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いつのまにか左手の親指にあかぎれができていた。いや、カッターかハサミで少しばかり突っついたのじゃあないかと思い直したのだが、やっぱりあかぎれである。それで改めて気づいた。この冬は去年までと違って炊事をそれなりにやっているのだ。飽くまでも、それなりである。ワセリンを時々塗れば改善する程度のものである。そうなのだ。朝昼夕それぞれの時に、カミサンが留守で、しかも台所に洗い物が少々溜まっていれば洗って片付けている。今のところ、カミサンからは文句を言われていないので、とりあえずは
ネコたちにとっては、かなり難しい選択のようです。ストーブに近づき過ぎないために用意した段ボール箱ですが、優良物件?は入居率が高く、譲り合いの精神に欠ける保護ネコ同士、平和的解決は望むべくもありません。古来、争いの原因の多くはナワバリ、つまり土地を巡る対立です。場所の取り合い、場を取る、バトル、battle、となったという説(「序文」という短編に登場する「日本語英語起源説」・清水義範「蕎麦ときしめん」より)を思い出します^_^大事に使わないと、敷金は没収ですよ!入居待ちの子は、しばし抱っこ
1月15日月曜日〜その49時から11時半まで二度寝。P134〜135、テレビドラマ『寺内貫太郎一家』で西城秀樹さんが演じた役柄を、清水義範氏が解説しておられる。(写真)私が好きな西城さんの楽曲『ラスト・シーン』。
今は共通テストと名称を改めたのですよね。「俺は偏差値73だー!」とか言って受験資格もないのに三人もの受験生を含む方々を傷つけたストレスまみれの仔は今頃どうしてるんでしょうね。今年はそういった阻害要因がいなかったようで、安心してます。勉強はしないので成績は悪く、特別進学クラスを止めたかったのになぜかセンター試験に挑むことになってしまいまして。切羽詰まった私が手にしたのが、こちらの本でした。本日付の熊日新聞に『国語入試問題必勝法』について書いてありました。「偉人の書いたことを3
昨日が新年初放課後デイだったトム。帰宅後、ご機嫌なんだけど非常にハイテンションだった。ドタドタと室内を走り回り、椅子の上でジャンプジャンプ!「トム!壊れるから飛ばないよ!」などと言ったところで止めるわけがない。言えばいうほど余計にやる。ほっときゃよかった気にせず連絡帳チェックしてお弁当箱洗ってたら、どえらい音がして椅子が大破怪我しなかったか慌てて駆け寄ったけど、トムは無傷だった。夫が学生時代?に作った木組みの頑丈な椅子。トムが気に入ってて、座ったり粘土遊びのテー
株取引も、昨日で23年も終わりましたね。お疲れ様でした。日経も上がりましたし、私も年の初めの方に割と買ったのが多く、個人的にもいい年でした昨日は、長男が送ってくれたチョコレートが届きました。伊都きんぐさんの、あまおう苺のゴロゴロ割れチョコ。以前も送ってくれたけど、ずっと欠品続きで、やっと再販されたのでって、買ってくれました。これが、前回送ってくれた時↓『おばちゃんは50を過ぎるとオッサンに』長男がチョコレートを送ってきてくれたよ。袋を持ち上げると、ずっしり重くて、開けたらめっちゃ苺のい
先日、国語の記述力に関して、「接続詞が大事」という話を書いた。子供に論理的な文章が書かせたいなら、使う接続詞を子供に最初に提示なり指定してあげた方がよいという話。昨日本屋に言ったら、同じ切り口で書かれた本を見つけたよ。R80自分の考えをパッと80字で論理的に書けるようになるメソッドAmazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}Amazon(アマゾン)で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}楽天市場で詳細を見る40字の文章+「接続
※今回の投稿は清水義範「はじめてわかる国語」から2002年4月の話。日本新聞協会が、読み仮名なしで使う漢字を39字増やした。(常用漢字表+39字という意味)これによって闇、鍋、牙、腫、袖、嵐、拉などが加わることとなった。以前は、王女ら致されるといった文書が新聞に出てきた。「複数の王女がなにやら大変なことを致される」といった文章になってしまうが、今度からは、「王女拉致される」と書かれることになった。ところで、39の漢字を選んだ尺度として、大部分の人が読み書きできなければなら
「国語入試問題必勝法」(講談社)清水義範おもしろい!!最高傑作です!!私が読書を始めるキッカケとなった一冊、新装版の発刊に伴い再読です。表題作の「国語入試問題必勝法」は再読でも存分に楽しめます。あとがきで著者は「受験生の方々にくれぐれも申し上げます。ここに書いてあることを信じて受験に臨んではいけません。」と語っていますが、実際に使えそうな気がしてなりません。「愚問対しては愚問こそが正解なんだからね」この考え方は、私の人生に大きな(悪?)影響を与えてくれました(笑)
**人生を豊かにする十訓**1人を大切にする人は人から大切にされる。2人間関係は相手の長所と付き合うものだ。3人は何をしてもらうかより何が人に出来るかが大切である。4仕事では頭を使い、人間関係では心を使え。5挨拶はされるものではなくするものである。6仕事は言われてするものではなく、探してするものである。7わかるだけが勉強ではない、出来る事が勉強だ。8美人より美心。9言葉で語るな、心で語れ。10良い人生は、良い準備
20歳の主人公が1980年の世界にタイムスリップ、若い日の父に出会う、という物語。過去を変えることはできないが、若い日の父親との時間の共有が素敵なストーリーでした。イマジン(集英社文庫)|清水義範|本|通販|AmazonAmazonで清水義範のイマジン(集英社文庫)。アマゾンならポイント還元本が多数。清水義範作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またイマジン(集英社文庫)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。www.amazon.co.jp
国語嫌いになったきっかけもともと読書好きで、国語の教科書が配られてらその日に全部読んでしまうぐらいっだった私を国語嫌いにさせたきっかけは、ロシアの作家ガルシンの「信号」という小説が中学教科書に載っていて、国語のテストで本作品に別のタイトルをつけるとすれば何が相応しいか?という試験問題が出て、その答えが私的に許せないものだったたことからでした。ネタばれになりますが、「信号」の主人公は、同僚が鉄道会社への嫌がらせで、線路を破壊するテロ行為を行いますが、
【中古】博士の異常な発明/清水義範/集英社[単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】楽天市場328円発明とはなにか?人類最大の発明を検証するエピソードから始まります。紙、印刷、火薬、農耕、人類の進化においてあらゆる発明がなされてきたことが振り返られていきます。発明の起源がはっきりしないものもありますが人は工夫して進化してきました。そんな中環境汚染問題からプラスチックの分解に目を向けて新発明が発表されます。ペットボトルがものの2分で跡形も無くなってしまう
【カラー版】夫婦で行く旅の食日記世界あちこち味巡り夫婦で行く旅シリーズ(集英社文庫)Amazon(アマゾン)660円いろんな国のいろんな料理を味わい、しかも自宅で舌の記憶だけで、再現してしまう。本当に楽しんでいるんだな。
今月23日の朝日歌壇に、こんな歌があった。「新兵を募集してます要るものはあなたの命ひとつだけです」(観音寺市篠原俊則)16日には、こんな歌があった。そんなものいったいどこで拾ったの捨てて来なさい正義だなんて(長崎市牧野弘志)これらの短歌の形式について考えてみたい。この2首は、他の歌とは文体が違う。もちろん短歌として作られており、五七五七七という短歌の形式に正しく収まってい
📗【イスラムがヨーロッパ世界を創造した〜歴史に探る「共存の道」〜】(宮田律著(現代イスラーム研究センター理事長)日本人が西洋発祥とイメージしていたものが、実は☪️イスラムから✝️キリスト教国へ伝わったものが多いと何度か書いた事ありましたがそういった🥘🌴🍊🫒🍷食べ物や🌷、学術📐⚖️🏗🩺⚗️、また影響を与えた文化など🥁🎼🎺が、丁寧に紹介されていて奥深く、とても読みやすく📖きっと、中近東に興味が無い人が読んだら驚くような歴史が、解りやすい内容で、広く、深く書かれています。その中で
さて、弁明すればするほど卑しさが浮き彫りになる『食べ物をシェアするのが苦手な私★弁明編』なんと、血を分けた我が子に対してすら突然おかずを分けてと言われたら躊躇した話を書きました『私ってケチな冷血人間かしら…って落ち込んだ話★』突然ですけど、料理…ameblo.jp私の「食べ物わけっこしたくない問題」海外ドラマFRIENDSseason1英単語フレンズ(英語学習)Amazon(アマゾン)500円${SHOP_LINKS}古い話ですみませんが、「わけっこしない」は
コロナ禍でしばらくご無沙汰となっていた落語を今週たてつづけに二回聴きに行きました。ひとつは明治座で「立川流三人の会」、そしてもう一つは関内ホールで柳屋喬太郎と桃月庵白酒の二人会。「立川流三人」は立川志の輔、談春、そして志らく。談志の弟子で、仲が悪い(と言われている)せいか、15年振りの三人会となった。仲を取り持ったのが高田先生。チケット予約は激戦で何とか2階席をゲットできました。志の輔師匠は大した知識がなかったが、演じられた『みどりの窓口』は面白かった。今
名前がいっぱい(新潮文庫)Amazon(アマゾン)1〜1,275円この作品は、私が30前くらいの頃くらいに読んだ本ですが、納屋にあったのをついつい懐かしんで読んでしまいました。この作品は、名前に関するいろいろなことを短編集として書いていますが、感覚的には、エッセー風といえる作品です。作風的には、くだけたというかおふざけなネタを書きながらも、論点がしっかりと分かりやすく考えてしまいかなり楽しめて読めました。そして、名前というものの奥深さを感じられてよかったですね。
【電子特別版】夫婦で行くイスラムの国々夫婦で行く旅シリーズ(集英社文庫)Amazon(アマゾン)605円人々の暮らしが、分かりやすく書いてあります。特に、お酒の話が、面白い。
「読書家」を名乗るのは烏滸がましいけど、本を読むのはけっこう好きです(おこがましいって漢字凄いですね)。『この話(ドラマ、映画、アニメ、風景に変換可)…そういえばずっと前に読んだあの本に似てるなぁ。なんだっけあの本』ってなる時がありませんか。読み返し用に感想を記録してたこともあったけど、まぁ私のことなので当然続かず。数年前に「ブクログ」ブクログ-web本棚サービスブクログ(booklog)は、新しい本に出会えるブックレビューサイトです。本の感想や評価をチェ
■中村堂本日のおすすめ先生の相談室100の質問にズバリ回答Amazon(アマゾン)2,200〜5,500円昨晩(というか今朝)3時頃まで本を読んでから寝たのと、徳島・大阪弾丸出張の疲れのせいで、起床は11時前。ちなみに昨晩読んだのは、「国語入試問題必勝法(清水義範)」。清水義範さんの文章は本当に面白いです。短編集ですが、「霧の中の終章」が特に面白かったです。14時頃家を出て、大井町へ。そこから、戸越公園、戸越銀座界隈を散歩。知らない街で、大分迷いました。遅い昼ごはん
清水義範さんの【お金物語】を読んだので感想を書いていきます。清水義範さんの有名な著書は【蕎麦ときしめん】や【永遠のジャック&ベティ】がありますね。この本のあらすじは、お金にまつわる短編集です。全部で12話あります。お金は天下の回りものと言いますが、人間が生きる上で欠かせないもの、、、そうお金です。人間とお金の関係、作中で登場する人間がお金をどのように思っているのかなど、作者のユーモアや皮肉を交えて書いています。30年も前の本なので、読んでて時代を感じるものがあれこれ・・・
ひとつ前の当ブログの続きです。僕は松田政男さんの書かれる映画評を読み、ズブズブと日本映画の沼にはまってしまったわけですが、中でも「ムービーマガジン」に連載されていた「映画全評」は毎回楽しみでした。ところが、松田さんの観る映画の本数があまりに多くて、ページが足りなくなるのが常でした。おまけに「ムービーマガジン」はなかなか予定通り発行されず(一応、隔月刊となっていましたが何か月も出ないのはザラでした)そのため松田さんの全評に追いつかなくなり、苦肉の策で「直近に観たものから日にちを遡る」形式で書
一昨日、五巻めを昨日、六巻めを読み終えた。失礼ながら猛スピードざっと読みである。うーむ、この軽さはいいなあ。名古屋のおばあちゃんが名探偵役のシリーズの方はまだ二冊程度未読のままで、まぁ気が向いたら読むことにしよう。犯人と犯行の動機は、どの巻もほぼ最後まで分からず、充分楽しめた。ほぼ30年前の文庫書き下ろし作品らしい。どうやら、今の自分のココロというのは、どっぷり浸かるという読書よりは、サラッと読んで楽しいという方に傾いているようだ。だから、戦中戦後含めた近現代史に関わるドキュメ
「グローイング・ダウン」(講談社)清水義範やっと見つけました!ストーリーは憶えていたのですが、誰が書いた何の短編なのかを全く思い出せず、ここまでたどり着くのに苦労しました。約30年ぶりの再読となるこのグローイング・ダウン。探していたのは最後の「また逢う日まで」。アパートの隣の部屋に引っ越してきた謎多きおばあちゃん。「そうか。お前だったのか」話の途中でおばあちゃんの正体が分かってしまうにもかかわらず、この最後のセリフに胸が熱くなります。再び蘇ったささやかな感動。なんだか嬉しい気
すでに三冊を読了した「やっとかめ探偵団シリーズ」だが、本書は特に本格派推理小説の趣があって読みごたえがあった。で、刑事コロンボも連想した。コロンボの方は倒叙スタイルという、犯人の犯行があった後にコロンボが登場する。本書は違うのだが、じゃあなぜ、コロンボを連想したかと言えば、後で判明する犯人の振る舞いや物言いの些細なほころびが決定打となるのだ。コロンボも「こいつが犯人に違いない」という勘を働かせるキッカケとなるのは、案外、その一点なのである。コロンボが、そして本書では、まつ尾
清水義範の『やっとかめ探偵団』を二作、『躁と鬱の探偵コンビもの』を三作、読み終わった。また、やや近年の著作『定年後に夫婦仲良く暮らすコツ』というエッセイ集にも手を出した。私の一回り上の清水さんは一体、どんな風に70代を迎えた夫婦像を描き、また実際に生活しているのだろうかという好奇心があって買ってみた。『定年・・・』では、実例が色々と紹介されている。作家の書く実例だから、説得力がある。その中のひとつに、清水さんの実父が定年後に、やたら命令調でしかもイライラするようになり、特に妻に、つま
今日紹介する本は、『読み違え源氏物語』(清水義範著)です。源氏物語の中の八つの物語を、パスティッシュ小説にした短編集です。夕顔の突然死を推理小説として読んで真相を明らかにしたり、若紫を植物の栽培の話にしたり、清水義範氏らしい意表をつく換骨奪胎で楽しませてくれます。わたしが特に好きなのは、葵上が光源氏への思いを独白する「かの御方の日記」、六条御息所と光源氏との関係をベテラン女優と若手映画監督の恋に仕立てた「プライド」、末摘花の間抜けで憎めないエピソードをフィッツジェラルド風