一昨日に聴いてきた読響演奏会ではファリャのバレエ音楽『三角帽子』全曲が演奏されましたけれど、これにはちょちょいとメゾソプラノが入るのですよね。メゾというだけで、ビゼーの『カルメン』を思い出したりもしますように、少々翳のあるメゾの声音は実に印象的。元来、「メゾ・ソプラノが耳に馴染む…」てなことも書いたりしてメゾ指向ぶりを表明?しておるわけですが、『三角帽子』ではいささか出番が少ない(その少ない出番でも歌手を連れてくるのは大変でしょう、全曲演奏の機会の少なさにもつながりましょうか)ものですから、少々