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浅草歌舞伎千穐楽のご挨拶に行ってきました。今年の興行で主要メンバー9人中7人が卒業されるとの事。来年からどなたが新たに加わるのか?どんな浅草歌舞伎が始まるのか?楽しみです。新たな浅草歌舞伎にも清元がかかるといいですねー。今月はありがとうございました。
少し日にちは遡るが、、、、浅草歌舞伎のこと。これはちゃんと見られた。幕間に会場内ウロウロして身体を動かしたり、ロビー販売を眺めたり。気晴らしをして臨んだ。世話物なので、分かりやすいってのもあったろう。しかし、尾上松也の鮮やかな芝居に夢中になった。音羽屋の息遣いをしっかりと抑えていて、聴いていて心地よい。滑らかな菊五郎という印象だ。酔いどれの芝居も違和感ない。市村橘太郎の親父が所々で「呑んでるよ~」と声をかける。これが絶妙な
少し日にちは遡るが、、、、浅草歌舞伎のこと。-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-中村種之助のソロ演技。充分に堪能した、、、と言いたいところだが、観劇途中で精神疲労が来てしまった。種之助さんの軽妙さと、清元との一体が楽しかったのだが。神経が別の向きに入ってしまい、集中力が欠けてしまった。悔しいが、まぁ仕方がない。中村歌昇が吉右衛門への道を歩むのであれば、彼が当代又五郎への道に進むことだろう。吉右
開演早々に精神ダウンしてしまった。疲労が一気に訪れた。ここで無理してもしょうがない。身体の欲するままに休むことにした。次に気が付いたときは、義経の出の前。朧ながらに鎧の影を観た。後に出てきた坂東巳之助の義経の良さにハッとする。貴公子ならではの優雅さと余裕。戦の天才らしい鋭さ。上手さに感動。意識も大分はっきりとしてきた。中村歌昇は播磨屋の後継としての道を進んでいる。重厚な芝居を良く演じていた。が、半分近く見られていないので残念。ラストの「十六
「お年玉」と称した出演者の挨拶があった。今回は中村米吉。彼も今年でこの浅草歌舞伎を卒業する。前世代メンバーだった市川男女蔵。オメッティコールというのがあった。それを米吉さんに使っていいと。ヨネッティコール。で、丁重にお断りしたって。あと最近、神田伯山なども騒いでいたスマホ問題。散々言っても鳴らす奴がいる。結果的にこの回は鳴らなかった。バイブ音はあったけども。🎶🎶🎶🎶🎶この手の犯人は老人なのだ
精神はあんまり調子良くない。それでも月初に比べれば格段に良くなっている。が、上がったり下がったり。その下がった状態での観劇となってしまった。目当ては、中村歌昇の「熊谷陣屋」と、尾上松也の「魚屋宗五郎」だった。詳しくは、また次回に。私は浅草歌舞伎ってのを全く知らない。去年始めて観たくらいだ。過去には中村屋兄弟、(現在)執行猶予中の猿之助、そして男女蔵さんも出てたのね。オメッ
熊谷直実は、予想以上に大役だった。熊谷の歌昇は、頑張っているのはわかるが、まだ、なぞっているだけで玉砕。残念ながら大きさが足りない。大きく見えないのがすべてを語っていると思った。将来的には持ち役になるのだろうから、次回はまた一歩前に進んでいることを願う。僧形になってからは、少し雰囲気がかわってみえたから、熊谷という人物について、彼なりの熊谷像ができているのだと思う。一番良かったのは莟玉。綺麗で位取りもしっかりで上臈に見えた。巳之助の義経。おん大将の鷹揚さと厳しさが足りない。も
今日のお稽古は午後からです。隼人さんと米吉さんが現在、浅草歌舞伎に出演中ですので、お二人が絡む場面はどうしても遅い時間からの始まりになります。それ以外の場面は別立てで行われます。でも本公演の後に来月の公演のお稽古はつらいものです。私は苦手でしたね。しかし猿翁旦那はそんなわがままを許す事無く否応なく9時終演の本公演の後でもみんなで次の月のお稽古をして参りました(笑)今となっては懐かしい思い出ですが・・・。ある様でないのが今の自信と時間の余裕でしょうか?(笑)今日は7時前には帰っ
先日はこちらに!1月に歌舞伎!っていいですね。始まっていきなり、「あ〜、生音っていいな」って。正しい所作の宝庫。基本あっての楽しさを堪能しました。今年でメインの数名は、次にバトンを渡すそうです。歌舞伎座の歌舞伎よりも、お客様との距離を縮めようとラフなご挨拶もあったり、演目紹介もあったり。いい試みですよね。終わって、お世話になっているお店にご挨拶に。お年賀で干支の置物。行ったら、ウサギちゃんが後ろ向きに。お尻を見せて鎮座速やかに、変えさせてもらいました。スポットライト浴び
どちらの演目も悲しくて、見ていて痛ましい。「陣屋」は武将の熊谷直実が我が子を主君のために差し出して、殺してしまう。それを知った妻が嘆き悲しむ。その場面を役者が事細かに音楽に合わせて動いて、演じる。主人公たちの悲しみ表現を「名場面」として、上演し、観客が味わい、感激する。妻の慟哭する姿をうまく演じる役者、その演技を楽しむ観客、どんな神経してるんかいと、思ってしまった。ラストシーン、熊谷直実は人を殺める武士の人生を悔いて、僧になり、泣きながら花道を去っていく。観客は直実の思いに同調して、涙
昨年末の稽古から約3週間。今日の出番で今月の浅草歌舞伎出演は終了です。半年振りの歌舞伎出演。毎日反省する事もあり、でも毎日舞台に出ている楽しさ嬉しさを感じながらの半月でした。僕自身も清元としても、反省点、改善点が多々あります。よりよい清元の未来のために、自分に出来る事なんてたかが知れてると思うけど…でも、その出来る事をこれからも精一杯努めます。ありがとうございました。新春浅草歌舞伎2024年1月2日(火)~26日(金)【休演】8日(月・祝)、19日(金)第2部午後3時~二
昨日の天気には驚きましたね。今日は晴れてはいるけど風が強い!そして、寒い!今日の舞台が終わって、自身の出番は後1日。明日は楽器やら着物やら、帰りの荷物が多いから天気は崩れないで欲しいなぁ。新春浅草歌舞伎2024年1月2日(火)~26日(金)【休演】8日(月・祝)、19日(金)第2部午後3時~二、流星(りゅうせい)配役:流星…中村種之助丈出演日…2〜15日
楽屋入り前、いつものようにスタバへ入る時、今にも雪が降りそうな重い空だった。店内でコーヒーを飲みながら、ふと外を見ると一面真っ白と言っても過言ではない程のみぞれ!!これが止むのを待っていたらいつになるかわからない。仕方がないので外に出た。みぞれは雨に変わっていた。家を出る時、傘を持って出るか迷ったんだよねー。どしゃ降りの雨の中、小走りで楽屋へ向かう。雨に加えて雷も鳴っている。ゴロゴロゴロピカピカピカ「流星」か!途中で傘を買う。ほんの数メートルのために傘を買う。持ってくれば
三井まこ通信夜の浅草寺カメラマンは姪の花野じゅりあチャン♪♪♪浅草歌舞伎観劇後に浅草寺を通り駐車場へ、、、夜の7時過ぎなのにドップリ暗く、、、五重の塔をバックに写真を撮ってもらいました💕おのぼりさん?みたい??カメラマンは花野じゅりあチャンでした💕❣️😊
お年玉〈年始ご挨拶〉莟玉夜の部のご挨拶が10分ほどだったのに対し、昼の部は上演時間の関係なのか持ち時間は5分。なので、マナー喚起や物販プロモーションの他はあまり多くは話しませんでした。浅草公会堂は、舞台は十分広いのだけど楽屋スペースが“ちょっとアレ”なんで役者同士が密になりがち。コロナ禍中に公演を打てなかったのにはそういう事情もあったのだと。昨年3年ぶりに公演を打ったときは、役者が混ざるのを少なくするため昼夜2組に分かれての上演で、ご挨拶もしなかったので、今回は4年ぶりの“通常公演”
今日の舞台が終わって、今月の出番も後3回となりました。歌舞伎の興行に出演する度に言ってますが、本当に折り返しを過ぎると早いんだよなぁ。まぁ特に初日から出てると前半の方が稽古期間があるから実質携わっている期間は出演日数より多いって事もあるけど。明日からの土日が過ぎれば月曜日にはもう自身の千穐楽です。残り3日間、よろしくお願い致します。新春浅草歌舞伎2024年1月2日(火)~26日(金)【休演】8日(月・祝)、19日(金)第2部午後3時~二、流星(りゅうせい)配役:流星…中村
三井まこ通信1月11日の浅草寺浅草歌舞伎観劇の為に浅草寺の近くのパーキングに駐車しました。久しぶりせっかくの浅草寺!チョコット写真を写しました💕沢山の方達が訪れていて幸せを願って?手をあわせてました💕今年が良い年でありますよぅに💕みんなが幸せでありますよぅに💕❣️😊
三味線て繊細な楽器だなぁ…と改めて思います。毎日舞台で弾いている楽器だけど、毎日楽屋へ行って弾き始めた時はなんというか…硬い音がするんです。それを何度も素振りのように撥を当てたり、声出しといってみなさんと曲の冒頭3〜5分ぐらいのところを浚ったりしているうちに音が馴染んでくる。たまに休んではまた持って、何を弾くわけでもなくただ撥を糸に当てる。それを舞台へ行くまで繰り返すうちに硬かった音が柔らかくなってきます。毎日舞台で弾いているのにね。毎日使っているのに、1日経つと翌日はまた硬い音から
お年玉〈年始ご挨拶〉隼人隼人のご挨拶の概要→「今の座組になってから今年で10年という区切りですが、自分はその前から出ていて今年で12年目。最初に出たのは18歳、高校生でした。今30歳なのでやはり区切りではあります。浅草歌舞伎のことを1人でも多くの人に知ってほしいという気持ちが皆にあり、かつて松也兄さんがテレビに出まくっていた時期がありましたが、それは浅草歌舞伎のプロモーションでした😅お年玉ご挨拶を2人でやった時期もありましたが、いつの間にかなくなったのはあまり上手くいかなかったんでしょう
今月は2日の初日から15日まで、休演日を1日挟んで計13日間出演しています。という事は、休演日明けの昨日が僕にとっての中日でした。今日から自身の出番後半です。よろしくお願い致します。新春浅草歌舞伎2024年1月2日(火)~26日(金)【休演】8日(月・祝)、19日(金)第2部午後3時~二、流星(りゅうせい)配役:流星…中村種之助丈出演日…2〜15日
舞台稽古の日のblogに「浅草歌舞伎に出演するのは2011年以来」と書きましたが『新春浅草歌舞伎…舞台稽古2日目』2日目の舞台稽古が終わり、新春浅草歌舞伎年内のお稽古が終了しました。あとは年明け2日の初日を待つのみです。新春浅草歌舞伎に出演するの久し振りだなぁ。振り返って…ameblo.jp2017年の「吉野山」にも出演してました。近くの東洋館に出演中だった、知り合いのボードビリアン「夢集竹内」氏が楽屋口まで遊びに来てくれて、その後花まで届けてくれたのをふと思い出しました。彼が亡くな
今月我々清元が出演している「流星」という演目は、舞踊会などでもよく上演される比較的ポピュラーな舞踊演目です。ただ、その踊られる方の流儀や時間に制限があるなどによりその型は様々です。歌舞伎では大和屋さんの型で、清元と義太夫の掛け合いなんていう珍しい形もあります。今回の型も藤間御宗家の型でオーソドックスな「流星」とはところどころ違いがあります。この型、もし僕の記憶が正しければ1999年の大阪松竹座で中村翫雀(現・鴈治郎)丈がなさって以来ではないか…と。その時は牽牛織女も出たのでもっと長かっ
浅草公会堂へはいつも人混みを避けたルートを使います。ただ、このルート上にはスタバがなく、これまでサンマルクカフェに寄ってました。一昨年の平成中村座の時は毎日雷門店に寄ってたけど、今月は1月だからねぇ。このサンマルクも思った以上に混んでるんです。座れなくて当たり前。テイクアウトで買うにも結構並びます。こんな思いをしてまでサンマルクでコーヒー買わなくてもいいよなぁ…と思いつつでもせっかく人混み避けてるのにわざわざスタバに行くのもなぁ…と思いつつ結局今日はスタバにしました。もう明
今回は前回に引き続き浅草公会堂で行われた浅草大歌舞伎の観劇の記事です。新春浅草大歌舞伎第1部前日は所用があり第2部からの観劇でしたので改めて第1部の観劇となりました。花道左横であった第2部とは反対にこの日は右側の席での観劇となりました。客席お年玉第1部もお年玉の挨拶から始まりこの日は種之助の兄である歌昇の担当でした。第1部とあって時間の押しもなく、衣装を忘れる事無くしっかり者の彼は前日の神楽諷雲井曲毬の大神楽の失敗や自身の出し物である熊谷陣屋の宣伝につ
昼の部本朝廿四孝中村橋之助くん、中村米吉くん、板東新吾くん、武田勝頼と八重垣姫の話です。米吉くんの八重垣姫が可愛いんでよね。予話情浮名横櫛お富さんを米吉くん。可愛いお姫様が似合う米吉くんの「お富さん」は、合わないのではないかと思っていたのですが、合う✨台詞が気持ちいい!良かったです💓隼人くんの与三郎、松也くんの蝙蝠やす良かったです🎵歌六さんの和泉屋多左衛門は、流石のカッコ良さでした💓どんつく巳之助さんの舞踊が良かったです。大好きだった三津五郎さんを思い出します。流石
今日は比較的寒くないです。もちろん朝夕は冷えるけど、昼間はマフラーやイヤーマフをする必要がない程度。浅草の人の賑わいも、少しだけ落ち着いたようです。あ、でも明日から世間は三連休…なのかな?また混みそうだな。新春浅草歌舞伎2024年1月2日(火)~26日(金)【休演】8日(月・祝)、19日(金)第2部午後3時~二、流星(りゅうせい)配役:流星…中村種之助丈出演日…2〜15日
僕は大抵楽屋入り前にスターバックスに寄ってコーヒーを飲みます。飲み終わらなかった時にはコーヒーを持って楽屋入りします。だからいつも「マイボトル」を利用するんです。カップで持つと片手が確実に塞がりますからね。浅草公会堂の近くにもスタバはあります。でも、僕が使う“なるべく人混みを避けるルート上”にはありません。だからといってスタバに寄る為にわざわざ遠回りをして人混みの中に入って行ったのでは、このルートを使う意味がありません。という事で、今月は今のところルート上にあるサンマルクカフェを利
浅草歌舞伎、2日目の舞台が終わりました。おかげさまで客席も賑わっていますが、浅草の街中も人が多いですねー。当たり前か。正月の浅草が閑散としてたら寂しすぎますね。とはいえ人混みが大変苦手な私は仲見世を極力避けております。極力というか、絶対にそこを通らないルートで通ってます。街の賑わい。いい事ではあるけど出来れば避けたい。複雑です。新春浅草歌舞伎2024年1月2日(火)~26日(金)【休演】8日(月・祝)、19日(金)第2部午後3時~二、流星(りゅうせい)配役:流星…中
この度能登半島地震で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。年明け早々の事態に何かと大変かとは思いますが一刻も早い復旧をお祈り致します。さて、今回は久しぶりに歌舞伎の観劇の記事です。新春浅草大歌舞伎第2部ブログで書くのは七月大歌舞伎以来、記事にはしませんでしたが観劇自体は9月、10月に行われた国立劇場さよなら公演以来の観劇となりました。客席取れたのは花道横でしたが熊谷陣屋といい、魚屋宗五郎といい花道をふんだんに使う芝居が多かった事をもあり当たり席と言える場所で観劇す
あらためて、明けましておめでとうございます。浅草歌舞伎の初日が開きました。いっぱいのお客様で席は埋まっていました。正月からありがたい事です。僕は15日までの出演となりますが、それまでよろしくお願い致します。新春浅草歌舞伎2024年1月2日(火)~26日(金)【休演】8日(月・祝)、19日(金)第2部午後3時~二、流星(りゅうせい)配役:流星…中村種之助丈出演日…2〜15日