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法律という切り口から鉄道の世界を探る、「法鉄」シリーズ。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ特別な鉄道ファンでなくても、「鉄道旅行」と聞くとわくわくしますよね。日帰りで各駅停車の旅をするのもよい気分転換になりますし、寝台列車で夜景を眺めながら眠りにつくのも乙なものです。今回は、法律の条文に、「鉄道旅行」という言葉が登場しているのを見つけたので、ご紹介したいと思います。それは、「国家公務員等の旅費に関する法律」という法律です。国家公務員と鉄道旅
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です。法律という切り口で鉄道の世界を探る、「法鉄」シリーズ。今回は、電車を待つ行列のお話です。朝夕のラッシュ時は、駅のホームに長い行列ができますね。みなさんきちんと整列していますが、一度だけ、夜のホームで、後ろから来た人(だいぶお酒が入っていたようです)に押しのけられ、前に並ばれてしまったことがありました。もめるのも面倒なので、そのまま後ろに立っていましたが・・・。悔しいので法律を調べてみると、行列に割り込んだら犯罪になる
法律という切り口から、鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ前回、「鉄道営業法」と、「表現の自由」をめぐる裁判をご紹介しました。駅構内でチラシを配るなどする行為を規制している「鉄道営業法」第35条の規定が、「表現の自由」を保障する憲法第21条に違反するかどうかが争われ、最高裁判所の判決で、憲法違反ではないとされた事例です。実はこの裁判では、もう一つ大事な争点がありました。「法鉄」的にみると、こちらのほうが大事かも
法律という切り口から鉄道の世界を探る、「法鉄」シリーズ。今回は、鉄道で憲法のお勉強をしましょう。どういうこと?と思われるでしょうが、実は、本ブログでもたびたび取り上げている「鉄道営業法」は、憲法で保障される重要な人権の一つである「表現の自由」と深い関係があったのです。一体どういうことでしょうか?法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ舞台は、1976(昭和51)年にさかのぼります。東京の井の頭線吉祥寺駅の構内で、数人の人が、駅員の許諾を得ずに、
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る、「法鉄」シリーズ。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ先月初め、北陸新幹線の佐久平駅から線路内に人が立ち入り、10kmほど歩いたところで逮捕されるという事件がありました。報道によると、そのときの逮捕容疑は、「新幹線特例法」違反だったとのことです。この「新幹線特例法」とは、正式名称を「新幹線鉄道における列車運行の安全を妨げる行為の処罰に関する特例法」
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る、法鉄シリーズ。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめこれまで、法鉄の記事を書きながら、いつか法鉄の『現場』を見たい!と思っていました。そして、法鉄の『現場』って、一体どこなんだろう…?とあれこれ考えた末、鉄道会社の法務部門が、最強の『現場』なのでは?と思い至りました。というわけで、鉄道会社の法務部門の方に、どんなお仕事をしているのか、突撃
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。10月14日の「鉄道の日」を目前にして、今回と次回は、日本の鉄道を支える二つの組織について見ていきたいと思います。今回は、日本の鉄道行政の”総本山”ともいえる「国土交通省鉄道局」に関する法令を見てみましょう。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ「法鉄」シリーズでご紹介してきた法令のほとんどは、この国土交通省鉄道局が所管してい
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から、鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。前回の記事では、車掌さんに関する規定を見てみましたが、その最後に、プラットホームの長さについての規定が登場しました。多くの人たちの出会いと別れの舞台である、プラットホーム。そこには、どんな決まりがあるのでしょうか。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ○プラットホームのサイズまず、プラットホームの長さについては、前回ご紹介したよ
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。5か月ぶりの登場です。今回は、みんな大好き「車掌」さんについて、どんな規定が定められているか、見ていきましょう。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ○車掌の職務は何?まず、「車掌」とは、どんなお仕事をする人だと定められているのでしょうか。これについては、鉄道業務に携わる人たちの職務について定めている省令「鉄道係員職制」に書かれてい
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。3月16日の記事で、小田急小田原線の複々線化完成記念として、複々線化を推進する法律についてご紹介しました。その翌日から、複々線化の完成を受けたダイヤ改正が行われ、千代田線方面の大増発が実現しました。小田急小田原線を利用している私としては、朝のラッシュ時は本を読もうとしても、カバンから取り出すのさえ難しかったのが、楽に広げられるようになり、小さな幸せを感じております。
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。いよいよ明日、小田急小田原線の複々線化完成を受けたダイヤ改正が実施されます。私は小田急ユーザーですが、朝のラッシュはなかなかハードなものがあります。例えば、今回の最後の工事区間だった東北沢駅~梅ヶ丘駅間では、既に身動きのとれない状態で、一駅手前の豪徳寺駅と、梅ヶ丘駅でさらに少しずつ人がギュッギュッと乗り込み、その上、梅ヶ丘駅を出発した直後に、急行と各停のレールが合流す
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です最近、新幹線の車体にトラブルが発生する出来事がありましたね。新幹線は特に高速で走るので、普通の電車に比べて特に安全には気をつけないといけないのでしょうね。ということで、他の人が新幹線の運行を妨害したときも、他の電車に比べると重い罪が法律で規定されています。どんなふうに重くなっているのでしょうか?比べてみたいと思います。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ○線路内に立ち入ったとき線路
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、前回に続き、11年ぶりの「鉄道営業法」改正について見てみたいと思います。今回の「鉄道営業法」の改正は、「民法」の大改正にあわせて行われたもので、二つの柱がありました。そのうちの一つである、運賃を返還するときの時効に関する改正について、前回の記事でご紹介しました。今回は、もう一つの柱である、約款に関する改正について見ていきましょう。法鉄記事の一覧はこ
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回・次回の2回に分けて、今年行われた「鉄道営業法」の改正について見ていきたいと思います。「鉄道営業法」については昨年10月28日の記事『「法鉄」の世界~鉄道事業を運営するにはその2』という記事でご紹介しました。この法律は、1900(明治33)年に制定され、これまで117年の間に、11回改正されました。平均するとおよそ10年に1回というペースになります。前回の
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。みなさん、時刻表の本をご覧になったことはありますか?時刻表の本には、列車のダイヤ以外にも、鉄道に関する色々な情報がぎっしり詰まっていて、とても楽しいですね。また、時刻表の面白さ、奥深さを説く本もたくさん出されていますし、ミステリー小説では、時刻表を使ったトリックが使われているものもあります。このように、時刻表はみんなに愛されていますね。では、法律の世界には、時刻表に
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です昔、中学の同級生に、「将来、近鉄の運転士になりたい!」と言っていた友人がいました。休み時間や放課後、近鉄電車の運転を詳細に再現してくれるのですが、その時の彼は、うっとりした表情でハンドルさばきを披露していました。電車の運転というものは、人を惹きつけてやまない魅力があるようです。さて、10月10日の記事「電車を運転するには免許が必要?」で、電車の運転士さん(動力車操縦者)にも運転免許が必要であること、その試験では、二つの法
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。前回は、電車の運転士さんにも運転免許が必要か、を探ってみました。今回は、はれて電車の運転士になった人が、どんなことを守らなければならないか、見ていきたいと思います。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ◯おおもとは「鉄道営業法」鉄道営業に関する決まりの書かれている「鉄道営業法」を見ると、電車の運転に関する詳しい規定は国土交通省令に定め
【最終更新:2020/01/2522:04】こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です大好評いただいている「法鉄」シリーズの記事をまとめました!【法鉄シリーズとは・・・】みんなに愛されている、鉄道・電車・新幹線などにまつわる法律について、「法鉄」と題し、ご紹介しています。あなたはいくつ知ってる?法鉄の世界!第33弾2020-02-25掲載NEW法律に登場する「鉄道旅行」という言葉「鉄道旅行」と聞くとわくわくしますよね。法
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。ついに、「国鉄法」を見るシリーズの最終回です。今回は、国鉄に対する監督についての規定を見ていきます。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓◯国鉄は運輸大臣の監督を受ける第52条には、国鉄は運輸大臣の監督を受けると規定されています。日本国有鉄道法(昭和2
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。引き続き、「日本国有鉄道法」に何が書かれていたか、見ていきたいと思います。今回は、国鉄の予算や、運賃の決め方に関する規定を見ていきます。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓◯国鉄の予算は、国会で議決される第36条から第51条までは、国鉄の
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、「日本国有鉄道法」に何が書かれていたか?その4回目です。第26条から第35条までは、国鉄の職員についての規定が置かれています。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○国鉄の職員になれない人ここには、国鉄の職員になれない人が挙げられています。
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、「日本国有鉄道法」に何が書かれていたかを探るシリーズの第3回目です。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○本社は東京に置く第4条には、国鉄の本社(法律では「主たる事務所」と書かれていました)は東京都に置くこと、と規定されています。日本国有鉄道
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。前回に引き続き、JRの前身、国鉄について定めていた法律「日本国有鉄道法」について見ていきましょう。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○国鉄のお仕事は第3条には、日本国有鉄道という法人ができる業務について定められています。日本国有鉄道法(昭和23年法律第256号
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、JRが明日で発足30周年を迎えるのにちなんで、JRの前身、国鉄について定めていた法律「日本国有鉄道法」について見てみましょう。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓「日本国有鉄道法」は、1948(昭和23)年12月20日に公布され、翌1949
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。久々登場、人気シリーズの第6弾です今回は、踏切について定めている法律を見てみましょう。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめおしらせ:本ブログの書籍化決定!⇒詳細はこちらへ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○踏切の開通をしなかったら、罰金昔のことを思い出すと、大きな踏切には係員の方
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、JRと東京メトロに適用されている法律をそれぞれご紹介します法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○JR会社法まずは、JRについて定めている「旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律」。…ですが、この法律の第1条は、次のようになって
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です。法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、実際に鉄道を営業する場面での色々な決まりが定められている「鉄道営業法」をご紹介します。この法律は1900年(明治33年)に、以前ご紹介した「鐵道略則」に代わり制定されたものです。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○鉄道係員は、制服を着用し
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です。法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、鉄道を運営しようとする時に必要になる法律をご紹介します。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○「鉄道事業法」鉄道事業をしようと思う人にとってまず必要になるのが「鉄道事業法」です。この法律では、鉄道事業を経営するときは、国土交通大臣の
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です。法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今回は、このブログでたびたび採り上げている「関税定率法」に登場する、鉄道関係の色々な物品を見ていきます。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○「まくら木」には、「染み込ませてないも
こんにちは、第一法規「法律トリビア」ブログ編集担当です。法律という切り口から鉄道の世界を探る「法鉄」シリーズ。今日は、「鉄道」という言葉がどんな法律に使われているか、見てみます。法鉄記事の一覧はこちら⇒「法鉄」の世界~記事まとめ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓○「鉄道」という言葉は、約200件の法律に登場する「鉄道」という言葉が使われている法律を探してみると、約200件ありました。鉄道事業や鉄道設備に関する法律はも