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シアン(青)哀しみは海の底で眠る、深く、深く、さらに深く光さえ届かぬ闇の中で、僕は沈んでいく、寄せては返す波の音だけが、過ぎ去った日々を囁く。マゼンタ(赤)希望は血のように流れ、土に染み込み、やがて、消えていく。誰も気づかないまま、僕の掌から零れ落ちた、あの日の夢の残り火。イエロー(黄)過ぎゆく時は、枯葉のように、風に舞い、地面に積もり、やがて土に還る。僕はただ、
(『フランダースの犬/第33話』より)イギリスへ留学した仲良しの少女アロアに贈るために、地元ベルギーはフランダースの名所(アロアの父が所有)である風車小屋の絵を描く少年ネロ。輪郭は鉛筆(黒)で描くのですが…途中で、イギリスのアロアから贈ってもらったパス(?)を取り出して…着色に取り掛かります。そして、自宅で仕上げを。確かパスは3色(青・赤・黄)しかなかったのに、多色表現ができるのでしょうか?ここで振り返ってみましょう。パスは「光」ではなく「色材」です。そして「青・赤・黄」は、色材の
(『AntBay』さんのInstagramより)こちらは、色が付いた液体(おそらく砂糖水のようなもの?)を、アリに与えた場合の実験です😲まずは、緑の液体を与えます。すると、アリの腹部が緑に透けて見えます😲次に、赤の液体を与えます。腹部が赤に染まるアリもいれば、緑と赤が混じって、腹部がドス黒く見える(いわゆる減法混色)アリもいます😲そして今度は、黄の液体を与えます。複数の色の液体を飲んだアリの腹部はドス黒い(まさしく減法混色)ですが、単色の液体しか飲んでいないアリの腹部は鮮やかな単
(『チコちゃんに叱られる!』より)久々に色彩ストライクど真ん中な話題です😆💦絵の具の「ビリジアン」はなぜ存在するのか⁉️そして絵の具の基本12色に、なぜ加わっているのか⁉️こちらが「ビリジアン」を構成している「水酸化クロム」という顔料です。この「水酸化クロム」は、化粧品等にも使われています。実はこの「水酸化クロム」は非常に彩度が高いので、他の色を混ぜて作り出すことができないのです。以下の色度図で言えば、緑方向に限りなく近いんですね。光の「加法混色」とは異なり、絵の具は「減法混色」です。
(『MiraclePaintingLLC』さんの動画より)道端でお酒(?)を飲んでいるような、一見頼りない男性に、何かの部品を差し出すと…飲むのをやめて、じっくりと部品を凝視したら…おもむろに、足元にあった塗料の素(?)を、目分量でコップに注ぎ込みます。【液体1】【液体2】【液体3】【液体4】【液体5】【液体6】【液体7】全7種類の液体を目分量で注ぎ込んだら、それをかき混ぜます。すると、最初に見本として渡された部品と、同じ色の塗料が再現されました😲う〜ん、どうなんで
(『突撃!カネオくん』より)最近のプラモデルは、塗装なしでもそれなりに仕上がるというのは「メカ」だけではなく「人物」も然りです。例えば、このフィギュアの頬の微妙な赤らみ。そして…これらは部品によって、何層にも色を薄く重ねることで、細かいニュアンスが表現できるようになったそうです。まさに、減法混色の「透過」と「反射」を絶妙に組み合わせた原理ですね❗️👏――――――――――さて、現在の順位はいかに!?カラーリストランキングにほんブログ村――――――――――■筆者が
「色というものは、そもそも何なのか」ということを、我々が「現実」として認識しているものに限定して言えば……突き詰めて考えていけば、我々の目が判断する「色彩」というものは、脳の中の視神経が作り出している幻想にすぎないという結論にぶちあたってしまいます。今日は以前、色について書いたパリブログの最後の記事を、リメイクしてみたいと思います。いよいよ3日間連続で続けた色のお話も、最後になります。色というものの正体を一言で言い切ってしまえば、「電磁波の中の可視光線が見せる幻
(『探検ファクトリー』より)メガネのレンズと言えば、色ガラスをそのまま、レンズに加工するようなイメージがありましたが、今ではレンズがプラスチック製で、色は後染めなのだそうです😲温めた染料にレンズを浸すと、プラスチックの粒子の隙間が開いて、そこに染料が入り込むそうなのです😲某メーカーのレンズ染色職人である、木村優子さんです。色の染まり具合は、結局は人の目にかかっているそうです。なんと、木村さんは私と同業者😆いやいや、木村さん。そんなに安売りしちゃだめよ💦「青=涼しげ」って、単純すぎる
YouTubeで、三原色を使ったお絵かき!というのを見て、やりたくなったので、コピックを用意しました!シアン、マゼンタ、イエロー、に近いものを選んでみました。あと、娘のリクエストで、透明?な、0番。マルチライナーのセピアと黒は、元から持っていたものです。三原色を使って、レジンの着色をしたりするのは、前からやっていましたが、描きながら絵の上で混色をするのは、初挑戦!でも、とってもおもしろ楽しい!色々描いて、一緒に色ぬりしました!そのあと、娘には、キャラクタ
(『舞いあがれ!/第120話』より)劇中の子会社「こんねくと」のロゴマークは、人(赤)と工場(青)が交わった箇所は、減法混色の「紫」に、ちゃんとなってますネ🆗☺️【ご参考/減法混色の三原色】――――――――――さて、現在の順位はいかに!?カラーリストランキングにほんブログ村――――――――――■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_OP53OUJ1g9VT
(『アートフルワールド』より)現在開催中の、ドイツの巨匠/ゲルハルト・リヒター展には、こんなコーナーがあるそうです。【グレイ・ペインティング(シリーズ)】当初は近代的な都市風景を描いていたらしいのですが、だんだんその輪郭が無くなっていき、ついにはグレイ1色になってしまったとのこと。それと同時に、表面的な質感を探求したとも言われています。その一方では、このようにカラフルな作品群も❗️解説を拝聴して、改めてハッとしたのは、●すべての色を混ぜ合わせるとグレイになる●すべての色を並べると
ボクは軽度の色字なのです共感覚(Synesthesia/シナスタジア)とは、ある1つの感覚刺激に対して、通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚も自動的に生じる知覚現象をいい、その組み合わせは、約150種類以上が確認されています。例えば、文字に色を感じたり、音に色を感じたり、味覚・嗅覚・触覚・痛覚に色や形を感じたりするなどのタイプがあり、ひとつの感覚刺激に対して、他の知覚が生まれるのは1つだけではなく2つ以上となることもあるそうで、2005年にイギリスのエディンバラ大学が行なった研究調査で
(『あさイチ/特別編』より)最近ではこういうモノを「アイウェア」などという、シャレたワードで呼ぶらしいですが💦その色の選択例として「補色色相あるいは対照色相で、顔の色の弱点を補う」方法が紹介されていました。ーーーーーくまや、まぶたの落ち込み等は、青・緑の色相であるため、その反対側の暖色で補うというワケらしいです。「いいかもですね」ではなく「いいかも知れませんね」というのが、正しい日本語ですが。どうなんでしょう?色相云々というより、レンズの色の濃さによって、くまがうやむやになっていると
「いつも心に太陽を♪」色で世界中に笑顔を届けるCreateMyLifewithCORORS碧流松永徳之です。松永徳之ってこんな人😊☀ごあいさつ☀/最新スケジュール/メニュー/お問い合わせ・お申込み/公式LINE公式LINEのご登録をお願いします!佐藤新聞店様でセミナーをしてきました!今日のテーマは「色と香りを楽しもう♪」前月のセミナーの時に従業員様から「光の色を重ねていくと白になるっていうけど本当なの?」と質問されたので、3色ライトで体験してい
久々にカラリストらしい投稿をしますが…サクラ絵の具で、こんな色を見付けました。【うすだいだい】現代になって登場したものか、あるいは昔からあったものに、単に私が気付かなかっただけなのか、それは定かではありませんが、色名を見たうえで感じたのは、「あぁ、これは肌色だな」ということ。もちろん「はだいろ」という商品が別にあることは知っていますが、そう感じさせたことには2つの理由があります。1つ目は、幼少の頃は「肌色」を自分で混色して、作り出していたことによります。生まれて初めて手にした絵の具は、
昨日初めて、このCMを観ましたが⁉️パレットではなく、一つの塊にしてしまうのがスゴイですね❗️しかしながら、こういうのを観て、率直に思ってしまうことは、「ちゃんと全部使いきれるのかな?一定の色だけ余ってしまって、その時点で使うのをやめちゃうのかな?あるいは、もう一つ買い足すとか?まさか、メーカーはそこまで想定している?」です💦そして、カラリストとして次に思ってしまうことは、「絵の具等の色材の混色は、光の混色と違って、『減法混色』なので、混ぜれば混ぜるほど鮮やかさを失っていくから、この商品
(『めざましテレビ』より)これはまた毒々しい色の水飴ですが💦SNSでは、かなりご活躍のようです。色だけでなく、味にも違いがあるようですね。実際に混ぜ合わせるシーンもありました。「もう色が変わった❗️」と驚いているようですが、要するに絵の具と同じで「減法混色」の顕著な事例です。味の方は「減法」ではなく「加法」のようですが😆💦――――――――――さて、現在の順位はいかに!?カラーリストランキングにほんブログ村――――――――――■筆者が作曲・編曲した楽曲群をY
室内の電気を消し枕もとのスタンドを点けるすると今まで見たことのなかったいえ気付かなかったのかもしれないがそれがこれ⇩これはテレビ画面に映った(電源はOFF)光スタンドから放たれる光の道光の三原色レッドブルーグリーンこの三色の組み合わせで黄色空色紫色になり三色が重なったとき明るく白に近づいていく加法混色とよばれているちなみに色の三原色シアンマゼンタイエロー混ざると暗くなり黒に近づいてい
(『めざましテレビ』より)このネタは「集中と重複」を避けるため、あえて旬の時期を外しました。だって、いくら良いものでも、自由研究のテーマが、何人も同じになってしまってはマズイでしょ⁉️😂色彩学としても、お子さん達にとって、ちょうど良さそうなモノもあります。ーーーーー【第5位】「反射」と「透過」のうち、後者の「減法混色」を2種類の現象で体感できますね。ーーーーー【第4位】識別の度合いについて「トーン(明度+彩度)」を拠り所としています。ーーーーー【第3位】これは、以前福岡に存
(『ウルトラマン/第23話』より)なんと1966年の作品に「回転混色」は「減法混色」だと実演するシーンがありました❗️😲円盤に描かれたすべての色が混ざり合うと、鮮やかさを失い、グレイ(灰色)に限りなく近付くという現象です。――――――――――さて、現在の順位はいかに!?カラーリストランキングにほんブログ村――――――――――■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_
こんにちは、まいこです!(>v<)そういえば制作中のルノルマンカードに着色する時のことを考えてたら気が付いたんですが、印刷に出す場合はいつもの表現色(RGB)じゃなくて印刷する時の表現色(CMYK)に設定を変更しないとダメなのでした。あんまり印刷とかに詳しくない方向けに簡単に説明すると、パソコンとかテレビとかのモニタ上で見る時の色と、物理的に本とか広告とかの印刷物で色を見る時の色の設定の仕方をお絵かきソフト上で切り替える必要があるのです。どういうことかと言うと、モニ
■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_OP53OUJ1g9VTBg――――――――――(『ヨーロッパの城と宮殿』より)ステンドグラス好きな私が、番組内で注目したステンドグラスです。場所はフランスのサン・カレー礼拝堂の内部。ステンドグラスに描かれているのは、ロワールの歴史を飾った人物たちだそうです。こちらは、シャンボール城を築き、栄華を極めたフランソワ1世。そしてこちらは、
■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_OP53OUJ1g9VTBg――――――――――(『奇跡体験!アンビリバボー』より)緻密に描かれた肖像画ですが…これらはペンや鉛筆で書かれたものではありません。実は糸を張って描かれていたのです。自転車のホイールくらいの輪に、糸を引っ掛ける突起を設けて、そこに糸を約4千回引っ掛けていたのです。ちなみにその時に、使われる糸は約2キロメートル
■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_OP53OUJ1g9VTBg――――――――――フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を題材にした、「減法混色」における「4色分解」のオブジェの動画を見つけたので、許可をいただいて、段階的に静止画にしてみました。まずは「CMYK」の「K(キープレート)」。次に「CMYK」の「Y(イエロー)」。続いて「CMYK」の「M(マゼンタ)」。最後に
■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_OP53OUJ1g9VTBg――――――――――過去にも何度か申し上げていますが…色彩を学ぶにあたって、私達が幼少の頃から受けてきた「絵の具混色」教育、すなわち「減法混色(色を混ぜれば混ぜるほど、明るさや鮮やかさが失われていく)」がどうしても意識の割合を占めてしまって、「光混色」、すなわち「加法混色(色を混ぜれば混ぜるほど、明るさや鮮やかさ
こんにちはケッターですあっという間に・・・コロナも日本中で猛威を振るい始めたさすがに・・・自県でも確認されると本当に他人事ではない出来る予防はしっかり・・・でも、発症された方の早期の回復一日でも早く鎮静化を願うばかりです。さて・・・歴史をちょっと無理やり終わらせて・・(笑)本来の流れはインテリア計画って所ですが気分を変えて色彩造形をやります≪色彩≫可視光線・・人間の見える範囲の光人間の目が光を感じることができる範囲(370nm~780nm)ナノ
眼の話をつづけます。私たちの目の網膜には3つ種類の色を感じる細胞があります。可視光線の特定の波長を赤、青、緑として感じるわけです。色の感じ方の強度の具合によって、様々な色として認識されます。例えば赤+青⇒紫赤+緑⇒黄など赤、青、緑がすべて混じると白色となります。色の光は混ざり合うと色と色との足し算になるので、加法の混色という言い方をします。普通に暮らしていると、色の混色を意識することは少ないと思います。でも、周りを見回すと様々
■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_OP53OUJ1g9VTBg――――――――――【「チコちゃんに叱られる!」より】(2019.12.13放送分)メモ的な投稿になってしまいますが、ネタの保管として(笑)銭湯の壁絵の描き換えのシーンですが…作業開始から5時間後。■Before『富士山と白糸の滝』】■After『富士山と逆さ富士』■何と、この職人さんの場合、壁絵は、
■筆者が作曲・編曲した楽曲群をYouTubeにて配信中です♪■https://m.youtube.com/channel/UC_u4gJz2_OP53OUJ1g9VTBg――――――――――幼少の頃を思い出すような夢を見ました。みなさんも早い時期から、「虹は太陽の光が反射してできている」ことを知ったと思いますが、次いで虹の構成色(の代表)が、「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫(せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し)」(※実際には『紫』は存在せず、『青紫』)