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本に書いた温泉をより詳しく紹介しています。菊池温泉宝来館(熊本県)です。アルカリ性単純泉です。菊池温泉は源泉かけ流しが多い温泉地です。鄙びた風情のある建物が多いです。古き良き温泉地のイメージがする温泉地です。どこか懐かしい感じがします。自家源泉を持っている旅館が多いです。大体源泉温度が45度前後でPHが9を超えているようです。どこを紹介するか迷ってしまう温泉地です。ここは浸かってみて肌感覚でとろみを一番感じました。とろとろツルツルのいい泉質です。山鹿、菊池、平山はどこも源
本に書いた温泉をより詳しく紹介しています。別府観海寺温泉いちのいで会館(大分県)です。ナトリウム-塩化物泉です。コバルトブルーが実に綺麗です。景観の湯と名付けられているだけに見晴らしが素晴らしい。湯布院温泉束の間などいくつかこのようなコバルトブルーの温泉がありますが、ここの色は特に鮮やかです。しかも露天風呂が広い。浸かると、クリーミーな肌触りです。少し生臭いような金属臭も素晴らしい。ここは仕出し屋さんが経営されています。夏場は松花堂弁当、冬場はだんご汁定食をいただいて温泉に入
本に書いた温泉をより詳しく紹介しています。鳴子温泉西多賀旅館(宮城県)です。含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉です。緑白色の源泉が実に美しい。日によって色や濁度が変化します。浴室に入った瞬間に強烈な硫黄臭と油臭に包まれます。浸かると、柔らかい肌触りです。浴槽の中には凝固分もあります。源泉成分の濃厚さが分かります。浴槽は一つだけです。近くには東多賀の湯があります。ここは白濁です。湯治場色が強いです。本では、鳴子温泉からは姥乃湯、ゆさや旅館、旅館すがわらを挙げました。
本に書いた温泉をより詳しく紹介しています。山鹿温泉さくら湯(熊本県)です。アルカリ性単純泉です。本では、新5大美人・美肌の湯に挙げさせていただきました。浸かった瞬間にとろとろつるつる感を感じます。実にまろやかないい泉質です。思わずにんまりとなります。建物も浴槽も立派です。歴史を感じさせる造りです。下の写真は龍の湯です。お殿様の御前湯で展示用です。残念ながら入れません。
最近なんだか温泉にやたらと心惹かれる私(疲れているのか?)温泉宿についてあれこれ探しているうちにこのような本と出会いました。温泉博士が教える最高の温泉本物の源泉かけ流し厳選300[小林裕彦]楽天市場1,760円楽天市場で詳細を見るAmazon(アマゾン)で詳細を見る私は温泉重視!とまではいかないけど(多少はお宿は素敵であって欲しい派)、とても参考になりました。温泉業界の深くて暗い闇の話(第2章)にはびっくりだし・・・いろいろと勉強になった
含二酸化炭素・鉄-マグネシウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。これだけでも濃厚な源泉であることが分かります。鉄分と塩分の濃度が濃い重たい泉質です。身体にずっしりと絡みつく感じです。ご覧のとおり、茶色のクリーミーな色です。浴槽の縁などにカルシウム分などが凝固しています。浴槽の表面にも微かな固まりが浮いています。さまざまな温泉成分が濃厚です。源泉は25度くらいです。源泉風呂もあります。夏場はいいのですが、冬場は少し厳しい(^^)。浴槽に行くまでに源泉がチューブを通っているところ
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新設の5大鄙びた共同湯に、八町温泉亀の湯(福島県)を追加。はちまち、と読みます。橋を渡った川向こうの玉梨温泉共同湯は、本で紹介しました。こちらの共同湯もかなり風情があるので、ご紹介したいと思います。道路を降りて行くと、このようなシブい入り口があります。混浴の浴槽が一つあるだけです。前に来たときは、地元の女性が入っておられました。どこの誰か知らない人と混浴というのではなく、ご近所の男女が混浴するというのも凄いことです。源泉の注入口が
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新設の5大不思議温泉に、湯野上温泉えびす屋(福島県)を追加。湯野上温泉は、民宿が多い鄙びたとてもいい温泉地です。本では、この温泉地から温泉民宿いなりやを紹介しています。このブログでもこの温泉地からは、少し怖い観音像のある鄙びた清水屋旅館を紹介しています。ここは、湯野上温泉駅のすぐ近くにあります。子宝に恵まれない人に」のところに御神体が祀られているのが分かりますか?これはそれなりにインパクトがあるでしょう。全国の温泉にはときどきこの
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新設の5大泉質の優れた日帰り温泉に、舟唄温泉テルメ柏陵健康温泉館(山形県)を追加。温泉巡りをしていると、「これは珍しい泉質やな」と感じるところがたまにありますが、ここがまさにそうでした。写真の温泉の色を見ただけでも効きそうな感じがするでしょう(^^)。泉質は、含硫黄、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉です。温泉成分表の話をすると長くなるのですが、ここは全体的に一つ一つの成分が濃くて、イオンの種類が多いです。化学薬品の臭いと強烈な苦味と塩分
5大質素な温泉に、市比野温泉丸山旅館(鹿児島県)を追加。市比野温泉は全体的に時代の流れに取り残された感じがする鄙びた温泉地です。その中にあって、ここは少し階段を降りて行って、鄙びた風情のある浴槽にややあつめのアルカリ性単純泉泉がかけ流されています。浸かっていると、どこか懐かしい感じがして、人生を振り返ることができる温泉です。いつまでも残っていて欲しいと本気で思える温泉。
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新設の5大鄙びた共同湯に、俵山温泉町の湯(山口県)を追加。oniビジョン「小林弁護士のまるごとぶった斬り」第3回で放送。俵山温泉は、こぢんまりした旅館が立ち並んでいる鄙びた温泉地です。この町の湯のほか、白猿(はくえん)の湯という共同湯があります。旅館には内湯がなく、宿泊した湯治客が町の湯と白猿の湯にお湯を借りにいくという古くからの湯治場の文化が残っている稀有な温泉地です。ややぬるめのアルカリ性単純泉が掛け流されています。少しヌルヌル感
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。5大湯治温泉に、三朝温泉桶屋旅館(鳥取県)を追加。三朝温泉自体が、湯治場的な感じが残るいい温泉地ですが、ここはその中でもかなり湯治場の雰囲気が残っています。浴槽も建物も湯治場でしょう。三朝温泉の高級旅館大橋のすぐ前にあります。本では、三朝温泉からは足元湧出の木屋旅館を紹介しています。この桶屋旅館も、ラジウム泉が湧き出しているところに浴槽を作っていて、ホルミシス効果を直に吸収できます。ホルミシス効果とは、微量の放射能が人間の身体の細胞の
5大炭酸泉に、仏生山温泉(香川県)を追加。四国は源泉掛け流しという観点からは少し残念なエリアですが、ここは炭酸分が多く、しかも普通の炭酸泉よりもツルツル感が大きく、大変レベルの高い温泉です。街中にあるとは思えないくらいの泉質です。
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。7大ドバドバ温泉に、湯川温泉さごんの湯(和歌山県)を追加。ここは、普通には入れません。ホテル浦島などに行く船が出る港の近くに、ホテルブルーバーバーという普通のホテルがあります。そこに泊まると無料で入れる温泉です。ホテル浦島とか、このブログでも紹介したホテル中の島などは那智勝浦温泉に入りますが、その内陸側の湯川温泉は本で紹介した夏生温泉など湯量が多く鄙びたいい温泉地です。ホテルブルーハーバーには温泉はありませんが、そこから車で10分ほど
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。10大絵になる温泉に、鶯宿温泉小枝旅館(岩手県)を追加。鶯宿温泉は、高級感がある旅館から鄙びた感じの湯治場までさまざまな旅館があります。ここは、建物の正面の赤の壁から浴槽の洒落たタイルまで色彩が綺麗で、目を惹きます。インパクトがあるでしょう。斬新というかサイケデリックというか、絵になります。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉がきちんとかけ流されていて好印象です。少し硫黄臭がします。柔らかく肌に染み込むような感じのいい泉質です。女将さんも気
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新設の5大歴史がある温泉に、拍子水温泉(大分県)を追加。国東半島の伊美港から船で20分ほど行くと姫島という人口1900人くらいの小さな島があります。ここは、その島にある姫島村健康管理センターにある炭酸水素塩泉です。比売語曽神(ひめこそのかみ)がお歯黒をつけた後、口をゆすごうとしたが、水がなかったので、手拍子を打ってお祈りしたところ、この温泉が湧き出したそうです。日本書紀のお話しです。この神様の由来を話すと長くなるのでやめますが、古の我が
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新3大秘湯に、ろくがさこ温泉俵屋旅館(大分県)を追加ここは、山の中のかなりの秘境にあります。含炭酸、ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉です。源泉は25度くらいで重たい感じの濃厚な泉質です。如何にも湯治場にふさわしい効くなあという感じです。湯治場っぽい浴槽の感じがいいでしょう。それから壁に付けられた手形。これは浸かった人が泥をすくって壁に手形を付けているのですね。成分が濃いので、浴槽の底にはたくさんの泥が溜まっています。壁の高
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新3大秘湯に、杣温泉旅館(秋田県)を追加。杣は、そま、と読みます。本では、青荷温泉、西山温泉老沢温泉旅館、北温泉を新3大秘湯として紹介しています。ここもそれら以上の秘湯感があります。まず、たどり着くまでに結構苦労します。鄙びた建物も素晴らしい。それに、開放的な混浴の露天風呂がシブい。ナトリウム-硫酸塩泉が掛け流されています。身体によく馴染む柔らかい泉質で長湯ができます。自己責任で飲泉をすると、塩味と出汁が利いていて、これが実に美
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。総合力の高い旅館30選に、会津宮下温泉栄光館(福島県)を追加。只見線沿線にはレベルの高い温泉が多いです。黄土色のナトリウム-塩化物泉で、身体にガツンと来るいい感じの泉質です。夕方と朝でお湯の色が相当変わるくらいの濃い泉質です。旅館全体が小綺麗で、料理も手作りで美味しい。日本酒のチョイスも素晴らしい。利酒セットを4本普通のコップに入れてくれます。これ全部飲み干せる人はいるんですか?と尋ねると、1年に何人かいるそうです(^^)2回目に宿泊
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新設の5大不思議温泉に、会津みなみ温泉里の湯(福島県)を追加。食堂とかいろいろな施設に併設された温泉はあるのですが、ここは何と電気屋さんの建物の中の1階にあります。これは相当珍しいです。ここは、温泉の表示が見えにくいです。まず温泉があるとは思えません(^^)。ましてや、それが本物の源泉掛け流しとは夢にも思えません。知らずに行くと見過ごしてしまいます。なので地元の方が多いです。ナトリウム-塩化物泉で、塩味が利いて、肌にしっくりとまとわりつ
本に書いていない以前行った温泉を紹介しています。新設の5大少し怖かった温泉に、湯野上温泉清水屋旅館(福島県)を追加。湯野上温泉は、民宿が多くて実に鄙びたいい温泉地です。その中でも、ここは自家源泉を持っていて、源泉を使い放題使っています。源泉が熱いので、適当にホースで水を入れて好きな温度にしてくださいという感じです。かなりワイルドな源泉の使い方です。単純泉ですが、柔らかくて落ち着きのあるいい泉質です。こういった歴史のある温泉地の単純泉は、さまざまな温泉成分が少しずつ満遍なく含まれていて
本に書いていない以前行った温泉を紹介します。総合力の高い温泉に、はげの湯温泉オーベルジュわいた館(熊本県)を追加。以前はわいた山荘という名前でしたが、経営者が変わって少しお洒落な名前になりました。本では、はげの湯からは豊礼の湯という日帰り温泉を挙げました。青い綺麗な色の温泉でした。ここは、豊礼の湯から歩いてすぐのところにあります。はげの湯は、至る所で湯煙が上がっている温泉力が強いエリア。ここの青い色が綺麗でしょう。ナトリウム-塩化物泉ですが、メタケイ酸を多く含んでいるので、このよう
私は令和元年12月に「温泉博士が教える最高の温泉-本物の源泉掛け流し厳選300」(集英社)を出版しました。その中で、全国の源泉掛け流し温泉を次のとおりカテゴライズしてご紹介いたました。15大共同湯27大足元湧出温泉3新5大美人湯・美肌湯43大山の中温泉5新3大秘湯65大湯治温泉75大冷泉85大炭酸泉910大絵になる温泉107大ドバドバ温泉115大強烈臭温泉125大質素な温泉135大鄙びた温泉地1410大野湯155大不思議温泉16心を