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「女賭博師十番勝負」(1969)シリーズ第13作目をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は田中重雄。予告編はありません。兼松組の女壺振り師大滝銀子(江波杏子)が名人の留造(大坂志郎)をサシのサイコロ勝負で撃破して一躍名を上げます。彼女は大企業大滝海運の令嬢でしたが、父の他界後に大滝家と絶縁して賭博師に転身していました。そのため、父の三回忌への出席も二代目社長を継いだ兄の隆治(船越英二)に拒絶されます。兄貴が沢村専務(渡辺文雄)の言いなりになっていて、沢村と繋がり
「女賭博師さいころ化粧」(1969)シリーズ第12作目をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は井上芳夫。予告編はありません。甲州一帯の賭場を仕切る一切の権利を賭けたサイコロ勝負で三田村組の代打ちのイカサマが発覚。風間組の勝利となって、イカサマの責任を問われた辰造(水原浩一)はその場で首をドスで掻き切って自殺。縄張りを失った三田村(北竜二)は辰造の無実を信じていますが、相手側の疑惑を晴らすことができません。父の訃報を聞いた娘の銀子(江波杏子)は、クラブ歌手を辞めて
日曜日。てかもう年末かよ...気持ちの準備が追い付いてないわ。別にあれこれ忙しい訳じゃないんだけど、バタバタ落ち着かないというか...あ、金曜日に再び眼科に行ってちゃんと検査してもらったんだけどね、微妙に眼球に傷が付いちゃってたり、水が溜まっちゃってたりしてるようだけど、特に急を要するような「病気」ではないらしく、来年の3月まで様子を見てまた再検査ってことに。高血圧の治療の方も、たまたま服用した頭痛薬と降圧剤の「併用」が災いしたのか、あの4回目のコロナワクチンの悪夢再び
「女賭博師みだれ壷」(1968)人気シリーズ第11作をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は田中重雄。予告編はありません。年間300万人の参詣者で賑わうだるま大師。前年の大晦日に行われる花札勝負に勝った関東のヤクザが、翌年1年間のだるま大師境内に出店する利権を独占できます。大門組の代表として出場した"昇り龍のお銀"こと銀子(江波杏子)は、決勝戦で山川組が擁した"半眼の友造"(長門勇)に惜しくも敗退すると、1年後の勝利を目指して武者修行の旅に出ます。一方、だるま大
「女賭博師奥ノ院開帳」(1968)シリーズ第10作目をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は井上芳夫。予告編はありません。銀子(江波杏子)は清旭斉天風一座の売れっ子奇術師。根っからのバクチ好きなのが玉に瑕で、賭博通いをやめない銀子を非難した父の天風(見明凡太郎)と大ゲンカの末、勘当されます。それ以来、賭場を渡り歩く賭博師となった銀子は、いつしか"昇り龍のお銀"と呼ばれる存在になります。ある賭場で自分の未熟さを指摘してくれた老賭博師(伴淳三郎)のサイコロ捌きに驚嘆
「女賭博師絶縁状」(1968)人気シリーズ第9弾をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は田中重雄。予告編はありません。賭博師の名人決定戦の準決勝で、名人滝川(成田三樹夫)の前に敗れた銀子(江波杏子)。まだまだ修行が足りないと感じた銀子は立合人の山形(水原浩一)から辰吉という名人の存在を聞いて、弟子入りを志願。場末のラーメン屋の二階でわびしい下宿生活をする辰吉(島田正吾)の元へ足繫く通って、やっとのことで弟子にしてもらいます。徹夜も上等の辰吉の熱血指導でメキメキと
「女賭博師尼寺開帳」(1968)人気シリーズ第8弾をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は田中重雄。予告編はありません。大道詰将棋の露天商をしている辰造(大坂志郎)は根っからのバクチ好きで、賭場でのイカサマがバレて胴元にボコボコにされることもしばしば。その都度、露天商組合長の大五郎(志村喬)が助け舟を出すのは、辰造に銀子(江波杏子)という健気な一人娘がいるからです。父娘2人で暮らしていて、腹違いの兄留吉は銀子が小さい頃に家出したままで、どこかで博徒になっているよ
「女賭博師鉄火場破り」(1968)人気シリーズ第7弾をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は井上芳夫。予告編はありません。師匠の伸江(原知佐子)と一緒に渡り歩く全国各地の賭場でイカサマを次々と見破っている銀子(江波杏子)は、高い能力を賭場関係者に見せつけることで、女性参入が難しい壺振り師になろうと目論んでします。かつて壺振りをしていた伸江は、温泉町で按摩をやっていた銀子を一から育て上げてきたステージママ的存在。そんなある日、東京を拠点にする賭場の元締めで
「女賭博師乗り込む」(1968)女賭博師シリーズ第6作をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は田中重雄。予告編はありません。銀子(江波杏子)は実家深川の芸者稼業を嫌って、横井興業のお抱え壺振り師をしています。芸事のセンスがある妹昌代(安田道代)に芸者を継がせたいと思っていますが、昌代は「ピンキー・チックス」というガールズバンドの活動に熱を入れているのが悩みのタネ。横井社長(山茶花究)が情婦兼ストリッパーのユカリ(三条魔子)にストリップをさせて客を呼ぶ最近のやり方
「関東女賭博師」(1968)人気シリーズ第5弾をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は井上芳夫。予告編はありません。デパートでスリをしてるところを見られた銀子(江波杏子)が男に捕まります。この男は壷振りの名人だった辰吉(伊藤雄之助)で、壺振り師の素質を感じた彼女をスカウト。辰吉が自由自在に賽の目を出す技に驚いて弟子入りした銀子は、小料理屋の女中として働きながら、辰吉の指導でサイコロの腕を上達させていきます。実地の見学で訪れた賭場でも、一流の壺振り師のイカサマを全
「三匹の女賭博師」(1967)三大美女共演のシリーズ第4弾をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は田中重雄。予告編はありません。陣馬組二代目祐一の婚約者である千加(江波杏子)は腕利きの胴師でしたが、別の女と家出した二代目に代わって意識不明の初代組長惣介の看病をしていて、現在はクラブ『シド』のマダムとして一家の家計を支えています。惣介には父親譲りのギャンブル大好き女子大生夏子(安田道代)という娘もいます。子分で残っているのは代貸の鏑木(上野山功一)と鉄雄(長谷川明
「女賭場荒し」(1967)女賭博師シリーズ第三弾をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督は弓削太郎。予告編はありません。夜のバーで華麗なサイコロ捌きを見せてちょっとした小遣いを稼いでいるOLの銀子(江波杏子)。その様子を見ていた鉄五郎(成田三樹夫)に賭場で遊ばないかと誘われます。根っから勝負事が好きな銀子は銭湯の奥で開かれていた丁半バクチに参加して大コーフン。今後も個人的にレッスンしてあげるよと鉄五郎に言われてウキウキ。タクシー運転手の父の辰吉(加藤嘉)は元胴師で
「女賭博師」(1967)女賭博師シリーズ第二弾をAmazonプライムビデオで観ました。初見。監督が弓削太郎。予告編はありません。六本木でピアノバーを経営している24才の夏江(江波杏子)の裏の顔は女賭博師で、胴師の父源造(加藤嘉)仕込みの腕前と美貌を兼ね備えた人気胴師です。夏江の傍には父の弟子である松吉(山田吾一)が常にいます。ある温泉街の賭場で見慣れぬ女子大生の客(川口小枝)が全額勝負で連勝する様子を見て、彼女を徹底マークした夏江は次の勝負で倒すことに成功。スッカラカンにな
銀子の唄/いのち花ブルース江波杏子大映/日本コロンビアG-19ご本人は本意ではなかったようですが、江波杏子の代表作『女賭博師』シリーズ主題歌。1966年の第一作『女の賭場』から1971年2月封切の第17作でシリーズ最終作『新女賭博師壺ぐれ肌』。このレコードはその最終作に合わせてリリースされたようです。販売元が日本コロンビアに変わりますが、色々と大人の事情があったようです。大映はその年の暮れに不渡を出し破産。倒産してしまいます。元々大映/テイチクからリリースされたレコードの再発盤。
「出所祝い」出所祝いプレビュー1971年10月30日公開。東宝が東映に殴り込みをかけたやくざ映画。脚本:田坂啓・五社英雄監督:五社英雄出演者:仲代達矢、安藤昇、栗原小巻、江波杏子、黒沢年雄、夏八木勲、田中邦衛、丹波哲郎あらすじ:昭和四年、大正天皇崩御、今上天皇即位と、二度に渡る特赦があった。減刑の大恩典により榎家の岩橋清治(仲代達矢)、小野寺努(黒沢年雄)、観音組の尾関軍次郎(安藤昇)、そして流れ者の女彫りもの師お夕(江波杏子)が、各地の刑務
一番大好きな俳優、仲代達矢さんがお亡くなりになられました。そのことについては、インスタに少し書いたので、こちらでは割愛。最近、映画から離れつつあったのを、また引き戻してくださったのも仲代さん。今作も感銘の一作でした。--------------------------------------------------------------------------------東宝が初めて製作するやくざ映画。鬼才・五社英雄監督がけれん味あふれる演出力を発揮。下北半島でロケを敢行したダイ
11月3日で既に終了している展覧会ですが10月31日、サントリー美術館の『幕末土佐の天才絵師絵金』を鑑賞いたしました。前回ブログに書きましたように午前は上野の東京藝術大学大学美術館を行き、上野公園の桜並木の噴水のそばの石に座って持参したおにぎりを食べ、山手線で浜松町へ、そこで大江戸線の大門駅から六本木へ…いつもながらミッドタウンの中できょろきょろします。以前、NHKBSで放送された『絵金伝説』という番組を視ました。ナレーションが俳優の故江波杏子さん。低めの妖艶な声がおどろおどろ
BSトゥエルビで大映の「ガメラ𓆉」シリーズを放映しています。今夜は「大怪獣決闘ガメラ対バルゴン」(1966年、本編・田中重雄監督、特撮・湯浅憲明監督)でした。※ネタバレしません。4Kデジタル修復版!👇️夕方、東北で大きい地震があり津波注意報の表示が右に出ています。👇️バルゴン!!卵🥚は巨大な「オパール」にそっくり。👇️主演は本郷功次郎と江波杏子(ガメラとバルゴン?🙄)。👇️虹🌈と冷凍液を出す怪獣バルゴン。👇️某大☓城前でガメラとバルゴンが対決。👇️某大☓城の上を飛んでゆくガメラ。
『ある殺し屋』(1967年・大映/監督:森一生)小料理屋の主人・塩沢(市川雷蔵)は凄腕の殺し屋。ヤクザの建設屋木村組の組長(小池朝雄)から同業の大物ヤクザ大和田(松下達夫)の暗殺を2千万円で引き受けます。大和田を難なく始末した塩沢の腕に惚れた木村組の幹部・前田(成田三樹夫)は弟子入りを懇願。塩沢は、けんもほろろに拒絶。前田は、塩沢に助けてもらって塩沢の店の押しかけ女中となった圭子(野川由美子)と関係を持ち、圭子に塩沢の正体をバラします。圭子は塩沢を強請りますが相手にされず、前田に塩沢を殺して彼
渡辺プロダクションタレント友の会会報「YOUNGヤング」1983年5月号に掲載された前号に続き小柳ルミ子さん主演のドラマ「望郷」を紹介するグラビア記事です。今回は津川雅彦さん、藤岡弘さん、犬塚弘さん、初井言榮さん、江波杏子さんとの共演シーンの写真が載せられています。
本日10月27日は、江波杏子の没後7周年となります。それを記念して彼女の作品を紹介します。■江波杏子1942年10月15日-2018年10月27日東京都生まれ女優だった母・江波和子を幼い頃になくす。1959年高校在学中に大映に13期ニューフェイスとして入社。1960年『明日から大人だ』でデビュー。1966年初の主演作『女の賭場』※『女賭博師』シリーズ(~1971年)全17作1971年の大映倒産をきっかけに活躍の場をTVドラマにも広げる。『新女賭博師壷ぐれ肌』
キベレ女史、お茄子とだいこん葉、ありがとうございます!!☺️今回も、お漬け物や味噌汁に、有効活用させていただきました!!😃eラ-ニング活用ガイドAmazon(アマゾン)国勢調査、思ったより、時間がかからずに済んで、良かったです!!😲だからって、また、やりたいわけではありませんが!!😅それより、毎年、時間がかかるのが、eラーニング!!😤QRコードが、上手く読み取れなくて、結局、URLを、入力するはめになりました!!😥息子さんに、面倒を見てもらう同僚もいて、私も息子が
よくまあこんな経験を...・・・・・・・・・・・・・小学三年生の夏たしか16時からだったと思います。その時間に開館となって30分になってホラー映画が始まりました。そんな夏の映画を観に行ったのです。その帰り道で、ちょうどこんな感じかと思われるニュアンスの般若の大きな頭が上のイラストのようにありました。そんなバカなことはないと思いますが実際に、その経験がとてもリアルに感じられたことを覚えています。この経験が幻覚だったかもしれません。もしくは、物質的なものが実際
神保町シアター生誕90年よみがえる田宮二郎2025より製作:大映監督:田中徳三脚本:藤本義一撮影:武田千吉郎美術:西岡善信音楽:塚原哲夫出演:田宮二郎天知茂江波杏子坂本スミ子成田三樹夫水島道太郎1964年5月2日公開鴨井大介(田宮二郎)は、母の墓参のため高松に来ましたが、墓地がいつの間にかゴルフ場となっていたことに憤慨します。その一方で、彼は目力の強い美人(江波杏子)に出会い、彼女に惹かれます。その日宿に帰った大介は、偶然やくざにかこまれて口論する昼間の
神保町シアター生誕90年よみがえる田宮二郎2025より製作:大映監督:田中重雄脚本:高岩肇原作:高木彬光撮影:森田富士郎美術:上里忠男音楽:古谷充とザ・フレッシュメン出演:田宮二郎藤村志保江波杏子滝田裕介泉かおる早川雄三1965年11月13日公開瀬川(田宮二郎)は証券会社時代に拵えた莫大な負債に苦しんでいるとき、商事会社の社長沢井(滝田裕介)に拾われました。やがて沢井は、商事会社は隠れ蓑に過ぎず、本業は産業スパイであることを明かし、七洋化学の新製品を盗
今回のテーマは大映。特に倒産後の大映芸音、大映インターナショナル、コーラル音楽出版に着目しました。レコード編座頭市ビッグヒット歌謡任侠女一代加山雄三ヒットメロディー勝新太郎ポピュラーを唄うテレビ童謡パレード大忠臣蔵海と波止場演歌テナー&尺八日本のおとぎ話8トラ編渚まゆみゴールデンスターアルバムゴールデンポピュラー勝新太郎鎮魂軍歌珠玉編江波杏子藤巻潤魅力のすべてカセットテープ編女渡世人(日本サンテリア)スチール歌謡三条魔子西田佐知子
8月15日終戦記念日戦後80年。戦没者の魂が安らかにとお祈り申し上げます🙇黙祷🙏戦争体験者が年々お亡くなりになり、敗戦国である日本を語り継ぐ人達も少なくなり、戦争を知らない人口が上回りました。向田邦子原作終戦記念ドラマ【いつか見た青い空】YouTube動画、お借りしました🙇昭和20年、終戦間際の東京目黒に住む女所帯の家族の暮らしを丹念に描いた向田邦子作品。雨宮佳代(岸恵子さん)は、長女・文子(清水美砂さん)次女(戸田菜穂さん)と三女、出征して2年間音信不通の長男浩一(筒井道隆
5年ぶりに開催された「市川雷蔵映画祭」に続いて、東京・大阪で開催された同じく5年ぶりの「若尾文子映画祭」です。今回は彼女の出演作を2タイプに分け、「Side.A」と「Side.B」の各18作、トータルで36作品の上映。名古屋でも上映予定はありますが雷蔵の映画祭と同様に“セレクト上映”は間違いないので、大阪に出向きました。「Side.A」のラインナップを見ていて、たまたまスクリーン未見の2作品が連続上映される日があり、前日は2度目の大阪・関西万博の見学として予定を組みました。観賞した作品
今回は弓削太郎の大映作品を特集。彼も映画の斜陽化の犠牲者。監督を辞めた後は焼き鳥屋をやっていたらしいな。最後の亡くなり方は悲惨だった。MFH-1277与太郎戦記MFH-1280与太郎戦記女は幾万ありとてもMFH-1308浪越徳治郎の愛の三分間指圧MFB-1339夜のいそぎんちゃくMFH-1286陸軍落語兵DVD編FYK-182女賭博師FYK-183女賭場荒らしDABA-91394いそぎんちゃく
BSトゥエルビで大映「悪名一番」(1963年・田中徳三監督)を見ました。※ネタバレしません。今回は「東京だよ朝吉つぁん」です。敗戦日本も、朝鮮戦争で高度経済成長期突入。ビル建設ラッシュの東京が舞台。👇️八尾の朝吉(勝新太郎)。👇️弟分の清次(田宮二郎)。👇️(トラックの)運転手さん有難う!👇️大阪で暴れ回っていた2人ですが、ここは東京。👇️この2人が大活躍。👇️清次「せっかく東京に来たのやさかい、銀座や浅草へでも!♥️」👇️朝吉「遠足やない。アホ!💢」👈️徴兵されて大陸に十数年。