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「壬生義士伝」の滝田洋二郎監督が陰陽師・安倍清明の活躍を描くファンタジー時代劇シリーズの2003年製作の第2作です。平安時代。日隠れがあって以来、都では鬼が貴人たちを殺しては体の一部を喰らうと言う怪奇な事件が起きていた。右大臣・藤原安麻呂に鬼退治を依頼された安倍清明は、源博雅と共にどんな病気も治すことから神と崇められている幻角の存在があることを突き止める。大和の国に滅ぼされた出雲の国の長・幻角は、息子・須佐を鬼と操り、出雲の神・スサノオノミコトを復活させ朝廷に復讐をするつもりだった…
夢枕獏の同名連作に出てくる逸話を使って原作者自ら脚本に参加し、「秘密」の滝田洋二郎監督しオリジナルストーリーを展開する2001年公開の最初の映画化作品です。新作を観る前におさらいです。上役の依頼で源博雅は陰陽師の安倍晴明を訪れ、二人は顔見知りとなる。平安京では左大臣・藤原師輔の娘・任子が敦平親王を出産し、師輔の権勢が増していた。娘・祐姫を入内させていた右大臣・藤原元方はライバルの師輔への憎悪を抱き、その心を見透かした陰陽頭・道尊は元方を利用して都を滅ぼそうと企んでいた。道尊は敦平親王に呪詛
井上淳一が監督した「青春ジャック」。サブタイトルは「止められるか、俺たちを2」。若松プロの創成期を描いた前編の続編。舞台になるのは若松監督が作った映画館、名古屋のシネマスコーレ。東出昌大演じる支配人。そこに通う映画好きの高校生の姿が描かれる。この高校生が監督の井上淳一。この映画を見て、新宿のバーでご一緒した若松監督のことを思い出した。若松さんも故人なので、今なら書いてもいいかなと思うようなエピソード。この映画にも出てくる赤塚不二夫さんとのこと。70年代日本赤軍を支援するために渡した
「コミック雑誌なんかいらない!」(1986)1980年代のワイドショーの喧騒を描いた異色作を久々に観ました。監督は滝田洋二郎。予告編はコチラ。キナメリ(内田裕也)は、東亜テレビの昼のワイドショー番組の人気レポーター。「恐縮です」の決まり文句での突撃取材がウリ。芸能人の恋愛、結婚などのゴシップや世間を賑わす事件を追いかけているため、ターゲットの有名人からは目の敵にされてもいます。妻(渡辺えり子)は生コマーシャルのタレントで、日々の生活はすれ違い気味で、プライベートは孤独な中年
今、TOHOシネマズは1月公開作「ゴールデンカムイ」一押しになってるけども〜主演の山﨑賢人くんは「陰陽師0」も主演してたのねぇ!脚本監督は「アンフェア」シリーズ等の佐藤嗣麻子さん。「ゴジラー1.0」絶好調の山崎貴監督夫人でもあるからこの作品のVFXは白組だろう。賢人くん「キングダム4」はどうなってるんか?気になるトコロだけど、とにかく演技力あって華があるから引っ張りだこだね!安倍晴明の若き日描く「0」キャストは豪華さより堅実性で組まれてる印象。紅1点が奈緒さんというのがちょっと僕は
『北の桜守』(きたのさくらもり)は、2018年3月10日に全国東映系で公開された日本映画。『北の零年』(2005年)、『北のカナリアたち』(2012年)に続く「北の3部作」の最終章[1]。監督は滝田洋二郎。主演は吉永小百合で、本作が120本目の映画出演作となる。(北の桜守–Wikipedia)吉永小百合(よしながさゆりSayuriYoshinaga、1945年3月13日[2]–)は、日本の女優、歌手である。本名、岡田小百合(おかださゆり)。東京都渋谷区代々木西
浅田次郎の原作の素晴らしさもさることながら、映像化したこの映画がこれまた素晴らしい。なんど見ても何度見返しても中井貴一、佐藤浩市らの名演が光る光る。醜女であろう、と斎藤一が言う愛人ぬい役の中谷美紀が醜女どころか美しくて美しくて困ってしまうんだよなあ。奥州から越後湯沢へ越後湯沢から島原へ今でも相当な距離を、当時歩いて旅してきたんだなぁと、感慨深し。おもさげながんす。壬生義士伝(Blu-ray)壬生義士伝(PrimeVideo)2017年8月
年間356本目(9月69本目)1986年公開邦画69位全80本中通算邦画8,736本洋画7,079本合計15,815本当時は、にっかつも契約監督もすべて切って、しかも、スタッフもくびにしたので、ポルノ映画つくりも出来なくなっていたのでピンク映画に外注していて、ピンクで多作していた滝田もにっかつでポルノを撮っていた。にっかつでは金子監督が得意にしていた女スポ根のポルノでありがちな話であるが段々と奇天烈なおっさんたちが暴走を始めるのでにっかつでもポルノ映
🍀2022年8月15日🍀監督滝田洋二郎「カーブ教えてよ」子供に変化球は、体に負担が大きいのでは。合いの手可愛い。投球モーション入ったら話かけないで、危ないよ。平地なのに。遠投も良いな。部活も勉強も、一人嫌な教員いるだけでやる気失くすよね。お前が性格を語るか。笑まあ男同士だしねえ、死にはしないでしょ。連帯責任って嫌ねー。後逸されてもね。中学留年!?三角ベースにプロテクターいる?笑ランナーいないなら、そこまで後逸怖がらなくても良かったのでは?家族死にかけてたら、流石
おうちでシネマ『木村家の人々』1988年監督滝田洋二郎面白かったです。。アイデア次第で、お金は稼げるものなのだと思いました。小銭もちりも積もれば山となるです。1円単位、100円200円を細かく稼いでいく木村家の人たち。朝早くから、大忙しです。長男君以外はみんな楽しそうなので、悲壮感はありません。元気な高齢者たちを上手に使って、お金を回しています。才能ですね!!日常生活の全てがお金に換算されている木村家。笑えます。ブラッ
『秘密』1999年日本《スタッフ&キャスト》監督滝田洋二郎原作東野圭吾脚本斉藤ひろし撮影栢野直樹音楽宇崎竜童出演広末涼子/小林薫/岸本加世子/金子賢/石田ゆり子/伊藤英明/大杉漣/篠原ともえ/柴田理恵/斉藤暁/螢雪次朗/國村隼《解説》あの父娘、なーんか、あるのよね東野圭吾の同名小説を広末涼子主演で描いた、ミステリータッチの甘く切ないラ
ひとつ前の当ブログで書いたように、吉永小百合さんの新作『こんにちは、母さん』(2023山田洋次監督)のポスターや予告編を観ると、吉永さんの若々しさに驚きます。吉永さんは1945年生まれで「戦後」と同い年、今年78歳になられるとは思えないです。何と初めて「おばあちゃん」役だということです(孫役は永野芽郁さん)が、若々しさは相変わらずです。そんな吉永さんですが、『北の桜守』(2018滝田洋二郎監督)では「認知症」になるという役でした。これは何というか……ちょっとこたえるものがありました。僕の
配信にて、観られたので嬉しくて紹介。まずは、『熱帯楽園俱楽部』(1994年)当時、ノリに乗っている脚本家一色伸幸さん。映画は、基本的に監督で作品を選んでいたんですが、この脚本家さんだけは、わざわざ選んで観ていました!数えると映画の脚本作品だけで12本w作品のラストでも…改めて観られたことにも感動。続いて、『僕らはみんな生きている』(1993年)こちらも、滝田洋二
★★★★★137分原作:浅田次郎の同名小説監督:滝田洋二郎出演:中井貴一、佐藤浩市、三宅裕司、村田雄浩、夏川結衣、中谷美紀新選組に入隊した南部盛岡藩の吉村貫一郎の物語。小説も読んでなくて、ストーリーは全く分からずに見たが、しびれました。2004年・第27回日本アカデミー賞最優秀作品賞優秀監督賞(滝田洋二郎)最優秀主演男優賞(吉村貫一郎:中井貴一)最優秀助演男優賞(斎藤一:佐藤浩市)優秀助演男優賞(大野次郎右衛門:三宅裕司)優秀助演女優賞(ぬい:中谷美紀)
★★★119分原作:あさのあつこの同名小説脚本:森下直監督:滝田洋二郎出演:林遣都、山田健太、鎗田晟裕、蓮佛美沙子、山田辰夫、塩見三省、天海祐希、岸部一徳、菅原文太文庫版のバッテリー(Ⅰ~V)を読んでいたが、ストーリーはあまり詳しくは記憶に残っていなかった。映画を見てこんなストーリーだったっけ、というぐらい思い出せなかった。小説「バッテリー」は、Ⅴ巻以降も「ラスト・イニング」、「バッテリーVI」続編が書かれていたということを知った。小説の累計販売数は1000
総来場者22万人//バリアフリーコンサート笹部大明神onInstagram:"みるコンサート物語ver.#アコムcm#みるコンサート物語#かしの樹#メセナ#文化財#足立梨花#バイオリン#バイオリニスト"12likes,0comments-sasabe.violinonJuly25,2023:"みるコンサート物語ver.#アコムcm#みるコンサート物語#かしの樹#メセ�..."www.instagram.comプロ・バイオリニストによるレッスン【
年間67本目(3月10本目)1984年公開邦画55位全62本中通算邦画8,544本洋画6,990本合計15,534本盧溝橋事件で消えた黒真珠を追う話もあるが、あとはいつも通りの下世話でチープでコメディのピンク映画
天地明察(てんちめいさつ)2012年日本映画監督滝田洋二郎脚本加藤正人原作冲方丁(うぶかたとう)出演岡田准一[安井算哲]宮崎あおい[えん:算哲の妻]佐藤隆太[えんの兄]横山裕[本因坊道策]中井貴一[水戸光圀]天地明察は冲方丁による天文学者「安井算哲」の生涯を描いた時代小説を映画化したものです。出演は岡田准一、妻役は宮崎あおい、二人がまだ結婚前に夫婦役を演じて話題になりました。⚫︎あらすじ会津藩に囲碁棋士の安井算哲(やすいさんてつ)という男
FishStory/フィッシュストーリー,FisshūSutōrī(2009)Director:中村義洋,NakamuraYoshihiro⭐8,5/10LoveExposure/愛のむきだし,Ainomukidashi(2008)Director:園子温,SionSono⭐9/10AllAboutLilyChou-Chou/リリイ・シュシュのすべて,RirīShushunoSubet
地味で触れ難い職業「納棺師」を採り上げ、人は誰もいつか、おくり、おくられるという普遍的なテーマを通して夫婦・子・父母など家族への想い、友情や仕事への矜持などを描く異色の感動作。監督は滝田洋二郎、出演:本木雅弘・広末涼子・山﨑努ら。音楽は久石譲。2008年公開。日本アカデミー賞作品賞、アカデミー賞外国語映画賞受賞。“年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い”。「あぁこの広告、誤植だな。旅のお手伝いではなく、“安らかな旅立ちのお手伝い”」-求人広告を手
年間601本目(11月34本目)1985年公開洋画65位合計73本中通算邦画8,446本洋画6,913本合計15,359本滝田監督と言えばピンク映画での「痴漢電車」シリーズが有名であったが、その評価から、にっかつの抜擢されたのが本作、まだまだ大杉漣や螢雪次朗を使っての「痴漢電車」シリーズっぽいドタバタコメディ主体であったがこの直後の「コミック雑誌なんていらない」で一気に評価されて一般映画の監督になっていく。
年間566本目(10月43本目)1984年公開邦画54位合計61本中通算邦画8,428本洋画6,896本合計15,324本今回は、日本のフィクサーの遺産相続のために家出娘を探すハードボイルド小説風。
年間552本目(10月29本目)1984年公開邦画53位合計60本中通算邦画8,414本洋画6,896本合計15,310本滝田監督のピンク映画時代の人気シリーズべたな設定でのコメディ。今回は忍者とくノ一がタイムスリップしてエッチを行うという単純な話。
岡田准一と宮崎あおいが結婚する馴れ初めになった映画だろう。前回でもキャスティングに注目して取り上げたけれど今回もストーリーの感想前に注目してもらいたい日本独自の映画を作るのに制作委員会が組まれクレジットにも表記される。その中にJ-STORMが入っておりジャ〇ーズ事務所の関連会社なので主役岡田准一に加えて横山裕の配役は、当然だったのだろう。京と幕府方に分かれて親子共演していたのが現在の松本白鷗と幸四郎。そして徳川光圀役の中井貴一の同世代として出演でなくナレーターとして真田広之が花を添えて
監督:滝田洋二郎2008年公開原作:青木新門『納棺夫日記』(1996年)所要時間:2時間10分本作は、青木新門の小説『納棺夫日記』や著者の意向をもとにして制作されました。納棺の一部始終までを担当する仕事があり、それをテーマにした珍しい作品ともいえます。主人公はプロのチェロ奏者でしたが楽団が解散したので、地元に戻り騙されて?納棺の仕事に就くことになってしまうのでした。知り合いにも冠婚葬祭関連の仕事ということしか伝えられず、勝手に結婚式などの仕事だと勘違いされてしまう描写
滝田洋二郎監督の成人映画。シンクロをテーマにしたコメディスポコン映画である。この後傑作『タイムアバンチュール絶頂5秒前』を同じ年に撮って滝田監督は一般映画に移行する。あらすじ高校生のそら(清里めぐみ)はシンクロ部でアジア大会出場を目指して部活を頑張っている。家は銭湯を経営しており父親を手伝ってたまには番台に入ることもある。シンクロ部は部長(川上雅代)黙認で理事長の娘(森田水絵)の実力が群を抜いており新しく赴任したアメリカ帰りの男性コーチもアジア大会予選を決めるために
TV放映を録画していた映画「永い言い訳」(2016年西川美和監督2時間4分)を見た。この映画の協力者としてクレジットされている是枝裕和の「万引き家族」(2018年是枝裕和監督)みたいな、また本木雅弘主演なので「おくりびと」(2008年滝田洋二郎監督)みたいなテーストの佳作だ。この西川美和監督は、映画「ディア・ドクター」(2009年)をすでに見ているが、確かな腕の映画監督だ。まあ、芸術系ではなく、職人系の監督なのではないか。設定が見事な分だけ、「ディア・ドクター」の方が作品としては上かな
【タイトル】病院へ行こう【概要】1990年の日本映画上映時間は118分【あらすじ】広告代理店に勤務する新谷公平は、帰宅すると妻が見知らぬ男を連れ込む現場を目撃する。逃げる男を追いかけると2人とも階段から転げ落ちてしまい大学病院に入院することになる。【スタッフ】監督は滝田洋二郎音楽は高橋千佳子撮影は浜田毅【キャスト】真田広之(新谷公平)薬師丸ひろ子(吉川みどり)大地康雄(如月十津夫)【感想】後にシリーズ第2作(続編ではない)が作られることになるシリーズ第1作。後
娘に妻が憑依?奇妙な生活。男は妻と娘を同時に失った原作:東野圭吾監督:滝田洋二郎主演:小林薫(杉田平介)出演:広末涼子(杉田藻奈美):岸本加世子(杉田直子):金子賢(梶川文也):大杉漣(梶川幸広)東野圭吾の出世作(直木賞候補に選出された)本作「秘密」は、バス事故に遭遇した母娘(直子と藻奈美)と平介を描き、夫婦の気持ちを表している。母・直子は死亡。娘・藻奈美は奇跡的に助かるが、意識が戻るとその記憶は直子だった。父・平介は藻奈美の言動に戸惑いながらも、その現実
「壬生義士伝」「壬生義士伝」プレビュー2003年1月18日公開。浅田次郎の同名小説を基に映画化。新選組に参加した、名も無き武士のひたむきな生き様を描いた時代劇。第15回東京国際映画祭特別招待。芸術文化振興基金助成事業作品。興行収入:6億円。受賞歴:2004年・第27回日本アカデミー賞最優秀作品賞最優秀主演男優賞(吉村貫一郎:中井貴一)最優秀助演男優賞(斎藤一:佐藤浩市)優秀監督賞優秀助演男優賞(大野次郎右衛門:三宅裕司)優秀助演女優賞(ぬい:中谷美