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前回の記事‐中国こそ現代の『周王』であるその2(天下の統一と『東アジア冊封体制』)‐・天皇主義者が『一番恐れること』『儒教とは何か』加地伸行著中公新書23頁よりその2で、中国大陸で「天下」が統一され、儒教思想や典籍の再解釈を経て、新たな『東アジア冊封体制』が出来上がると、周辺諸国にも「律令制度」が通訳を介して『土着化』すると、各国はそれぞれの君主を「一尊」とする考えを持ちはじめた。よく知られているように、日本の古代国家形成のルーツを研究された江上波
前回の記事‐中国こそ現代の『周王』であるその1(拡大する漢字文明圏と『天下意識』)‐・『天下(漢字文化圏)の拡大』と「土着化」する律令制度中国の歴史『都市国家から中華へ殷周春秋戦国』平㔟隆郎著講談社59頁よりその1でお話させて頂いた通り、春秋戦国時代において、拡大する漢字文化圏(天下)と文書行政を目の前に、列国が中元区を支配する周王に、物的精神両面において「特別な関心」を持ち、それぞれが自国内部に『中国』という特別区域を設け、律令制を施行していった流
・私たちの「潜在意識」にあるモノ大体私の考えは、ブログをはじめた8年前から変わっていない。-番外編阿呆なネトウヨ「ぽん」がかいた大恥--とあるネトウヨとの問答1--とあるネトウヨとの問答2(追記加筆)-こちらの方で、とあるネトウヨとの「バトル」を繰り広げ、彼から『大中華思想崇拝の馬鹿者』と罵られた日から、幾度の年月が経ち、再度関係書物を紐解き、本シリーズを再開することにした。どうあがいたって、私たちは「この地域」に生まれ育ったときから、『文化の奴隷』