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7日間ブックカバーチャレンジ2日目です。なんでハマったのかな〜最初に買ったのは「国語入試問題必勝法」だったな。多分ジャケ買いだったような。この人のおかげで名古屋に憧れるようになりました(笑)。「蕎麦ときしめん」清水義範〜バトンのルール〜「7日間ブックカバーチャレンジ」とは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というものです。ルールは以下の通りです。①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ②その都度1人のFB友達を招待し
3月最初の木曜日になりました。前回のメルマガをお送りして以来、新型肺炎の影響はさらに大きなものになり、未曾有の混乱状況ともいえそうです。まず先週、大阪市立の幼・小・中が2月29日(土)から2週間休校となることが決まり、次に政府も、全国の小・中・高を3月2日(月)から春休みまで休校にするよう要請を出しました。新型肺炎の発症率などに関して疫学的な調査がなされないまま、また、なんら明確なデータもエビデンスも示されないまま、全国的な休校措置に至ったわけです。このような状況から、ジーニアスも、少人
初出誌が1998年7月「小説現代」にて。清水先生の書かれる小説にはクスクス笑いから大笑いまで、または、ちょっと背中越しにゾクリと寒気がしてくるほどいつの間にかやってくる恐怖を感じるもの。そして最後の場面で、そこはかとない寂しさや侘びしさを感じるもの。と様々な作品を書かれておられますが、この短編「接客セブンティーズ」は1971年から50年後の日本に於いて、「高齢者優先雇用法」なる法律が施行された後各所で働くセブンティーズの様子を描いた作品です。
イスラムの国、地中海の国を知ってゆくのに、トルコに焦点を当ててみようと考えていて、清水義範の『夫婦で行くイスラムの国々』を買って読んでいる。イスラム諸国片っ端から旅行初心者としての体験を気取らず書いているので、親近感を持てる。人の良さ、料理の美味さ(日本人の口に合う」と書いている)、親日の背景への作者の仮説などもフムフムと頷ける。ただし、カッパドキアなど自然界のもたらした絶景、奇観などには、私はあんまり関心がない。『世界の車窓からトルコ編』でも紹介されていて、映像のリアルさが
短編アンソロジー「味覚の冒険」・18年発行ベーコン・井上荒野クリスマス・川上弘美菓子祭・吉行淳之鮨・岡本かの子蟹甲癬・筒井康隆スキヤキ・椎名誠GODOFTHEDOG・中島らも麺妖・南條竹則元禄武士道・白石一郎新鮮なニグ・ジュギベ・グァのソテー。キウイソース掛け・田中啓文時代食堂の特別料理・清水義範芋粥・嵐山光三郎
たいして読書好きでもないのに文豪の格言を謎にLINEプロフィールにアップしてるムスメ…(中二病)一方、親である私は、というと気が向けばまあそれなりに本読みます程度。読書好きだと自負できるほどではありません。読書量は少ないし難しい本は読まないですし…(ムスメも親に似ちゃったのかな~)そんなワタクシが最近読んだ本2冊清水義範著「国語入試問題必勝法」(講談社文庫)「わが子に教える作文教室」(講談社現代新書)国語入試問題必勝法(講談社文庫)
清水の「ジャック・・・」は、「インパクトの瞬間」他、通勤電車内で吹き出しそうになった。「ナサニエルとフローレッタ」は、ありもしないハチャメチャな映画に対する、これまたハチャメチャな批評やらゴシップ報道などがからむ。淀川さんの口調、文体がキチンと(!?)敷衍されている。女性映画評論家によるバカッぷり丸出しの評論になっていない評論も素晴らしい。そうそうば、記憶を辿れば・・・「白日夢」っていう邦画に対して「初めて映画にレイプされた」と書いた女性評論家がいたなぁ、と。売らんかな路線に乗っか
清水の「ジャック・・・」は、もう書かれてから40年が過ぎている。以前、読んだ記憶はあったが改めて読みたくて古本をアマゾンで注文した。「偽史世界伝」がまだ読みかけだが、より気楽に読めて作品も多彩な「ジャック・・・」を手に取った。「ジャック・・・」は今なお新鮮。あの可笑しな言い回しの、本来ならあり得るはずのない会話体が蘇って笑いを止められない。何と解説は本作を中心に、あの鶴見俊輔が書いているではないか!とりあえずもう一篇「冴子」を読んだのだが、何が原典なのか浅学にして不明である。ヒッ
「ああ知らなんだこんな世界史」読了。極めてまじめな地中海世界と中央アジアをめぐる歴史を訪れた国ごとに紹介する。紀行文でもなし、だった。ら何か?と言われても、まじめに作者が「このこのとについて知らなかったし、偏見しかなかったでしょ?」という前提で書かれた“世界史の知られざる部分、見落とされがちな部分”を紹介した本・・・といったところか?読者として清水に期待するのは、もっと大胆でブッ飛んでしまった概論なのだろうと思う。少なくとも私はそうである。だから、ずいぶんと不満が残って本を閉じた。
来週から2学期が始まりますねえ。(名古屋はね)子どもも生活リズム崩れがちでそれが怠く感じてきたのか娘は「早く学校始まってほしい」と言ってます😌うんうん。分かるよ。一方でこの時期子どもの自殺が多くなるんですね。いまニュースでもよく取り上げられてます。中高生の自殺は9/1が最も多いそうで。そうだよね。あからさまなイジメとか無くても学校で集団生活をするというストレス。みんな多かれ少なかれ持ってるよね。何だろうね。あのストレス。決まっている時間割。チャイム
どうも。立川志の輔師匠で「踊るファックス」です。新作ですが、これは「バスストップ」や「バールのようなもの」と同様に清水義範先生のスラプスティック短編小説が原作、、、というか、落語に仕立て直すところでは清水先生はタッチしてないので「たたき台」とでもいったほうがいいのかな、、、の新作落語です。これは「踊るファックス」も何度も口演されているもので、他に春バージョンとXmasバージョンがあるようです。そういう器用さも志の輔師匠はサクッとやってのける。志の輔師匠は『志の輔らくご』
算数はイヤイヤ、100円書斎Love。清水義範/西原理恵子いやでも楽しめる算数やっぱ・・・・算数がもうダメなんだよ。シッタカだめぽん。読んでてツラタン。算数数学の雑学本だったけど、ちよっとなあでした。
立川志の輔さんNHKラジオの「明日へのことば」の番組を、若い人の目に留まるかと思われ投稿を続けていられる方の<明日へのことば>というブログを元に編集しています。2019年5月25日土曜日立川志の輔(落語家)・【舌の記憶】あの時あの味(2)圧倒的なパワーと重層的に語られる志の輔落語、その濃密な世界はどこからどのようにして生まれるのか、志の輔落語を貫くものは何なのか、立川談志の話もたっぷり伺いました、「落語で何が言いたいだ」という題で伺います。紹介のあと、
清水義範先生に「金鯱の夢」という、20年くらい前の直木賞候補作があります。この小説は、寧々との間に優秀な男子が生まれていたら、という歴史やifモノです。その長男は、両親の故郷である名古屋に城を建てて独立しますが、当然、腹違いの秀頼と対立し、「大坂の陣」を起こして滅ぼしてしまい、名古屋幕府を開くのです、めでたしめでたし(清水先生ネタバレしてごめんなさい)。この小説は、清水先生が、自分の故郷名古屋を一度でいいから首都にしたい、という願望というか妄想というか、で書かれたモノで、名古屋愛がふんだんに
行ったことある国が懐かしく。行ったことない国も行ってみたく。【カラー版】夫婦で行くバルカンの国々夫婦で行く旅シリーズ(集英社文庫)Amazon(アマゾン)
迷宮(集英社文庫)626円Amazon視点の違う“言葉の迷路”によって、謎は深まり闇が濃くなり―名人級の技巧を駆使して大命題に挑む、スリリングな異色ミステリー。うーん。やっぱり、ミステリーっていうと、こう、ある程度の「驚き」みたいなものを期待しちゃうな。「アイツが犯人?」とか、「今まで読んできたものが覆された!」とか。自分は、この本にそれらを見つけられなかったよ。視点の違う“言葉の迷路”これによる、「静かな驚き」というか、「なるほど…」と思うところはあっ
レミニセンスバンプという心理学用語がある。過去を振り返るとある年代の記憶に集中しているという。10~30代の頃が多いらしい。高齢者特有だそうだ。外部の刺激に感化されやすい年代なんだろうと思う。だからよく憶えている?外部の刺激は実体験ばかりでなく、読んだ本の内容もあるかと思う。感受性の高い時期に読んだ本の影響は大きいのでは?レミニセンスバンプに占める読書の割合は?今の若者はどうなんだろう。小学生の頃は本を読むようだが…じゃあ、あんたはどうなんだと…小学生の頃は図書室で本を借りるしか
『尾張春風伝<上>』に続いての下巻読了です。尾張春風伝〈下〉Amazon名古屋の人にとっては偉大で有名な人なんでしょうが一般的にはあまり知られていない人物。こういう人物を扱った本ってドラマチックで本当に面白い!紀州藩主にそして将軍にまで登りつめた吉宗。尾張藩主にまで登りつめた宗春。生まれた時にはどちらも兄が上に何人もいて決して藩主など望めない人生だったはずという点においてその過程が似通っていたからかお互いに常に意識し合っていたようです。正反対の性
昨日とても嬉しいニュースがありました長く「メッシ🆚ロナウド」二人が独占していた⚽バロンドールが、今年は🇭🇷クロアチアのルカ・モドリッチが受賞✨🏆今年のワールドカップ⚽🏆では、クロアチアの躍進もあり私も久しぶりにサッカーに熱が入り、昔の雑誌や本を読み返したりしてました📚シャキリとシャカのワールドカップクロアチアシンドロームそして、私がバルカン半島にハマるきっかけとなった、📗【オシムの言葉】の著者、木村元彦さんの【悪者見参】が、(↓真ん中)新版で発売されたので、ミキッチのインタビュー
清水氏の小説って、こんなに冷静なものなのだとやっとかめシリーズや、勉強シリーズでしか触れていなかった作者の作品に驚きました。作品の文体、文章、言葉遣いに引き込まれる感覚で一気読みでした。著者は日本語に対する深い考察を持っていてその著述も多く大変に興味深い。だからであろうか、この作品を読む際に文章に対する抵抗があまり無い。普通どのような作品を読んでも理解しづらい表現があるし、それが自分の読解力不足が理由の時も含めて当たり前なのだけれど。この作品ではさまざまな文体を駆使しているけれどそれぞ
先月行った名古屋徳川美術館の蓬左文庫でその存在を知った超魅力的な尾張七代藩主徳川宗春。千葉に帰ってから絶対彼のことを書いた本を読みたいと思ってまずは先日、かる~いタイムスリップものの土橋章宏さんによる『金の殿時をかける大名、徳川宗春』から取り掛かりましたが今回はまた別の著者による“徳川宗春”本を読んでみました。尾張春風伝〈上〉Amazon読めば読むほど、私、彼のファンになってます。しかし、名古屋では有名なんでしょうけど世間的にはそれほど認知度は高くないのが不思議なく
成人している息子のSCOA受験のために一緒に勉強会をしたが、その際に算数と数学の間くらいの問題が懐かしく、時々忘れている事柄があることを知り、この本を興味深く読んだ。