越後屋(原健策)は吉原通いを慎むということを条件に他の取引先とともに千両を用立てる。そこからの帰途、次郎左衛門(片岡千恵蔵)は三月の太夫の披露目を八月まで延期するよう兵庫屋(三島雅夫)に談判に行くことにし、刀を治六(片岡英二郎)に預ける。兵庫屋ではちょうど玉鶴(水谷八重子)の位定めが行われており、彼女は松の位の太夫、八ツ橋となったのだった。兵庫屋から祝福されても浮かぬ顔の次郎左衛門。三月の披露目を廓名主に伝えたと言う兵庫屋に現金が不足しているから八月まで延期してほしいと言うが、兵庫屋はそれなら玉