ブログ記事19件
※※この本を読んで一言※※不思議な世界観の物語で、普段読んでいるミステリとは違う読後感で、人生について考えさせられました。私はこういう作品は好きですが、一方で好き嫌いが別れる作品だとも思います。※※※※※※※※※※※※※※※浅暮三文さんの作品は「石の中の蜘蛛」に続き2作品目になります。そしてこの「ダブ(エ)ストン街道」がメフィスト賞受賞作であるとともに、「石の中の蜘蛛」が私の中ではやや不評でしたので、むしろこの「ダブ(エ)ストン街道」がどんな話で、何が良くてメフィスト賞受賞作に
※※この本を読んで一言※※今までに読んだ事のないような、音に関しての表現やこだわりを強く感じ、斬新な作品であったと思います。※※※※※※※※※※※※※※※浅暮三文さんはメフィスト賞受賞作家で、受賞作品である「ダブ(エ)ストン街道」を買おうと思っているのですがなかなか手に入らないため、今回は「石の中の蜘蛛」を読んでみることにしました。この作品も「日本推理作家協会賞」の受賞作品なので期待して読み始めました。とにかく音に関しての表現がすごい!!音をいろいろなものに例えて表現
誘拐犯はカラスが知っている―天才動物行動学者白井旗男―(新潮文庫)Amazon(アマゾン)693円動物の生態や習性から事件を解決するストーリーが新鮮。面白かった。
8月、9月の読書望月麻衣「京都寺町三条のホームズ・11あの頃の想いと優しい夏休み」清貴が大丸京都店での修業を終え、次の探偵修業までの短い夏休みの出来事ミステリー的な要素はあまりなく円生や利休視点の話があり番外的な作品斉木香津「沼に沈む骨は愛を語らない超能者には向かない職業」人の意識に入り込む能力が幼少期に身についていた刑事の麦子が休暇を取った田舎で起こった自殺事件の真相に迫ります浅暮三文「困った死体は瞑らない」ありえない変死体に特別捜査班サーカスが挑むシリー
『午前零時』を読みました。13名の作家さんの作品が載っているアンソロジーになります。作品名と著者をメモっときます。・「ハンター」鈴木光司・「冷たい手」坂東眞砂子・「夜、飛ぶもの」朱川湊人(しゅかわ・みなと)・「卒業」恩田陸・「分相応」貫井徳郎・「ゼロ」高野和明・「死神に名を贈られる午前零時」岩井志麻子・「箱の部屋」近藤史恵・「午前零時のサラ」馳星周・「悪魔の背中」浅暮三文(あさくれ・みつふみ)・「1、2、3、
久しぶりの読書ネタ6月に読んだものですがすっかり記事にするのを忘れていました喜多喜久「リケジョ探偵の謎解きラボ彼女の推理と決断」保険調査員の江崎に回ってくる厄介な不審死を留学帰りの研究者久理子が科学の力で事件の謎に迫ります似鳥鶏「目を見て話せない」コミュ障大学生藤村京が身の周りで起きる事件の謎を解き明かしていく日常ミステリー浅暮三文「困った死体」「サーカス」と呼ばれる変死事件ばかりを扱う特殊班に所属する刑事、鑑識員、監察医の3人がありえない死体の謎を究明する
シリーズ第2弾( ̄▽ ̄)陥没した頭蓋骨には豆腐がきっしり他に凶器は見当たらないと、いうことはつまり!?捜査一課の大黒福助率いる変死体専門の捜査班<サーカス>鑑識課員の数之十一、監察医の栗栖アメリと共に挑むのは水中で黒焦げになった死体、屋上で発見された墜落死体厄介なものばかり。さらに捜査中に、とある事実に気づいた彼らは予想外の展開に巻き込まれ・・・宣言が出る前に買い溜めしといたモノ消費中って事ででは早速いやぁバカミス←褒めてるよ前
誘拐犯はカラスが知っている―天才動物行動学者白井旗男―(新潮文庫)Amazon(アマゾン)693円面白さが後からジワジワとやってくるタイプ、なのかもしれない。少々偏屈だが、頭脳明晰、洞察力に優れた動物学者が、動物の行動に関する知識を駆使して、さまざまな事件の謎を解く、七編の連作モノ。白井は、両親が旅行中、消息不明となってしまったことから、引きこもり状態になった。そんな白井を、大学時代の後輩で、現在は警察犬のハンドラーである原友美が外へ引っ張り出そうと
亜坂誠はK署の若手刑事。離婚後、四歳の娘を引き取りながら、仕事を続けている。不規則な勤務で娘との時間を持てないことに悩み、仕事に身が入らない。そうした雰囲気が仲間にも伝わるのか、いい加減な仕事をすると思われ、亜坂とは誰も組みたがらなくなり、浮いた存在になっていった。そんなとき、管内で五歳の少女の誘拐事件が発生する。新聞社に届いた犯人からの要求は、少女の家族が経営する化学企業が起こした水質汚染の告発。汚染の隠蔽された真実を報道しろというものだった。そして、「
五歳の少女が誘拐された。目的は、少女の家族が経営する化学企業が引き起こした水質汚染の告発。新聞社に届いた声明文には汚染事実を報道せよという要求と、符牒として「百匹の踊る猫は告げていた」という一文が記されていた。幼い娘と二人で暮らすK署の若手刑事亜坂は、本庁のベテラン刑事土橋と組み、不可解な事件の真相を追う―日本推理作家協会賞受賞作家が新境地を拓く、初の警察小説。【「BOOK」データベースの商品解説】より浅暮三文氏の初めて読んだ作品ダブ(エ)ストン街道とは想像もつかない乖離。警
3冊購入東京近江食堂続編出てた~ペンギン鉄道の続編も早く読みたいこちらは初めましての作家さん。読むのが楽しみ
【誘拐された人質を発見するにはカラスの後を追え?バラバラ殺人事件を解く鍵はリスの生態?密室殺人犯を教えてくれるのは馬?警察犬ハンドラー原友美が頼りにするのは、大学の先輩である白井旗男。東京郊外の「動物屋敷」に隠棲する天才動物行動学者が、知られざる動物の習性に関する知識を武器に、次々と難事件を解決する新感覚ミステリ!二人の決め台詞は「動物は嘘をつかない!」(「BOOK」データベースより)】初めて読む作家さんです。天才動物行動学者が動物や昆虫の習性を利用して事件を解決に導くというパターンの連作短
ロック、そして銃弾私立警官・音場良(徳間文庫)[浅暮三文]価格:702円(税込、送料無料)(2018/5/23時点)108円の古本で入手した浅暮三文「ロック、そして銃弾私立警官・音場良」を読了…かつて学生運動の活動家として名を馳せ、長い間逃亡生活を送っていた男が神戸で発砲事件を起こす。同じ頃、東京では若い女性がストーカーに拉致されるという事件が発生していたが、まだ発覚はしていない。ロックというあだ名で呼ばれ、浅草でバーを営む元刑事は、刑事時代の上司(先輩?)の依頼で、まずは神戸
★誘拐犯はカラスが知っている天才動物行動学者白井旗男浅暮三文新潮文庫2018年3月刊行私が読むものにしては本格ミステリの類になる。今までは死人も出ないライトミステリが主だったが、設定が気になったので買ってみた。警視庁鑑識課の警察犬ハンドラー原友美と友美の先輩である、今は分け合って隠棲している白井旗男。彼らが主軸として難事件を解決に導いていく。白井は動物行動学者として大学時代、教授格ととみなされながらも両親の失踪により一年休学し、復学すると経済学部に移籍した。彼の身に何が起こったか
また一つ、「当たり」の刑事モノに出会えた。この作家さんとは、「セブン」でお初にお目にかかった。その時は、あまりインパクトを感じることはなく、どちらかというと、主人公のキャラも、ストーリー展開でも地味な印象だった。それが、この作品では、一つ一つ調べ潰していく、地に足がついた刑事本来の姿が丁寧に描かれ、ド派手なキャラではないが、なぜか安心して読み進めていた。さらに、「セブン」で如月と相棒を組んだ「ハシゲン」こと土橋刑事が登場してきたときは、心の中でガッツポーズをしてしまっ
また、新たな女性刑事モノに出会えた。だが、最近、過去にさまざまな事件で傷を負っていたり、事件で家族を失ったりしている刑事がやたらと多すぎませんか。この作品の主人公、文京区本郷M署に勤める如月七(ナナ)もそうなんですね。カナダ人の父親と、日本人の母親との間に生まれたハーフ。彫りの深い顔、長い手足、170cmに近い身長とくれば、ああ、きっと「美しすぎる刑事」とか呼ばれるんだろうなと、余計なことを思ってしまう。だがどうやら、幼児期にその両親が殺害された模様。(まだ、こ
無敵犯刑事課・亜坂誠事件ファイル101(集英社文庫(日本))[浅暮三文]価格:669円(税込、送料無料)(2018/2/8時点)今から1年半くらい前に読んだ浅暮三文「百匹の踊る猫刑事課・亜坂誠事件ファイル001」の続編、シリーズ2作目となる「無敵犯刑事課・亜坂誠事件ファイル101」を108円の古本入手…今回も前作同様、文庫書下ろしで2016年12月に発行されていた。シングルファーザーのショカツ刑事・亜坂が、前作でコンビを組んだ本庁捜査一課のベテラン刑事・土橋と再び不可
夜更かしを通り過ぎて朝元気っていう。だいたい私がブログを更新するってことは何かがひと段落したって(ヒマだってこと。)ことですから。読んで面白かったものを...「なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか」伊藤剛みんなが平和を望んでいるはずなのにどうして戦争が起きるんだろう?という構造や正義と平和が混同しやすいということ。特に「豊川信用銀行事件」で起きた女子高生の噂から、数日で銀行が倒産する騒ぎになって大混乱するプロセスがとても印象的でした。デマの情報が人を
百匹の踊る猫[浅暮三文]価格:604円(税込、送料無料)(2016/7/26時点)なんとか今月3冊目読了…31日までに頑張ってもう1冊くらい読みたいものだ。巻末の大森望さんの解説によると浅暮三文の初警察小説だという「百匹の踊る猫刑事課・亜坂誠事件ファイル001」です。今年に入って同じ著者の警察小説「セブン秋葉原から消えた少女」を読んでいたので、あれそうなんだって感じでしたが…こちらの方がちょっとばかり先に発刊されてたようだ…2015年12月の文庫書下ろし。周囲から疎まれているシ