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沖へゆく白き羽根欲し五月の陽フーザンボー白き羽根・白羽と言ったとき、想像するのは鷹でしょうか。白鳥でしょうか。カモメでしょうか。転生が叶うものなら、小生は鷹や白鳥にはなれないと思いますが、カモメにはなれるかも知れません。もしカモメになれたら、五月の青い海原を沖をめざして自由に飛んでみたいと思うのです。五月は生命力があふれ、何もかも瑞々しく美しい月。白き羽根が生える月。少女二人五月の濡れし森に入る西東三鬼
沖眺め芝に寝ころぶ五月の陽フーザンボー北海道では今ごろ桜が満開でしょうか。これから春本番ですね。ものの芽が何もかも一斉に芽吹き、春を謳歌するのです。日本は南北に長いですね。ここ湘南の地は、半袖姿の人が多く見られ、もう夏を実感しています。「五月の陽」。この言葉、格好いいと思いませんか。小生の言葉であればよいのですが、そうではありません。季語となっているものなのです。うすうすと窓に日のさす五月かな正岡子規
沖2022年5月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください『沖』は皆さまのご参加をお待ちしております。【見本誌を希望される方】・見本誌代は1冊500円です。・上記ホームページの見本誌・お問合せフォームより必要事項を入力してお申込みください。・担当者より折り返しご案内メール(もしくはお電話)をいたします。
昨日の鳰亭だよりのつづきとなりますが昨日の鳰亭だよりを見た主宰が短冊を見せてくれました。奔放に朴の新芽の紅翔てり研三4/21朝の朴の新芽ほぼすべての枝に新芽がでてきて若い緑と紅色で彩られています。成長がとても速く一日、目を離すと翌日は違う姿になっています。
4月20日二十四節気の『穀雨』「穀物を潤すしっとりとした恵みの雨」といわれていますが市川は今日一日少し肌寒く曇り空で時折、静かな雨が降っていました。久しぶりに鳰亭の様子をお知らせします。朴の新芽だいぶ開いてきました。新芽を守っていた固い殻のような表皮が弾け若い葉が出てきました。庭にたくさん朴の芽の表皮が落ちています。踏むとカリっと音がします。牡丹都忘れ萩の新芽都忘れ一輪草まだ少し肌寒い日があり
俳人協会花と緑の吟行会4月6日に俳人協会主催の「花と緑の吟行会」が開催されました。吟行地:東京都北区飛鳥山公園・王子神社・王子稲荷神社・名主の滝公園など大会賞、特選など多く選ばれました。「沖」のメンバーの活躍をご披露いたします。大会賞散り敷きて嵩なきものに花の塵栗原公子特選荒川線昭和の御代とフリージア栗坪和子弁当に落花の贅や飛鳥山石川笙児入選貝塚に貝の重なり飛花
「沖」中央例会4月4月2日山崎クリエーションセンター主宰・副主宰特選句講評能村研三選【特選】スキップの練習たんぽぽ踏まないで栗原公子最後のところでたんぽぽ踏まないで…と優しく言っているところが良かった。幼稚園児であろうか幼い子がスキップの練習をしているのだろう。可愛らしい句である。【準特選】春泥重く面会は十五分西井薫美子最近はコロナ禍の為、病院や老人介護施設等での面
掲載が遅くなりましたが、「第22回市川手児奈文学賞」入賞作品が発表となり沖の同人岡部玄治さんが大賞大沢美智子さんが佳作を受賞されました。第22回市川手児奈文学賞入賞作品|市川市公式Webサイト第22回市川手児奈文学賞入賞作品についての情報をご覧いただけます。www.city.ichikawa.lg.jp大賞黒松の鋼びかりとなりて冬岡部玄治佳作砂嘴名残る黒松の道けふ白露大沢美智子岡部さん、大沢さんおめでとうござ
沖2022年4月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください
3/28の真間川のさくら🌸だいぶ咲いてきました。30日ころには満開でしょうか
3/26今日は春の嵐風向きがよく変わる一日でした。その後の真間川の桜🌸の開花状況は3月25日朝つづいて3月26日朝同じ木を撮影してますが、低い位置は開いてきました🌸明日は気温が上がるようなので一気に開くかもしれませんね
鳰亭近くの真間川の桜🌸一昨日の雪昨日も低温が続きましたが今日はようやく少し戻ってきました。開花まであと少し🌸また桜の写真をお届けします。
令和4年3月沖東京例会(紙上句会)主宰・副主宰特選句講評能村研三選【特選】朧夜のジャズのしづくの洩れ来たる大矢恒彦【評】朧夜はあらゆるものが朦朧とかすんで見える。それと同時に耳からも朧夜の情趣を感じる。どこからかの家から洩れてきたジャズの音が感傷的な気分にさせてくれた。「ジャズのしづく」という表現もよかった【準特選】束ねたる書は知の地層春惜しむ峰崎成規【評】束ねられた書は、単に読まなくて積ん読の
こんばんわ!ブログの題名考えるのがめんどくさくなってきた今日この頃。明日3月17日はきゃー!!!る〇剣好きだったな~九頭〇閃~~っっ!!!
今朝の外房大原つる丸さんのヒラメ釣りの釣果は沖目で良型マハタキャッチ、嬉しいゲストですね〜❣️
海は空へ空は海へと霞みをりフーザンボー二日前に、「空と海線引きなくて夕霞」と詠んだのですが、凡句と思い、詠み直しました。しかし、詠もうとする対象が単純すぎることもあり、どのように詠んでも凡句しかできないのではないかと思うに至りました。こういう弁解をするようではダメですね。沖へ出て霞むほかなき島の鐘秋光泉児海は空へ空は海へと霞みをり
鳰亭ひなまつり私たちは三姉妹ということもあり、毎年とても華やかなひなまつりでした。おひなさまを飾ったのはおそらく約十年ぶりではないでしょうか。次女夫婦と母が心を込めて飾ってくれました。祖父登四郎の部屋の床の間にひな壇を設置しほかにもさまざまなおひなさまを飾り今思えばこのおひなさまの期間は祖父は、ちょっと窮屈な日々を送っていたのであろうと思われます。そんな話を主宰としていたところ登四郎の句にわが居間の十日のほどを雛に貸す
沖2022年3月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください
令和4年2月沖千葉例会紙上句会主宰・副主宰特選句講評能村研三選【特選】邪を削ぐ雪原のファインダー頓所敏雄(評)煩雑なものも覆い尽くしてくれる雪原。純真無垢な白い雪原ほど美しいものはない。カメラのファインダーを覗いても静寂な雪原の風景には邪が入り込む余地はない。【準特選】窓枠の木目明かりや春の雪稗田寿明(評)近年はアルミサッシなどの窓枠が主流だが、木の家の木目のある窓枠から見える春の雪明りは柔らかく優しさがある。
令和4年2月沖東京例会主宰・副主宰特選句講評能村研三選【特選】渇筆は風のかたちよ春隣宮坂恒子【評】渇筆とは筆の毛に空気が入り込むことにより生まれるかすれのことで、書の勢いや迫力を表現する時などに用いる。筆に風をはらませながら書くのである。春隣の季語が効いている。【準特選】早春のらせん階段空へ伸ぶ久間早苗【評】らせん階段はおおむね建物の外にあるのが主で途中に踊り場が無いので一気に駆け上がることが多
梅一輪一輪ほどの暖かさ服部嵐雪教科書で読んだ嵐雪の句がふと思い浮かぶまさに梅一輪が咲きました昨日は市川でも雪が積もりました今年は寒い日が多く例年より梅の開花が遅い気がいたします今日は陽が出たため積もった雪はだいぶ溶けましたがまた近いうちに雪が降る予想も出ています春まであともうすこし感染予防もしっかりと皆さまくれぐれもご自愛下さい
2月4日今日は立春千葉市の青葉の森公園の梅林の梅もほころびはじめました。公園内にある青葉の森文化ホールの2F展示室では能村研三主宰が会長を務める千葉県俳句作家協会の「青葉の森公園・俳句短冊展」が始まりました。出展俳句(32句)の解説写真付きで展示されています。沖からは主宰、田所節子さん、清水佑実子さん、稗田寿明さんが出品しています。展示期間は、2月4日(金)~2月13日(日)までです。皆様、ぜひこの短冊展をご覧ください。
沖同人上田玲子さんが句集『母あかり』をコールサック社から上梓されました。序文は能村研三主宰が、跋文は森岡正作副主宰が執筆しております。表紙のカバー装画はお母様の眠る会津の寺、龍興寺の蓮の花でご住職が撮られた写真です。上田さんは書道では師範の資格をお持ちの方ですが、句集には2枚のご自身で揮毫された書も挿入されています。新世紀華甲となりし初茜盆灯籠消さずに眠る母あかり書初の筆の命毛きはだてりはなびら持たぬ強さの吾亦紅会津嶺や夏うぐひす
中央例会(紙上句会)2月特選句能村研三選【特選】口といふ原始の楽器日脚伸ぶ大矢恒彦【評】楽器の歴史はかなり古くからあったように思うが、人間が口を使って音を発するようになったのは、小鳥のさえずりなどの動物の鳴き声を真似する事からはじまったと言われている。人間の素朴な歴史に思いを馳せた句で「日脚伸ぶ」の季語の斡旋もよい。【準特選】春立つや水平線はコップにも林昭太郎【評】水平線というと太平洋などの大海原を連想しがちだが、
一月往ねる二月逃げる三月去るという諺がある。正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを、調子よくいったものだが、ついこの間新年を迎えたと思ったが、あっと言う間に二月に入ってしまった。鳰亭の梅はまだ蕾でまだ開花してしないが、近くの葛飾八幡宮の境内の紅白の梅は早くも花がほころび始めた。オミクロンの感染者も毎日急増していて中々油断が出来ない。句会もしばらくは紙上句会が続くと思われる。編集部、業務部も自宅中心で行うこととなり、「沖」誌の発行が少し遅
沖2022年2月号ダイジェストを公開いたしました。https://www.oki-haiku.com/ぜひご覧ください
沖同人平松うさぎさん第一句集『襲』が上梓されました。序文は能村研三主宰が、跋文は森岡正作副主宰が執筆しております。平松うさぎさんは、日本刺繍をはじめ、書道、茶道、工芸、着物などの伝統文化を嗜む方。日本文化に共通するエッセンスを捉え、俳句という創造世界に映し出しています。表紙の題字は平松さんご本人の書です。秋麗や面の裏には朱のレ点角ありて角のやさしき水羊羹南南西の風泡立たす花ミモザ追鰹して春愁を断ち切りぬ空豆の一番端
3日前(19日)の撮影です。18日は、現地に留まって、近くの道の駅で車中泊でした。15日に初めて、このフィールドを訪れて、その時は日帰りだったのですが、まだまだ未知の部分があって、今回は2日間掛けて、散策してみました。朝のうちは、歩き回っても、フィールドに何の動きもなくて、海の方を眺めていると、「何やら、見慣れない水鳥が・・・」“アビ”のようです!!“オオハム”にも似ていますが、嘴が上に反っているように見えるのが、“アビ”の特徴です。沖をよく
こんばんわっ!はてさて、もう週末来ちゃいましたヨ!お楽しみの時間でっす!天までとどけこの想いっっっ明日はこんな気分です!さあイコーゼ!シグマに!!!マッテマース!!