として滞在していた漱石の下宿で、身を寄せた子規と52日間、共に暮らした。名前は漱石の俳号、愚陀仏に由来。1945年の空襲で焼失。82年に再建されたが、2010年に豪雨による土砂崩れで
吾輩は猫である漱石全集(第2次刊行)第一巻実は初めて読みました。中学生時代の親友M君が、当時しきりに傑作だと言っていたのが、忘れられない思い出ですが、成程々々、傑作だと思いました。しかし、中学生に分かったのかなぁ。「今の人の自覚心と云うのは自己と他人の間に截然たる利害の鴻溝があると云う事を知り過ぎて居ると云う事だ。」漱石作品の中にある共通の核の様なものが、ここに現れている気がしました。
山田五郎がお亡くなりになったそうで。原発不明がんって、難しいがんのようでございます。YouTubeで配信されておりました「山田五郎のオトナの教養講座」、時々、私も観ておりました。う~ん、私の膠原病のドクターって、どの先生も、もんのすごく頭がいいのだけれど、例外なく、変わってます。で、あるお若いドクターが、ドクターになる前に立教で美術史をお勉強なさっていて、私も美術史を勉強していたと申しますと、携帯を出して、山田五郎のがいいって、紹介されまして、え~?山田五郎って、ロー
鶴巻西町会会員の皆様、地域の皆様、漱石山房記念館から企画展のお知らせです。「熊本時代の漱石の『旅』」7月16日から10月4日(日曜日)漱石山房記念館2階資料展示室関心のある方は、是非行ってみてください。涼しいよ
松田優作主演の『それから』(森田芳光監督作品)のサウンドトラック。デジタル音源では所有しているが、どうしてもレコードで欲しかった。オークションにて6,000円で落とせたのは良かった(1万円以上のところが多いので)。音楽は梅林茂。ピアノと小編成の弦楽が心地よい音楽。ちょっと不思議な雰囲気をも漂わせている。オープニングとエンディングの曲はほぼ同一だが、主旋律の単音ピアノのタッチがまったく異なる。オープニングは、主人公・代介の虚無感や不安を感じるが、エンディングは、「社会」で
夏目漱石さんの好きなところの一つとして誰かに伝えたくても、うまく言語化出来ない自身の中にもある感情の描写を簡潔かつ明確に美しく、または滑稽に文章にしている場面が沢山あるんですよね。明治時代なのに、夏目さんの心と自分が繋がって鳥肌が立つ時があります。例えば、中学生、高校生、となると今まで遊んで楽しく生活していたけど、受験や、就職など将来への不安が押し寄せてきて、周りの友達もモードが変わっていき、胃がキュッとなる感じ、、って想い出すと誰でもあると思うんですが。三四郎の一節を引用すると
東京で1番好きな場所は?▼本日限定!ブログスタンプ最近癒されているのは・・・中目黒の「郷さくら美術館」かなぁ。。。中目黒の喧騒を抜けて小路を入った空間。あと早稲田の先の・・・「漱石山房記念館」。漱石の言葉に少し励まされたりする・・・。あと・・・夜景を観るなら・・・汐留の「カレッタ汐留」・・・。まぁ、一緒に同行してくれる人もあまりいないし・・・ちょっと足が遠のいてるけど・・・句会の皆さん、ゴメンナサイね😓今夜くらいには句会の方も進めます。
ちょっと手隙に、、とまた大好きな「三四郎」をより深く読んでいるわけですが実際、東大の三四郎池に行くと三四郎は美禰子さんと出会った時はこの辺にいたのかな、、とかめちゃくちゃ気になり出してGoogleのAIに、青空文庫の本文から読み解いて君はどの辺に三四郎が立っていたと思う?緯度経度で教えてくれ、なんて流れからAIと三四郎の考察になり語り合ってたらいつの間にか朝にwそれで、この物語に登場する美禰子さんですが、田舎もんの三四郎を弄ぶミステリアスな女性、みたいな解釈をする人も多いのですが
こんにちは、りかです🌿YouTubeに新しい朗読動画をアップしました!今回は、誰もが一度は耳にしたことがある名文、夏目漱石『草枕』の冒頭です。「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」この流れるような美しい日本語のリズムを大切に読んでみました。1分間でサクッと聴ける動画になっています🕰️家事の合間や、ちょっとした息抜きの時間に、ぜひ漱石の世界に耳を傾けてみてくださいね✨▼ご視聴はこちらからチャンネル登録やご感想もお待ち
❶公開講座昨日は中野にある早稲田大学中野コミュニティプラザで早稲田大学エクステンションセンターが開催している公開講座の3回目の講義を受講しました。受講している講座は、「漢詩入門ー夏目漱石に学ぶ」です。(掲示板に貼られている案内です)今回は、前回時間不足で扱えなかった詩と、なぜか第4回に扱う予定の詩についての講義でした(第3回に扱う予定だった詩は次回かな?)(↑写真は第3回で扱う予定だった漢詩です)漱石の漢詩はもともと難しいそうですが、今回の講義で扱った詩を読んで
シェルター棟ポテトちゃんこたつの中におじゃましてカシャアラビちゃんボックスにいるのがもったいないりんどうくん撮っても平然、余裕が出てきたねむぎちゃん甘えた後、落ち着いた時にカシャちょびくんまんまるお目目大丈夫よ何もしないよ本館ヒメノちゃんやわらかい表情をカシャベティちゃんにゃに?の瞬間白い天使こまめちゃん白い王子夜風くんやまぶきちゃんウルルン瞳シャーしないかえでくんほんわかタイムにカシャいい顔するから上手く撮ってよ、、強くん吾輩くんからの〜
(前日に続く)先月、『文化審議会が「白猪(しらい)の滝(愛媛県東温市)」を名勝に指定するよう文部科学相に答申した』というニュースが新聞紙上やテレビで紹介された。おりから、水量豊かな梅雨のシーズン。その名瀑の景観を観賞し、踵を返す。▼漱石が歩いたという杣道をたどること、およそ30分ばかり。とた
「追いつめた鶺鴒見えず渓の景」<子規>「雲来たり雲去る瀑の紅葉かな」<漱石>先月の朝日新聞紙上に、▼「夏目漱石ら称賛白猪の滝名勝に」というタイトルで、「文化審議会は19日、明治期に夏目漱石らが称賛した白猪(しら
よく寝た休日の朝今日は休暇を取っている嫁の実家に行き白犬のシャンプーに連れて行く起床→PC→嫁が起きてくる→ネズミの世話親分の水を換える→拝む→ネズミーズと遊ぶ朝御飯の準備→朝御飯→準備家の車・嫁の運転で出動する0830家出発→0840ENEOSセルフ明石大久保SS到着洗車する0845ENEOSセルフ明石大久保SS出発0855大久保IC→0910姫路東ランプ0940WORKMAN姫路砥堀店到着服と靴を買う1000
恋は、人を救うとは限らない。失恋ではなく、「自分が見ていた世界が幻想だった」と気づいた瞬間、愛情は激しい憎悪へと反転する。彼は、もう恋などしない人間だと思っていた。若い頃には胸を焦がしたこともある。しかし、年月は仕事と責任を積み重ねる一方で、人を好きになる力を少しずつ奪っていった。それでよかった。人生とはそういうものだと思っていた。久しく忘れていた恋心だった。「恋をすると、人は若返るという。」、彼もそうだった。朝の空が少し明るく見えた。季節の花に目が留まった。職場ま
実家の換気と清掃を済ませた後、父のいる施設へ。AIが書いた『明暗』の「幻の第189回」を持参した。188回で絶筆となり、未完となった『明暗』。AIが作った「第189回」は、漱石の文体をよく再現していて完成度も高い。それでも、「この先、結局どうなるのか」という肝心なところは分からない。おそらく250回前後で完結したのではないかとも言われるが、AIも189回を書くのが限界らしい(^^;)。今日はしばらく父と漱石談義に花を咲かせた。『明暗』は、日本近代文学の最高傑作の一つとし
おとなしい漱石くんのひょうきんな一面が見れました💕高い所の寝ている姿を撮っていると、(ジャーロ、夜風、ナポレオン)この近距離に漱石くん現るここはギリギリの端っこわざわざ?この隙間を通るのね笑ってしまいました😁漱石くんもアピール出来てる👏『ボクも写してかまって下さい』、かな😊以前は、寝る時は仲良し仲間ととなり同士や一緒のかまくらの中で寝てました、その子達の卒業後ひとり寝しててちょっとさみしそうと思ってたけど、でも!そこは切り替えて、現在皆んなとごちゃごちゃ
2026年6月27日(土)9時起床。曇り。気温18度。体重75.9キロ。時々雨の降る寒い1日だった。家に引きこもって読書でもするしかない。K子はショップにフェルト作品を出すのでその準備に余念がない。今日はラフカディオ・ハーン、小泉八雲の誕生日だ。八雲については、今年最初の文学講座で取り上げたことがあり、作品をだいぶ読んだ。そこで今日はハーンがフランス語から英訳したThéophileGautier,'TheMummy’sFoot'を読むことにした。ゴーチェの翻訳と言えば
>東洋経済オンライン>小学校で英語必須化→学力の格差拡大が深刻…英語嫌いだった夏目漱石に学ぶ、現代の「迷走する早期教育」への処方箋>濱田浩一郎の意見・>1日・(略)>夏目漱石が分析した「英語力低下」の要因>日本の英語教育に深刻な問題が生じているわけだが、この問題はどう解決すべきか。>先人に聞いてみるのも1つの知恵であろう。>東京帝国大学講師として英文学を講じ『吾輩は猫である』『坊っちゃん』などの小説で知られる小説家の夏目漱石(1867〜
漱石の最後の長編小説『明暗』は、漱石の死によって第188回で途絶えた。物語はいよいよ核心へ向かうところだった。主人公・津田は温泉地へ向かい、かつて自分の人生に大きな影を落とした清子と再会する。その瞬間を目前にして、漱石の筆は止まった。文学史において、未完というのは時に大きな余白を残す。それからどうなった??漱石ファンなら誰もが思う。実際、水村美苗氏が『続明暗』という形で、この余白に向き合った。読んだが、何か違う、急に津田が寡黙になったから。ならばAIGemini
ー越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容くつろげて、束つかの間まの命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降くだる。あらゆる芸術の士は人の世を長閑のどかにし、人の心を豊かにするが故ゆえに尊たっとい。ー夏目漱石草枕www.aozora.gr.jp
夏目漱石がまだ金之助の頃、小泉八雲の後釜として帝国大学の講師になる。学生の確執、悩める教え子の対応に、うつになる漱石。それを助けたのが黒猫だった!?実はあまりよく知らなかった夏目漱石。もっと穏やかで強い人かと思ったが、意外な癇癪持ちであった。病気であるにしても、子供に辛く当たるなど、私としても少しショックを受ける。しかし文学が漱石を救うのである!しかも文を書くのが速いらしい。もうひとつ、不満といえば、猫好きな私としては、漱石も、奥さんも、名前をつけないという…。なぜ…?
(上掲の画像は、夏季と厳冬期の過去のもの)過日の朝日新聞に、「夏目漱石ら称賛白猪の滝名勝に」というタイトルで次のような記事があった。「文化審議会は19日、明治期に夏目漱石らが称賛した白猪(しらい)の滝(愛媛県東温市)を名勝に指定するよう、文部科学相に答申した。・・・。▼白猪の滝は落差84メートルで、新緑や紅葉
-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.beナツカシスw若い頃は鴎外も漱石も芥川も太宰も読んでは来たが、教養として読もうと思ったことは一度もない。聖書にしてもそう。必要に迫られて、と言ったらいいのか・・・結局そこに至らないということは、大した悩みも苦しみもないと断言できる。人は人生に苦しむから、悩むからこそ本や宗教に何かを求めて行くんだと思う。文豪や
夏目漱石は、英国留学で得た経験と学びをもとに、1914年11月25日、学習院輔仁会で行った「私の個人主義」という講演の中で、西洋文化を無批判に模倣することを戒め、日本人が自らのアイデンティティーを確立することの大切さを語っています。百年以上前の講演ですが、そこには現代にも通じる価値観が数多く含まれています。まだ読まれたことのない方は、一度目を通してみることをお勧めします(青空文庫https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/772_33100.ht
【第4278回】>およそ喧嘩のもとはお互いを完全の人間と認めて、さてやってみると案外予想に反するから起るのであります。だから喧嘩をするためには理想が必要であります。次にこの理想と実際とは一致しているものだと認めることが必要であります。今日も喧嘩は毎日ありますが、何も理想的人物でないから癪に障るというような野暮は中学生徒のうちにも、あまりないようで至極便利になりました。>(p.223「社会と自分漱石自選講演集」夏目漱石筑摩書房1913年初刊行)この引用の漱石先生
『文藝読本ー永井荷風』ー中村光夫●荷風の青春ー⑨✪フランスの滞在がたとえ短くとも荷風の夢を充分に満たしたことについては、今さら云うまでもありません。「西洋日誌抄」と「ふらんす物語」とがこの証人です。「現実に見たフランスは見ざるときのフランスよりも更に美しく更に優しかった」とそのなかで彼は云います。しかし現実はどんなに「美しく」また「優しく」とも畢竟(ひつきょう)夢ではありません。人はそのなかで醒(さ)めて生きなければなりません。したがって僕等が人生に希(ねが)う夢は、それが実現される