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永浦干潟で金属ケージの回収(写真の左手前の列)。残っていた4個を掘り起こし、全24個の掘り起こしが終了した。あと、塩ビケージ(写真右)が10個残っているが、これらも来年2月までに掘り起こし、年度末に大学で廃棄する予定だ。いずれも研究室の学生が使っていたものだが、卒業まではどの学生も忙しいので、私が撤去を引き受けた。他には、合津マリンステーションの図書室の片付け。夕方から、環境DNA調査(樋合海岸)。
モニタリングサイト1000調査の初日。今日は、永浦干潟。雨だったが、教員・学生共に参加者が多く、助かった。ただ、定性調査ではカニ類がほとんど確認できなかったので、今月24,25日の補足調査で再度実施する必要がある。
大学公開実習(担当)。今日も永浦干潟で、ドローンを使っての生物調査実習。学生はグループでテーマを決め、ハクセンシオマネキやトビなどを撮影していた。話は変わるが、永浦干潟で1羽だけだが、初めてクロツラヘラサギを見た(写真)。
大学公開実習Dを担当。実習室でドローンの使い方などを解説した後、マリンステーションの前で実際に飛ばす練習をした。その後、潮も引いてきたので、永浦干潟へ。干潟に着くとスナメリの死体が打ち上がっており(写真:スナメリをついばんでいるのはトビ)、実習生はそちらの方が興味があるらしく、ドローンを飛行するまで、しばらく少し時間がかかった。しかし、天気にも恵まれ(暑いくらいだった)、ドローンの墜落もなく、無事野外での実習が終わった。マリンステーションに戻ってから、実習生は画像の処理、そして
午前中、満潮時に樋合海岸で環境DNA調査。いい天気だ。その後、マリンステーションでデスクワーク。午後の干潮時に、ドローンを使ってのアマモ調査。樋合海岸(写真)、ビジターセンター下、永浦干潟。ビジターセンター下は水深が深く、水が濁っていたので、海そう分布が把握できる映像は撮れなかった。潮がよく引く日に再撮影する必要がある。
モニタリングサイト1000(毎年)の同定・計数を終え、速報を執筆した。夕方、遠隔で行われた「環境省RLチェックシートワークショップ」に参加した。
モニタリングサイト1000(毎年)の同定・計数。今年度は5年毎の詳細な調査もあったが、その同定・計数は9月前半のほぼ終了、今日からは毎年の標本をチェックした(今日だけで75%が終了)。他には、研究室の片付けを進めた。
午後から、樋合海岸(上天草市)で、環境DNA調査。合津マリンステーションでデスクワークを行ったあと、夕方から、永浦干潟でケージの片付けなど。
樋合海岸(上天草市)で、環境DNA調査。その後、永浦干潟で温度ロガー回収・砂泥採集。合津マリンステーションで、海産外来生物原稿のチェック。温度ロガーでは地表温を測定した。最も地表温が高かったのは、8月20日午後1時34分の46.85℃。採集した砂泥は、700〜800℃で燃焼して有機物を飛ばし、来年になるが、ハクセンシオマネキの餌操作実験に使用する。
午後から、樋合海岸で環境DNA調査。夏休みの土曜日で人が多かったが、海岸の片隅で海水のろ過を行った。夕方から、ハクセンシオマネキ観察会。講師として参加。参加者は少なかったが、いずれも熱心で楽しかった。
ハクセンシオマネキ調査の7日目(最終日)。昨日に続き、餌を操作したオスの活動(特にwaving)をビデオ撮影した。最終日なので、干潮時刻が遅く、調査は午後7時までかかった。今日で今年度のハクセンシオマネキ調査がすべて終わった。天気に恵まれて(一度、ビデオ撮影中に小雨が降ったくらい)、助かった。ビデオのチェックに時間がかかりそうだが、これをやらないければ、実験がうまくいったかどうかもわからない。まあ、春までには何とかできるだろう。
ハクセンシオマネキ調査の6日目。今日・明日は、餌を操作したオスのビデオ撮影。観察予定の9個体のうち、3個体が活動しなかったので(フェンス外に逃亡した可能性もある)、予定より早く調査が終わった。
樋合海岸で、環境DNA調査。休日は人が多いので、夏場は平日に行うようにしている。アカテガニの死体にフナムシが群がっていたので撮影。ハクセンシオマネキ調査の5日目。観察個体18個体に対し、餌添付、砂散布、無操作(コントロール)の餌操作。明日は前半の9個体、明後日は後半の9個体の観察を行うことになる。餌操作の影響を見る実験なので、明日・明後日の天候が悪いと、今までの準備が水の泡になるが、今年は天気が安定しているので大丈夫だろう。なお、定年退職したのでタッチしていないが、今日から11
ハクセンシオマネキ調査の4日目。観察個体18個体を3グループに分け、餌添加、砂散布、無操作(コントロール)を行った。夕方、久しぶりに雨が降った。潮が満ちた後だったので、問題なし。
ハクセンシオマネキ調査の3日目。昨日に続き、オス9個体(昨日の9個体とは別)の活動を記録。また、昨日の9個体については、餌の操作(餌添加、砂散布、無操作を3個体ずつを行った)。7月後半から、にわか雨も降らない快晴が続いている。ハクセンシオマネキの観察にはいいが、自宅の畑の水やりが大変だ。
ハクセンシオマネキ調査の2日目。巣穴をマークしたオス(9個体)の活動を記録した。内容は、以下。(1)オスのモデルを近づけたときに威嚇をはじめたオスとモデルの距離、モデルを追い払うために巣穴を離れた距離(2)捕食者のモデル(3cm立方体)を近づけたときの巣穴逃避を開始したときのオスとモデルの距離(3)10分間の活動(上方からビデオ撮影)(4)メスのモデルを近づけたときのwaving(正面から撮影)
ハクセンシオマネキ調査の初日。7月上旬・下旬、8月上旬の大潮でデータを取るので、今回が今年最後のシリーズである。今日の作業は比較的楽で、明日から観察(ビデオ撮影)を行うオス(ハサミが再生ハサミではなく、甲幅13〜14mm)を直径30cmの透明フェンスで囲い、フェンス内の他個体を除去した。なお、甲幅は目分量で、実際の甲幅は採集・測定するまでわからない。
大学で、明日からのハクセンシオマネキ調査の準備。散布する餌や砂の定量・分別など。他には、9月末からの講義(生物環境特別講義)の準備など。
ハクセンシオマネキ調査の7日目(最終日)。昨日に続き、餌を操作したオスの活動(特にwaving)をビデオ撮影した。さすがに、最終日となると干潮時刻が遅く、調査は午後7時までかかった。明日からは、山口県・福岡県でカブトガニ調査だ。
ハクセンシオマネキ調査の6日目。今日・明日は、餌を操作した個体のビデオ撮影。wavingをローアングルで正面から撮影するのが、やや難しい。写真は、永浦干潟の潮下帯のアマモ場の生物を調査する山田研究室の学生。院生は、昨年、逸見・山田研だった学生である(私の退職で、指導教員が山田先生だけになった)。
樋合海岸(上天草市)で、環境DNA調査。今までは、土日に行うことが多かったが、夏の土日は人が多いので、月曜日に行うことにした。午後、永浦干潟で、ハクセンシオマネキ調査の5日目。今日は、餌量を操作しただけ。具体的には、餌、砂、海水(コントロール)のいずれかを巣穴の周りに散布した。写真は、砂を撒いた巣穴。700〜800度で90分間燃焼し、有機物を飛ばしている(いわゆる、強熱減量した砂)。
ハクセンシオマネキ調査の4日目。前回と同様、実験個体を3グループに分け、餌添付、砂散布、無操作(コントロール)を行った。まだまだ天気が不安定で、時々、弱い雨が降った。梅雨明けは、しばらく先かもしれない。写真は、住吉のシバナ。帰宅途中に撮影した。ヨシ原下部に生育することが多く、単独で群生するのは稀。
ハクセンシオマネキ調査の3日目。昨日に続き、ビデオで活動を記録した。今日と明日。合津マリンステーションは、熊本県の高校生物部会の科学部・生物部の研修で混雑しているので、立ち寄らすに帰宅した。
ハクセンシオマネキ調査の2日目。ビデオで、巣穴をマークした個体の活動を記録した。
ハクセンシオマネキ調査の初日。この夏、7月前後半の大潮、8月前半の大潮でデータを取るが、今回は7月後半の初日。30個体のオスの巣穴を透明フェンスで囲っているが、今日は、そのチェック。オスが入れ替わって、サイズが適当でなくなったもの、再生ハサミのオスに変わったもの、オスがいなくなったものは、適当なオスの巣穴に変更した。
ハクセンシオマネキ調査の7日目(最終日)。干潮が、16:36(43)と遅いこともあり、午後2時過ぎから干潟に出た。今日は、昨日までに撮影した個体の採集と測定。早めに帰宅し、明日からのカブトガニ調査の準備を行った。
ハクセンシオマネキ調査の6日目。ビデオ撮影は今日で終わり、明日は撮影個体の採集のみ。今年は粉末にして餌を海水に混ぜて、干潟に撒いているが、ちゃんと食べてくれている。
ハクセンシオマネキ調査の5日目。ありがたいことに、天気には恵まれており、雨は降っても干潟が濡れる程度で、ハクセンシオマネキの活動に影響はない。特定の個体の活動をビデオで記録しているので、その個体が活動してくれないとデータにならない。ただ、梅雨はまだ明けていないようで、7月9日からのカブトガニ調査(長崎県・佐賀県)が雨になりそうだ。
ハクセンシオマネキ調査の4日目。実験個体を3グループに分け、餌添付、砂散布、無操作(コントロール)を行った。その後、モニタリングサイト1000の補足調査。写真は、カラムシロ(右)とカニノテムシロ。どちらも、最近になって永浦干潟で確認された種。ちなみに、カニノテムシロには、マキガイイソギンチャクが付着している。
ハクセンシオマネキ調査の4日目。餌操作(餌散布・砂散布・コントロール)を行った、午後3時から、上天草市市役所で、上天草市SDGs行動推進協議会と環境審議会。それぞれ1時間くらいで終わった。時間はかかっても、もっと踏み込んだ議論ができるように工夫しないといけない(実は、どちらの会議も私が会長)。