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小早川家の秋★★★小早川家の秋Amazon(アマゾン)1961年10月29日公開/カラースタンダード/103分/宝塚映画製作・東宝配給/製作藤本真澄・金子正且・寺本忠弘脚本野田高梧・小津安二郎監督小津安二郎撮影中井朝一音楽黛敏郎美術下河原友雄出演-中村雁治郎・新珠三千代・小林桂樹・原節子・浪花千栄子・司葉子・加東大介・山茶花究・藤木悠・森繁久彌・杉村春子・団令子・遠藤辰雄・東郷晴子・宝田明・笠智衆・望月優子・白川由美・島津雅彦前作「秋日和」からち
5月24日金曜日〜その28時半から10時20分まで二度寝。林真理子著『GoToマリコ』を読む。P249には、朝ドラの「おちょやん」を見るたびに、自分がつくづく年をとったなあと感じる。なぜならこのドラマのモデルとなった女優の浪花千栄子さんを、リアルタイムではっきりと見ているからだ…と綴られている。(写真)菊水丸コレクションのが『アチャコ七夕座七月公演』の記念掛け軸。H17年5月21日、古書展で購入。
「大五郎、三分間待つのだぞ!」と笑福亭仁鶴師匠のこのセリフを御存知の方は、間違いなく小生と同世代か、それ以上の年齢の方でしょうか師匠が子連れ狼拝一刀に扮し、乳母車の中の一子大五郎に語り掛けるCMです。1972年くらいかな「ごっええ感じ」の松本人志と東野幸治のコントちゃいます(´艸`)何故、こんな事を言うかと言えば・・・・・昨日、昔懐かしいボンカレーを食べたからなのですパッケージも昔のままの松山容子さんこれまた昔のままの味に涙がちょちょぎれたのですただ、一つ大きく違っ
「大江戸評判記美男の顔役」(1962)河内山宗俊モノをフランク・キャプラ要素で味付けした娯楽時代劇をU-NEXTで観ました。初見。監督は沢島忠。予告編はありません。お祭りのインチキ出店のオヤジ(堺駿二)にインチキで対抗する丑松(渥美清)。小唄の師匠をしている勘美津(花園ひろみ)と組んで美人局で小銭を稼ぐ金子市之丞(大川橋蔵)。といった面々は、いつも河内山宗俊(山形勲)の家にたむろしているゴロツキです。ある日、宗俊が浪人くずれの直次郎(里見浩太郎)から相談を持ちかけられます
彼岸花★★★★彼岸花ニューデジタルリマスター版Amazon(アマゾン)1958年(昭33)9月7日公開/カラースタンダード/118分/松竹大船/製作山内静夫原作里見弴脚本野田高梧・小津安二郎撮影厚田雄春音楽斎藤高順美術浜田辰雄出演-佐分利信・田中絹代・有馬稲子・山本富士子・浪花千栄子・笠智衆・桑野みゆき・佐田啓二・久我美子・高橋貞二・中村伸郎・高橋とよ・渡辺文雄前作「東京暮色」から1年4ヶ月振りの小津監督作。この映画の
「続・悪名」続・悪名プレビュー1961年12月17日公開。悪名シリーズ第2作。原作:今東光「悪名」脚本:依田義賢監督:田中徳三出演者:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒、水谷良重、藤原礼子、浪花千栄子、中村鴈治郎、上田吉二郎、羅門光三郎、山茶花究、南都雄二、長谷川季子、山路義人あらすじ:満州事変の頃、やくざの世界から何くわぬ顔で故郷の河内に帰った朝吉(勝新太郎)は、女房のお絹(中村玉緒)と百姓仕事を始めたが、ある日、弟分・モートルの貞(
今東光の同名の小説を原作とした勝新太郎主演の映画。大阪の河内の暴れ者・八尾の朝吉(姓は村上)を主人公とする今東光の小説「悪名」は、1960年に「週刊朝日」に連載された。当時の新聞や雑誌に連載された小説の中で、常に最高の人気だったのがこの作品である。その後、大映で1961年に映画化され、主人公・朝吉を勝新太郎、弟分のモートルの貞を田宮二郎が演じた。このヒットを受け、シリーズ化され、全16作が製作された。今東光原作の映画の中でダントツの存在がこの「悪名」シリーズ
「山椒大夫」★★★★山椒大夫Amazon(アマゾン)1954年3月31日公開/モノクロスタンダード/124分/大映京都/製作:永田雅一原作:森鴎外脚本:八尋不二、依田義賢監督:溝口健二撮影:宮川一夫音楽:早坂文雄美術:伊藤熹朔出演:田中絹代・花柳喜章・香川京子・進藤英太郎・河野秋武・浪花千栄子・清水将夫・毛利菊江・三津田健前作「祇園囃子」から約7ヶ月後に公開された溝口監督作品。ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞している。溝口は「西鶴一代女」「雨月
祇園囃子★★★★衹園囃子Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}1953年8月12日公開/85分/モノクロスタンダード/大映京都/原作:川口松太郎脚本:依田義賢監督:溝口健二撮影:宮川一夫音楽:斎藤一郎美術:小池一美出演-木暮実千代・若尾文子・河津清三郎・浪花千栄子・進藤英太郎・菅井一郎・田中春男・小柴幹治前作「雨月物語」から4ヶ月後に公開された溝口作品。1936年製作の「祇園の姉妹」から17年。再び祇園を舞台にして、舞妓二人を中心
12月22日が命日・忌日の有名人・著名人1943年77歳没(肺炎)ビアトリクス・ポターさん絵本作家『ピーターラビットのおはなし』1973年満66歳没(消化管出血)浪花千栄子さん女優『祇園囃子』『蜘蛛巣城』『宮本武蔵』1989年83歳没(肺気腫)サミュエル・ベケットさん小説家ノーベル文学賞1994年満70歳没(肝臓癌による肝硬変)乙羽信子さん女優夫:新藤兼人『原爆の子』1995年満54歳没(肺癌)川谷拓三さん俳優『仁義なき戦い』シリーズ「どん
ひとつ前の当ブログで、淡島千景さんのことを書きました。1941年(昭和16年)第二次世界大戦と「宝塚」舞台デビューが重なって、せっかく念願の舞台に立ったというのに戦地への「慰問」公演が多かったという話です。戦争が終わり、淡島千景さんもようやく念願のフランス人形のような華やかな衣装で舞台に立つようになり、人気が沸騰します。有名な話ですが、手塚治虫先生の少女漫画『リボンの騎士』のヒロイン、サファイアのモデルとなったのは、淡島千景さんであります。手塚先生は実家が近いこともあって宝塚歌劇がお好きで、
『瞼の母』映画トーキー81分カラーシネマスコープ昭和三十七年(1962年)一月十四日封切製作国日本製作言語日本語製作会社東映京都企画橋本慶一三村協原作長谷川伸脚本加藤泰撮影坪井誠録音佐々木稔郎音楽木下忠司美術稲野実編集河合勝巳記録河島利江装置米沢勝装飾宮川俊夫衣装三上剛結髪桜井文子美粧林政信擬斗足立伶二郎助監督本田達男大西卓清水彰出演
『噂の女』映画トーキー昭和二十九年(1954年)六月二十二日封切製作国日本製作言語日本語製作会社大映京都撮影所企画辻久一脚本依田義賢成澤昌茂撮影宮川一夫音楽黛敏郎助監督弘津三男美術水谷浩装置山本卯一郎装飾中島竹次郎背景太田多三郎録音大谷巌照明岡本健一美術助手内藤昭編集菅沼完二扮装上野芳生製作主任橋本正嗣能楽片山九郎右衛門狂言茂山忠三郎茂山千五郎能狂言演出補導小寺
『祇園囃子』映画トーキー84分白黒昭和二十八年(1953年)八月十二日封切製作国日本製作言語日本語製作会社大映京都撮影所企画辻久一脚本依田義賢原作川口松太郎撮影宮川一夫音楽斎藤一郎和楽望月太明吉美術小池一美装置梶谷市造装飾中島竹次郎背景小倉清三郎録音大谷巌照明岡本健一照明助手伊藤貞一助監督弘津三男美術助手加藤茂録音助手鈴木幸三郎編集宮田味津三衣裳補導上野芳生筝曲萩原正吟
『山椒太夫』映画トーキー124分白黒昭和二十九年(1954年)三月三十一日封切製作国日本製作言語日本語製作会社大映京都撮影所製作永田雅一企画辻久一脚本八尋不二依田義賢原作森鷗外撮影宮川一夫音楽早坂文雄和楽小寺金七望月太明吉美術伊藤憙朔装置山本卯一郎装飾中島小三郎背景太田多三郎録音大谷巌照明岡本健一照明助手内藤昭編集宮田味津三建築考証藤原義一衣裳考証上野芳生製作
浪花千栄子(,1907年-1973年(66歳没))は-о映画о『祇園囃子』1953年(45歳)о『蜘蛛巣城』1957年(49歳)оラジオドラマо『アチャコ青春手帖』1952年(44歳)-1954年(46歳)о『お父さんはお人好し』1954年(46歳)-1965年(57歳)-出演。★浪花千栄子(,1907年-1973年(66歳没))出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』なにわちえこ浪花千栄子本名:南口キクノなんこうきくの別
ラピュタ阿佐ヶ谷娯楽映画職人の矜持野上龍雄遅すぎた再発見より製作:東映監督:小沢茂弘脚本:野上龍雄撮影:吉田貞次美術:鈴木孝俊音楽:渡辺岳夫出演:高倉健池部良星由里子松平純子浪花千栄子藤田進天津敏1972年4月1日公開昭和4年、九州小倉の田川正一(高倉健)は、手違いから由緒ある近衛連隊に配属されました。母たね(浪花千栄子)が望む侠客の教えに従い、正一は軍隊に馴染もうとしますが、背中一面昇り竜の刺青をした正一を古参兵たちは快く思わず、何かにつけて眼の仇
ひとつ前の当ブログで取り上げた『鬼畜』(1978野村芳太郎監督)については、以前に当ブログに書いたものがあるので再録します。2020年12月7日に書いた「『おちょやん』第1週と『鬼畜』」です。***2か月遅れで始まった朝ドラ『おちょやん』、先週の第1週を観ました。トータス松本さん演じる父親が後妻(宮澤エマさん)を連れてきたこともあって、千代(子役の毎田暖乃さん)が奉公に出されることになるまででした。いちばん印象に残った場面は、小さい千代が荷物
望郷子守唄★★★望郷子守唄Amazon(アマゾン)300円1972年(昭47)4月1日公開/東映京都/94分/カラー/シネマスコープ企画俊藤浩滋日下部五郎脚本野上龍雄監督小沢茂弘撮影吉田貞次音楽木渡辺岳夫美術鈴木孝俊出演-高倉健・藤田進・星由里子・浪花千栄子・池部良・天津敏・山城新伍・南利明・松平純子・山本麟一・伊吹吾郎高倉健主演映画としては、前年12/29公開の「新網走番外地嵐呼ぶ知床
戸田学の映画ごたく#36祇園囃子溝口健二監督-YouTube
✳︎唯一無二の俳優✳︎好きな俳優は余りにも多い日本人の女優さんだけに絞って✳︎簡単に好きというと✳︎高峰秀子✳︎京マチ子✳︎田中絹代みなさんお綺麗だがそれだけではなく恐ろしいほど演技が上手いしかし…✳︎私にとって唯一無二の女優さんは浪花千栄子主演女優ではないがほんとうに恐ろしいほどうまい女優さんどんな端役でも出演されたものは観たいたったワンシーンで映画がリアル&ドラマチックになる素晴らしく
曾我廼家五郎劇に対する香川氏の評。説教臭さが強いと。劇中の人物が素顔の曾我廼家五郎というよりはさらには本名の和田久一に戻って、客に人生哲学を説いていると。このモラルの古さが、当時の若い世代がついていけなかった要因としている。これが欠点。一方で、追出狂言のマゲモノは俄仕立てで、徹底的にナンセンスで、年齢、性別を超越して笑わせたとある。藤山寛美の当たり役「鼻の六兵衛」(原題「知行取」)や「銀地の末広」「仇討ち茅の浦浪」は評価しているようである。この説教臭さに対抗してで
晴れた木曜日。いい天気ですが、寒い。この寒さは明日まで続くみたいで、なんだか明日の朝は雪マークがついているぞ。困る。うちの梅は日陰にあるのが問題だな。さて、そんなわけで木曜日。寒いけど一日ガンバロー。戦争反対---最近お気に入りのネコ写真・動画ある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようネコ動画?こんなの。:-P撮影が素晴らしい。今日は「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせで「猫の日」。もちろん「竹島の日」でもあります。
初代中村錦之助後の萬屋錦之介本名小川錦一昭和七年(1932年)十一月二十日東京府に三代目中村時蔵・小川ひな夫妻の四男として誕生。昭和十一年(1936年)十一月初代中村錦之助(しょだい・なかむら・きんのすけ)の芸名で初舞台を踏む。昭和二十八年(1953年)十一月十五日に『鬼一法眼三略巻』における虎蔵実は牛若丸を勤めた後、映画俳優に転身する。時代劇映画を中心に出演した錦之助は大スタアとなった。昭和三十六年(1961年)から昭和四十年(1965年)
午前十時の映画祭12映画「蜘蛛巣城」1957年東宝110分<監督>黒澤明<脚本>小国英雄、橋本忍、菊島隆三、黒澤明<キャスト>三船敏郎、山田五十鈴、千秋実、浪花千栄子、志村喬、<内容>シェイクスピアの「マクベス」を日本の戦国時代に置き換え描いた、戦国武将の一大悲劇。謀叛を起こした敵を討ち城主の危機を救った鷲津武時は、帰城途中に出会った老婆から不思議な予言を聞く。その予言通りに大将に任ぜられると、今度は妻にそそのかされて主を殺害、自ら城主の地
『蜘蛛巣城』1957年日本映画110分脚本・監督・製作:黒澤明脚本:小国英雄、橋本忍、菊島隆三製作:本木荘二郎撮影:中井朝一美術:村木与四郎録音:矢野口文雄照明:岸田九一郎美術監修:江崎孝坪音楽:佐藤勝監督助手:野長瀬三摩地特殊技術:東宝技術部製作担当者:根津博出演:三船敏郎(鷲津武時)山田五十鈴(妻・浅茅)志村喬(軍師・小田倉則保)久保明(義明の息子・三木義照)太刀川洋一(国春の息子・都築国丸)千秋実(三木義明)佐々木孝丸(城主・都築
こうのすシネマ午前十時の映画祭より製作:東宝監督:黒澤明脚本:小國英雄橋本忍菊島隆三黒澤明撮影:中井朝一美術:村木与四郎音楽:佐藤勝出演:三船敏郎山田五十鈴志村喬久保明浪花千栄子千秋実1957年1月15日公開群雄割拠の戦国時代、山間に聳える蜘蛛巣城の城主都築国春(佐々木孝丸)は北の館藤巻の謀叛に遭い、軍師小田倉則保(志村喬)の進言で籠城の覚悟を決めていました。その時、使者が駆込み、一の砦の鷲津武時(三船敏郎)と二の砦の三木義明(千秋実)の獅子奮迅の働
このところの当ブログで、『裸体』(1962成沢昌茂監督)の浪花千栄子さん、『沙羅の花の峠』(1955山村聰監督)の東山千栄子さんの「W千栄子」が映画の中で乳房を見せていた話になりましたが、3つ前の当ブログで書いた『ゴンドラ』(1987伊藤智生監督)での劇中、孤独な少女と一緒にお風呂に入るシーンで佐々木すみ江さんがヌードになっていることに戻ります。監督の伊藤智生さんは今村昌平さんが設立した「横浜放送映画専門学院」(=現在「日本映画大学」)の出身で、入学して最初に観せられたのが『にっぽん昆虫
ひとつ前の当ブログで、瑳峨三智子さん主演の『裸体』(1962成沢昌茂監督)の劇中、銭湯のシーンで浪花千栄子さんの乳房が映っていた話を書きました。さらに意外なベテラン女優さんが映画で乳房を見せています。浪花千栄子さんと同じ「千栄子」という名前です。分かりますか?何と「東山千栄子」さんです。日本映画史上の名作『東京物語』(1953小津安二郎監督)で笠智衆さんの妻を演じた大女優です。その東山さんが『東京物語』の2年後、『沙羅の花の峠』(1955山村聰監督)という映画で両乳房を丸出しにしています