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続けて、当ブログ2022年12月9日に書いた「『憲法』という理想に現実を合わせる、こう考える人を『夢想家』と呼ぶのかい」も以下に再録します。***ひとつ前の当ブログで、パキスタンやアフガニスタンなど海外で人道支援活動をされた医師の中村哲さんは、かつて「憲法は我々の理想です。理想は守るものじゃない。実行すべきものです。この国は憲法を常にないがしろにしてきた。国益のためなら武力行使もやむなし、それが正常な国家だなどと政治家は言うが、私はこの国に言いたい
4月13日に録画した【京都殺人案内24松江・宍道湖夕陽に消えた殺人者!音川刑事が歩く宿命の旅路】視聴~キャスト~音川音次郎……藤田まこと音川洋子……萬田久子立花仁美……小杉まりさ鈴木捜査一課長……伊藤俊人草森刑事……木下ほうか小杉刑事……丸岡奨詞山田刑事……細川智土井刑事……池田勝志大神章……谷口高史秋山君江……山口京子松本時子……朝比奈潔子たちばな中居……ひろみどり原口裕司……大石昭弘立花千恵子……大谷直子島根県警課長……西園寺章雄新田刑事……山内と
「静かな脱獄者」(1960)集団で脱獄した男たちのその後を描いたノワールをU-NEXTで観ました。初見。監督は阿部豊。予告編はありません。ある土砂降りの雨の夜、戦災孤児出身の小西(小高雄二)、ヤクザの石井(金子信雄)、バーテンの高山(安部徹)、贋札作りの印刷屋田中(佐野浅夫)、金庫破りの古沢(清水将夫)、窃盗犯の遠江(垂水悟郎)、銀行員の佐野(下条正巳)といった7人の囚人が脱走。古沢が追っ手の看守に足を撃たれて早々に脱落。佐野も銃撃されて腹部を負傷するも、彼が横領して隠した30
『独立少年合唱団』(2000)でベルリン映画祭新人監督賞を受賞した緒方明が2005年に監督した『いつか読書する日』は、モントリオール世界映画祭審査員特別賞、日本映画プロフェッショナル大賞作品賞/主演女優賞、報知映画賞最優秀主演女優賞に輝く、動的な愛を繊細に描いた恋愛映画になります。長崎の或る町に暮らす50代の田中裕子(役名:大場美奈子)は、幼少期に製鉄所の技師だった父と死別し、高校生の時に母・鈴木砂羽(役名:大場千代)も交通事故で失っております。彼女は、朝の牛乳配達とスーパーのレジ業務
「青い乳房」(1958)小林旭主演が不良少年を演じる青春映画をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は鈴木清順。予告編はありません。会社経営者の耕造は若い後妻の容子(渡辺美佐子)をもらってご満悦。高3の息子宏(小林旭)も義母に好意的で、「お母さま」と呼んで仲睦まじく接しているかと思ったら、これが大間違い。ある休日、容子と一緒に出かけた西武百貨店で態度が豹変して、金を巻き上げて去って行きます。ヒマを持て余す宏は池袋で見かけた女子高生の節子(稲垣美穂子)をナンパして、
渡辺美佐子さん渡辺美佐子(わたなべみさこ)1932年10月23日生まれ、93歳。東京市麻布区(現・東京都港区麻布)出身の女優。主な出演映画:1953年、『ひめゆりの塔』1958年、『陽のあたる坂道』1958年、『果しなき欲望』1977年、『悪魔の手毬唄』主な出演テレビドラマ:1970年~1971年、『宮本武蔵』1975年~1976年、『赤い疑惑』1983年~1984年、『おしん』1995年、『阿部一族』実践女子学園高等学校卒業後、俳優座養成所第
アカシアの道2001年3月17日公開アルツハイマーを患った母の介護を通し、自らの心の傷を見つめ直す女性の姿を描いた人間ドラマ。あらすじ編集者として働く30歳の美和子は、幼い頃、彼女に辛くあたり続けた元教師の母・かな子がアルツハイマーを患っていることを知り、同居することになる。しかし、介護の負担は美和子に重くのしかかり仕事もままならないばかりか、母の病状は悪化する一方。苛立ちの募る美和子はかつての恋人・沢木に心の安らぎを求めるのだが、既に新しい恋人のいる沢木との関係は美和子の孤独感をかえっ
久世氏のかたわらで『ムー一族』を牽引した樹木希林(1943〜2018)は、このドラマをどう見ていたのだろうか。『ムー一族』は他のドラマと違うところがあって、一応台本にストーリーや会話は書いてあるんですけど、場面ごとに稽古するなかで、みんなでアイデアを出し合って芝居を固めたんですよ。久世氏と樹木は、森繁久彌と出会って卓越したアドリブ力、芝居の面白さ、その奥の深さに魅せられた、いわば〝相弟子〟だ。お互い意図するところは黙っていてもわかっていたのではなかろうか。あのころの久世さんは、自分のこと
西口克己の小説『山宣』の映画化で、治安維持法に反対して刺殺された実在の政治家、山宣こと山本宣治の生涯を描いた作品。1923年の関東大震災後、政府と資本家は、深刻な金融恐慌や活発化する労働運動による社会不安を背景に「治安維持法」を制定し、労働者や社会主義者への弾圧を強化していく。生物学者の山本宣治は同志社大学で性教育や産児制限を講義したが、妨害され追放される。労働党に参加した山本は、佐山村農民争議で政治改革の必要性を痛感する。彼は家族の支持を受けつつ、1928年の普選で代議士に当選。その
日活1963年牛原陽一監督作品。同じ指紋ない、指紋は終生変わらない、だから絶対的な証拠になる。警視庁協力による、なので期待したけどって感じかな。二谷英明を売り出すための映画のように見えて、脚本と演技が合ってない感じがした。渡辺美佐子の関西弁もところどころズレたりハマったりで、バックサウンドもシーンと合ってなくってちんどん屋みたい。唯一と言えば大滝秀治かな。この人の悪役は光る、青白い光を放つ。そして鈴木瑞穂はストーリーにリズムを与える。そう考えると監督の問題かな。
時価6,000万円のモルヒネをめぐって繰り広げられる、欲にとり憑かれた人間の醜さと滑稽さを描いたサスペンス・コメディ。物語は、終戦の日から10年後。軍医が防空壕に埋めた時価6,000万円にもなるモルヒネを掘り出し、一獲千金を狙う5人の男女が集まる。しかし、防空壕の場所には肉屋が建っており、彼らはそこから20メートル先の空き家を借り受け、トンネルを掘り進めることになる。騙し合い、裏切り、駆け引きが渦巻く中、商店街はあと2日で立ち退きとなり、最終日は暴風雨に見舞われる。メインキャストは殿山
画廊を下見にきた松山を見て、杉本は誰かに似ていると考えるが思い出せない。そこへ秀子とコト子がやってくる。秀子が父を気に入ったようなコト子よりもっといい人が父にはいるはずだと松山に相談する一方、杉本はコト子を誘って桃園へ行く。嬉々としてついて行くコト子と順子はお互いを「いちばん嫌なタイプ」と思って嫌悪し合う。松山らの仲間で、店に入ってきた「暴力画伯」との異名と虱を持つ田所草平(安井昌二)は横柄で、順子に画材を預けたうえに「神様は君にいい顔を与えている。化粧したまえ」。*****順子はその言葉
杉本がすでに読んでいた手紙をなぜ章子は保管できていたのかと疑問に思ったりする。*****ラジオは米ソの宇宙旅行競争を伝えている。杉本省吉(千田是也)と言いたい放題の娘、秀子(左幸子)は邸宅で暮らす。娘は生命保険に加入しろと父に言うが、もう医療審査で認められないだろうと父は言う。凝っている生け花を父が「お化け生け花」と呼ぶと芸術の冒涜だと娘は言い、すぐに金銭に換算しようとする態度を指摘されると「芸術はカネなり。…ライフ・イズ・セックス…」と答えるのだった。ベレー帽をかぶって銀座にある自らの
渡辺美佐子:みだれがみ(1967-68)NHK中野三敏『近世新畸人伝(1977初出)岩波現代文庫』に「自堕落先生」北華・山崎浚明(1700-46)が紹介されている。蜀山人南畝らに先んじて狂文戯作に手を染め、その始祖のひとりと目されているが資料は多く残っていない。30歳過ぎまであちこち武家奉公していたが致仕以降はのらくらと暮らした。このころ流行った老荘思想の影響があったか「無為・隠逸の世界」を絶対境としたようだが、無為とてなかなか楽なものではない。生きているうちに自身の葬式をだし「名計
吉川さんと奥田さん、「帰れマンデー」3時間で、NHKのときとひとつも被らないで話続けとった、すごい!「たそがれ清兵衛」を観た年、鶴岡の近くを歩いてみたくて訪れたのを思い出した。霧が深い出羽三山を車で登っていくと、黒ぼけた木の五重塔があった。湯どの庵、と亀やに泊まったように思う。湯どの庵はこじんまりした旅館で、メインにハタハタが出た。小さいけど身のしまった魚だった。調べてみたが、湯どの庵のHPから申し込みができなくなっている。亀やのHPの中に、湯どの庵の
当ブログ5月2日~3日に書いたように、黒人初の大リーガーとなったジャッキー・ロビンソンさんの背番号「42」は全球団で永久欠番になっています。在籍したドジャースでは1972年に「永久欠番」になりましたが、この年、ロビンソンさんは53歳の若さで亡くなってしまいます。その後、メジャー・デビュー50周年の1997年に「全球団で永久欠番」となり、メジャー初出場した4月15日を「ジャッキー・ロビンソン・デイ」として、全試合、全選手が「42」を背負ってプレイするのです。意外に知られていないようですが、メジ
ひとつ前の当ブログに続き、当ブログ2021年5月4日に書いた「『憲法くん』と、ジョン・レノンさんの『イマジン』」を以下に再録します。***ひとつ前の当ブログで、『憲法くん』(2018井上淳一監督)を取り上げました。「憲法」を擬人化し、渡辺美佐子さんがひとり語りした作品ですが、僕はその中で、「理想と現実が違っていたら、現実を理想に近づけようとするものではないでしょうか」という一節が非常に心に残りました。最近、「改憲」を叫ぶ人は、現実にそぐわな
今日、5月3日は「憲法記念日」ということで、当ブログ2021年5月3日に書いた「渡辺美佐子さんがひとり語り、『憲法くん』を観てほしい」を以下に再録します。***今日5月3日は「憲法記念日」なので、ひとつ前の当ブログに続き「憲法」に関して書きます。『憲法くん』(2018井上淳一監督)という映画をご存知ですか。映画といっても、12分の短編で、渡辺美佐子さんの「ひとり語り」をカメラで捉えたものです。渡辺美佐子さんが語るのは、元々、芸人の松元
3月10日から4月22日までに観た映画の備忘録です。作品評価は明確な根拠のない主観的なもので、皆様の評価と異なる際はご容赦下さい。★5が満点☆は0.5点(本数が多いので数回に分けて投稿する予定です)『絞首台の下』1959年監督西河克己原作・楠田匡介脚本・高岩肇ご贔屓女優の渡辺美佐子がヒロインで出演し、推理ドラマに終盤はアクションも加味され、娯楽作品としてはかなり面白い。★★★★☆『三人の顔役』1960年監督井上梅次脚本・斎藤良輔芦沢俊
常真寺で上人(浜村純)と、湯で会った美代(吉村実子)に会う佐助(高橋幸治)。父が関ケ原で亡くなった後、母は諏訪までたどり着き、遊女だったと美代は佐助に話す。彼女は郡山帯刀(岡田英次)と是村重之(小沢栄太郎)が東西の乱破頭であることを承知していた。野尻鷹之介(佐藤慶)らが諏訪へ入ってきているとも言う。そして、領主は東、家老の堀川は西に味方しており、ここで戦が始まることを懸念する。是村は堀川の屋敷にいた。「もう始まっているのだな、戦は」と佐助。*****裏切者の帯刀の身柄を申し受けたいと白装束で
複雑な筋書きだが、ずっと後半になって話がほぐれてくる。しかし、喜和殺害に鷹之介が使った手裏剣がなぜ十字の形状だったのか、鴉の死骸を持って歩く男児のことなど、説明しきれていない、あるいは語られていないことがいくつかあって、不満が残る。最大の不満は、用もないのに最後に登場する霧隠才蔵役のにこやかな石原慎太郎。台詞がないのがせめてもの救い。*****慶長五年の関ケ原の合戦の後、大阪の豊臣秀頼に望みをつなぐ浪人たちは多く、彼らの中には乱破(らっぱ)になる者もあった。十四年後、東の乱破を実質的に統
伊丹空港で太一郎(山本圭)を出迎えたけい子(加賀まりこ)は、京都への途上、憂鬱そうな彼に自分のことを考えてもらうにはどうしたらいいのかと、早速甘え始める。料理旅館でけい子に太一郎は、あすは二尊院へ行って三条西家の墓を見ると話す。その後は琵琶湖でモーターボート遊びがいいと彼女は言うが、太一郎は乗り気ではない。不安な表情でけい子の帰りを待っていた音子(八千草薫)。翌日のあさ、けい子は太一郎を案内すると言って出かける準備をするが、音子は大木とホテルに行っておきながら彼の息子と会える立場にはないだろ
大木(山村聡)を再訪するけい子(加賀まりこ)。文子(渡辺美佐子)も太一郎(山本圭)も留守だった。「先生お一人でよかった」。恋愛対象としての自分を題材にしてもらってもいいと言う彼女を、無償の犠牲が求められると大木が諫めるが、誰かの犠牲になるのが自分の生きがいかもしれないとけい子は答える。いまは音子(八千草薫)の犠牲になっているのではと大木が問うと、女同士では両方とも滅びてしまうかもしれないし、少しでも迷いがあると嫌なのだと彼女は言う。二人で外出するが雪になり、京都へ戻れなくなったけい子は大木とホ
原作は川端康成の小説だが、題名から想像するかもしれない純愛ものではない。これは同性愛と狂気の復讐劇。いや、ある意味、純愛か…。*****十二月二十九日、除夜の鐘を聞くために、そして上野音子(八千草薫)に会うために大木年雄(山村聡)は京都まで来る。ホテルの部屋からすぐに彼女に電話しようとするが、ためらう。化野念仏寺を訪れて「静かでいいですねえ」。音子が死産したときのこと、自殺未遂のことを思い出す大木。翌日になって音子に電話した彼は、いっしょに除夜の鐘を聞いて年を越したいと話す。音子は自分がホ
「ルート29」(2024)綾瀬はるか主演のロードムービーをU-NEXTで観ました。監督・脚本は森井勇佑。予告編はコチラ。鳥取のある町の病院で清掃員をしているのり子(綾瀬はるか)。ある日、入院患者(市川実日子)から「私の娘を連れてきてほしい」と頼まれます。なんとなく依頼を受け入れたのり子は病院の車を盗んで、その娘が住んでいるという姫路へと走り出します。患者からもらった写真の子を見つけると、林の中で秘密基地を作って一人遊びしているヘンな女の子でした。ハルと名乗る彼女(大沢一菜)
「出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。馬締役で松田龍平、香
Youtube日活フィルム·アーカイブにて『絞首台の下』(1959年)期間限定無料配信で視聴【ストーリー】千早は、北海道の開墾地で兄の良と働く明朗な近代娘であった。ある日、兄から渡されたハガキは、10年前から消息を絶っていた許婚・柳本憲からの便りだった。千早は兄の友人である新聞記者・乾を頼り、憲の手紙の発信地である千葉へ向った。連絡船で知人の島本に会った千早は、彼の助けを借りて憲を探したが、ハガキの発信地は意外にも刑務所だった。金網越しに見る憲はやつれ果て、昔の面影はなかった。殺人罪で
監督:森井勇佑出演:綾瀬はるか大沢一菜中尾太一の詩集「ルート29、解放」にインスピレーションを受けた独創的なストーリーのロードムービー。他人と必要以上のコミュニケーションを取ることができないのり子は、鳥取で清掃員として働いている。ある日、掃除に訪れた病院で入院患者理映子から「娘のハルを連れてきて」と頼まれ、姫路へと向かう。ハルは風変わりな女の子で、のり子に「トンボ」というあだ名をつける。のり子とハルは姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を進むなかで、様々な人たちと出会いながら互いの絆を深め、
「ギターを持った渡り鳥」(1959)小林旭の代表作となるシリーズ1作目をYouTube(期間限定無料配信)で観ました。監督は齋藤武市。予告編はありません。函館をブラリと訪れた風来坊の滝伸次(小林旭)。ギター片手に流しの商売をしているようです。バーでの喧嘩で流しのサブ(野呂圭介)を救ったことから親分の秋津(金子信雄)と面会。部下になってほしいという申し出を1度は断りますが、海で野宿をしていた時に会った由紀(浅丘ルリ子)が秋津の娘だった縁で、結局は秋津の下で働くことになります。
晴れた日に舟を編む役者をコンプリートしたような映画隙のない配役観たのは先週の話曇りの日に家に居るより晴れた日に家に家に居るほうが穏やかな映画を観たくなる映画舟を編むは二回目かなり前に観たあの時は松田龍平の役柄に少し驚かされたけどあれから私が観た彼の演じる役はこの線の上を行く野木亜紀子脚本の獣になれない私たちWOWOWドラマ0.5の男はおもしろかった加藤剛と八千草薫が夫婦で伊佐山ひろこと黒木華凄い布陣冒頭小林薫とオダギリ・ジョーの二人深夜食堂思い出し