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勝元はこの時代きっての文化人です。いわゆるインテリでした。彼が禅宗に帰依し、石庭で有名な竜安寺を建立した話は有名ですが、同時に勝元は和歌の達人にして、絵筆をとっても一流でした。死去する一年前には医書まで著しています。また、ある人が勝元を招いて饗宴した際、鯉の料理がでました。すると箸をとった勝元が一目見て、「これは淀川の鯉ですね。鯉は酒に浸す際に箸を入れると汁が濁ってしまうが、淀川の鯉はいくら浸しても濁らない」といったほどのグルメ。このほか、