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大河ドラマ『光る君へ』に、恋に生き、恋心を詠う和泉式部が登場したので、和泉式部について知ろうと思い読んでみた伝記小説『あくがれわが和泉式部(ウェッジ選書)[水原紫苑]』について和泉式部と夫の橘道貞、弾正宮為尊親王・帥宮敦道親王との思いを交わし合ったり、すれ違ったりする歌で構成される和泉式部の恋物語あくがれ:わが和泉式部(ウェッジ選書45)Amazonあくがれわが和泉式部(ウェッジ選書)[水原紫苑]楽天レビュー著者の水原紫苑さんは、Wikipe
《2015年6月19日》ころりと横になる今日が終わっている尾崎放哉[1]久しぶりに中学時代の同級生に電話をした。肝臓ガンから復帰して2年経ったので、一緒に出かけないかと誘いの電話だったのだが、昨日の検査で肺に転移していたことが分かって来週にも抗ガン剤治療を始めるのだという。「君は元気か?」と訊かれて「年相応に元気だが、年相応に弱ってもいる」などと曖昧に返して電話は終わった。私は元気である。とくに病んでいるところもない。だが、快調かといえば、そうともいえない。毎日が、気
遅ればせながら水原紫苑の『巴里(パリ)うたものがたり』を読み始めた♪楽しい私も行きたい。そして、こんなに自由に歩き回りたい。水原さんはカルチェラタンのホテルに滞在して、パリの教会、美術館などを見て回り、今、アヴィニョンに出かけたところまで読み進んだ。観光だけではもちろん無く、ソルボンヌの文明講座に通ったり、オンラインでホメロスやロシア語の講義を受けたりと意欲的だ。それにしても、63歳の水原さんが折に触れて老女と意識されているのに胸を突か
日曜の朝は朝日歌壇である。今日は、歌壇と俳壇の間にある、「短歌時評」の歌について。迢空賞を受賞した、水原紫苑の『快樂(けらく)』を論評していた。その中で最初に挙げられていた、次の歌にわたしは衝撃を受けた。飛ぶ鳥の明日は戦争なるゆゑに銀河の果てまで若者は逃げよ投稿歌人のわたしとは、レベルが違い過ぎる。「銀河の果てまで若者は逃げよ」は、わたしには到底詠めない。スケールが違う。「明日」の前に枕詞として置かれた「飛ぶ鳥の」が、結句の「若者は逃げよ」に効いている。枕詞の新
思潮社「現代詩手帖」は、詩を厭わせる毒を撒き散らしてきたのが好きでないけれど。(つまらない吉本隆明や誰彼の放言を宣伝して)。けれども、『吉原幸子全詩Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ』はとてもよい。Ⅲの彼女の朗読CDはよい。このCDに、私の敬愛する岡山のノートルダム清心女子大学の赤羽淑がこの詩人を招き確実に聴いていらしただろう朗読と話があり、その場での吉原幸子の話は心を全開に開き素直に、率直に語っていて、心に響き驚きました。現代詩ズレしていない。声はタバコと年齢のせいで、だみ声になってしまっていて、悲しいけれども
今朝は、ささやかな二題噺。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇25日(日)の日経朝刊の文化面(28面)に著名な歌人お二人の名が。そのお二人とは、水原紫苑氏と坂井修一氏。水原氏は、亡くなった愛犬(さくら)への思いについて縷々述べられたあと、今は、買い替えた新しいパソコンをその生まれ変わりとして慈しんでおられるようだ。なお、氏の顔写真が添えられていた。氏は、長い髪と和服とがトレードマークとかねがね承知していたが、今は長か
24日(水)は小雨の中を宇治へ。うっとりするようなお屋敷街を抜けて、宇治市源氏物語ミュージアムを訪ねた。映像が鑑賞できますと案内されて大きな映像展示室に入ったが、観客は私一人であった。アニメを2本観た。「浮舟」では宇治川に身投げして長い髪が川に広がるところは圧巻というか壮絶であったが、匂宮が中の君に一目惚れして京のお屋敷にお連れしました、というところには驚いたいくら何でもそんなにはしょ
油を落としてくれるって。大根にはそういう作用がある。ので、みぞれかつを選択することが多い。それにポン酢が好きということもある。大根おろしを食べているのか、かつを食べているのか、というほど、のっかってるのがいい。みぞれかつとはよく言ったもので、雪のみぞれに似ているからだけどほんとのみぞれは何を流してくれるんだろう。きらきらと冬木伸びゆく夢にして太陽はひとり泪こぼしぬ水原紫苑
白い花が好き。秋桜もどうしても白いのを写してしまう。寒い・・・とーっても肌寒くなって秋本番・・・母は「明日、寒いよ」とだけ言う電話をかけてくる。どこまでもありがたく、どこまでもあたたかい。<今日の好きな短歌>死ぬるまで愛しあふ鳥死を超えて愛しあふ鳥白ふかきいづれ水原紫苑
2018年9月12日曇り水原紫苑の血と月とわたくし水原さんは、師は春日井建で「新古典派」とも言われる。佐藤弓生さんの歌風にも影響を与えているのだろう。『くわんおん』から三首拾ってみた。血流のしづかなる夜のかなしみを神は知らずも観音は知る血流のしづかなる夜が修辞でかなしみが主語だろう。安静な夜、男が側にいない。男も女もフェロモンを出し誘惑するから意識しなくても身体は反応する。血液にホルモンが送られ肌は赤らみ息が荒くなる。冷たい肌はかなしくて、神様はしらんふりして観音様は優し
2018年8月1日晴れ火星が宵の空に赤く輝いている。日銀も少し軌道修正した。八月は波乱の予感。今日は、水原紫苑さんの「くあんおん」と遊んでみたい。「くわんおんはわれのごとくにうるはし」と夢に告げ来し百済人あはれ水原紫苑さんの歌はイメージが重なるのではなく、転生していく。夢と観音様と百済人。おそらく、百済観音が日本製なので、百済の人がかわいそうといいたいのか。われとは紫苑さん。美人だものな。血流のしづかなる夜のかなしみを神は知らずも観音は知る観音信仰は女性に多い。神って
2018年7月17日晴れ昨日は、滝川第二対今津。接戦ながら、滝川の二番手投手が踏ん張り、タイブレークを勝ち抜いた。規定では、13回からで、この暑さ二番手が居ない差がでた。百球が限度と言われるが、そんな気がした。今日は、水原紫苑さんの人と歌としたい。プロフィール1959年2月10日、神奈川県横浜市生まれ。]神奈川県立横浜翠嵐高等学校、早稲田大学文学部仏文科卒業、同大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。1986年「中部短歌会」に入会。1989年に第1歌集『びあんか』を刊行
逆光に目を背けない力あり。風だけじゃないね。大学のころに見たままの姿だった・・・<今日の好きな短歌>きらきらと冬木伸びゆく夢にして太陽はひとり泪こぼしぬ水原紫苑