脊髄小脳失調症の新しい治療薬候補を発見 ~L-アルギニンの脊髄小脳失調症6型に対する治験結果~
新潟大学脳神経疾患先端治療研究部門の石原智彦特任准教授、脳神経内科学分野の小野寺理教授、近畿大学医学部内科学教室(脳神経内科部門)の永井義隆主任教授らの研究グループは、神経難病の一つである脊髄小脳失調症6型(SCA6)(注1)に対する新たな治療薬候補の治験を行いました。治験薬の候補として、L-アルギニン(注2)の有効性と安全性を調べるために、日本国内の5施設で二重盲検無作為化試験を実施しました。40人の患者さんが参加し、48週間の治療後、症状評価スケールSARA(注3)スコアはプラセボ(注4
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