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最近は見かける回数もかなり減ったように思いますがガラケーでメールを送っていた時代に「文字化け」がよく起こっていました繧ッ繝ェ繧ケ繝槭せ繝励Ξ繧シ繝ウ繝�こんな感じでワケワカラン文字列が出てきて少し怖いまでありましたねしかし、漢検1級の勉強をしている現在もう何も怖くないなので今日は文字化けによく出てくるこの漢字繧繝(うんげん)を紹介しようと思います「繧」は「ウン」「繝」は「ケン」、「ゲン」と読みどちらも訓読みはありません漢検1級配当の漢字です「繧繝」とは意味:同系
今日紹介する四字熟語は蛙鳴蟬噪(あめいせんそう)意味:①騒々しいこと➁無駄な議論、内容に乏しい文章です「噪」は「さわ-ぐ」と読みやかましく、うるさい感じですねなので「蛙鳴蟬噪」は”カエルが鳴き、セミが騒ぐ”ということから”騒々しいこと”という意味になります想像しただけでもやかましい!!勿論、季節毎に風情を感じられる音ではあるのですが度が過ぎたり、1度気になり出したりするとまぁ気が散るわ散るわ相当な田舎で育ったもので下から唸るようなカエルの鳴き声がよく鳴り響い
前回、記念すべき100回目の投稿を巫山戯(ふざけ)てしまいましたので今回は真面目に毎日毎日少しずつ書きためて兀兀と続けていたらいつの間にやら101回目になりましたなので今日紹介する熟語は兀兀(こつこつ)意味:たゆまずに努力するさまです変な字!!まるで円周率「π」のような字ですが兀は漢字です訓読みで「たか-い」と読み”高い”という意味も持っています普段よく使っている”コツコツ”がこんな漢字だったとは驚きですね少し前にも見た目が変わった漢字を紹介しました↓『97
今日紹介する四字熟語は斉斉整整(せいせいせいせい)意味:容姿が美しく整っていて、非難するところがないですいやいや"せいせいせいせい"ってレイザーラモンHGかお前は!!はい、ただこのツッコミがしたかっただけですそれだけの回です記念すべき100回目の投稿をこんな感じにしてしまいましたこの四字熟語は漢検漢字辞典にも漢検四字熟語辞典にも記載がないので出題の可能性は限りなく低いです50回目もほぼ同じ内容でした↓『50頁:全部同じ』今日紹介する四字熟語は溶溶漾漾(ようよう
この漢字ブログを始めて早いものでもう99回です始めた頃は、こんな難しい漢字の話誰が興味あるんやろ?と思いながら書いていました併(しか)しこんなマニアックな情報でも楽しんで読んでいただいている皆さんのお陰でモチベーションが保てています本当にありがとうございます折角なので今回はこの数字に因(ちな)んで「九十九」を紹介しようと思います「九十九」はあと1つ足せば百になるということから”とても大きい数”を表すことがありここから幾つかの言葉が派生していますまずは九十九折(つづ
今日は熟字訓を2つ紹介しますまず1つ目が山毛欅(ぶな)ですブナ科の落葉高木のことで1文字で「椈」とも書きます(「橅」とも書きますが漢検配当外の漢字です)「漢字3文字で読みが2文字!?」と思われるかもしれませんが漢検1級においては何も珍しいことではありません以前も少し紹介をしていましたね↓『35頁:贅沢遣い』この熟字訓が読めるでしょうか飯匙倩正解は飯匙倩(はぶ)ですヘビの"ハブ"ですね漢字三文字も使って読みが二文字なんてなかなか贅沢な漢字使いですねしかし漢検1級の…ameb
今日紹介する漢字は乂と丫です「方程式?」と思われるかもしれませんが”X”と”Y”ではありませんこの2つは歴(れっき)とした漢字ですこのように漢字とは思えない見た目をしている字が漢検1級にはそこそこ出てきます以前も少し紹介していました↓『9頁:卍』今日の漢字は卍ですこの文字を使った言葉が流行ったこともあり漢字そのものは有名ですね皆さん一度はこんなことを思ったことがあるのではないでしょうか?「これホンマに…ameblo.jp漢字を1つずつ見ていくと「乂」は「か-る」「お
今日紹介する熟語は腥風(せいふう)です意味は後述するとして漢字を見ていきましょう「腥」の漢字ですが”月”+”星”で構成されています天体を連想させるような漢字ですねロマンチックな見た目です「明」という漢字も”日”+”月”で構成されていて読みは「あか-るい」や「あ-ける」等で”あかるい”イメージの漢字ですなら「腥」もさぞかし明るそうな意味かなと思って漢検漢字辞典で調べてみると腥「なまぐさ-い」「けが-らわしい」ロマンチックのかけらもないな!!意味としては生肉
今日紹介する四字熟語は翦草除根(せんそうじょこん)意味:災いの原因となるものを全て取り除くです「翦」は「き-る」「はさ-む」「ほろぼ-す」と読み”切る”や”削る”、”滅ぼす”等の意味がありますつまりこの四字熟語は「草を翦り、根を除く」雑草を刈り取り、根っこから取り除き再び生えないようにするということになりますこの言葉は元々、古代中国農夫が努力して雑草を取り除いているように国家を治める者は、悪事を見ればそれを元から絶やすように心掛けなければならないという話から来ています
今日紹介する言葉は壎篪相和す(けんちあいわす)意味:兄弟の仲がよいことです何故こんな難しい言葉を紹介しようとしたのかと言いますと僕が何度も間違えるからです字形はややこしいわ”ケンチ”という同音異義語は多いわでなかなか思い出せません漢字の紹介をしますと壎は「つちぶえ」篪は「ちのふえ」と読み、どちらも笛の種類みたいですねどっちも形ややこしっ!だいたいそんな笛の種類知りませんしイメージも湧かないので全然覚えられません今回は自分の復習のためにこれを取り上げましたこ
皆さんは誕という漢字にどんなイメージを持っていますか?おそらく殆(ほとん)どの方が”誕生日”という言葉からなんとなくおめでたい印象があると思います「誕まれる」で「う-まれる」とも読みますしかし漢検1級の勉強をするとこのイメージがガラリと変わってしまいますそこで今日紹介する熟語は妄誕(もうたん)意味:いつわり、でたらめ、うそです「誕」という漢字は「誕る」と書いて「いつわ-る」と読み偽(いつわ)る、欺(あざむ)くという意味がありますイメージが180度変わるわ!マイ
今日12/12は「漢字の日」とされています毎年この日に行われる行事として「今年の漢字」の発表がありますね一般公募で選ばれた漢字を清水寺で大きな紙に豪快に発表されます予想ランキングみたいなものも出てましたのでそれを見ていこうと思うのですがこのブログは漢検1級の字を主として紹介しているので僕なりに少し改良してみようと思いますまず予想が多かったのが「熊」ですね全国的に広がった熊被害が日々ニュースで報じられていましたので納得の一字です僕が選ぶならもう少し熊の種類を限定して
こんにちは、心の復興応援☆たっくん☆漢検1級勉強中です。3.11を忘れない/復興支援情報/復興応援ソング/クリック募金/お問い合わせ東日本大震災から今日で14年9ヶ月。177回目の月命日。そして、あれから1年11ヶ月と10日。今日は11日。東日本大震災から14年9ヵ月、177回目の11日です。私たちは忘れない、そして備える。8日深夜、青森県で震度6強を観測する大きな地震がありました。強い揺れに、あの日の記憶がよぎり、不安を感じた方も多いと思い
今日紹介する熟字訓は孑孒(ぼうふら)意味:蚊の幼虫です一目見て「子」じゃないの?となりますが微妙に違います3つ並べてみると子孑孒なんか右側から勢いよくジャンプしてきて格好良く着地したみたいになりましたねおそらく読み問題でしか出題の可能性は無いので細かい書き分けとかまでは気にする必要はないかなとでも「孑」の字は孑然(けつぜん)意味:孤独、ひとりぼっちという熟語等で書き取りの可能性もありますねこのような見た目がそっくりな漢字は漢検1級では数(しばしば)
今日紹介する熟語は蜃気楼(しんきろう)意味:海上や砂漠などで、実際には無い遠方の風景などが見える現象です言葉は有名ですので1文字目の漢字の話から「蜃」は「おおはまぐり」や「みずち」と読みます1文字で”おおはまぐり”!?となりますが意味もそのまま”大きいハマグリ”のことです”みずち”とは「蛟」とも書き想像上の動物、竜の一種とされていますそれでは何故「蜃気楼」にこの漢字が使われているのでしょうかしっかりと由来が辞書に載っています「昔、この現象が大蛤(おおはまぐり)が吐く
今日紹介する四字熟語は漱石枕流(そうせきちんりゅう)意味:負け惜しみが強いこと、屁理屈をつけて言い逃れることです「漱」は「すす-ぐ」「くちすす-ぐ」「うがい」と読み意味はそのまま”うがい”をして口をすすぐということですねこの四字熟語は、読み下して「石に漱ぎ、流れに枕す」(いしにくちすすぎ、ながれにまくらす)と言われることもありますしかし明らかな違和感があるように本来はこの言葉は「石に枕し、流れに漱ぐ」であり俗世を離れ山中に隠れ住んで自由に暮らすという意味でした
今日紹介する熟語は超弩級(ちょうどきゅう)意味:大きさや強さがずば抜けていることです普段目にする表記としては「超ド級」という風に「ド」を片仮名で書くことが一番多いのではないかと思います「弩」は「いしゆみ」や「おおゆみ」と読み”矢や石を発射する弓”のことですしかし「超弩級」の”弩”はこの意味で使われているわけではありませんこの”弩”が表しているものは20世紀初頭、イギリスで建造された「ドレッドノート」という”戦艦”ですこれを日本では「弩級戦艦」と呼びましたこれが
今日紹介するのは鳧がつく(けりがつく)意味:決着をつける、結論を出すです漢字では書かないにしてもこの言葉は普段からよく使うのではないでしょうかこの「けり」は古文で”過去”や”感嘆”を表す助動詞の「けり」のことですこの「けり」は文末に使われることが多いため”結末を迎えることが出来た”という意味になりましたでは「鳧」の漢字を見ていきましょう読み:かも、けり”かも”はカモ科の鳥、鴨のこと”けり”はチドリ科の鳥、計里とも書くとされており1つの漢字で2種類の鳥を表せるみたい
今日紹介する四字熟語は大海撈針(たいかいろうしん)意味:非常に困難なこと、ほぼ実現不可能なことです「撈」は「と-る」と読み”すくい取る”という意味がありますつまり「大海撈針」とは海に落ちてしまった”1本の針”を拾い上げるほど難しいということですね一応ツッコんどくとそら無理やねこの言葉考えた人流石に規模大きくしすぎたのでは?小学生の時にプールの授業で”おはじき”を沈めて皆で拾うゲームをしました今思うとよく見つけて拾えたなと思いますね今でも学校でこんなゲームやる
昨日の記事を書いていてこの言葉を紹介していないことに気付きましたので今日は「畳語」を取り上げますまずは昨日の記事↓『84頁:白い雪の降る季節に』数日前はとても暖かかったのに昨日、今日と一気に気温が下がりました僕が住んでいる滋賀県や職場がある京都府でも北の方は雪が降るという予報も出ていますというわけで今…ameblo.jp「畳語」とは意味:同じ単語を重ねて作られた言葉のことで「人々」「わざわざ」「ゴロゴロ」のような言葉ですねこれは同じ言葉を繰り返すことで意味を強めたり物の複
数日前はとても暖かかったのに昨日、今日と一気に気温が下がりました僕が住んでいる滋賀県や職場がある京都府でも北の方は雪が降るという予報も出ていますというわけで今日紹介する熟語は皚皚(がいがい)意味:雪や霜などで、辺り一面が白く見える様です「皚」は訓読みで「しろ-い」と読み意味はそのまま”白い”ですが特に”雪や霜”が白いことを表せる漢字です僕はこの漢字が結構好きでしてまず”一面の雪景色”という情景と”ガイガイ”という言葉が放つイメージがギャップありすぎん!?また
今日紹介するのは檄を飛ばす(げきをとばす)です日常でもそこそこ聞く言い回しだと思います「大事な試合の直前、監督が選手に檄を飛ばして鼓舞した」のように”激励する”という意味で使われていることが多いですねしかしこの意味は本来の意味からすれば誤用とされています辞書に載っている意味としては意味:自分の主張や意見を急いで多数の人に知らせ、同調して行動するように促すです抑(そもそも)この「檄」が何なのかですが訓読みで「ふれぶみ」と読み自分の主張を訴え、人々に同調を呼びかける文書
今日紹介する四字熟語は騎驢覓驢(きろべきろ)意味:すでに持っているものを、わざわざ他のところで手に入れようとする愚かさのことです「驢」は「ろば」や「うさぎうま」と読みウマ科のあの”ロバ”のことです”うさぎうま”ってロバの別名やったんやこれは知りませんでした「覓」は「もと-める」と読み”探し求める”という意味がありますつまり「騎驢覓驢」とはロバに乗ってロバを探し求めるということですねいやいやもう持ってますやんという感じで”愚かさ”を表す言葉ですが現在ある物よりも、より
今日紹介する熟語は鯨鯢(げいげい)意味:①クジラの雄と雌、また大魚②大悪人のことです「鯨」はもちろん”クジラ”ですが一応使い分けるとするとこちらは”オスのクジラ”とされており「鯢」の訓読みが「めくじら」なのでこちらが”メスのクジラ”となっています普段はクジラの雌雄について全く意識していませんのでこんなものにも漢字の書き分けがあることに驚きです以前はこちらも紹介しましたね↓『31頁:オスとメス?』今日紹介する熟語は虹霓(こうげい)です「虹」はもちろん分かりますね
普段はカタカナで書く楽器も漢字にしてみると「琴」が入る楽器は意外と沢山あります例えば洋琴(ピアノ)があります意味や形から当てられた漢字が多く予想で読めるものもありますので今回はクイズみたいにしてみようかと思います割とすぐに答えが出てきますので自分で解いてみたいという方はゆっくりとスクロールしてみてください因みに、今回の問題は全て漢検漢字辞典に載っているものですので1級の試験に出る可能性も0ではありませんまずは提琴「提」という漢字を当てるのはなかなか上手いと思い
今日紹介するのは鷸蚌の争い(いつぼうのあらそい)意味:利益をめぐって両者が争っている間に、第三者に利益を横取りされることですなんとなく聞き覚えのある意味ですねそうです、これは「漁夫の利」と同じ意味ですね「鷸」はシギという鳥「蚌」はハマグリ(またはドブガイ)でこの二者が餌の取り合いで争っているうちに両方とも漁師に捕まってしまったという故事から来た言葉です争っている側の視点が「鷸蚌の争い」捕まえた側の視点が「漁夫の利」という、同じ逸話から出来た言葉です我が家では9歳
今日紹介する熟語は六合(りくごう)意味:宇宙全体、全世界ですとても簡単な漢字で構成されていますね「六合」は天と地と、東西南北の四方向これらを合わせた六方角のことで転じて”全世界”を表します群馬県に「六合」と書いて「くに」と読む地域があるそうですが”世界”≒”国”として語源的には似てるのではないかと思います六つの地域が合わさって誕生したという歴史的な背景もあるみたいですね漢検1級には”全宇宙”を表す熟語が相当出てきますどれも初見では想像し難い熟語ばかりで結構面白い
今日紹介する熟語は食言(しょくげん)意味:前言と違うことを言うこと、嘘をつくこといかがですか「簡単すぎやん!!」と言われてしまうかもしれません確かに漢字はとても簡単ですね「食」も「言」も小学二年生で習う漢字です漢検でいえば9級配当の漢字ですしかし意味はどうでしょうこの熟語を知っていたという方のほうが少ないと思います僕も漢検1級の勉強をするまで知りませんでした漢検1級の問題でこの熟語を初めて見た時に1級の奥深さに大変驚きましたこんな簡単な漢字で構成された熟語が漢検の
今日は2つの熟字訓を紹介します杜父魚(かじか)杜夫魚(かくぶつ)ですいやいや…あのね……わざとややこしくしてるん!?3文字中2文字は一緒で真ん中の字も「父」と「夫」でニュアンスまで似てるしかも僕は”かくぶつ”が何者かも知りませんこんなに難しい要素が揃っていたらまあ覚えにくい覚えにくい語呂合わせも使いにくいしかなり手強い熟字訓ですね何か上手く覚えられる方法は無いものか「手足が悴(かじか)む父と、カタブツな夫」「父は家事か、夫は描く仏像」アカンわ父と夫を覚え間
今日紹介する四字熟語は獅子搏兎(ししはくと)意味:簡単なことでも全力を尽くすことです「搏」は「う-つ」「と-る」「はばた-く」と読み「搏兎」は”ウサギを捕まえる”という意味ですね搏とよく似た字に摶がありますので気を付けなければいけません「摶」は「まる-める」等の読み方がありこの2つの字はとてもよく似ていますが別字です「獅子搏兎」とは獅子、つまりライオンはウサギのように弱い動物を捕まえる時も全力を出すという意味になりますそこから容易なことでも手抜きや妥協をせずに