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沖2022年12月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。【見本誌を希望される方】・見本誌代は1冊500円です。・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより必要事項を入力してお申込みください。・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)をいたします。
昨日の“カンムリカイツブリ”に続き、水鳥で、今日は海の“アビ”です。冬鳥の“アビ”が来ていることは、すでに確認しておりました。でも、中々岸には近付いて来なくて、ずっと沖で浮かんでいるのを見ただけで…それが、今朝は、岸の近くに2羽が!!(せっかく近いのに、海霧のせいでクリアさに欠けています。)周りには、“カンムリカイツブリ”や“シノリガモ”も泳いでいて、それらに気を取られていて、“アビ”が混じっていることに、しばらく気付きませんでした…2羽で、くっ付いたまま、
沖中央例会特選句(令和4年10月1日)能村研三選【特選】蓮は実に亀より亀のこぼれたり甲州千草(評)上野の不忍池あたりで見た景であろうか。蓮の花が終わると、蜂の巣状に穴から熟れた実が、この穴から飛び出して水中に落ちる。池にいる亀も親亀の上に子亀が重なりあっていて、蓮の実が飛んでびっくりする瞬間であった。【準特選】水栓の残る更地や月天心川崎登美子(評)天心に月が輝く中、街を歩いているといつの間にか家が壊されて更地になった
沖東京例会特選句(令和4年10月9日)能村研三選【特選】器みな仕舞うてよりの十三夜甲州千草【評】昨日が十三夜だった。十三夜は十五夜とは違った風流さがある。夕食を終え後片付けも一段落したあとでいよいよと外へ出て十三夜を眺めた。夕食後の片付けの仕種にはいろいろな表現方法があるが、「器を仕舞う」と日本ならではの昔からの動きを表現し整えたのが良く、しっとりとした句になった。【準特選】木犀や映画は夢に続きたる鈴木光影【評】ここ
沖にある船を数えて海桐の実西池みどり海桐の実・・・海桐(とべら)は暖かい海岸付近によく見かけます。ここ湘南の海岸では、どこにでも見かけるのです。初夏に白い五弁の小さな花を咲かせ、秋に球形の実をつけます。この実が熟して次第に黄色く色づき、実が割れると赤い種子を見ることができるのです。沖にある船・・・写真の3枚目では見ることができません。そうすると余計に見たくなる。そういうものです。
沖2022年10月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。【見本誌を希望される方】・見本誌代は1冊500円です。・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより必要事項を入力してお申込みください。・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)をいたします。
沖東京例会特選句(令和4年9月11日)能村研三選【特選】綱引きの顔みな怖し鰯雲川高郷之助【評】子供の運動会で、子供というよりは父兄参加の綱引きであろう。その様子がよく見える。父兄達はみな真剣になり、ついつい本気が出てきて怖い顔になってしまったという面白い展開となった。「鰯雲」の季語の効果により、綱引きが終わった後、気持ちよく称えあったという景までが見えて来る【準特選】躙口屈みし我と月の入る平松うさぎ【評】月
「沖」中央例会特選句8月能村研三選【特選】蛍袋ただただ聞いてゐてくれし楠原幹子【評】蛍袋は、釣鐘型の花を下向きに俯いて咲く姿は控えめな印象がある。人間関係でも、人の悩みをただただ傾聴してくれる人はありがたいものである。この句、蛍袋が聞いてくれる一句一章の句として、聞いてくれるのは人間として二句一章の句としても読み取れる。【準特選】捲る捲る曝書が読書となる真昼高木嘉久【評】最初は書庫から本を出してきて曝書していたのだが、い
津波の動画です。海岸の近くの人は見て、知っておいてね。大きな地震があって、海を見たら、沖の方が白かったら、すぐ高台に逃げてね。>児童が「沖の方が白い」と声を上げ、津波だと分かった。日本海中部地震津波Thefirstvideooftsunamishotfromtheside,OgaCity,Akita,Japan(May26th,1983)-YouTubeさて、早明浦ダム貯水率ですが、昨日朝8時は、46.3%でした。>貯水率は46
沖2022年9月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。【見本誌を希望される方】・見本誌代は1冊500円です。・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより必要事項を入力してお申込みください。・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)をいたします。
こんばんわぅ!明日は8月25日モクモクモクヨウビ!さっ!今日も気張っていこ!
「沖」東京例会特選句(コロナ対策のため紙上句会8/14)能村研三選【特選】唐辛子の真つ赤日本の形して大橋松枝【評】地図上で見る日本のかたち、特に小学校の教室に掲げてあった地図は大きな太平洋に反身を突き出すかたちで真っ赤に着色されていた。自国を表す意味なのだろう。軒に干された唐辛子を見ていると何だか日本のかたちに見えてきた。日本の周囲も穏やかならぬ時代、日本の存在感が問われている時でもある。【準特選】新涼や等身大は生きやすし
2022年7月7日に「俳句四季」の第19回七夕まつりが東京市ヶ谷のホテルグランドヒル市ヶ谷で開かれました。そこで、本年の俳句四季各賞の授賞式があり、第9回俳句四季特別賞をいただきました。当日は「沖」からも多くの同人、会員が駆けつけてくださり、皆で喜びを分かち合うことができました。この時は、幸い比較的コロナも収まっているときでありました。
ICHIKAWAカルチャー&アーツフェアが市川市文化会館にて開催されています。8月15日~21日まで展示室にて沖主宰能村研三が会長を務める市川市俳句協会は短冊を展示しています。カルチャー&アーツフェアは4月にリニューアルオープンした市川市文化会館を会場として開催する文化芸術イベントです。21日まで開催しています。皆さま、是非ご来場ください。会場の様子
8/1918:45~放送のbayfm『ミンナノチカラ』に主宰能村研三が出演致します。819で俳句の日ということで俳句が取り上げられます。FM78.0または下記のradikoで是非お聴きください。2022年8月19日(金)18:45~19:00|ミンナノチカラ~CHIBA~|bayfm78|radiko三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。首都圏からのアクセスもよく、通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、自然とともにある生
南信濃支部設立25周年記念大会6月30日~7月1日大会の前日、岡谷市の照光寺の宮坂秋湖さんをお訪ねしました。日本にただ一つしかない蚕霊供養塔や仏画の六道輪廻図などを見せていただきました。秋湖さんは九十歳を越えていらっしゃいますが、とてもお元気で私たちを迎えてくれました。夕方、諏訪大社を参拝ちょうど茅の輪潜りの日でした。大会当日は諏訪市の貞松院、温泉寺などを吟行した後に記念句会を行いました。
「沖」中央例会特選句(令和4年7月2日)能村研三選【特選】曝涼の本に静かな威のありぬ栗坪和子【評】本と言うと栗坪さんだが、本を曝すのを曝書ではなく、曝涼と言われたのが本に対して一歩踏み込んでいる。本自体が何か光って見える。作者ならでは本にかける思いが「威」という言葉に繋がった。作者と本との関係が静かに見える良い景で、季語も効いている。【準特選】推敲の円周率めく溽暑かな宮岡弘【評】推敲の円周率めくという措辞が面白
東京例会特選句(令和4年7月10日)能村研三選【特選】スカイツリーの根張のあたりより夜涼辻美奈子【評】スカイツリーの根張りあたりが見えるところだから、かなり近いところから見た景であろうか。東京タワーとは違ったスリムに佇つスカイツリーの立ち姿は夜になるとライトアップもされて涼しさを感じる。【準特選】現在とふ過去の切つ先雲の峰中田とも子【評】現在と過去という時空を雲の峰という大きな季語で包み込んだ。現在というたった今は、今過ぎた
昨日超久々に叔父さんのアウトリガーカヌーで沖に出ました考えてみたら長男が生まれてから1度も沖に出てなかった午前中の仕事が終わった10時半頃出発して14時頃戻ってきたので仕事に支障なし✌️最高の天気☀️海の状態も最高めっちゃ気持ち~ツルンツルンのベタ凪太陽ジリジリだけど風がものすごく気持ちよくて海中公園は魚がいっぱい最高のシュノーケリングポイント☝️ササヨにブダイ、ツノダシ、ロクセンスズメダイ🐟アカバもいましたおにぎりの残りをあげるとぶわーと集まりなんとも神秘的🍙昔はウミヘ
沖2022年8月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。【見本誌を希望される方】・見本誌代は1冊500円です。・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより必要事項を入力してお申込みください。・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)をいたします。
【掲載情報】俳句四季7月号発売中の東京四季出版俳句四季7月号に主宰能村研三第9回俳句四季特別賞受賞について掲載されています。俳句四季2022年7月号-東京四季出版(tokyoshiki.co.jp)句集『神鵜』で第9回俳句四季特別賞を受賞いたしました。『神鵜』から自選12句が掲載されています。表彰式は7月7日にホテルグランドヒル市ヶ谷にて開催される「七夕まつり」にて行われます。
沖2022年7月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。【見本誌を希望される方】・見本誌代は1冊500円です。・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより必要事項を入力してお申込みください。・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)をいたします。
『沖』東京例会6月特選句能村研三選【特選】目の前に見てゐて滝の遥かなる川高郷之助【評】その滝は圧倒的に大きいのであろう、錯覚ではなく実際に目の前にある滝をよく見ていると遥か遠くのようにも見える。滝の見方にもよるが自然と奥行きが生まれてくる。滝の時の遥かな流れも感じられた。【準特選】かたつむり時間のかたち背負ひゆく菅原健一【評】時の日でもある。背負っている殻の形も時計とも見える。動きも急ぐことなく
6/9柏のカルチャーの皆様と松戸の本土寺を散策した。あじさいのお寺で有名だが花菖蒲が見事だった。あじさいはまだ少し早かったが6月中頃から見頃で多くの人で賑わうことでしょう。ようやくコロナから通常の活動が取り戻せてきている
沖6月中央例会特選句能村研三選【特選】包丁を使はぬサラダ夏来る甲州千草(評)最近のサラダは、食材の変化もあふってか、刻む物が少なくなり、レタスなど緑の葉の類が多くなってきている。包丁があまり使わない新しい生活スタイルなのかも知れない。「夏来る」の季語に緑の葉のみずみずしさを感じさせる。【準特選】三省堂の開かぬシャッター街薄暑高木嘉久(評)三省堂は建て替えのために閉まっている。いずれ復活するのだろうが、今本屋さんの仕事そのものが
最近はアジ🐟が余り釣れない🎣ので鯛🐟を狙って沖に出る🚤漁場に着くと直ぐに鯛🐟が釣れた🎣此で夕食に🍺鯛の刺身が🍣久し振りに食べれる。😍
登四郎忌5月24日先師能村登四郎の命日です。22日に沖創刊50周年記念新緑祝賀会を無事開催することができました。3度(厳密にいうと6度)の延期と大変困難な道のりでしたが沖の50年のあゆみを皆様と感じ笑顔溢れる和やかな会となりました。詳しいご報告は、写真等を交えて近日中に更新いたします。命日に先立ちまして、研三主宰が谷中延壽寺に墓参されました。延期の末、命日近くの日取りとなったのは巡り合わせだったのかもしれません
『沖』東京例会5月特選句能村研三選【特選】息詰めて筍一本討ち取れり道端齊【評】筍の産地ではなく地元の竹やぶの中のゴロっとした筍、一本を掘るのにも大変な野性味のある筍なのでしょう。たかが一本の筍堀りなのに真摯に向き合い真剣勝負をして取り組んでいるところを大げさに大仰に詠んでいるところに俳諧みが感じられる。気持ちの良い句。【準特選】杜若見る正眼の構へして森岡正作【評】杜若の葉は剣のようにまっすぐに尖っていて、花も濃い潔
『沖』東京例会4月特選句能村研三選【特選】鷹女忌の鞦韆誰も居ぬから漕ぐ千田百里【評】三橋鷹女の〈鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし〉を踏まえた句である。ぶらんこに順番待ちの列がなければ、待つ人からのじりじりとした羨望と嫉妬の眼差しを気にしないで漕いでおられる。つまり敵を作る事はないのだ。「誰も居ぬから漕ぐ」が鷹女俳句の世界を捕えて見事である。【準特選】剪定の切らぬリズムと切るリズム関根瑶華【評】多分庭師の仕事であろう。この枝は切
動画の配信のお知らせ俳人協会のホームページに能村研三主宰の講座の動画が公開されています。「第一句集を読む-師系を超えて(5)」第3回能村研三『田園』上田五千石「五千石星の軌跡」俳人協会令和4年春季俳句講座第3回動画配信是非ご覧ください。