親からの虐待を受け、同じ施設に預けられた優希(中谷美紀)、梁平(椎名桔平)、笙一郎(渡部篤郎)。互いの似た境遇から、固い絆で結ばれることになった彼らは、密かに優希の父親・雄作の殺害を計画。それから間もなく雄作は山から滑落死してしまう。その後、成長した3人は17年ぶりに再会をはたし、優希は看護師、梁平は刑事、そして生一郎は笙一郎と改名し弁護士になっていた。だが運命的な再会を果たしても、彼らはいまだ癒えぬ深い心の傷を抱えていた・・・。3人の再会と時を同じくして、殺人事件が起こる。優希の母が殺害され、