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文三は「自己責任」を内面化しすぎた最初の人?!『浮雲』の主人公内海文三(ぶんぞう)は、才能がないわけでも、努力を放棄しているわけでもない。○学歴はあるが、実務能力は評価されない。○「人柄」や「縁故」がものをいう社会に適応できない。○自尊心が高く、しかし行動にふみきれない。つまり、文三は、近代日本が生み出した「能力主義の入口でつまづいた最初の人」なのです。江戸の身分社会は終わったが、近代的な実力社会は、まだ整っていない中、文三は宙づり(浮雲)になる。現代の目で読むと、文三
太田治子「星はらはらと――二葉亭四迷の明治」(2016年、中日新聞社)を読んだ。もちろん二葉亭四迷への関心からである。西郷隆盛、大久保利通、福沢諭吉のことなど、二葉亭の伝記としては話題が離れすぎていると思われる個所もなくはなかったが、二葉亭の人生や著作とその時代背景について教えられるところが多かった。著者は二葉亭四迷の愚直なまでの正直さ、女性との恋愛や経済生活における不器用さをいとおしく見守っている。著者は二葉亭が滞在したサントペテルブルグを旅して二葉亭が逗留したアパートを訪ね
二葉亭四迷「平凡」を、畑有三編「作家の自伝(1)二葉亭四迷ーー予が半生の懺悔、平凡」(日本図書センター、1994年)に収録されたもので読んだ。「平凡」は、1907年(明治40年)に東京朝日新聞に連載された四迷の自伝的小説である(畑・解説)。主人公は39歳に設定されているが、執筆時の四迷は43歳、亡くなる2年前である。四迷は23歳にして「浮雲」を発表して新進作家として注目されたが、その後「文学は男子一生の仕事に非ず」と言って筆を折って文壇からは離れてしまった。その後は中国大陸で
わが孫が2歳か3歳の頃だったが、私が「お祖父ちゃんは泰ちゃんが大好きだけど、泰ちゃんはお祖父ちゃんのこと好き?と聞いたところ、第一反抗期だったのか、虫の居所が悪かったのか、孫が「泰ちゃんはお祖父ちゃん、好きくない!と答えた(会話を表す「」のうち、閉じる方の“」”を二葉亭は使わなかった。会話のテンポを妨げるからだそうだ)。「好きだ」という形容動詞(形容詞?)の否定語は「好きでない」だろうが、幼かった孫は、「美味しい」vs「美味しくない」、「可愛い」vs「可愛
小谷野敦(二葉亭四迷原著)「もてない男・訳浮雲」(河出書房、2011年)を読んだ。「もてない男・訳」の意味が不明なので、どんなコンセプトの本なのかがよく分からなかった。訳者が自分を卑下しているだけかと思ったが、奥付を見ると「もてない男・訳浮雲」というのが本書の題名らしい。内容を見ると、二葉亭四迷「浮雲」の抄訳かつ現代語訳ということのようである。序言にも二葉亭四迷「浮雲」の現代語訳のこころみであると書いているから、「もてない男」は無視して、二葉亭四迷「浮雲」の現代語訳、抄訳として
1.浮雲高峰秀子B1955年公開作品。高峰秀子扮する農林省に勤めるタイピスト幸田ゆき子はベトナムで会った森雅之扮する富岡の家を訪ねた。愛人の話だね。第一印象は悪かったのにね。結婚するつもりだったのに妻がいたなんてね。そんなんでよく続いてるな。不埒な女のすれっからしの様な生活ぶりだ。
【収録曲】<DISC1>01.シャツのほころび涙のかけら02.線香花火03.八月の空へ翔べ04.白い椅子の陰05.夕暮れ時はさびしそう06.蒼き空は永遠に07.バブル-Jに捧ぐ-08.FLYTOTHEMOON09.北北東の風10.愛のナイフ11.遠野物語12.あの夜と同じように13.はじまりは朝14.青い涙の味がする15.歌は世につれ16.如月の詩<DISC2>01.未来02.愛のロジック~論理~03.浮雲04.あな
『名歌名句辞典』(佐々木幸綱・復本一郎/三省堂)より選句荻原井泉水Ogiwara-Isensui冬木の浮雲かな冬木立と浮雲の印象的な景色。Animpressiveviewofwintertreesandfloatingclouds.作者は、「俳句は印象より出発して象徴に向かう傾きがある。俳句は象徴の詩である」と唱える。Theauthorstates,"Haikustartsfromimpressionsandtendstoward
広津和郎の「同時代の作家たち」を読んでいるうちに、高校時代の国語で勉強した記憶のある近代日本文学史をたどってみようかという気が起こってきた。しかしわが家には漱石、鷗外以前の本は何もない。そもそも明治初期の小説など、ぼくの国語力で読むことができるかどうかも覚束ない。そんなとき突如、昨年テレビで(NHKの桑子アナの「クローズアップ現代」ではなかったか)、高校国語の副読本「国語便覧」(第一学習社)がブームになっているという話題をやっていたのを思い出した。本屋に買いに行ったのだが、第一学習
1月3日備忘録前日、夜から降った雪が少し土のあるところに残ってる寒い朝次男坊一家が出発前に立ち寄ってくれてまたねとBye-Byeしました雪が降ったせいか冷え込みが酷かったですそれから私は一日中クシャミ連発寒暖差アレルギー❓️かなクシャミをしては鼻をかみ鼻をかんではクシャミをするの日を過ごしました(この日だけでした)次男坊一家は無事に大阪に戻り私も静かな日常の暮らしに戻りました次男坊一家が帰る車窓から見た富士山🗻今年はいい年になりそうなそんな気がしてくるのでした
(書影は新潮文庫さんからお借りしています)個人的に進めております教科書で見たことがある本を読んでみようシリーズです・笑底本は1951年版の新潮文庫本です1887年明治20年刊行されたのが初出らしいですまたしても男女の恋愛というのか好き嫌いが主体でした当たり前のことながら明治時代の世間の風潮や思想・世相などが非常にわかりやく、また非常に読みやすい文体で書かれておりましたまぁ、今の感覚からすれば失笑ものもありますがそれは当然で誰が悪いわけでも
♬〜浮雲/NSP作詞天野滋さん作曲平賀和人さん流れるようなメロディと平賀さんの温かい歌声は天野さんの甘く切ない詩を引き立て美しいコーラスは青空に流れる浮雲のように優しく久しぶりに見上げた白い雲はあっという間に流れていってしまいました☁️🍃※お借りしました私のブログへもお越しいただいた皆様、いいねやコメント、フォローをしていただいた皆様、本年もありがとうございました🙇♀️どうぞ良いお年をお迎えください✨来年もよろしくお願いいたします🐎
peacefullandscape「雨」ペトロールズ雨じゃないけど雨いい曲だからペタリ。衣類の整理をしていたらキュロットスカートが出てきました。すごく丈が短めです。つい、若い頃の自分を思い出して脳が何か錯覚を起こしイケるんじゃないか?とつい…買ってしまったのです。でも、やっぱり…「ちょーっと厳しいかなぁ」「いやーっ、かなりだな。」って、ひとりごとを言いながら暫く眺めて黙ってしまう。冬なら…茶系のタイツにブーツなら肌の露出なくイケるんじゃないか?いや、
おはようございます(^^♪この土日はこちらはお天気が不安定で雨や強風の2日間でした部屋にこもってほとんどの時間、イラストを描いていました。最近の推し、「出禁のモグラ」のもぐらさんと浮雲さんの模写イラストです大好きなアーティストのamazarashiのイラストも描きました模写ですが、背景などは工夫しています師走も半ば、早いですね焦らずにマイペースでいきたいですね
浮雲
『烏百花白百合の章』(阿部智里著)を読みました。八咫烏シリーズ外伝の第二弾です。魅力的な登場人物が多数登場することもあり、今回も楽しく読みました。本編の内容を理解した上でこの外伝を読むと、なぜこのような行動をしたのか、という根拠となる状況や心理面が理解でき、作品の深みを感じることができます。烏百花白百合の章[阿部智里]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}楽天市場で詳細を見る${EVENT_LABEL_02_TEXT}Amazon(アマゾ
正観さんによると…。(知って楽しむ情報集~人間観察40年の情報いろいろ)●男性と女性は根源的に違う他人だと思ったら、夫婦はそんなにイガイガしません。喧嘩をしている夫婦というのは、夫の方は経済的に食わしてやっている。妻の方は食事をつくって食わしてやっている、やってあげている、と思っているのです。男性と女性は根源的に違うのだから、同じ価値観になりません。そういうのを目指さない方がいい、もともとは他人だと思うと、人間関係がうまくいくと思います。(イラストはネット画像です)
10月7日がお誕生日の有名人・著名人1885年生(1962年77歳没)ニールス・ボーアさん理論物理学者(原子物理学)ノーベル物理学賞1886年生(1945年58歳没)カール・フォン・ピュックラー=ブルクハウスさんナチス親衛隊将軍1900年生(1945年満44歳没)ハインリヒ・ヒムラーさんナチス親衛隊の指導者1914年生(2004年90歳没)今井功さん物理学者文化勲章受章者『流体力学』岩波書店1917年生(2006年満88歳没)ジューン・アリソンさん
〈本日のアニメキロク〉☆=ストーリー◯=感想【気絶勇者と暗殺姫】9話☆海辺の町にやって来たトトたちは早速ギルドへ向かうが平和なようで特にクエストは無くあるのは近々開催される相撲大会。ひとまず海で遊ぶ事になりトトは3人の水着姿を見て気絶。そんなところに自意識過剰なB級冒険者フレースニルと仲間の甲冑コシュタが現れゴア達に絡む。相撲大会で勝負することになり決勝はトトを誘惑して勝ったアネモネとフレースニルに。結果はアネモネが圧勝、しかしフレースニルはトトとは戦っていないと食い下がる
浮雲1955年日本映画監督成瀬巳喜男脚本水木洋子原作林芙美子出演高峰秀子森雅之⚫︎あらすじ戦時中の1943年、農林省のタイピストとして仏印(ベトナム)へ渡ったゆき子は、農林省技師の富岡に出会う。当初は富岡に否定的な感情を抱いていたゆき子だが、やがて富岡に妻が居ることを知りつつ2人は関係を結ぶ。そして終戦を迎え、妻との離婚を宣言して富岡は先に帰国する。しかしゆき子が富岡の家を訪れると妻とは別れていなかった。失意のゆき子は富岡と別れ、米兵の情婦になって暮らした。そ
「浮雲」1955年製作日本成瀬巳喜男監督の「乱れる」が面白く見れたので、成瀬監督の名作メロドラマと言われている「浮雲」を見た。林芙美子の同名小説を映画化した作品。戦時中にインドシナで知り合った妻帯者である富岡(森雅之)とゆき子(高峰秀子)。二人が、終戦後に再び出会ったときは富岡は妻とも別れず、ゆき子は外国人の愛人となる。ゆき子は富岡の元を去るが付き合いを絶つことができず不倫の関係を続ける。ゆき子は富岡と会うたびに彼の不誠実さをなじり、インドシナでの恋を懐かしむ。中絶までするが、男を
浮雲を観た。スタッフ出演者が口を揃えて"生涯の代表作"と認めるダメ男一代記は、全編通じて斉藤一郎の異国風のおかしな劇伴が印象的だ。ダメ男にハマる女性はどの国のどの時代にも、ごまんと居るだろうが、これほど、無責任な男を正確に詳細に冷たく突き放して描いた文芸作品はないだろう(東宝創立50周年記念名作上映で見た時はどこが良いかサッパリだったが...)。名セリフは果てしない。『足だまり、へえ〜』『いつ来たの?君のことは気になってたんだが...』『いい歳をして昔の夢を見るのはやめた方がいい』『ホッとするさ
奈良市の夏の風物詩「なら燈花会」今年は初日に行ってきました。奈良公園を中心に広範囲が会場になっていましたが、そのうちのいくつかを巡りました。①奈良公園・浮雲園地たくさんのカップに張った水に浮かんでいるロウソクに灯りがともされます。広い平地(厳密には緩やかな斜面)に広がる燈花会の灯り。お月様と。平日でしたが、なかなかの人出。でもまだ人が写り込まないように撮影できました。※※※②奈良国立博物館会場縁取るように縁取るようにロウソクの灯りが並べられ
おはようございます鼻、目のお見舞いのコメント恐れ入ります。ゆるゆると対応していこうと思います。さて先週ですが、珍しく昼間にTVで映画を2本見ました。NHKBSで午後に放送している『プレミアムシネマ』です。気になる映画の時は録画しているのですがその録画を見る機会がなかなかなく、放ってあります。主婦で2時間ゆっくり座ってぶっ続けで映画を見る時間はなぜかなかなかとれないですね。ところが先週は「映画を観たい」という気分になり2日連続で見ました。◎最初は『日の
成瀬巳喜男監督の「あらくれ」を初めて観ました。日本映画黄金期の名匠監督の1人です。監督の写真とか見ると、貫禄と落ち着きのある雰囲気があるのですが、亡くなったのは、63歳だったと知り、驚きました。今の私の年齢じゃないですか。実は、私、成瀬巳喜男作品は、ほとんど観ていないんです。もちろん、「浮雲」「めし」など、数本の代表的な作品は観ているのですが、圧倒的に観ていない作品が多いです。映画ファンとしては、失格ですね。(反省しています)敢えて、言い訳させてもらえば、小津安二郎監督、黒澤明監督
先日、「台湾漫遊鉄道のふたり」という小説を読んでから、少し気になっていた林芙美子原作の映画『浮雲』(1955年)という古いモノクロ映画をNHKBSPでやっていたので録画しておいて見てみた。冒頭の舞台はぜんぜんフランス領インドシナには見えないと思ったら、現地ロケしていなかった。キャストの誰にも感情移入できなかった。水虫のできている情人なんてイヤですね。それにしても、若い時の岡田茉莉子は目の醒めるような美女であった。主人公の冨岡を演じている森雅之の悪びれるところのない女たらしぶり(涼しい顔
blogno.624タイトル:浮雲(1955)を観て観た日:250821木放映日:250820水放送局:BS101その他の情報:原作:林芙美子。監督:成瀬巳喜男。出演:高峰秀子・森雅之・岡田茉莉子=加東大介・山形勲・中北千枝子・ロイジェームス。1955。上映時間124分。評価:☆☆☆☆戦後の混乱期を背景に、愛と執着に翻弄される男女の姿を描いた作品であり、主演は高峰秀子と森雅之が務めている。物語は、戦時中のインドシナにおいて、農林省のタイピストとして赴任した
🍀2024年10月22日🍀監督成瀬巳喜男「農林省の方から来ました」は全部詐欺です!昔の邦画特有の「はあ」大好き。「君だけじゃないよ、引揚者は」そりゃそうだけど、言い方・・・!💦黒川開拓団みたいな事があったのだろうな。乙女の碑-Wikipediaja.m.wikipedia.org戦場でこんな格好をせざるを得ない、慰安婦としての含みもありつつ、外地に渡らざるを得ない女性。こう言う人間は、男流作家には書けないだろうな。『◎小津安二郎は生きている』小津安二郎のドキュメンタ
《新古今和歌集・巻第十四・恋歌四》1275左衛門督通光(さゑもんのかみみちてる)幾(いく)めぐり空ゆく月も隔(へだ)て来(き)ぬ契りし仲(なか)はよその浮雲(うきぐも)☆☆☆☆☆【新編日本古典文学全集「新古今和歌集」☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(訳者・峯村文人・小学館)の訳】☆☆☆☆☆☆☆☆左衛門督通光空を渡る月が幾めぐりもする幾月も、逢えないで過ごしてきてしまった。約束した二人の仲は、よそごとになり、ほかの恋人というつらい障りによって。☆☆☆☆☆☆☆☆
前にもアップしたパート先への道からです。思わず撮りました。何しろ存在感がありました。視覚的にはこんな感じですけど、意識としては一枚目のように目の前にどーんと迫りました。1kmの直線農免道からは緑の田園風景が広がり、パート先までのリフレッシュ空間です・・・感謝!