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2014年8月から始まった皇統を辿る巡礼も、いよいよ多摩、武蔵野でファイナルを迎えます。2017年もあと僅かとなりましたので今年の巡礼を振り返ります。今年の陵墓巡礼は全162ヶ所でした。その内訳として先ずは宮内庁治定陵歴代天皇陵は第84代順徳天皇から第122代明治天皇までの39陵と北朝5代5陵、分骨所10ヶ所、火葬塚5塚、髪歯爪塔等6塔、陵墓参考地1ヶ所、太上天皇陵5陵。皇后(妃)陵は30陵、分骨所2ヶ所、灰塚5塚、陵墓参考地4ヶ所。皇子、皇女等皇族墓7墓、火葬塚1塚、陵墓参考
【平成29年12月21日(木)参拝】明治天皇胞衣塚所在地:京都市左京区吉田神楽岡町30番地吉田神社内特に公になっているわけでもなく案内板も石標もないのですが、「明治天皇紀」や「吉田探訪誌」という書籍には「吉田神社内に明治天皇の胞衣埋納所がある」という事が記されています。京大を抜けると大鳥居。吉田神社本宮南にある大元宮と菓祖神社左
【平成29年12月13日(水)参拝】仁孝天皇典侍橋本経子墓所在地:東京都港区芝公園4-7-35増上寺徳川家墓所巡礼初東京。或るところはこのあと行くとして先に仁孝天皇典侍で皇女和宮の生母である橋本経子が祀られている増上寺にある徳川家墓所に行って来ました。大門は修復中でした。東京タワーとのツーショット!
【平成29年12月7日(木)参拝】或る処へは来週行くとして、その前に時代を800年~1000年遡ります……。こちらも紅葉のメッカ、永観堂(禅林寺)ですが、「京都名墓探訪1」によると、ここには清和天皇と後三条天皇、御二人の陵があるというので行ってきました。今年4月の亀山帝分骨所以来7ヶ月ぶりの蹴上。ねじりまんぽは今日もねじれてました!
【平成29年12月5日(火)参拝】こちら真如堂も紅葉シーズンが終わりひっそりとしていました。10日間でかなり色褪せてる…。鐘楼墓所は先月、勧修寺徳子墓参拝の際に確認済なのですんなりと辿り着けました。墓所入口
【平成29年12月3日(日)参拝】孝明天皇典侍今城重子墓所在地:京都市右京区鳴滝松本町32三宝寺9日ぶりに再び三宝寺へ。前回では色鮮やかな紅葉も色褪せて冬の気配…。右へ行くと今城媋子が眠る常寂光院墓真っすぐ行くと今城家墓地へその真ん中に建ってるのが…
【平成29年11月27日(月)参拝】孝明天皇御胞衣埋納所所在地:京都市東山区五条橋東5-480(若宮八幡宮)場所は京阪「清水五条」駅から五条通(R1)を東へ570m行った若宮八幡宮です。孝明天皇(こうめいてんのう、天保2年6月14日(1831年7月22日)-慶応
【平成29年11月25日(土)参拝】仁孝天皇典侍勧修寺徳子墓所在地:京都府京都市左京区浄土寺真如町82(真如堂)さすが紅葉のメッカ「真如堂」は紅葉狩り真っ盛りでした!真如堂墓地の一番東の端に勧修寺家の墓地があります。ここが徳子墓なのですが合祀墓のようです。
【平成29年11月24日(金)参拝】仁孝天皇後宮今城媋子墓所在地:京都府京都市右京区鳴滝松本町(三宝寺内)久々の嵐電「宇多野」駅。福王子交差点からR162を770m北上すると三宝寺右折の看板。墓地の方向へ登っていきます。ここは宮内庁治定の常寂光院墓。ここには仁孝皇
【平成29年11月21日(火)参拝】仁孝天皇御胞衣塚所在地:京都市右京区西院春日町61西院春日神社境内「上桂」からは桂経由、京都線で「西院」の「西院春日神社」へここにも光格帝同様、仁孝天皇御胞衣塚があります。説明書きには胞衣(えな)は出産の時に新生児を包んでいる胎盤です。皇室では、皇族
【平成29年11月21日(火)参拝】光格天皇典侍葉室頼子墓所在地:京都市西京区山田葉室町阪急嵐山線「上桂」駅から西へ約700m行った葉室家専用の墓地にあります。頼子墓は入って左手奥にありました。厚淳院の法号が確認できます。
【平成29年11月16日(木)参拝】光格天皇御胞塚所在地:京都市上京区荒神口通河原町西入護浄院清荒神内実は月輪陵から出町柳に向かう車中で光格天皇のウィキを確認してたら御胞塚(おんえなつか)がある事に今更気づき愕然…ww。慌てて場所を調べると幸いにも近かったので知恩寺のあと行ってきました。場所は廬山寺から南に350m行った荒神口通沿いにあります。正式名が常施無畏寺で通称が清荒神だそうです。
【平成29年11月16日(木)参拝】百万遍知恩寺には先日行った日野輝子墓や藤原定子墓の他に光格天皇典侍の姉小路聡子の墓もあります。光格天皇典侍姉小路聡子墓所在地:京都市左京区田中門前町103(百万遍知恩寺)墓地の門を潜り真っすぐ行くと後西天皇皇女墓の前に大きな松の木が立っています。その松の木の北側に玉垣で囲まれた姉小路聡子の墓が建っています。
【平成29年11月12日(日)参拝】廬山寺陵の東側に廬山寺の一般墓地があり、そこに慶光天皇女房で光格天皇生母である大江磐代の墓があります。光格天皇生母でありながら出自の低さから廬山寺陵に入れなかったのはあまりにも悲しすぎる…。廬山寺陵の玉垣東側から一般墓地に抜ける道がありそのまま少し行くとすぐに見つかります。大江磐代(おおえいわしろ、延享元年(1744年)-文化9年12月9
【平成29年11月2日(木)参拝】かの有名な本能寺に霊元天皇掌侍、五条庸子の墓があるので行ってきました。霊元天皇掌侍五条庸子石塔所在地:京都府京都市中京区寺町通御池通下ル下本能寺前町532(本能寺)最寄り駅は京都地下鉄「京都市役所前」ですが、自分は「出町柳」からなので京阪「三条」下車。総門は寺町通り側にあります。本堂
【平成29年10月27日(金)参拝】後西天皇妃藤原定子墓所在地:京都市左京区田中門前町103百万遍知恩寺墓地二度目の百万遍知恩寺。この後西天皇皇女墓の中に定子の墓があるようです。「京都名墓探訪」によると「生垣で囲まれた後西天皇皇女三宮の墓域
【平成29年10月26日(木)参拝】後水尾天皇典侍四辻継子一乗院墓所所在地:奈良県奈良市山町(円照寺宮墓西隣)一乗院墓所には与津子墓の他に同典侍の四辻継子の墓もあります。左から7つ目が継子の墓で院号の龍寶院が刻まれています。そして継子と後水尾帝との皇女「文察女王」の墓も円照寺宮墓にあります。左端が文察女王墓四辻継子後水尾天皇の典侍。(権中納言局)(?-1657)-四辻季継の娘・第十二皇子:尊光法親王(1645-1680)-徳川家光猶子・知恩院宮
【平成29年10月26日(木)参拝】後水尾天皇典侍四辻与津子一乗院墓所所在地:奈良県奈良市山町(円照寺宮墓西隣)後水尾帝にはたくさんの側室(後宮、典侍)がいたようで、ここ奈良の地にも側室の墓があります。場所はJR「帯解」から更に東に入った山の中にある「円照寺宮墓」。地図上では「霊元天皇皇女墓」を拡大して初めてその右に「後水尾天皇皇女墓」(円照寺宮墓)が出てくるので、少々判りにくいかも知れません。(帯解駅から東に約2.3km)この登り口から登っ
【平成29年10月25日(水)参拝】引き続き月輪陵。後水尾天皇皇后徳川和子陵御陵名:月輪陵陵形:九重塔所在地:京都市東山区今熊野泉山町泉涌寺皇后遇なので天皇本陵の次に記されている。徳川和子(とくがわまさこ・かずこ、慶長12年10月4日(1607年11月23日)-延宝6年6月15日(1678年8月2日))は、江戸時代前期の女性。徳川秀忠の娘(五女)で、徳川家康の内孫。後水尾天皇の中宮。明正天皇
【平成29年6月14日(水)参拝】後亀山天皇のウィキペディアの中に下記の一文が…『歴朝要紀』『陵墓一隅抄』は百重原陵(大阪府交野市私市の獅子窟寺内)を南方陵として挙げているが、これは同所にある亀山天皇供養塔の訛伝であろう。一応、これは確かめる必要があるので獅子窟寺まで行って来ました。獅子窟寺王の墓所在地:大阪府交野市私市2387場所は京阪「私市」駅から東へ徒歩で約30分。参道はかなりの急勾配なので車では行かないほうが良いと思います。
【平成29年6月10日(土)参拝】十津川の南帝陵から、車で1時間20分。となりの野迫川村にも伝承陵があるので、行って来ました。地図上ではとなり村なのですが、横断出来る道が無く、廻って廻ってやっとたどり着きました。野迫川村弓手原主要部にナビ設定すると最後はR371から脇道に入り三叉路付近で音声案内が終わります。その三叉路を左(北)に500m程行くと、左手に突然綺麗な御陵が現れます。長慶天皇陵所在地:奈良県吉野郡野迫川村弓手原宮内庁治定を思わせ
【平成29年6月10日(土)参拝】長慶天皇の伝承は、奈良十津川にも残っています。場所は、かの有名な谷瀬のつり橋から南へ約1.5km、国王トンネル北の側道からすぐの国王神社自宅から車で2時間…遠かった。長慶天皇南帝陵(御首塚)所在地:奈良県吉野郡十津川村上野地363-1(国王神社)
【平成29年5月3日(水)参拝】時代は後宇多帝から遡ること約500年…嵯峨天皇、檀林皇后(橘嘉智子)の石塔が京都の清凉寺にあるということなので寄ってみました。【清凉寺】所在地:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46いつみてもこの仁王門には圧倒されます。扁額には五臺山多宝塔
【平成29年4月25日(火)参拝】亀山帝火葬塚のあとは土御門、後嵯峨、亀山帝の親子孫三代の帝が眠る二尊院の三帝陵に行って来ました。火葬塚から嵐山公園を抜けるとトロッコ嵐山駅に出ますが、そのまま北上すると二尊院に辿り着きます。二尊院所在地:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27拝観料500円を納め境内に入ります。勅使門(唐門)本堂
【平成29年1月10日(火)訪問】2017年の巡礼事始めです。時代は現巡礼期の土御門帝崩御から725年遡ります。またまた「奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブック」の「狐井城山古墳」の解説欄に「武烈陵とする説あり」と書かれていたのを発見してしまったのです。(ちなみに先日、奈良まほろば検定奈良通2級受けてきました。)過去、治定陵(傍丘磐坏丘北陵)と大塚陵墓参考地(新山古墳)は一昨年の2月に参拝済なのですが(こちら)、新たに知ってしまったからには訪れないわけにはいきません。狐
【平成28年12月14日(水)参拝】またまた時代は在子から600年程遡りますが、奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブックを読んでたら、地元近くの吉田寺(きちでんじ)に孝徳天皇皇后で斉明天皇の皇女である間人皇女の墓があるとの記述を発見!灯台元暗しとはこのこととばかり、早速行って来ました。【吉田寺】所在地:生駒郡斑鳩町小吉田1-1-23寺伝によると、吉
【平成28年12月6日(火)参拝】後鳥羽天皇妃で土御門天皇の生母である源在子(承明門院)の治定陵は現在まで不明で決まってないのですが、伝承地が丹波篠山にありました。所在地:兵庫県篠山市火打岩県道301号線から東に入る三叉路に道標があります。(県道508号と交わる一つ北側の三叉路)三叉路から東に300m程行くと案内板が立っていました。ここから右奥500mに五輪塔があるようなので
【平成28年11月29日(火)参拝】いよいよ本格的遠征!下関方面への参拝ツアーを決行してきました。今回は、治定陵初め、お旅所、壇ノ浦入水地、陵墓参考地等を廻る予定なのですが、夜行バスの到着が1時間も遅れ、事前に予定してた行程が総崩れ…。考えたあげく当初の計画を180°変え、逆打ちで廻ることにしました。まずは、バス到着地の小倉から廻ります・・・!安徳天皇御陵の伝説はここ小倉にもありました。最寄駅はJR日田彦山線「志井公園」駅、若しくはモノレール終点駅「企救丘」。駅前の志井公園
【平成28年11月25日(金)参拝】安徳天皇の伝説は大阪の能勢にもあります。場所は、能勢の「野間の大けやき」の西1.3kmにある岩崎神社。ここ「野間の大けやき」には駐車場、トイレ完備でした。自分はここに車を止めて岩崎神社を目指します。岩崎神社はここから西に約15分程行った処にありました。【岩崎神社】所在地:大阪府能勢町野間出野ここ岩崎神社にも鳥居はありませんでした。
【平成28年11月18日(金)参拝】建礼門院五輪塔のあと、大歩危で一泊。翌日、東祖谷の栗枝渡八幡神社を目指します。国道とは名ばかりの殆ど対向が出来ない狭い道で苦労しましたが、ようやく近辺まできました。地図上では国道からそんなに遠くないように思えたんですが、なんのなんの…。国道439号線下瀬トンネルの東側に登り口がありました。車でも行けそうでしたが、近くだろうと思い徒歩で行きましたが、いやいや結局ひたすら登る羽目になるとは。。。