ブログ記事11件
早稲田(のアメフト部)に進学した三男は意気揚々と入部し、練習に参加していたが、健康診断で呼び出しを食った。というのも、以前に脳内出血が一度でもある人は激しいコンタクトスポーツである体育会のアメフトは競技できない決まりになっているということだった。三男は高校の文化祭でダンス部に援助出演する練習でバク転に失敗して頭を打ち、救急車で運ばれた時に、脳内出血をしている(参照→忙中閑話・三男救急車でICUに_2023.12.16)。怪我をして退院する際には、頭蓋骨の骨折がくっついたらその時に所属し
さて、慶應(のアメフト部)に受かっても次男に嫌がられているため進学するわけにもいかず、早稲田、それも主人から「政経」と指定されている三男はもう髪の毛を何色にも染め直すこともなく、早稲田の政経と商学部を受験した。なんともまあ、効率の良いことで、受かっても持ち腐れとなる商学部には不合格で、政治経済学部に合格した。東大も頑張って力を出し切ったようだったが、<東大にも合格するとやっぱり東大に行けって言いだすに違いない>私たち父母の性格を見抜いてちょっと調整したかどうかは不明である。東大
(慶商の発表結果の連絡が来ず、私から電話をかけてみた)あ。やっと出た。三男:「もひもひ~?」私:「どうだった?」三男:「あ、いけねえ。もう10時過ぎてるね。発表を見なくちゃ」私:「見てなかったの?」三男:「うん。寝てた」私:「寝てたって、お母さんが家を出る時は起きてたじゃない」三男:「うん。また寝ちゃった・・・あ。受かってらあ」受かった嬉しさよりも、見てなかった怒りよりも、<この時間に居眠りできるこの生物は大変にレアな種族であるに違いない>と感心した。そし
前述のとおりヘロヘロの私は慶商の発表を見る体力なんてあるわけもなく、家を出るときに三男にしつこく、「受かってても、落ちててもとにかくラインしなさい」と言いつけてきた。発表は10時。そして、会社到着は9:50。私の心臓はもうバクバクのレロレロだ。そして、10:00・・・そうよねえ。ネットも混んでるからすぐは繋がらないわよねえ。そして、10:10・・・全く、きっと喜びほうけてツイッターとかフェイスブックとかに公開しているんだわ。そして、10:20・・・どうした?私は立っていられ
(明日から慶経、慶商と試験が続く夕方から髪を紫色に染めだした三男)まず、ブリーチして色を抜く。20分おいてお風呂に入る(なぜか一時間入ってる)。抜けきれないからもう一度ブリーチをする。20分おいてお風呂に入る。まだ抜けきれず、もう一度ブリーチ。20分おいてお風呂に入る。まだ抜けきれないけど、母の視線を感じて紫色を入れる。20分してお風呂に入る。乾かしたらどす赤い色なので、もう一度紫色を入れる。20分してお風呂に入る。乾かす。もっとどす赤い色になる。・・・と、かれこれ4時
そして三男の数少ない受験が始まった。明日は最初の慶應経済。連続して明後日は慶應商。第一志望ではないものの、受験する大学が早慶2学部ずつと東大しかないのでさすがに緊張するだろう。そんな三男が珍しく早く17時に帰宅した。明日のために早く帰宅するにしてもちょっと早すぎやしないか?そうかそうか、明後日の慶商のために世界史でも確認しておくのか?なんて甘いことを一瞬考えた母であったが、三男はその遥か上をいった。「明日のために(!!)髪を染める。美容室を予約してきた。慶應に敬意を表し
明日からとうとう入試が始まる。だいたい私は、息子の受験がいよいよという秋頃から眠れない、食べられない、歩けない兆候が出てきて体調が悪い。そろそろ受験も追い込み時期になると「やるぞのオーラがさす」とか「絶対合格するぞという殺気が漲る」、「近寄りがたい緊張感がほとばしる」などといった華々しい変化を遂げるよそ様のお子様がたと異なり、ウチでは4人が4人揃いもそろって、直前という時期になっても相変わらずのんびりしている様子については枚挙にいとまがない。毎朝必ず1時間お風呂に入るとか、テレビを見て
一応東大を第一志望に据え、本命は早稲田の政経(のアメフト部)というところで落ち着いた三男の志望校。かねてから恐れていた通り、主人も三男自身も「早慶以上」の呪縛がミシミシと効いているうえ、早慶と東大以外はどうせ行かないんだからと受験する気は全くない。上の3人の時にはそれでもMARCHや上智の受験を必死こいて無理やりねじ込んだ私ももう、相当に疲れ切っているので頑張る気力もなく、そうなると自然、他大学の受験はなしということで落ち着いた。受けるのは慶應経済、商、早稲田政経、商、東大のみであ
駿台の担任の先生に説明した。三男は中学入試の時に家の都合で(お金が無くなって)志望校を桐朋から筑附に変えてもらったこと、その時に本当はサッカーの強豪校である桐朋に行きたかったはず(まあ結果、筑附はサッカーが強くて都大会ベスト8まで行ったのだったが)だったこと。だから大学入試では三男の望み通りアメフトの強豪校の早稲田でアメフトを思いっきりやらせたいこと。そもそも私たち親はともかく、三男には昔から偏差値の高い学校に行きたいとか、東大に入りたいという気持ちはゼロだということ。三男は大学なん
さて、アメフトの試合で靱帯損傷、前十字断裂で担架で運び出され、あえなく倒れた次男。午後、順天堂大学病院にMRIを受けに行く日に、私の携帯が突然真っ黒になった。次男とキチンと待ち合わせを決めていなかったのでさて困った。携帯の画面はウンでもスンでも無い。電話番号も覚えていず、次男と連絡は取れないものかと思案した結果「そうか順天堂だったら、御茶ノ水。御茶ノ水は駿台があるから三男を呼び出して三男の携帯から次男に連絡してもらおう」と、駿台に行った。駿台に着くと三男は授業中だということでロ
ところが次男から慶應のNGが出た。同じ部にあんな弟が入ってくるのは絶対に嫌だと拒否され(まあ、そうだろう)、三男のいく道は早稲田ということになった。次男も相当マイペースでお祭り男で騒がしいが、そんな次男から見ても三男はお祭り男で嫌みたいだ(どういう兄弟だ)。「目くそ鼻くそ」の話である。東大を目指してほしかった主人は「東大を第一志望として勉強を続けること。でも両方合格したら早稲田に行ってもいい。ただし早稲田は政経。」という約束で落着した。三男としてもずっと5教科7科目の勉強をしていた