ブログ記事85件
劇団イキウメの公演を初めて観たのは、篠井英介さんが客尾で出た「人魂を届けに」→各賞をもらい、配信もあった、と次の「小泉八雲奇っ怪な話」トラム前の外のガラスがこれだもん(笑)中に入ったらのポスター、地味(笑)だし、ポスターからの推察は無理(笑)前川知大さん作品は、2014年シアターコクーンで「太陽」(前川作、蜷川演出)名前を知りました。空間を心情に投影する作家、演出家だという印象があります。なかなか、どの作品もあとからじわじわくるものが多い気がします。今回は客演なしの劇団員5人のみ。
お気に入りのイキウメさんの新作。しかし、この後しばらく不定期公演になるそうですんまあー皆さん売れっ子ですもんね。イキウメさんの舞台って、特にとっぴなことをするわけではなく、フツーにお芝居が始まって、割とそのまま進行していくのですが、なんか腰がモゾモゾするとゆーか、何か違和感がずっとあって、まさに「ずれる」。考えようによってはホラー的とゆーかFT、スピリチュアル的なのかもしれないけど、完全にそっちにいくわけじゃなく、あくまで「ずれる」なの。どこまでもリアルと地続きな感じがするのが好きだなぁ
劇団イキウメ、昨年観た「人魂を届けに」は読売演劇大賞を獲りました。今回も楽しみに行ってきました。あ、先週の水曜日に。今回はソロ活。昼間の回です。行く前に腰を痛め、座っていられるか心配でしたが、それを忘れさせるくらい、重厚なお芝居でした。「魂魄」という言葉があって「肉体をつかさどる魂と精神をつかさどる魂がある」というのが前提。そこが「ずれる」という芝居。そのずれは、日常をずれさせ、感情をずれさせ、常識もずれさせていく。決して宗教的ではなく、どちらかというとSFっぽい
先週末は演劇2つ、映画1本を鑑賞と密度の濃い2日間でした。演劇は今いちばん注目している劇団〝イキウメ〟の新作「ずれる」と、劇団唐組の赤テントで「紙芝居の絵の町で」。映画は「岸辺露伴は動かない懺悔室」を観ました。3つとも満足のいく内容でしたが、今日はイキウメの「ずれる」について書きます。イキウメの舞台は2013年に初めて観て、以来公演があるたびにほぼ毎回観てきています。劇団の代表で、作・演出を手掛ける前川知大さんの作り出す、主にSF的設定をベースにした深淵な物語に魅
2025年5月28日19時公演世田パブはお馴染みの劇場ですが、同じ駅にある「シアタートラム」はなんと初めて。トラムの駅の本当にすぐ隣にあって、座席も電車の席っぽい、200席強。こういうコンセプトっておしゃれだな。近隣のかたがたに、電車乗るような感じで気軽に観にきてね、という提案なんでしょうか。今年は「イキウメ」の舞台を観たいなーと思ってて、それを果たした。いつもより多少は劇団の予習はして臨みました。多少頭でっかちになって実際に「イキウメ体験」してみると…。…うん、思ってたよりも普通の芝
イキウメ『ずれる』を観に行きました。今まで定期的に公演を続けてきたイキウメが、今作を機に不定期公演になるとのこと。イキウメを初めて観たのは『外の道』。ホラーチックな独特の世界が癖になる。劇場に入ると、奥に向けて鋭角になっている三角の部屋がある。ソファセットと落ち着いた照明のリビング。無機質な感じが、劇団た組の美術を思い起こす。改めて思うがこの劇場、客席の傾斜がすごいな…。人間の嫌な部分がさりげなく見えて、心がゾワゾワする。嫌な人なのか、何を考えているのかよく分からない人なのか、そ
最近、自分の懐事情や感情がエンターテインメント価格事情とそれこそ「ずれる」ため、距離をとっているし、わくわくが少なめ。そんなサッチーを年1で奮い立たせて熱く🔥させてくれるのが劇団イキウメだ。ありがとう。今年のイキウメ本公演はイキウメのメンバー=イキウメンのみの出演。客演なし。来年から本公演は不定期になることが発表された。次はいつ開催されるか分からない。各メンバードラマ、映画、コマーシャル、客演と忙しいし、いろんな分野でオファーを受けて幅広く活躍する機会を作るらしい。イキウメンは演劇
約2時間、一瞬たりとも目が離せなかった。さすがのイキウメクオリティ。岩本幸子と伊勢佳世の女優陣が退団後は客演を交えた公演が多かったが、今回は安井順平、浜田信也、盛隆二、森下創、大窪人衛の劇団員のみ。いずれも芸達者で、主宰・前川知大作品の世界観を自然と体現できる面々が揃い、がっぷり四つの芝居を見せてくれた。前川=イキウメといえば「聖地X」や「関数ドミノ」などSFチックな傑作を数多く手がけてきた。本作でも、劇中の現実世界が少しずつ不可思議な世界に侵食されていく。作品の中でしか通用し
ドラマ9『法廷のドラゴン』第4話将棋の天才、竜美(上白石萌音)が弁護士に転身!今回の依頼人は、虎太郎(高杉真宙)の同級生で、金髪コワモテの郷田(稲葉友)。一方的なアパートの更新拒絶にあったので、無効にしたいと訴える。郷田の素行の悪さが原因かと思ったが、住人に聞き込みをすると、評判は悪くない…。竜美は将棋の“角換わり腰掛銀”になぞらえて、住人の証言の順番が大切だと主張する。しかし、大家の部屋から“あるモノ”を盗んだ真犯人が!?ゲスト郷田福雄稲葉友海老原徹一ベンガル市川若
金曜ナイトドラマ『無能の鷹』最終話圧倒的な《デキるオーラ》を醸しながらも、衝撃的な《無能》ぶりで社内ニートとなっている新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)。全くもって1ミリも成長がないまま、気づけば入社して1年の時が経とうとしていた―。そんなある日、鷹野と鶸田(塩野瑛久)は、訪れた取引先で打ち合わせ場所がわからず迷子に…。一人残された鷹野は、まったく見当違いの会議室に入室するも、なぜか誤解が誤解を呼び、室内に集まっていたロボット工学の研究者・六角(浜田信也)らイノベーティブでブレイクスルー
劇団イキウメは、演出家前川知大さんの劇団。昨年、演劇大賞取った「人魂を届けに」をシアタートラムで観て、心に残る作品だったので、次作のこの舞台を楽しみにしてました。東京芸劇シアターウエストは見易い劇場で、J列でしたが→イキウメからのチケットがこの列?隣が別にとったが、友達(笑)その一つあいた席も(笑)たしかに、前より全体が観れて見易い👍👍👍着物出歩く足音、絹連れ、などなど、グルッ回った、廊下に、昔寺だった建物を、旅館に、集まる警察官、検視官、一ヶ月前から泊まる作家の、3人の不思議な話をも
暑すぎるので今月観劇はイキウメ一本。相棒ライナスさんと芸術劇場へ。いつも早めに着いたら地下鉄直通シアターイーストウエスト前の広場ソファでまったりするのだが。上のプレイハウスは松潤出演、NODAMAP絶賛上演中。収まりきれない人たちが地下に溢れていた。NODAMAPにはのぶえさん、村岡さん、隣のシアターウエストには22から公演の篠井さん、イキウメ常連メンバーが公演している。お互い観に行くのかな。無料の写真展を観ながら開場を待つ。#奇っ怪小泉八雲から聞いた話原作#小泉八雲脚本演
シアターイーストでイキウメ「奇ッ怪小泉八雲から聞いた話」を観てきました。「奇ッ怪」と聞いて何となく記憶にあったので確認してみたら、中村トオルさん主演の「遠野物語奇ッ怪其ノ参」を観ていました。さらに調べてみたら「奇ッ怪」は世田谷パブリックシアターの企画として上演しシリーズ化された作品らしく、それをイキウメとして再演するのが今回の公演。夏に怪談は定番ですが、怖い系と大きな音は苦手・・・とは言え、前川作品、イキウメ公演と聞けば観に行きます。この劇場では珍しく最後尾の席でしたが小劇場なの
イキウメ『奇ッ怪小泉八雲から聞いた話』【東京公演】原作:小泉八雲脚本・演出:前川知大ドラマターグ・舞台監督:谷澤拓巳美術:土岐研一照明:佐藤啓音楽:かみむら周平音響:青木タクヘイ衣裳:今村あずさヘアメイク:西川直子舞台監督:山下翼プロップマスター:渡邉亜沙子演出助手:山下茜所作指導:山下禎啓照明操作:溝口由利子音響操作:鈴木三枝子衣裳進行:馬場晶子ヘアメイク助手:山﨑智代宣伝美術:鈴木成一デザイン室舞台写真:田中亜紀写真提供:小泉八雲記念館制作:坂
8月11日(日)マチネ大好きなイキウメの「奇ッ怪小泉八雲から聞いた話」観劇しました@東京芸術劇場シアターイースト【ある事件を追ってひなびた旅館にたどり着いた二人の刑事そこで出会った男や旅館の女将などによってかわるがわる語られる奇ッ怪な物語…】2009年初演だそうですが今回初めて再演を観ることができました2016年にイキウメとの出会いとなる遠野物語・奇ッ怪其ノ参を観てその独特な世界観にたちまち魅了されましたその時から奇ッ怪シリーズ第一弾である小泉八雲から聞い
東京芸術劇場で前川知大率いる人気劇団イキウメの「奇ッ怪小泉八雲から聞いた話」の初日(初日だったのか〜)を観た。撮影:田中亜紀2009年に世田谷パブリックシアターの企画でシアタートラムで上演された「奇ッ怪小泉八雲から聞いた話」の再演だが、前回は仲村トオルや池田成志、小松和重など外部役者を迎えての上演だったが、今回はイキウメの役者たちが演じている。小泉八雲の怪談5編「常識」「破られた約束」「茶碗の中」「お貞の話」「宿世の恋」が次々と語られる中、その外枠にもう一つの現在の怪談
この投稿をInstagramで見る岡本健一(@kenichi.okamoto)がシェアした投稿
この投稿をInstagramで見る伊勢佳世/KayoIse(@kayokayo53)がシェアした投稿
2020年に亀梨和也さんを主演に迎え、『迷子の時間-語る室-2020』(作・演出/前川知大)として再演され、配信もあったらしいが、そのころは舞台熱が再燃しだしたころで、まだ「イキウメ」も知らなかったし、配信というシステムがあることも知らなかった( ̄▽ ̄;)例の買い込んだDVDの2本目。相変わらずの前川節に酔いしれた。(今回はほぼネタバレです。ご注意を!)時は2000年9月22日。突然山道で消えた幼稚園送迎バスの運転手古橋清武とひとりの園児。20
昨日に続いて倉吉未来中心大ホールへ作フロリアン・ゼレール翻訳齋藤敦子演出ラディスラス・ショラーニコラ岡本圭人アンヌ若村麻由美ソフィア伊勢佳世医師浜田信也看護師木山廉彬ピェール岡本健一父がいた。不倫で離婚再婚し息子もできた母がいた。夫は家を出て愛する息子がいたが、心がつかめず追い詰められていた息子がいた。愛する父が他の女性の元にいき、当たり前と思っていた日常は絶対ではないと知り、生きる事が苦しかった。息子は父と一緒に暮らす
シアターウエストにて。東京千秋楽でした。イーストでは、連作の「laMel母」をやっていたので、先に観ていたから、こちらはよく納得できた内容でした。配役は、ほぼ同じ。息子の方だけ、イキウメの浜田信也さんが続投。子離れできない母をうとましく思い、夫(健一)は若い女(伊勢佳世)と再婚し、男の子が出来る。父は相変わらず忙しく、離婚した元妻(若村麻由美)も、ほぼワンオペ。元妻が、息子が通学してなく、退学を迫られていることでパニックになり、元夫へ助けを求める。元夫は、今の自宅からの学校へ転
この投稿をInstagramで見る若村麻由美(@mayumiwakamura_official)がシェアした投稿
再演シアターウエスト。岡本健一。岡本圭人。本物の親子が親子役で共演。親父の力量が光る。佇まいがいいのだ。中嶋しゅうイズム、だね。浜田信也、伊勢佳世。イキウメ繋がりが嬉しい。二人も立派になった!
LaMère母20240417東京芸術劇場シアターイーストLeFils息子20240417東京芸術劇場シアターウエストうすーい感想がダラダラネタバレってほどではないけど知りたくない方は読まないでくださいね岡本圭人個人として活動を始めた最初のとき観たいけどまだ自分の気持ちが複雑で申込みができなかったLeFils息子今回は観たいしかも3部作の2作を一緒にやるならぜひ両方観たい申込みのとき伊野尾さんの舞台と丸かぶりでし
今、ハマりかけている「イキウメ」さんのDVDを5本購入。その一本目。舞台「聖地X」Amazon(アマゾン)毎度、前川智大さんの目の付け所が深い。独特のロジックで地固めし、掬い上げ、搦めとる、その手腕に唸る。(ネタバレあります。ご注意!)冒頭の意味ありげなシーンが効いている。山田輝夫(安井順平さん)の不遜な自己完結的理屈が絶妙。妹の要(伊勢佳世さん)とのチグハグな掛け合いもいい。目玉は、聖地の源となるレストランをめ
昨年、5年ぶりに母方の実家に行きました。その時、今夢中になってる物の話になって・・・。「みんなはハヤブサ消防団観てたかな?」「娘がそれに出てる杉森さん(演:浜田信也さん)をすごく気に入って・・・。」という話を母がしたら、「ハヤブサ消防団観てたよ!!面白かったよね。」「あの役者さん、演技が凄かったね。目も凄くて。」みなさん、どうやら観てたみたいで嬉しかったです。その後も会話は続いて。母「推しがいるアビゲイル騎士団のシンボルカラーが紫
舞台無駄な抵抗公式HP(作・演出)前川知大(出演)池谷のぶえ渡邊圭祐安井順平浜田信也穂志もえか清水葉月盛隆二森下創大窪人衛松雪泰子12月10日兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールその駅は半年前に電車が停まらなくなった。どの電車も通過するだけ。住民は困惑しながらも、隣の駅まで行くなり、他の交通手段を使うなりして日常を守っていた。駅ビルは寂れ、駅前の広場は活気を失った。占い師として活躍していた桜(松雪)は地元に戻ってカウンセラーとして再出発する。クラ
劇団イキウメの関西公演、めっちゃ楽しみにしていた。そして、やっぱりヒリヒリする。池谷のぶえさんの演技に、心底シビレタのは「外の道」。「無駄な抵抗」でも、難しい役どころでヒリヒリした。Xで、気が狂うほど役作りに苦悩してることを投稿していたが、この設定ならそうなるわな、と納得。「外の道」で感じた、ヒリヒリ感を思い出した。占いを得意とする同級生に何気に言われた一言。「あなた、いつか人を殺すわよ」その一言に縛られ、人を殺さないよう安全な道をあゆんできた芽衣。占い師もどきだ